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frankyono
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辰野町
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2010/01/29

  • #2024-011 「敗者のゲーム[原著第8版] チャールズ・エリス著 日本経済新聞出版

    長期のインデックス投資を勧める著者の意図が明確に書かれている。複利計算の有効性、アクティブ投資への素人のリスク、節税(IRAアメリカの個人退職勘定らしいが、日本ではNISA)など、自分の考えとよく合っている。敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版)チャール

  • #2024-010 「不機嫌な英語たち 」吉原真里著 晶文社

    ピーター・バラカンさんのTokyoFMの番組Midtown presents The Lifestyle MUSEUMで紹介されたアメリカ在住の日本人のエッセー。ハワイ大学でアメリカ研究をされている方が著者。小学校のころ父の転勤でカルフォルニア州サンタクララ郡クパチーノというところで学校に通ったと

  • #2024-009 「戦後背経済史 自由と平等の視点から」 猪本武徳著 中公新書

    古本屋で手に入れていた一冊。予想外に面白く、時系列的にまた戦後の各国事情、地域事情から米国の覇権にいたるまでの経済的な事象を解明している。戦後の運営はすでに1941年のチャーチル、ルーベルトによって大西洋懸章発表によって決めれらていた。そのことが、戦争だ

  • #2024-008 「灯台へ」 ヴァージニア・ウルフ著 御輿哲也訳

    モダニズムというジャンルのイギリスの小説。両大戦の間に起きたケンブリッジ大学の学生や作家、学者の集まりから生まれた。その中に経済学者のケインズもいた。ブルームズベリー・グループ.心理学、精神分析の発達による人間の心理の解明、描写が一つの関心が集まった。リア

  • #2024-007 「宮本武蔵 五輪書」 鎌田茂雄著 講談社

    宮本武蔵の武道の著ではあるが、私にはゴルフの教本とほとんど思えた。この太刀の持ち方はゴルフクラブの持ち方と同じである。太刀の持ち方 (水の巻第4節)太刀のとりやうは大ゆび人指ひとさしを浮ける心にもち、丈高指(中指)はしめずゆるまず、くすし指小指をしむる心

  • #2024-006 「ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門」後藤雅洋著 株式会社シンコーミュージック・エンターテイメント

    目が覚めるようなジャズ本だった。「モダンジャズ」やその後の「エレクトリックジャズ」しか、気に入らなかった私はこの後藤さんの指摘のとおりたかだか20年か30年くらいのジャズの歴史を追っていて、大局観を持って眺めれば100年という時間がジャズを育ててきた。カマシ・

  • #2024-005 「シガゴ・ソウルはどう世界をかえたのか?--黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史」 アーロン・コーエン著 夏目大訳 亜紀書房

    シカゴソウルというジャンルはあまり意識したことがなかった。カーティス・メイフィールドという歌手はしっていたが、シカゴとは知らなかった。あまり予備知識がないが、何人かは知っている人が出てきた。ジインデペンデンス、モーリス・ホワイト(ラムゼイ・ルイスとグルー

  • #2024-004 「磯田道史と日本史を語ろう 達人たちと探る歴史の秘密」 磯田道史 文春新書

    文芸春秋と新潮社は週刊誌を出している以上、買わないと考えているが、本人から頂いた本なので読んだ。磯田先生の講演会を聞いた。愛知県のこの地方の歴史を調査して、講演の前段でお話があったが、それで半分の時間を使ってしまった。(笑)お人柄も大変気さくだ。この対談は

  • #2024-003 「バブルの物語」 ジョン・ケネス・ガルブレイス著

    再読。1991年版のガルブレイスの日本版への序文で日本のバブル崩壊とその後を心配しているのが慧眼である。やはりそうであったか?!2024年春、日経平均は4万円台を到達しその後もみ合っている。これはバブル化どうか?というときに多くの人がバブルでないと断定す

  • #2024-002「投資家のための債券投資ハンドブック」上田祐輝著 5バリューアカデミー

    今年は債券投資の年。特に米国債。FRBがすでに5.25%~5.5%から利上げをしない状況になってきている。いつ利下げをするかに話題は移っている。図表の文字が小いさすぎて読めないこと以外は、よくわかりやすい債券、国債、イールドカーブ、デュレーション、クレジット

  • #2024-001 「遺伝と平等」キャスリン・ペイジ・ハーデン著 新潮社

    遺伝子に関する研究をもとにポリジェニックスコアという指標を使った社会心理学によった研究。また遺伝くじ、日本では「親ガチャ」と言われる両親の遺伝をうけつぐのに選択権がないということについて、書かれている。「遺伝子がいかにして社会的不平等を引き起こすか」(第7

  • #2023-030 「日本の国難」中野剛志著 懇談者現代新書

    コロナ前の日本の経済状況であるので、あまり当たっていない。日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)中原圭介講談社2018-04-19

  • #2023-029 「パレスチナー聖地の紛争」船津 靖著 中公新書

    ルポタージュ風の解説書。現地で駐在した記者の現場の事実を積み重ねた内容。そのため、紛争、殺人、対抗、抵抗、そして自爆テロと現実のパレスチナとイスラエルの状況が、続く。パレスチナPLO アラファトイスラエル シャロンこの二人の対立と不信が世界をさらに不安に落と

  • #2023-028「脱植民地化とイギリス帝国 」北川勝彦編者 ミネルバ書房

    脱植民地化とイギリス帝国北川勝彦編者ミネルバ書房イギリス帝国と20世紀第4巻帝国論に対するさ「まざまな素材を提供しうる検討対象がイギリス帝国」というシリーズの巻頭趣旨に出てくる。私にとっては、大英帝国の衰退というテーマは初めてで、産業革命や政治経済のテーマ

  • #2023-027 [国家は巨大ITに勝てるのか」 小林泰明著 新潮新書

    読売新聞の記者として巨大IT GAFANと政府の戦いを記録したるポタージュ。テクノロジーで国家以上の力を持ち、資金力に物を言わせた政治ロビイスト活動による工作。正直、読後感はこれからも巨大IT企業は世界を制覇していくだろう。しかし、これらの企業が、現在のビジネス

  • #2023-025「暦ものがたり」岡田芳朗著 角川文庫

    暦は日本の古代エリートが中国から輸入した。目的は日本国全体の統治のための装置であった。百済の元嘉(げんか)暦を使用していた。欽明天皇14年(553)に医博士、易博士、暦博士が来日。持統天皇4年(690) 元嘉暦と儀鳳(ぎほう)暦の併用。天平18年(746)、21

  • #2023-026「大規模言語モデルは新たな知能か」

    オープンAI 生成AI 機械学習 ディープラーニング 様々なAIのツール、手法が新聞紙上で毎日でている。経営戦略上、必要と思いまず簡単の書籍からよむが、大変興味深かった。確率論によるコンピュータの学習は実は確率論が基本であった。今まであったAIブームは失敗の歴史

  • #2023‐024 「変異する資本主義」 中野剛志著 ダイヤモンド社

    シュンペンタ―の資本主義の定義1.物理的生産手段の私有をもつ2.私的利益と私的損失責任をもつ3.民間銀行による決算手段(銀行手形、預金)の創造社会主義の定義生産過程の運営をなんらかの公的機関にゆだねる制度バイデン政権の静かな革命新自由主義からポストケイン

  • #2023-023 「見えないものに耳をすます」 大友良英 稲葉敏郎著 アノニマ・スタジオ

    大友良英 ジャズギタリスト、NHKFM「Jazz Tonight」の司会者稲葉 敏郎 心臓専門医者 音楽、能に造詣が深い大友さんはともかく、稲葉さんはどこかのTVで観たことがあり、印象が深かった。NHKの対談番組での収録と追加対談をまとめたものである。音楽と医療の交わりの深さ

  • #2023-022 「英雄の心理学 時代が求める新しいヒーローヒロインたち」 小此木圭吾著 PHP文庫

    1984年発刊。中古本屋でかったもの。「モラトリアム人間の時代」というベストセラー作家である精神医学者。私も読んだ。日本の過去のから現代にいたる間に出現した「英雄」について、それを称賛する日本人の心理を開設する。1.NHK大河ドラマの影響2.家庭環境の変化3

  • #2023-021 「愛の年代記」 塩野七生著 新潮社

    久しぶりに塩野七生先生の小説。やはり、大変面白かった。女性でありながら、男性的な視点で書かれている。しかし、女性の怖さを充分伝えている。渾身の一打という感じ。大公比妃ビアンカ・カッペラの回想記エメラルド色の海 ビアンカリエリ伯爵夫人の2つの話がロマンティ

  • #2023-020 「風と雲の武士―河井継之助の士魂商才」 稲川 明雄著 恒文社

    河井継之助に関する本。以前長岡に訪れた時に買った本。再度河井継之助の生き方、合理的実利的な生き方、その上に「武士」であること。学びました。一番面白かったのは、戊辰戦争の時に奥羽列藩同盟であったはずの新発田藩が官軍に寝返った時の、「新発田の裏切り」という報

  • #2023-019 日清・日露戦争: シリーズ 日本近現代史 3 (岩波新書) 新書 原田敬一著

    この本はなぜか書庫にあった。たぶん、古本屋で大量に買ったときの一冊と思う。読み終えて、すなおに知らなかった史実が多いと感じた。事実のみを積み重ねたように書かれているが、最後の方で著者は日本の太平洋戦争に至る経緯の一つとして日清日露戦争を書き、その愚かさを

  • #2023-018 「河井継之助の言葉」 稲川明雄著 (株)新潟日報事業社

    新潟長岡花火を観に行ってきた。8月2日。翌日は市内観光。河井継之助記念館を再度訪れた。以前来た時に友の会に入った。河井継之助は、長岡藩の家老として抜擢され、戊辰戦争の時に東軍として戦った。司馬遼太郎の「峠」で描かれその人物像が多くのフアンを作った。私もその

  • #2023-017 [レビナス入門] 熊野純彦著 ちくま新書

    フッサールやハイデガーを師として仰ぐが、存在の了解を、さらに時間軸を加えた解釈をしている。 それは、私が現在、存在しているということを気づいたときにはすでに「現在」は過去となっており、<私>の誕生は、私が<私>に対して存在し、私は<私>を所有して

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