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絵本カフェ・トムテ https://cafe-tomte.jugem.jp/

絵本や紙芝居などの情報が掲載されています

オススメの絵本やネット上のホットな情報をリンクしています。絵本の読み聞かせの通信講座、全国の読み聞かせの日程なども掲載しています。

tomte
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大阪府
出身
和歌山県
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2010/01/10

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  • 最後のパンドラの箱

    最後のパンドラの箱 とうとう来る時が来てしまったようだ。回っていた独楽はいつか止まってしまうし、回っていた時計の針も止まってしまう。渡り鳥は方向感覚を失って風見鶏の塔にぶつかってしまい、地面にたたきつけられる。 世界各地

  • 都市伝説に巻き込まれた時の対処法

    都市伝説に巻き込まれた時の対処法 今日は何だか変な日だと思えることがある。普段やらないことをやってしまったり、起こらないことが起こったりします。気にしなければ何ともない些細な出来事です。テーブルの上のものの並びがちょっと変だとか、

  • ライト兄弟の前に空を飛んだ人

    ライト兄弟の前に空を飛んだ人 空気より重いものが空を飛ぶなんて誰も信じなかった時代があった。でもアメリカのライト兄弟の登場で、飛べることの証明がなされた。以来人類がより高くより長く飛べる技術を身につけていった。 もし翼が

  • 新人類誕生の歴史

    新人類誕生の歴史 AIの進歩で人類の進歩は、また一段階ステージがアップした。やりたくないしたくない作業をすべてAIに押し付けることができる。AIから文句もないし、こっちが危険にさらされることもない。AIはこちらの基本プログラムを正

  • 阿部家の幽霊

    阿部家の幽霊 阿部家は城下に屋敷を構える武家です。城勤めで、それなりの役職に就き不自由のない生活をしていました。阿部氏が城にいるときは、美しい妻・静が下女や下男を使い、家を守っていました。祝言を上げた当時は、子どもがいないことも気

  • 人が多い廃校

    人が多い廃校 児童数減少のため、とうとうその学校は廃校になることが決定した。今年の三月で長い歴史に幕が降ろされる。現在、全校生徒数8人。去年も今年も新一年生の入学予定は皆無。村での仕事が減って、人口減少が抑えられない。四月からは町

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    北海道:絵本作家やまだなおとさん読み聞かせ 1/23 兵庫:「かなしきデブ猫ちゃん」読み聞かせ会 2/4 北海道:イベント「ともにわ」日程:2月4日(土)10:00-1500会場:緑と語らいの広場えにあす ホール等内容:

  • 思い出を話すAI

    思い出を話すAI 家に一人いると誰とも話さなくなり、老け込んでしまうというので子どもらがAIロボットを買ってくれた。ボケ防止にもなるらしい。テレビのCMで見たことがあっただけで、AIロボットの最新版で優れているようだ。 

  • 教えてお月さん

    教えてお月さん 一度回って見せてと言われて、重い体を回してみたら、その時慣性の法則が生まれて、ずっと回り続けている。身をくねらしてみたが、まるで止まる気配はない。回りだして、かれこれ46億年になる。 止まらないのは、止め

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    山梨:2月のおはなし会のお知らせ 1/18 愛知:絵本やラジオ体操で異文化学ぶ 2/18 東京:絵本読み聞かせアプリで子どもの想像力&考える力を 1/19 宮城:読み聞かせボランティア募集 1/19 

  • 台所の口笛吹き

    台所の口笛吹き 最近、誰もいない台所から口笛が聞こえてくる。この家に住んでいるのは、ぼくと猫の小鉄の二人きり。台所にいることが多い小鉄が、口笛を吹いているところなんて一度も見たことがない。もし口笛が吹ける猫がいたなら、世界中から注

  • 雨の木を植えよう

    雨の木を植えよう 雨が少なく日照りが続く国には、雨の木を植えよう。普通急に雨が降ってきたなら、傘も持っていないし、雨宿りをしないといけない。家の軒下とか、大きな木があれば木が大きな傘になってくれる。 雨の木は傘にはなって

  • ぼくは死んでしまった

    ぼくは死んでしまった ある朝、ぼくは突然死んでしまった。朝のニュースで流れていた。正確に言うと、ぼくが死んだのは、昨日の夕方の交通事故だった。カーブを走っていたら対向車線の車が、センターラインを大きくはみ出してきた。危ないと思って

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    秋田:ABSアナウンサー読み聞かせ隊 1/17 東京:保育園実習で絵本読み聞かせなどでの交流 1/17 広島:子どもと本を結ぶボランティア養成講座 2/10 山口:大震災の記憶を風化させないため絵本読み聞かせ

  • シロロローフォーン

    シロロローフォーン 車輪の歌を聴きながら、ぼくらは横一列になり並んでいます。この歌を覚えて、いつかあなたに聴いてもらえたらと思う。あなたはそれまで元気でいてくれますか。ぼくらは覚えが悪いので、あなたの命の長さとの競争です。まるで長

  • 財布を落とした

    財布を落とした 電車でスリに財布を取られてしまった。顔が何となく浮かぶ。嫌な予感がした。横に来て、変な動きをするから、もっと注意しておくべきだった。予感は大事だ。盗まれた財布はもっと大事だ。今頃になってフツフツと怒りが込み上げてき

  • お掃除ロボットを買った

    お掃除ロボットを買った 昭和の三種の神器は、「電気洗濯機」「電気冷蔵庫」「白黒テレビ」です。揃えるのに両親は一所懸命働いた。朝から星がたくさん出るまで働いた。共働きをしないと揃えることはできない。家の前の店にテレビが来たときは、近

  • Hey Siriうっせぇ!

    Hey Siriうっせぇ! 好きな人と話していたら、Siriが割り込んできた。何様のつもり。話すのが苦手だから助けてくれているのか。まるで心があるようにふるまって、こちらの感情を逆なでしてくる。「Hey Siri」ちょっと黙ってい

  • 言葉にならないもの

    言葉にならないもの 好きな人ができても、告白して言葉にできないことがある。その好きが自分の中で伝えられる言葉になっていない。頭にあるけれど、まだ声に出せる言葉になっていない。言葉になっていても伝わらないものもある。 「こ

  • 世界は二つ

    世界は二つ 自分には自分の世界が存在する。その家にはその家の世界がある。その町にもその町の世界がある。気づいたかもしれないが、その国にもその国の世界が存在する。その世界たちは円になって囲まれている。 円はその世界のテリト

  • 世界は言葉でできている

    世界は言葉でできている 家で飼っている犬は、普段鳴かないのに、人が来ると鳴く。耳がいいのか玄関ベルが鳴る前にワンとなく。こちらが動かないとワンワンと鳴く。動く気がないとワンワーンと悲しそうに泣く。犬の世界はワンという言葉でできてい

  • イタチの証明

    イタチの証明 イタチがやってきた。「富士山は高いなあ。日本一だ」と言いました。そこへネズミがやってきて、「イタチさんよく見てくださいよ。あそこにぽっかり白い雲があるけど、雲の方が高いよ」たちまち富士山より雲が高いと、ネズミに証明さ

  • 兄弟の渡し船

    兄弟の渡し船 村には兄が住んでいて、対岸の町に弟が住んでいた。兄弟は仲良く対岸同士で渡し船の仕事をしていた。渡し船の仕事は朝から日が沈むまでの時間。昼飯時は、交互に取っていた。基本夜や雨で流れがきついとき、風のあるときは、転覆の危

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    千葉:絵本「雨を降らせた龍」読み聞かせ会 1/28 京都:小学校で20年続く本読み聞かせ 1/12 石川:七尾市に寄贈した四十二冊の絵本 1/12 神奈川:おおそねちびサロン2月の予定 1/12 神奈

  • 阪神ファンになった

    阪神ファンになった 今日はこどもの日だ。甲子園に来ていた観客は、やっぱり子どもが多かった。子どもに人気のあるものがいいかと思ったが、売り上げマージンがいいのはビールらしい。バイトをしに来ているので、ビールの販売員になった。思ったよ

  • 靴が走れと言う

    靴が走れと言う 一年経って、また一年。時が過ぎていく。季節が変わり、春が来たかと思うと、すぐ夏が来てしまった。アキちゃんは遠い病院にいた。アキちゃんは可愛いから、いじめたくなる。こちらが二つ上なので、アキちゃんは本気で反撃してこな

  • 畑に種をまく

    畑に種をまく 気の遠くなるような広い広い畑に種をまいた。いろんな種類の種をまいた。当然ながらまいてもすぐに芽を出さない。辛抱強く待たなければならない。機が熟して芽が出始める。ここでも我慢が必要になる。 ちょっと出た芽をつ

  • 朝、起きられない人のために

    朝、起きられない人のために 寒さが苦手な人がいる。寒がり屋の布団は小さな山になって丸まっている。時計が忙しくなっているのに、音が小さくて、冬眠している寒がり屋には聞こえない。今日もまた遅刻だ。「明日遅刻したらクビ」と釘を刺された。

  • 大きなネズミヌートリア

    大きなネズミヌートリア 畑が荒らされると役所に相談があった。イノシシが山から降りてきたかもしれないと、念のため猟友会の人について来てもらって、夜通し番をした。イノシシではなく、大きなネズミだった。カメラを持っていたので、帰って映像

  • 無事大学受験を終えたけれど

    無事大学受験を終えたけれど いい大学に入って、いい会社に入って、幸せな家庭を持ってと人生設計はできていた。そのためにはまず、大学受験が難関だ。高い月謝を払って人気の塾に通った。猛勉強したが、希望の大学には入れそうにない。 

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:音声付きのオリジナル絵本「はじまりのものがたり」 1/11 北海道:交流サロンで読み聞かせ会 1/10 兵庫:子どもたちの想像力を無限に引き出す絵本の力 1/10 福井:昼休みの時間に子どもたちに絵本の読

  • AIに仕事を奪われる

    AIに仕事を奪われる 何年か前から、AIに仕事が奪われるという脅迫を受けた。だけど、奪われた人に会わないし、奪ってもくれない。仕事を奪われて、仕事をしなくていいと思ったのに、今も目覚まし時計に起こされて、満員電車に詰め込まれている

  • 天才は時代の先を行く

    天才は時代の先を行く 「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」とエジソンが言ったそうです。私は天才ではないが、努力の天才だと、自らを天才だと言ってのけた。本当は「天才とは、99%のひらめきと1%の努力である」がばれないよう

  • 街の福男

    街の福男 毎年、街では新年に福男を決めるイベントがあります。毎回30人の中から選ばれます。上位3人は、次の年には参加が無条件にエントリーされます。女性でも参加できるのですが、これまで優勝できた人はいませんでした。体力勝負なところが

  • 今を生きる人

    今を生きる人 講演会のテーマは『今を生きる』です。講演会は人気で、立ち見でもいいからと問い合わせが後を絶たない。講演者は、今尾生人氏です。今尾氏の言葉を聞いて、人生が180度変わった人が数え切れないくらいいます。今尾氏は、今という

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    北海道:読み聞かせ活動「onちゃんおはなし隊」 1/8 大阪:食べかけの絵本 1/8 岩手:高校生が児童に読み聞かせと工作指導 1/7 大阪:パネルシアター「福笑い」の台本 1/9 ★ 絵本ランキング

  • 卵を抱いて寝ている

    卵を抱いて寝ている スーパーで卵を買ってきて抱いて寝ていたら、卵はいつの間にか腐って臭くなっていた。卵の中のタンパク質が分解して、硫化水素になるらしい。この硫化水素が悪臭を放つ。デモ隊が卵を投げることがあるが、あまり効果があると思

  • パネルシアター「福笑い」の台本

    パネルシアター「福笑い」の台本 【絵人形】目2、鼻、口、眉2、頬紅2豚の鼻、煙草を吸う口お多福の輪郭、目隠し、タイトル 【作り方】イラストを参考に、彩色します。絵の具が乾いたら、絵人形の周囲1cmほど余白を残し、切り取り

  • 私のバレリーナ

    私のバレリーナ バレリーナは見事にきれいに踊ります。トウシューズでクルクル回転します。見ているだけで、目が回りそうです。実は私もバレエダンサーを目指していました。『白鳥の湖』を観劇したのがきっかけでした。 体育の跳び箱の

  • 食べかけの絵本

    食べかけの絵本 絵本の読み聞かせは、子どもの想像力を掻き立てます。ということは、想像力が培われるということです。幼児に絵本を与えればいいと思って、絵本を与える。でも子どもは、そこに何があるのか、そもそも絵本って何なのかがわからない

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    神奈川:親子向け絵本読み聞かせ 1/12 広島:こども図書館 1月のおはなし会 1/5 大分:絵本読む喜びを赤ちゃんに 1/5 京都:ママ・パパじかんを過ごそう 1/17 大阪:コミプラ出張おはなし会

  • ロボットに心はあるのか

    ロボットに心はあるのか ロボットが身近に見ることが多くなってきた。レストランに行くと、注文を取ってくれて、配膳もしてくれる。ホテルでは、最高のおもてなしでチェックインの対応をしてくれる。家庭では介護の世話もやってくれる。空港では猫

  • 正月はめでたくない

    正月はめでたくない お正月は新年になってめでたいものである。「おめでとう」の言葉がここかしこから聞こえてくる。でも中には、めでたくないと思っている人もいる。元日生まれの人は、「新年のおめでとう」と「誕生日のおめでとう」を一緒にされ

  • 雲のタクシー乗り場

    雲のタクシー乗り場 飲み疲れて寝過ごしてしまった。最終電車で駅に着いた。千鳥足で出口の改札は遠かった。バスはもうなかった。仕方ないので、タクシー乗り場に並んだ。最後のタクシーが出ていった。もう少し早く来ていれば乗れたのに、出て行っ

  • 神様気取りのG

    神様気取りのG この世界に神様がいるかどうかわからないけれど、神様気取りのやつはいる。いつも上から目線でこちらを見ている。ゴッドの頭文字をとって、組織Gの人はGと名付けよう。世界中に組織Gの触手は伸びている。豊富な資金で国をも牛耳

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:偏差値40台からの受験に「絵本の読み聞かせ」 1/3 兵庫:私設図書館「うさぎ文庫」はマンションにある 1/3 埼玉:育児に奮闘中のフリーアナウンサーは絵本専門士 1/2 全国:牛飼い農家さんが子どもたち

  • 防護服を着た宇宙人

    防護服を着た宇宙人 戦争に勝つのは、昔はむつかしかった。丈夫な軍艦を作って、大砲をいくつも備える。撃ち合いをして、大きな弾丸がよく飛ぶ大砲を持っているほうが勝った。ところが戦闘機が現れて、縦横無尽に攻撃されたら、頑丈な軍艦も沈んで

  • 巨木の森の先生

    巨木の森の先生 巨木の森がありました。この森の恩恵にあずかる動植物が多くいます。もしなくなったら、住む家をなくして路頭に迷う虫や動物がたくさんいます。みんな巨木の森があっての自分なのです。全幅の信頼を寄せています。 それ

  • トンボの宅配便

    トンボの宅配便 「バイオリンばかり弾いていちゃ、ダメだよ」とキリギリスはアリに言われました。冬になって、キリギリスは後悔しました。トンボも言われていました。「風になるんだって」「そう風になるんだ」「風になった気がするだけで、トンボ

  • 雨夜の月ネズミ

    雨夜の月ネズミ 戦国時代を生き抜いて、徳川幕府を築いた徳川も盤石ではなかった。幕府の転覆を狙っていたものがいた。その筆頭が由井正雪だが、ほかにも革命児がいっぱいいた。幕府の疑心暗鬼は尋常ではなかった。疑いがあるというだけでお家断絶

  • 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨

    蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 木の上にいて、毎日びくびくしていたら、鳥やカマキリの餌食になるかもしれません。ここに、敵に身を委ねて勝利をつかんだ芋虫がいました。糸を垂らして、地面にするすると降りた芋虫です。 案の定、アリに発見され

  • 砂漠のライオン

    砂漠のライオン 大草原のキングと言えば、百獣の王ライオンです。そのたてがみを見れば、誰もが震えあがります。ハイエナはペコペコ頭を下げて、申し訳なさそうに距離を置いて歩きました。そんなイメージのライオンですが、砂漠のライオンは違いま

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