直感(直観)は論理的判断よりも優れているのは何故か◎最近、「佐々木正悟」氏の「脳は直感している」by佐々木正悟from祥伝社新書)(アマゾンから)を読んでいる。◎私は集中力とか「直感(直観)」には興味がある。それらはともに禅宗では重要な能力とされている。ということで、今日は「直感(直観)」を取り上げたい。◎氏の本からの引用ではなく、私が今までevernote内に溜め込んだ、「直感(直観)」を含むメモから本記事を構成した。引用元を列記していないがご勘弁を願いたい。◎まず、「ちょっかん」に対しては、「直感」と「直観」との二通りの漢字が当てられる。「直感」はどちらかと言えば「感覚」主体の判断で、「直観」は知性優位の判断だと見られている。◎どちらの「直感(直観)」にしても、本人にも何故だかその理由が分からないがつかみと...直感(直観)は論理的判断よりも優れているのは何故か
眼窩前頭野は、理性の座であると同時に、美を愛で、異性を品定めし、儲け話やおいしい匂いに舌舐めずりする人間臭い欲望の座でもある。つまり、眼窩前頭野は、心のブレーキをかける自己制御の中枢である一方、欲望というアクセルの働きもする。理性の座としての眼窩前頭野は、損得を見極めている、善悪の価値判断をする、道徳や倫理観とも深く関係している。具体的な働きを見てみよう。行動のブレーキをかけるためには、頭の中でしてはいけないことをただ理解しているだけでは役に立たない。眼窩前頭野の重要な働きは、自分の行動を見張る自己モニタリングの機能を持つ。ということで、行き過ぎた、ブレーキの甘い行動に走りやすいのは、自己モニタリングの働きが弱いために、行動をしている瞬間にチェックが出来ないからである。このように、善悪観念や道徳といった高次の社...眼窩前頭野(眼窩前頭皮質)は何をしているのだろうか
バイリンガルの赤ん坊は有利?:from"ナショナルジオグラフィック公式日本語サイト/ニュース-科学&宇宙""生後7カ月の赤ん坊を対象にした新たな研究で、新生児に2つ以上の言語を聞かせても混乱を招くことはなく、むしろ知能を高める効果がある""脳はこの処理を行う際、状況の変化に応じて学習した反応を素早く切り替える。""赤ん坊が極めて早い時期から異なる言語の音を区別できる""研究に参加した赤ん坊はまだ話せないが、バイリンガルの大人は言語を切り替える際に同様の能力を使用する"2つ以上の言語を聞かせても混乱を招かない
「人の災難を喜ぶいじめっ子の脳」=from"ナショナルジオグラフィック公式日本語サイト"「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が光る」=「感情移入を示す反応」「いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときになんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせることがないために、例えば良心の呵責を感じることなくおやつ代を盗むことができると考えていたから」「いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体と腹側線条体の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である」「いじめっ子は人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめをして他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取...人の災難を喜ぶいじめっ子の脳
「オランウータンの口笛、言語の起源か?」=from"ナショナルジオグラフィック公式日本語サイト"「オランウータンが人間のものまねをすることはよく知られている」「訓練しなくとも音声を模倣できることが示された」「ボニーが口笛を身に付けたのは、口笛行動それ自体が目的となっており、コミュニケーションを行うとか注意を引くといった口笛の役割を直接模倣したものではないと思われる」『類人猿は私たち人間と同じように口や唇、舌を自分の意思で複雑にコントロールできる』「ボニーの口笛行動には、一部の鳥類やイルカの模倣のような複雑さはない」「オランウータンが互いに新しい音声を学ぶ能力を持つのであれば、野生のオランウータンが生息地に応じて異なる音を発している現象を説明できる」引用はすべて上記サイト内から。オランウータンの口笛、言語の起源か?
「さすると神経修復促進/群大・柴崎講師ら:群馬:地域:YOMIURIONLINE(読売新聞)」「東京新聞:熱感じるタンパク質神経の修復に効果群大など研究チーム発見:群馬(TOKYOWeb)」「中日新聞:さする刺激で神経細胞再生岡崎の研究所などが解明:社会(CHUNICHIWeb)」「人間の神経細胞は最長1メートル近くもある細長い突起(軸索)を持つ。研究グループは突起の表面に点在する「TRPV2」と呼ぶ部位が、突起の伸びを促すことを実験で明らかにした。この部位は力を感じ取る“センサー”の役割をし、皮膚をさすったり、引っ張ったりして力が加わると、神経細胞を活性化させるカルシウムを突起の中に取り込み、その結果、突起が伸び、ダメージを受けて萎縮(いしゅく)した突起が元に戻ろうとする」「「さする」と反応、神経の突起を伸ば...さすると神経修復促進
神経系は外界の刺激などによって常に機能的、構造的な変化を起こしている。この性質を一般に“可塑性"と呼んでいる。神経の可塑性は大きく3つに分けられる。1つ目は、脳が発生していく時や発達していく段階にみられる可塑性。2つ目は、老化や障害を受けた時などに神経の機能単位が消失するが、それが補填・回復されていく場合。3つ目は、記憶や学習などの高次の神経機能が営まれるための基盤となっているシナプスの可塑性(synapticplasticity)である。引用from「神経の可塑性とは」=from"コトバンク"参考資料→(私のブログ)「神経回路の生得部分と経験部分」三種類ある神経の可塑性
通常は、心臓が止まって、心臓が死に、その結果血液が流れなくなり、脳に酸素が供給されなくなり、脳も死ぬ。交通事故などで、脳だけが死んでしまう状態が脳死である。17)脳死には、1)全脳死と2)脳幹死と3)大脳死とがある。植物状態は外部表現する大脳の死であり、呼吸や消化活動などの生命維持をする脳幹は生きている。脳死とは
グリア細胞は、電器を通さない絶縁体になっている。神経細胞が出す情報は、電気信号という形で出すので、絶縁体がないと漏電してうまく伝わっていかない。グリア細胞は、神経細胞と血管の間の中継ぎをして栄養分を神経細胞に送る。グリア細胞は、脳内の異物や死んだ神経細胞の死骸を処理する。このように、グリア細胞は、神経細胞にとって、必要不可欠の助手的役割を担っている。参考資料→「グリア細胞」(fromWikipedia)*神経細胞の位置の固定(他の体細胞にとっての結合組織に相当)。*神経栄養因子の合成と分泌。*髄鞘(ミエリン)の構成要素となる。*過剰に放出されたカリウムなどのイオンの再取り込み*神経伝達物質を細胞内に回収することで伝達時間を限定させる。*血管内皮とともに血液脳関門を形成し、フィルタの役割を果たす参考資料→「思考を...グリア細胞の役割
「プログラム細胞死」(fromWikipedia)プログラム細胞死は、多細胞生物における不要な細胞の計画的(予定・プログラムされた)自殺組織傷害などで細胞死を起こす壊死と異なり、一般にはPCDは生物の生命に利益をもたらす調節されたプロセスである。PCDは植物、動物、一部の原生生物で正常な組織形成や病原体などによる異常への対処として働くプログラム細胞死は、細胞死を起こしたときの形態学上の違いから次の3つのタイプに分類1)アポトーシスによる細胞死注)「アポトーシス」(fromWikipedia)アポトーシス(apoptosis)とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死2)オートファジーを伴う細胞...三種類のプログラム細胞死
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