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  • ごまめ自家製うどん・968~2023.08.31

    ごまめ自家製うどん・968~2023.08.31“手打ちざるうどん”今日は久しぶりに、自家製手打ちうどんを。春から腰を痛めてうどんを打つのを中止してましたが、半年ぶりに打つ。結果から言うと、70点。上手くいかない部分があちらこちらで起こって残念。せわしなくやるのは嫌なので、昨晩より打ち出して三度目の寝かしは12時間かける。朝起きるとやはり熟成というよりは、柔らかくダレダレで伸び放題。麺棒で薄くのばせるが逆に手ごたえが無くて頼りない。ましてや包丁が錆びついて切れ味も悪く、思うように切れず、幅にもバラつき出てがっかり。こういう時は、もう一度師匠に教えて頂いたことを思い出し、寝かしも5時間にと原点に戻ることだと痛感しましたな。小麦粉:日清製粉(雀)1㎏塩水:520ℊ=塩60ℊ+水460ℊ(ボーメ)11.5%加水...ごまめ自家製うどん・968~2023.08.31

  • 桃を煮るひと~くどうれいん

    桃を煮るひとくどうれいんミシマ社☆☆☆☆歌人のくどうれいん(工藤玲音)さんの食べ物に関するエッセイ。何気ない日常に口にする食べもの。・カリカリ梅、オニオンスープ、炒飯、ミニトマト、さくらんぼ、じゃがいもの味噌汁、細パスタ、瓶ウニ、キャベツ、レタス、シーザーサラダ、桃、おにぎり、はんぺん、小葱、どらやき、ごぼう、柿、梨、大根、くるみ餅、生春巻き、苺ジュース、とろろ、ふきのとう、なぜ列記したかというと、来年用の歌集のために10月までに短歌20首を詠まなければということで、今年は、食いしん坊のごまめですから、くどうさんを真似て、食べもので詠んでみようかと・・・。そのヒントになればとまずは、数撃ちゃ当たると粗削りでも詠みだすことですな。二月になれば、歌集ができますので、その時は胸を張ってお披露目したいですな。桃を煮るひと~くどうれいん

  • 幸せになる聞き方・話し方~五木寛之

    人生のレシピ幸せになる聞き方・話し方(教養・文化シリーズ)五木寛之NHK出版☆☆☆五木寛之が多くの対談で習得したこととは。ひと言で言うと対談の秘訣は「対談する人を好きになること」。逆を言えば「嫌いな人とは対談しないこと」。考えてみれば簡単なことですな。この歳になれば、無理をしない、嫌いなことは避ける、好きなことだけをする。これに尽きますな。幸せになる聞き方・話し方~五木寛之

  • ごまめ自家製らーめん・967~2023.08.30

    ごまめ自家製らーめん・967~2023.08.30“野菜チャンポンめん”イトメンのチャンポンめんを使って野菜たっぷりのらーめんを。豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しめじ、残っているのを炒めてらーめんの上に載せる。このイトメンのラーメン、あっさり目で何を載せても合う優れもの、結構好きなインスタントでおます。ごまめ自家製らーめん・967~2023.08.30

  • ごまめ自家製パスタ・966~2023.08.29

    ごまめ自家製パスタ・966~2023.08.29“ナポリタンスパゲッティ”ナポリタンをウィンナ、玉ねぎ、ピーマン、茄子、を入れての煮込む、炒める、どちらと悩みながらも作ったパスタ。伸びぎみのナポリタンも良いんですが、そこはやはり硬めに茹でて正統パスタ寄りの仕上げ。いずれににしても美味しい一杯でおました。ごまめ自家製パスタ・966~2023.08.29

  • 「近くの教え・29」~2023.08.29

    「近くの教え・29」~2023.08.29朝ドラの「らんまん」で一躍注目の、雑草。「雑草」、「庶民」「大衆」「一般市民」「一般社員」「無名」など何とも言えない十把ひとからげの優越的な言葉たち、昨今「国民」が同等の匂いがするのには危惧しますな。雑草と名のつく草は無いのにそう呼んでいる見事な花を咲かせているのに「近くの教え・29」~2023.08.29

  • ごまめ自家製焼きそば・965~2023.08.28

    ごまめ自家製焼きそば・965~2023.08.28“中華焼きそば”中華焼きそばを作る。太めの生中華麺があったので、初めて上海風の味付けに挑戦。シャンタンにオイスターソース、しょうゆ、酒、みりん、を水に溶かしこんでから調味スープを作る。それからまず麺をからからに焼いてから一度取り出す。たっぷりの豚肉を炒め、小松菜、にんじん、もやしを二袋、ニラを入れてから小口唐辛子と調理スープを入れて少し味をなじませてから除けてあった麺を投入、麺にスープを吸わせてから、麺だけ先にお皿に盛りつける、残った具材とスープを片栗粉でとろみをつけてから麺の上にかける。こうして、文章で説明するとなんと細かく手間の要る作り方をしていることか・・・でも手間をかけた分だけ、味は最高、美味しい上海風焼きそばができましたで。ごまめ自家製焼きそば・965~2023.08.28

  • 老人力~赤瀬川原平

    老人力全一冊(ちくま文庫)赤瀬川原平筑摩書房☆☆☆☆歳を取ると忘れやすくなる、その時作者は「老人力がついてきた」という。老年期にさしかかると、どんどん「物忘れ」がパワーアップ、未知の新しい領域に踏み込んで、結構盛りあがると。挫折の効用は何かというと、力の限界がわかってくること。自分の力の限界が見えた後には、小さな楽しみがわいてくる。その限界の中ではむしろ有効に力が発揮され、その限られた世界が広がってくる。「趣味の世界」。趣味で動く。趣味の中で考える。趣味に没頭、なんだかある面ボケないとソンかも、中途半端な老人力の凡人はつまらなさそう・・・。そうです何事も究める、「老人力」。魅力ある課題ですな。老人力~赤瀬川原平

  • ごまめ自家製うどん・964~2023.08.27

    ごまめ自家製うどん・964~2023.08.27“薬味ぶっかけうどん”この前のが美味しかったので嫁さんにも食べてもらう。今回は前に無かった青葉とオクラとスダチ足して、だいこんおろし、生姜、茗荷、青ねぎ、胡瓜、天かす、海苔、の10種類の薬味の冷うどん。これは冷やうどんとともに美味しおます。ごまめ自家製うどん・964~2023.08.27

  • 和泉ワンコイン寄席特別公演~2023.08.26

    和泉ワンコイン寄席特別公演~2023.08.26楽しい和泉ワンコイン寄席の弥生の風ホールでの特別公演が終わりました。いつもは500円のワンコイン、今日は3000円ですが、鶴瓶さんの登場もあり600の席大ホールも満席。パンプレットには、2004年の11月27日の第1回から20年間、225回分の演者と演目の一覧表が付いていて見ているだけで楽しくなる。一、桂源太・・・・「道具屋」口跡がよくて、溌剌。そしてイケメン。NHKにも落語男子として出演。天吾さん、九ノ一さん、弥っこさん、文五郎さんに、この若手の充実度どうでおます。5年後、10年後楽しみでおますな。二、月亭天使・・・「子ほめ」もう、十年過ぎたベテランさん。女性落語家さんも増えて、今や20名、その中で色を付けるのは大変ですが、師匠の文都さんの十八番を順番にモ...和泉ワンコイン寄席特別公演~2023.08.26

  • Petit Format 展 ~2023.08.25

    PetitFormat展・主催:岸和田美術の会2023年8月24日~27日:岸和田市立自泉会館ギャラリー図書館友の会の詩の会員の方が、絵も描かれて展示会があると知り、自泉会館まで覗きに行く。厳選された力作ばかりが並んでいて、その中で気に入ったモノを写真撮らせていただきました。特に島和子さんの「或る日」と榎本美代さんの「想」の二枚は家に飾りたいですな。①、「或る日」島和子②、「想」榎本美代③、「俺本家の野田藤」片山茂樹④、「まなざし」榎本美代⑤、「stream」「whilpoo」辻義弘⑥、「梅雨の晴れ間」奥野芳子⑦、「真央尚ちゃん」奥野芳子⑧、「山の原木達」草山育子⑨、「ガラス器のある風景」上野道子①、「或る日」島和子②、「想」榎本美代③、「俺本家の野田藤」片山茂樹④、「まなざし」榎本美代⑤、「stream...PetitFormat展~2023.08.25

  • ごまめ自家製そば・963~2023.08.25

    ごまめ自家製そば・963~2023.08.25“ざるそば”暑い暑い日が続いて、今日もざるそば。美味しそうな蕎麦を茹でて、少し癖のあるいりこの麺つゆでいただく。でも美味しい蕎麦は、蕎麦湯をおつゆを割った時にどれだけの美味しい蕎麦湯になるかで分かりますね。ごまめ自家製そば・963~2023.08.25

  • やっぱり食べに行こう~原田マハ

    やっぱり食べに行こう。(毎日新聞出版)原田マハ毎日新聞出版☆☆☆☆原田マハさんのグルメ紀行。でも、超一流店ではなく、実際擬自分で普段使いされているお店の紹介で、親しみを感じる。朝ごはんの章では、バゲット、ヨーグルト、コーヒー、そしてバターとシンプルながら美味しそう、私はパンは地元のシャンソニエの「クルミ食パン」の六枚切りを一枚だけをほぼ365日飽きずに食べています。ただ普段はヨーグルトは無しですが、今朝は早速嫁さんが買ってあるのを頂きました。コーヒーもカフェオーレではなくストレートで、すぐに真似しごんぼです。それと、地方でのお気に入りのお店も紹介。そういえば、私も関西を中心に出張で楽しみにして何度も足を運んだ店があります。忘れないうちに記録しておきます。・鹿児島の「こむらさき」、もう一軒行きつけがあったの...やっぱり食べに行こう~原田マハ

  • ごまめ自家製うどん・962~2023.08.24

    ごまめ自家製うどん・962~2023.08.24“薬味うどん”インスタで見た“薬味うどん”が美味しそうだったので、まねしごんぼ。おろし、茗荷、胡瓜、生姜、青ねぎ、天かす、海苔、麺はちょうど買ってあった“讃岐ざるうどん”を6分半茹でて氷水で締める。いちばん合わないと思えたきゅりが独特の食感を加えて大活躍。旨い、美味しい、これはこの夏まだまだ作り続けますよ。ごまめ自家製うどん・962~2023.08.24

  • こちら葛飾亀有公園前派出所200巻・40周年記念特装版~秋本治

    こちら葛飾区亀有公園前派出所200巻40周年記念特装版(ジャンプコミックスDIGITAL)秋本治集英社☆☆☆☆息子が帰って来て、この頃いろんなモノを断捨離。捨てようとしていた本の中にこの本が。記念号だし、年寄りのもったいないの精神で読みだす。おもしろい、2016年の発刊なのに、既にドローン、顔認証、戦車、など今を先取り、なんでも新しいこと取りのこち亀さんですな。実は、漫画もそこそこ溜まっているので機会があれば読み始めたいですな。こちら葛飾亀有公園前派出所200巻・40周年記念特装版~秋本治

  • 飛び散れ、水たち~近江瞬

    飛び散れ、水たち近江瞬左右社☆☆☆枚方の関西医大に行ったあと駅前の蔦屋書店に。短歌のコーナーでふと手にしたのがこの本。数行のアオハルっぽい恋歌が目に飛び込んできて購入。歌集なんて、いつも偶然の出会いみたいにしてお買い上げ。歌人の名も知らなければ、何かの推薦でもなし。一つの歌だけで、惚れてしまうのですね。目に留まったのは、ふと君が僕の名前を呼ぶときに吸う息も風のひとつと思うそれはもうほとんどたましいたったふたつの雪見だいふく君と分ければ電線に届かず切られる街路樹の生命の高さに制限はあり傘立ての底に溜まった雨粒が粒から過去に変わる夜更けに過去なんてあるようでないすべり台塗り替えられた団地の中で「訳あり」と呼ばれてもいい傷付かず生きるのは難しいよな、煎餅筆談で祖父は「へへへ」と笑い声を書き足している険しき顔でビ...飛び散れ、水たち~近江瞬

  • ごまめ自家製うどん・961~2023.08.22

    ごまめ自家製うどん・961~2023.08.22“カレーうどん”昨晩のカレーを使って、“カレーうどん”を。少ししか残っていなかったので、CO-OPさんのカレールウを足して三人分に。野菜もしめじが無かったので玉ねぎと白ネギと薄揚げだけ足しましたが。とろみのついた和出汁ルウの旨味だけで味わうカレーうどんに。こんな、おうどん屋さん風のカレーうどんもたまにはよろしおますな。ごまめ自家製うどん・961~2023.08.22

  • 日本語人生百景・エッセイの名言~中村明

    日本語人生百景:エッセイの名言中村明青土社☆☆☆日本のエッセイとうたって、百景と言いながら96人で終えているところが粋。自分を入れても97。まだ三人足らないのですが・・・。まあ、これだけの人を紹介されていながら、エッセイ好きと自負しているごまめですが、やはりこの近年の50年の読書だけに限られていますな。純然たるエッセイと読んだことがあるのは、幸田文、坂口安吾、沢村貞子、安岡章太郎、吉行淳之介、向田邦子、青木玉、井上ひさし、俵万智の9名、一割にも満ちませんな。と言いながら、エッセイは旬のものですか、昔に遡って読む気にはなりませんな・・勉強不足、あいすまんこってでおます。日本語人生百景・エッセイの名言~中村明

  • 手打そば処 一琳庵・枚方市駅~2023.08.21

    手打そば処一琳庵・枚方市駅~2023.08.21“えび天おろしそば”関西医大の帰りに、違うお店とも思ったのだが、半年に一度しか来ない枚方市駅。やはり美味しくてリーゾナブル、そしてお店の雰囲気も好きな“一琳庵”へ。一琳定食(天丼とそば)でごはん少なめにしてもらって、そばを+50円でざるそばに変更しようと思っていたら、“遊鬼”という(えび天+おろし)のぶっかけがあるのでそれに。店主、お客の好みがわかっていらっしゃる。蕎麦湯も良いタイミングでお猪口とともに、「お出汁も少なければ足せますよ」ほんと痒いところに手が届く気遣い。もちろん、お蕎麦は細いがコシがあって旨いし、お出汁も蕎麦湯をいくら足しても薄くならず、それでいて濃くなく旨味だけが残る逸品。私にとってはちょっと多めのお蕎麦でしたが美味しく完食。今度は一年後の...手打そば処一琳庵・枚方市駅~2023.08.21

  • 講談放浪記~神田伯山

    講談放浪記神田伯山講談社☆☆☆☆神田伯山が講談を語る。「聖地巡礼」と講談の舞台の、「赤穂義士伝」の泉岳寺、「天保水滸伝」の房総、「源平盛衰記」の壇ノ浦、「出世の春駒」の愛宕神社、「四谷怪談」の於岩稲荷田宮神社、「寛永宮本武蔵伝」の巌流島を訪ねる。「講談師、見てきたようなウソをつき」と言われるけれど、「講釈師、見てきた上でウソをつき」と自分の目でみて確かめるのがよいと、そうするとウソも真実味が帯びてくると・・・。そして講談の語り場としての講釈場、定席の小屋を渇望する。大阪でも一緒ですな、毎日やっている小屋があって、今日は落語やなしに講談でもとふらりと寄れる小屋があればよいですな。天王寺か難波あたりに・・・そのためには、もとより数少ない講談師だけに協会自体一つにまとまるかまたは週替わりで開催するかいずれにして...講談放浪記~神田伯山

  • ごまめ自家製うどん・960~2023.08.20

    ごまめ自家製うどん・960~2023.08.20“天ぷらうどん”お惣菜の天ぷらを使っての“天ぷらうどん”、二匹しかない海老は嫁さんと息子に、優しいお父さん。そこで半分や三等分して私の鉢には、イカ、竹輪、れんこん、なす、にんじん、さつまいも、いんげん、これだけですが十分美味しおましたで・・・。ごまめ自家製うどん・960~2023.08.20

  • 第225回・和泉ワンコイン寄席~2023.08.19

    第225回・和泉ワンコイン寄席~2023.08.19一、月亭遊真・・・・「御公家女房」一年に一回、このワンコイン寄席で出会うのが多い遊真さん。もうベテランの雰囲気、噺は「延陽伯」ではなく九雀さん風の「御公家女房」。どこか洗練された演出で、もっちゃり感はなくてかっこいい。演出一つで長屋の空気が変わります。そこが落語のおもしろさ、演るときには、心がけないとイケないことですな。二、桂染八・・・・・「二人癖」「一杯のめる」と「つまらん」の口癖を直そうと、何気ない言葉や仕草の、癖ってありますよね。そんな日常生活の描写で笑いをとるなんて、こんな噺ほど難しいと、聴くと演るとは大違い。でもいつかものにしたい演目でおますな。三、笑福亭伯枝・・・「禁酒関所」お酒の噺は沢山されている伯枝さんですが、「禁酒関所」は初めての登場。...第225回・和泉ワンコイン寄席~2023.08.19

  • ごまめ自家製冷麺・959~2023.08.19

    ごまめ自家製冷麺・959~2023.08.19“徳山冷麺”大阪鶴橋徳山冷麺、これは旨いです。焼豚、ロースハム、錦糸卵、きゅうり、トマト、キムチ。具沢山に美味しい水キムチスープ、そしてコシのある細麺、すべてが相まって美味しおます。おまけに餃子も焼いてみました・・・。ごまめ自家製冷麺・959~2023.08.19

  • 「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・29」~2023.08.19

    「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・29」人支亭白木・・・「焼き塩」小浦モーニング・「火焔太鼓」小浦亭クック・・「子ほめ」善哉亭あずき・・「厩火事」説亭志乱・・・・「おごろもち盗人」散歩亭ごまめ・・「七度狐」「笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・29」~2023.08.19

  • ごまめ自家製焼きそば・958~2023.08.17

    ごまめ自家製焼きそば・958~2023.08.17“上海焼きそば”シマダヤの“上海焼きそば、二人分にもやしを二袋、にらと豚肉だけのシンプルに作るが旨い。なんといってもこのコシのある細麺が最高、べたつくこともなく幾ら炒めても旨さが増す。この麺だけでの販売して欲しいですな。中華味で作っても最後はこの“上海焼きそば”に戻ってきそうですな。ごまめ自家製焼きそば・958~2023.08.17

  • 俳句ミーツ短歌・読み方・楽しみ方を案内する18章~堀田季何

    俳句ミーツ短歌堀田季何笠間書院☆☆☆俳句と短歌の近代史みたい。短歌と俳句の違いもよくわかったし、似ているところも大いにあるが、兄弟というよりは従妹ぐらいの関係か。和歌から短歌になったのも明治以降だし、俳句においても「季語」という言葉は、明治のおわりにできた造語と。それと「季語」と「季題」、俳句は齧ってないですが、知らぬ言葉狩り。そして俳句の技法に「一物仕立て」と「取合せ」、私は日頃短歌では自然に「取合せ」で詠んでいるようですし、インパクトある「二物衝撃」、31文字あれば、そこそこ色んな事ができるのが短歌でおますな。そして恋をしても、恋しなくても詠みたくなるのが恋の歌。やはり極めたいで短歌俳句ミーツ短歌・読み方・楽しみ方を案内する18章~堀田季何

  • ごまめ自家製うどん・957~2023.08.16

    ごまめ自家製うどん・957~2023.08.16“焼きうどん”ソース味ながら、隠し味に麺つゆを入れてうどんに下味をつける。豚肉、きゃべつ、しめじ、にんじんとシンプルながら、最後の花かつおと青ノリで屋台風に、コクのあるこってり味で美味しおます。ごまめ自家製うどん・957~2023.08.16

  • 一泊なのにこの荷物~本上まなみ・澤田康彦

    一泊なのにこの荷物!本上まなみミシマ社☆☆☆☆ほのぼの交換日記みたい、それもご夫婦間で一つのテーマを語り合う。「朝ごはん」「「運動」「お酒」「車」「ひとり暮し」「ひま」「ペット」「學校」「うそ」などについてあれやこれや、お互いの思考、嗜好、志向、が改めて分かって良かったと。でもこの本、なぜか読むのに五日も費やしてしまった。「コンチキチン」とあの祇園祭の京都のペースに丸め込まれたようでおます。でも夫の澤田さんと妻の本上さんの年の差18歳とは羨ましいかぎりですな。これだけ離れていたら、少しの違いなんて、ちょっとしたチョンボでも、どんなことでも許してしまいそうでおますな・・・うらやましい。一泊なのにこの荷物~本上まなみ・澤田康彦

  • ごまめ自家製らーめん・956~2023.08.15

    ごまめ自家製らーめん・956~2023.08.15“焼売らーめん”昨晩の手づくり焼売を入れたらーめん。らーめんはすきなイトメンのチャンポンめん。このインスタントラーメンは、あっさり目でどんな具材でもうまく馴染む。焼売の残りで作ったワンタンが美味。やはりらーめんには焼売よりワンタンが合いますね。次は翌日用にワンタン優先的に作ることにいたしましょう・・・。ごまめ自家製らーめん・956~2023.08.15

  • ごまめ自家製うどん・955~2023.08.14

    ごまめ自家製うどん・955~2023.08.14“冷しうどん”手抜きも手抜き、うどんにお寿司がついたお弁当。初めて食べました、お寿司はマシでしたが、おうどんは思った通りの味気無さ。明日は、台風来てますが、頑張って“肉うどん”でも作るつもりです。ごまめ自家製うどん・955~2023.08.14

  • ごまめ自家製そば・954~2023.08.13

    ごまめ自家製そば・954~2023.08.13“きざみそば”あっさりめと思いながら、そこは温かいのを、そこできざみそば。それも九条ねぎをたっぷり入れたのを。美味しおましたな、九条ねぎのトロリ感は夏でも旨い。蕎麦は乾麺茹でましたが、どこか美味しいのを見つけんとあきませんな。ごまめ自家製そば・954~2023.08.13

  • ごまめ自家製うどん・953~2023.08.12

    ごまめ自家製うどん・953~2023.08.12“カレーうどん”昨晩の“筑前煮”を使ってのカレーうどん。これは最高に旨い。れんこんとごぼうの歯ごたえ、しいたけとにんじんの旨味、こんにゃくの独特の食感、鶏肉とあとから足した薄揚げと青ねぎ、どれを食べても美味しくてこれだけ具沢山になるとうどんはわき役に。スープといい、カレールウといい、ほぼ満点の“カレーうどん”の一杯でおました。ごまめ自家製うどん・953~2023.08.12

  • あべのハルカス寄席・お盆特別興行~2023.08.11

    あべのハルカス寄席・お盆特別興行~2023.08.11益々おもしろくなったハルカス寄席。雀々さん、汗だくだくの大熱演。一、桂かい枝・・・「堪忍袋」得意の「堪忍袋」。百貨店の催事場の奥にある会場。ご夫婦づれも多く、この夫婦喧嘩の噺はもってこい。客層や出番によっての噺の演目沢山ないとやはりあきまへんな。十八番の「堪忍袋」途中のサゲでうまく収めたショートバージョンながら楽しい一席。ニ、桂九ノ一・・・「八五郎坊主」この頃の若手は上手いですな。ひょっとしたら初めての出会いかも。喋りは達者。押しも聞いているし、笑顔も素敵、見るからに落語家っぽい。五年後、十年後、二十年後が楽しみな九ノ一さん。その時は、私は見届けてるかどうかは、知りませんが・・・・。三、笑福亭鉄瓶・・「野ざらし」久しぶりの鉄瓶さん。ふっくらとして、風貌...あべのハルカス寄席・お盆特別興行~2023.08.11

  • 朝から特濃6~2023.08.11

    朝から特濃6~2023.08.11今日は朝から繁昌亭へ、電車が空いてると思ったら世間様は祝日そして盆休みが始まってるらしい。私は毎日がお休みみたいなもんですから、曜日の感覚はあっても祝日はあまり関知してないですな。一、桂文鹿・・・・・「さわやか勝負パンツ」当初トリだったようですが、ほかの仕事があったようで朝一番の登場。ほぼ80%事実に基づいたお噺とか。得意のインドでのバスで出会った日本の一人の女性旅行者がお腹の調子が悪くて悪戦苦闘。でも海外旅行では、水道水は飲むな、生野菜は食べるな、かき氷も食べるな、とはよく言われましたが・・台湾や韓国での屋台や縁日では一切口にすることもなく、それはもう味気ないもんでおました。さっさと足早で降りた文鹿さんの「さわやか勝負パンツ」でおました。ニ、桂かい枝・・・・「ハル子とカ...朝から特濃6~2023.08.11

  • 夕涼み講談・怪談~2023.08.10

    夕涼み講談・怪談・旭堂南舟~2023.08.10今日は怖い、こわい、講談を・・。と、思いながら会場に行くと、夏休みなのか三分の一は小学生ぐらいの小さなお子さんが。私がその時分には幽霊怖くて、到底怪談噺を聞きに行こうなんてようしなかったですが。本日の講談師は旭堂南舟さん。怪談噺にはもってこいの、影の薄いようなお姿。まずは、現在岸和田で活動しておられてラヂオ岸和田でラジオ番組をかれこれ12年続けられてるとか。そして落語と講談の違いなど。お子さんたちにわかりやすく解説。一、旭堂南舟・・・「猫餅の由来」まずは、お子さんたちにわかり易い戦記物ではなく、左甚五郎のお噺。「ねずみ」の優しい版みたいな猫の恩返しと強欲なお向かいのお店、猫を殺されて困っていると、現れた甚五郎がその猫を彫って作ったからくり猫でまたその店が大繁...夕涼み講談・怪談~2023.08.10

  • 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。~川上和人

    鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)川上和人新潮社☆☆☆やはり大阪人は、いちびりでおもしろい。鳥類学者の川上和人さん、終始徹底してしておふざけっぽく、ユーモアたっぷりで楽しませてくれる。読み進むうちに鳥についての知識が少しはたまったようで、これから散歩の途中で出会う鳥たちにも挨拶できそうです。それと私と同じで、甘いものが好きなようで、森永チョコボールに明治のカール、アポロチョコ、どこでにでもすぐ買えるこのお菓子がお気に入りよう、これらもコンビニ等で出会ったら挨拶できそう。鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。川上和人さん、次は恐竜の本でも読んでみようかと・・・。鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。~川上和人

  • 現代短歌版百人一首・花々は色あせるのね~東直子

    現代短歌版百人一首花々は色あせるのね東直子春陽堂書店☆☆☆東直子さんが百人一首を現代風に詠み替えた本。申し訳ないが、百人一首に軍配。やはり、やわらかな韻律にまみれた歌は凄い。和歌の世界はおもわず口ずさむことができ、その響きそのものが歌の世界。そうなると、口語体で現代短歌を詠っているごまめでございますが、やはり詠う、音律だけは常に心掛けたいですな。百人一首で未だ口ずさめる歌は・・何首あるんでしょうか。・秋の田のかりほの庵の苔をあらみわが衣手は露に濡れつつ(天智天皇)・春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(持統天皇)・田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山辺赤人)・奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫)・天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安...現代短歌版百人一首・花々は色あせるのね~東直子

  • 天満天神繁昌亭・東西交流会・8月公演~2023.08.08

    天満天神繁昌亭・東西交流会・8月公演~2023.08.08本日は東西交流会と江戸の咄家さんが繁昌亭で聞けるとは、これから毎月開催されそうなので、足を運んでみたいですな。三遊亭笑遊さんに桂文治さん春風亭昇也さん、迎え撃つ上方落語は仁智会長に文都さん。火花散る高座が見れそうで楽しみでおます。・・・・・・・・・・・・・・・・大阪に居ながら、東京の寄席小屋の雰囲気が味わえて最高。それにしても、客席に空席があるとは残念。一、桂空治・・・「権助魚」開口一番、出てくるなり当たり前ですが江戸弁でしゃべり出す。かっこいい。でも客席、いつもと違ってとまどいながら、笑いもなく淡々と過ぎていく。空也さん、さぞ冷や汗ものの一席。決して落語がマズいのではなく、大阪の客があっけにとられて馴染んでないです。口当たりの良い落語で、こんなの...天満天神繁昌亭・東西交流会・8月公演~2023.08.08

  • ごまめ自家製そば・951~2023.08.08

    ごまめ自家製そば・951~2023.08.08“おろしぶっかけそば”夏らしくそばをぶっかけで。それだけではさびしいのでなめこ茸を、でもこの鬼おろしでおろした大根、歯ごたえと言い、良き水気といい、ほんと美味しおます。ごまめ自家製そば・951~2023.08.08

  • ホントのコイズミさん・WANDERING~小泉今日子

    ホントのコイズミさんWANDERING小泉今日子303BOOKS☆☆☆☆小泉今日子さんが四人の対談によって、今の等身大のキョンキョンさんを語る。語らう方々は、作家の吉本ばななさん、本の和気正幸さん、写真家の佐藤健寿さん、旅の雑誌編集する林紗代香さんと菅原信子さん。全て、今の小泉さんが興味あることばかり。「本」であり「旅」であり。仕事を終えて新たにではなく、女優をしながら蓄えてきたものをそのまま継続しているということで、あくまで自然体。私にとって「本」は今も身近にあるものですが「旅」というと見事に遠ざかってしまってます。体力にも少々陰りが見え隠れしてきてるので、外の刺激を求めて「旅」に出たいものですな。ホントのコイズミさん・WANDERING~小泉今日子

  • ごまめ自家製らーめん・950~2023.08.07

    ごまめ自家製らーめん・950~2023.08.07“ねぎらーめん”辛かったです。白ネギを細く切って、辣油と鶏ガラスープの素と黒胡椒で和えたものを味噌ラーメンの上にトッピング。辛いのなんのとその辛さ、辣油の辛さではなく白ネギ自身の辛さが直接に・・・えぐい。思い以上の辛さに、一気に汗が噴き出す・・・えぐい、エグイ、一杯になりました。ごまめ自家製らーめん・950~2023.08.07

  • iphoneで撮る写真がグンとよくなる法則~鈴木啓太

    iPhoneで撮る写真がグンとよくなる法則鈴木啓太 urban玄光社☆☆☆今、写真の加工に「Foodie」を使っているんですが、この頃調子が悪いので、他もと思って読んだ本。「Dazz」と「VSCO」を検討したのですが、結論から言うと、無料と言いながら課金とかがあるのと、長年の使いやすさもあって遠慮。「Foodie」も画面の1:1の大きさと、切り取りとトリミングだけで画像の修正等にはまず使ってないので、今のままで十分なんです。でも、新たに気になってやってみようと・・・・望遠も使って撮影してみよう。・もう一度、光を意識して写す(向きと逆光)・ポートレートを使って、ボケを活かした写真を。・あえてグリッドを意識しない。・画面いっぱいに埋め尽くして撮ってみる。・逆持ちのローアングル撮影。少しは写真変わるでしょうか・...iphoneで撮る写真がグンとよくなる法則~鈴木啓太

  • ごまめ自家製パスタ・949~2023.08.06

    ごまめ自家製パスタ・949~2023.08.06“トマトソーススパゲッティ”しばらくそーめん系のあっさりが続いたので、今日はこってり系で“トマトソーススパゲッティ”を。ベーコンが無かったので、豚肉を細切れにしてニンニクとカリカリに炒めてから茄子、たまねぎ、にんじん、そして今日はペペロンチーノ風に小口切りの唐辛子も入れました。汗ばみながら食べるパンチのあるパスタ、美味しおましたで。ごまめ自家製パスタ・949~2023.08.06

  • 目のみえない白鳥さんとアートを見にいく~川内有緒

    目の見えない白鳥さんとアートを見にいく川内有緒集英社インターナショナル☆☆☆☆全盲の白鳥さんとアートを見に行く、美術館へ行く。アートや仏像を前にして会話をしていると、作者も、今まで見えていなかったことが見えてくる。情報って何、目にするもの、音としてきくもの、匂いで感じるもの、触って感じるもの、そして人ととの会話で感じるもの。美術館へ行って、観るだけではなく、五感で感じる。この夏、近くの久保惣でも行ってゆっくりと時には目をつぶって観てみようと思っています。そしてこの本で、改めて感じた言葉に「記憶」があります。記憶って「昔」の記憶と言いますが、所詮「今」の時点での「記憶」に過ぎなくて、なんとなく時間というフィルターを通して、その時より淡くなっているのか濃くなっているののか、いずれにしてもかわっているような気が...目のみえない白鳥さんとアートを見にいく~川内有緒

  • 「近くの教え・28」~2023.08.06

    「近くの教え・28」~2023.08.06暑い日が続いて、今月の標語を見に行くのを忘れていました。ほんと、暑い日が続いているので、愛犬との散歩も朝六時前後の早朝に。でも、道の端のコンクリートの隙間からも草たちはニョキニョキと顔を出しています。この夏の熱波を生命力に変えて素早く繁茂する数ある雑草群にほとほと完敗「近くの教え・28」~2023.08.06

  • 図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05

    図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05三時間に渡る、井田寿邦さんの講座。やはりピンポイントの題材でありながら飽くことなく聞けたのは、地元で馴染みがあるからでしょうか。分かり易く、ありがとうございました。講座は、日根荘にみる荒野開発と年貢の徴収。まさに開発と言いながら、領地を広げ、そこからの年貢を巻き上げる。まさに今の政治と同じ。カジノを作りそこからの税を巻き上げる、領地を広げるために戦争を仕掛ける。1000年経った今での同じことをやっているとは、情けないことです。利権、権力、家系を大事にして、庶民のための言いながら、どこか歪を感じるのは今も昔も一緒・・・残念。図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座日根荘にみる鎌倉期と戦国期~荒野開発と年貢徴収~2023年8月5日(土)午後1:30開演岸...図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05

  • ごまめ自家製ひやむぎ・949~2023.08.05

    ごまめ自家製ひやむぎ・949~2023.08.05“ひやむぎ”結構好きなんです、冷や麦、細饂飩のようでうどんでなく、素麺のようでそうめんでなく、それは何かと尋ねたら、冷や麦、ひやむぎ。嫁さんは素麺のスルリ感がないと言いますが、私は逆に麺としてのその存在感が好き。でも茹でる時間でいうと、二分の素麵は暑い夏には便利ですな。ごまめ自家製ひやむぎ・949~2023.08.05

  • 図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05

    図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座日根荘にみる鎌倉期と戦国期~荒野開発と年貢徴収~2023年8月5日(土)午後1:30開演岸和田市立八木市民センター・2階・講座室1講師:井田寿邦図書館友の会岸和田再発見教室・公開講座~202308.05

  • 山崎方代の百首~藤島秀憲

    山崎方代の百首(歌人入門)藤島秀憲ふらんす堂☆☆☆☆仲人さんによって、苦手な人もだんだん好きになる。短歌って不思議です。読み手によって歌の理解度、奥の奥の心理が見えてきたときにいままでとは違って、同じ短歌が輝きを増す。なんとなく、とっつきに難かった、山崎方代さんの短歌のおもしろみがじんわりとわかり出してきた。大正三年生まれだったので、この自由奔放なる短歌は周りとはさぞ浮いていたことでしょう。でもこのユーモア感、私の目指す歌と相通じるものもあり、継続して注目したい歌人でおます。素敵な歌はたくさんありましたぞ。とぼとぼと歩いてゆけば石垣の穴のすみれが歓喜をあげる今日はもう十一月の二十日なり桐の梢空に桐の実が鳴るふかぶかと雪をかむれば石すらもあたたかき声をあげんとぞする亡き父もかく呼んでいた道ばたに小僧泣かせの...山崎方代の百首~藤島秀憲

  • ごまめ自家製そーめん・948~2023.08.04

    ごまめ自家製そーめん・948~2023.08.04“にゅうめん”細い麺が続きますな。にゅうめん。でも主役二枚目の写真にちょこっと写っているお稲荷さんさんです。それと土佐から取り寄せたかつおのたたき。夏にはこのようなあっさり目のメニューがよろしおますな。ごまめ自家製そーめん・948~2023.08.04

  • 歌集・短歌になりたい~絹川柊佳

    短歌になりたい絹川柊佳短歌研究社☆☆☆青春の歌っていいですよね。どこか初々しく、幼くて、そこが魅力。兄のものだった机をひらいたら一円玉がいっぱいあった君の目が泣きだしたことに触れないで話し続けた駅のドトール眠るだけ眠くなくても眠るだけ眠れなくても目を閉じるだけカフェオレを服にこぼしたそのことが雨の火曜にちょうどよかった明日から無口と決めて花を買う財布の中に二万円ある自転車で前を通ればたっぷりと角度を変えたタワーマンション悩みごと溶けたみたいに降る雨がぬかるみにまた水を与える無印良品のカーディガン思っても黙っていることが増えてきたそば屋の前の大きな甕を覗きこむ金魚がいることを期待してすき間から電車が走るのが見えてなぜだかとても懐かしかった忘れられない限られた時間の中でうまく選べた駄菓子の感じ四つ葉かと思った...歌集・短歌になりたい~絹川柊佳

  • 歌集triste~川崎あんな

    歌集triste川﨑あんな左右社☆☆字を見て、字を読んで、そして感じる。漢字、ひらがな、カタカナ、口語体に文語体、新仮名づかいに旧仮名づかい。ひらがなの旧仮名遣いで詠まれる川崎あんなさん。詠まれていることは今の何気ない事がらなのに、どこか万葉の世界を彷彿させる。でも、読みにくいったら、ありゃしない・・・せっかちの私には波長が合わない歌が続く。なぜか、一般にカタカナなのにひらがな表記している言葉〈ふりうす〉、えんじん、ふぉぐらんぷ、しるゔぃあ、ぷらん、しゃんぷう、しゃわきゃっぷ、ぷりんと、めろでぃ、ふらんす、こすもす、ふらいぱん、えんじんとらぶる、まれえしあ、らうまんちつく、〈ぐのしえん〉、〈えちえんぬ〉、むしう・ccぁるさん、ぶるがり、あねもね、ぴんく、ぶるうぐれい、とーん、〈ぐりーんすりーゔ〉、ふぉるむ...歌集triste~川崎あんな

  • ごまめ自家製そば・947~2023.08.02

    ごまめ自家製そば・947~2023.08.02“天ぷらきざみそば”五割蕎麦の生麺で“天ぷらそば”を。海老天ではなく、イカ天、そして薄揚げを焼いて九条ねぎを入れての一杯。暑い日にも、汗をかきながらの温かいそば、美味しおます。ごまめ自家製そば・947~2023.08.02

  • 牧野富太郎植物画集~高知県牧野植物園所蔵

    牧野富太郎植物画集高知県立牧野植物園アム・プロモーション☆☆☆☆朝ドラ「らんまん」でこの頃目にしている牧野富太郎さんの植物画。そのままの絵が並ぶ画集。いかに富太郎さんが自ら石版で製販印刷をして自費出版した苦労の「図篇」はテレビを通してだがこうして目にすると、どの植物画も細い筆で描かれており、どんな小さな部位まで解剖してふんだんに盛り込みながら、それでいて枠に中に美しく配列されている。そこには、植物に対する愛情と慈しみ、どこかユーモアを感じさせる人間性にあふれています。テレビの画面からは一歩前進しましたが、こうなると高知までいって、直筆の本物をみたくなりましたな。牧野富太郎植物画集~高知県牧野植物園所蔵

  • ごまめ自家製うどん・946~2023.08.01

    ごまめ自家製うどん・946~2023.08.01“にゅうめん”夏で暑いのでそうめんと思いきや、冷たいものばかりではイケないので、ここは敢えて温かい“にゅうめん”を。卵でとじて、薬味は茗荷とねぎでアクセントつけての一杯に。お腹にやさしい、夏の“にゅうめん”でおました。ごまめ自家製うどん・946~2023.08.01

  • 歌について 啄木と茂吉をめぐるノート~倉橋健一

    歌について啄木と茂吉をめぐるノート倉橋健一思潮社☆☆☆私が短歌でお世話になっている「岸和田図書館友の会」の「詩」と「文章」の教室の講師を永年されている倉橋健一さんの本。啄木と茂吉の短歌について書かれているので早速読んでみる。しかし図書館にあったのですが、持ち出し禁止の本なので、館内で一気に読んでしまう。走り書きにメモしたのは・・・、短歌や俳句という短詩型の文学は「集中」と「縮み」であると。茶道の要義は、「不完全なもの」と崇拝するとある。人生とは不可解なもののうち、何か可能なものを成熟しようとするようなものである。啄木にとっては、短歌は一つの玩具にに過ぎないと。茂吉が褒めた、啄木の歌「焼跡の煉瓦の上に小便をすればしみじみ秋の気がする」明治40年が、口語自由詩の分岐点である。啄木と「自然主義」「湾曲的思考」斎...歌について啄木と茂吉をめぐるノート~倉橋健一

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