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  • センパイとコウハイ 28

    「センパイ、ついにみんなが待ち構えていたホラーですね、 ラブコメを越えて、やっぱり原点回帰する、ホラー、 そしてエロティックアクション(?)」 どうでもいいことだが、何でお前、眼鏡掛けている(?)

  • 禁漁区とは違うが、地元の人だけが知っている、 禁泳区域というのがあった。 ダイビングをする者にとって資格や、 インストラクター付きの場所がどんな意味を持つかはいうまでもないが、 漁師とのトラブルはもち

  • 43

    ニーハオワンタンメンあぶらかたぶら 中国は旧正月なのだ。 奥さんは、テーブルにご馳走を並べ、 家族や親戚や誰かとずっと話している。 そこには、奥さんのことを妹と呼ぶ、 大変お世話になっているお姉さ

  • 42

    生存 前に進めない、 無思想の義眼、 いつだってそうさ、 現実に困難は付き物、 予定調和な複眼は、 後ろから襲われる。 前見てる奴の宿命さ、 自然に発生した腫瘍、 ルサンチマンの俯瞰くずれきたりて

  • 41

    腐りゆく日々 あの青い空の波の音にうなだれし眉、 銀の甍を織り成せる美しき夢、 ながき睫毛を涕かしめつ、 悲しげなロータス・イーターたち。 星屑代わりのミラーボールが、 サイレンだらけの塔の影を

  • 40

    似たもの同士 人間しているけど、 人間が好きかって聞かれると、 人間すごく嫌いなんだよね。 あるじゃん、なんかよくわからないけど、 中国人の悪口言ったりする人、 アメリカ人の悪口言ったりする人、

  • 39

    少年の苦悩 おじさんが言ってた。 「イジメがあって、イジメる側も、 イジメられる側も同じなんだ」と。 どうしてと聞いたら、 「千回それが繰り返すと考えてみたらいい、 その間、立場が入れ替わるもの

  • 38

    いぬ にんげんたちといると、 なにもかんがえたくないのに、 かんがえることがあります。 それはしあわせでしょうか。 ふしあわせでしょうか。 さんしょくひるねつき。 くびわにつながれ、 あんぜん

  • 37 *やさしさ(?)

    嘘と本音と 曖昧と分かり易さ 付き合った男が気障なことを言うと、 「ああ、やりたいんだな」と思う。 しょーもない奴ほど、そういうもんっしょ。 しょーもなさはお互い様、 値打ち爆上げて、ついてるも

  • 36 *かっこつけんな、糞が(?)

    有名になれば才能が伸びるって社長は言う。 一つは機材が最先端になる、才能を持った連中と知り合い、 誰でもヨネヅとかフジイカゼみたいになれる。 それは違うだろって思うけど、売れてる売れてないが明暗だ、

  • 35 *まじめんご

    自分のことにしか、 興味を持たない愚か者の世界 あてもない淋しさを抱えて、 何十メートルか先に見える赤信号へ。 倍速にしたい、 世界を狙撃する君のフラストレーション。 罪と不幸は陥穽と蜃気楼のデ

  • 34

    アンタが欲し かったのは、 都合のいい 玩具さ。 胸糞悪い、 綺麗ごと並べん じゃねえこの糞が。

  • 33

    氷槽 ice storage tank 何も怖くないと思いながら、 雪を見ている。 道の向こうに、 近づいて遠ざかるカーヴ、 シャッターが鳴る、 胸の確実なものへと吹きこむ風に、 腕を差し伸べ、 影は名残惜しく鼠

  • YES

    ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​ ​​​​​ 嘘、盛大に、 secret 内緒、 ​ (そこに基調低音が―――ある・・)​ +​​ドンツクタンツク​​

  • アナウンスが鳴る

    営業の仕事をしている。 割と美人めの女子の後輩である如月文香の教育係を任されて、 今日は外回りに連れて行った。 車ではなく電車とタクシーという交通機関を利用する。 その如月を連れて電車で移動していると

  • 妖精たち

    腹の底から一気に喊帯が咽喉元へ突き上げてくる、 この世のものとは思えない絶叫がして、 現実世界へ引き戻され―――る・・。 昼間は蝉の鳴き声が耳を煩わせる小川沿いの道、 春夏秋冬を通じ霞に雨に月に風に霧に

  • 32

    この夕方は最初から存在していなかった。 すべてを理解せずに、その一部を理解することは出来ない。 だから起伏する荒野の薄暗い輪郭が見分けられるまで、 なおも減速しよう。 伝統は反伝統へ、正統は異端へ、

  • 31

    食の考察 励まされても何も言えない日がある。 スクラップ・アンド・ビルドな思春期に、 ありがちな成長痛、 そんな時、嗅覚性の動物にふっと戻る。 調理場の方からぷうんと漂ってくる芳香が、 すべてを

  • 30

    こんな人何処にでもいんだ you don't know yourself too much

  • 29

    頭が悪い人達の歌 songs of stupid people 手を伸ばしてレベルが上がる、繋ぐ超高速、 合図は同意なんだ、 ひと昔前は正義で、テレビの中は道徳、 社会という息しづらいところじゃ、常識。 こんなんだよ

  • 28 *あるいは少女漫画研究(?)

    二枚目 重力が演奏する、 手を離すなよ。 この鍵は、 青い鳥。 一度なくすと、 二度と手に入らない。 眼と鼻の先にあるんだ、 複製だって簡単だ、 でも気候や環境の細工が、 入る。 選択肢は一度だけ

  • 27

    From the enter key to connecting beads 偽りの影の端、」) (・・・くちびるはつみびとのふるえ、 君のいない 日々を、 “大理石の彫刻に表情は ありましたか?” どうしよう。 (・・・真昼の街の花

  • 26

    走馬灯、ここでは、 話し声なんて聞こえない。 十字架を握り、数珠を握り、 針葉樹林の蛇の舌みたいな、 盲目の山羊の腹の中。 Kamome studio

  • 25

    act 昼夜も分からず言葉遊びに耽る炭酸。足掻く明晰な錠剤、 サディズム的な脳内に急転直下する眩暈、 素足が飛んでる、 「満身創痍の成層圏を突き抜けてみた―――い」 は、夢の話、寝言は寝てから言え、

  • 24

    触れたら甘える彼氏君。 だから知らんぷりの、 放置プレイ、 焦らして、てのひらの上で 転がして、転がして、 恋の手練手管ナノダナー。 キャット君、 君はいまわたしの檻の中で、 絶命寸前。 そこを乗り

  • 23

    執行 もう起きなよ、鼻鉛筆の時間だよ。 血が出るかもね? ドバドバ出るよね、痛覚遮断できる、 虫じゃないもんね、痛いよね、 でも、あなた、わたしの友達を毒牙にかけて、 夜のカルピス社したよね?

  • 22

    ネバーダイ ああ、昨日心霊スポットに行ってから、 気分がめちゃくちゃハッピイ。 頭のネジがくるくる回せて、アハ、 アヒャヒャヒャって変な笑い声出せそう、 狂え、笑え、狂え。 死ね、溺れろ、死ね。

  • 21

    地球防衛隊 さらば、管制塔。 水平線は黄昏に浮かぶ月を、 薙ぎ払った一文字。 ファンダメンタル絶滅危惧種、 一等星目指してバタフライする、 覚悟てか所存。 隊長、地球の平和を護るには、 はっ、いさ

  • 20

    声を見つける 誰かの傘になろうとしてた。 でもいまは、 思い描いた自分の心臓に、 なりたいと思う。 青になれない、 運命よ言葉になれ、 風よ、花弁になれ、 そしてわたしを素直にさせて。 何が

  • 19

    outline of the future もらってばかりの人生で、 悲しい顔をして君は泣く。 割れた鏡の、 剥がれた言葉で、 世界は静かに息を、 止めた。 通り過ぎる風の傍観者。 綺麗なだけの空の生存者。 そして君

  • 18

    Winter wishes 季節を知らせた、 わたしには見えない、 花の香り。 雪が降った。 地面に落ちるまでの軌跡が、 シャボン玉の宇宙。

  • イラスト詩「チャイムの鐘の音色が聴こえる頃」

    ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 剥製をずっと探してる、 あっという間に出来上がる宙に舞う言葉​は、​ あなたのスピーカーから拡がるワルツのように、 ​

  • 17 *男の旅はここまで高まる、いや、違う、漲る(?)

    チョモランマ 夏に一人旅に出た。 三泊四日と言いながら、 ネットカフェ、寺、公園、 金がかからなければいいと思った。 ―――その時はね(?) それが二章も三章も、何だったら百章も二百章もあるとは、

  • 16

    パン屋 細い路地に入ると、 都会とは思えないような木々の緑が鮮やかに瞳に飛び込んでくる。 ジェットコースターで新しい高さに達することを目指すみたいに、 数メートル程度の緑のトンネルを抜けると、 そ

  • 15

    近未来 タイムマシンを降りると、息を呑むような琺瑯の景色だ。 高層ビルは上階が霞んで見えないくらいの高さで、 感覚としては、宇宙まで届いているエレヴェーターのようなものが、 殆ど高速で昇っているの

  • 14

    左利きの話 昔の女性は、左手に箸を持って食事をすると、 「親の躾がなっていない」と言われ、 お見合いの時に左利きであることがわかったら、 破談になることすらあった。 (左利きの娘は嫁の貰い手がなく

  • 13

    破片 テレビドラマの『アンダー・ザ・ドーム』ほどには、 エンターテイメントではないが、 人間が通過できるワームホールの可能性を、 五次元宇宙理論で説明したとか、 宇宙には見えない壁が存在し、 第五

  • AR電脳体

    ​​​​​​​​​​​​​​​​​ 法螺欺瞞に痴態に瑕疵、脳内が毒されていく。 (ほら、 「あるいている」 (ホラ、 「あるいてる、おおぜいのひとのなか」 ​​ (ほら、 「ながれだしてた、ごめ

  • イラスト詩「Gimme」

    ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​ 「時」​を知ること。​ ​​​​​​(単純な生命の踊りに、何を添えたかを、)​​​​​​ ​​ 何を作り、​​ ​​何を熟れさせ

  • イラスト詩「風、反映、うららかな朝」

    開けっ放しになっていた窓の網戸から、 そこはかとない夏の風が吹き込んで、 平手打ちでも喰らったみたいに、 夏の香りを孕んだ涼やかな風が色付けてゆくみたいに、 部屋を軽やかに抜けていくのを見ていた。

  • 12

    夜は終わらず 地面に刺さった無数のアイスの棒で円形を作り、 そこに裏側に文字が書ける一枚のチラシを入れ ××すると―――。 夜もとっぷり暮れた森の奥深くで、 高校生の少年たち数人はテントを作り、

  • 11

    日本大好き 誤解というのは人生をそれなりに生きれば一度か二度あるものだ、 SNSを通せば、どうしてこの人をこんなに好きだと言ったり、 こんなに嫌いと言ったりするのだろうと、 本当に正直言って、思うこ

  • 10

    転送装置 物質転送とは物質を情報などに変換し 遠方で再構築する架空の技術。 物質を一旦情報化し、再構築する技術は、 「ワープやテレポーテーションといった技術」で、 物質を直接、遠方に送る場合は「

  • 9

    視力回復 一昔前の眼鏡といえば根暗のシンボルマーク的なものだったが、 いまではお洒落な眼鏡もある。その筋では、 独眼竜すぎる伊達メガネとか、複眼を体験できるという、 仮面ライダー風カマキリ型眼鏡な

  • 8

    コインパーキング アパート経営よりも高利回りが期待できる「コインパーキング」 月極と違って、収益に上限がない分、 より儲かるのはコインパーキングだ。 またコインパーキングは、需要が急増している成

  • 7

    ゴブリン ゴブリンはヨーロッパ各地で様々な特徴で語られる、 いたずら妖精。小鬼。 ギリシア語で「ならず者」を意味する「Kobalos」より。 なお、日本人のイメージしやすい物で一番近い物は、 映画の『グ

  • 6

    統合失調症 統合失調症は、 考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、 その原因は脳の機能にあると考えられている。 鬱病を仮病とか、毎日遊んでると捉えてしまう人もいるわけだが、 冗談の

  • 5

    malta The quietness of the back alley イタリアのシチリア島の南に位置し、 面積は三一六平方キロメートルで、 東京二三区の面積六二二.九九平方キロメートルの約半分。 人口は約四四万人のマルタ共和国は

  • 4

    ​ 流砂 世の中には色んなケースが想定される。 『風の谷のナウシカ』じゃないけど、 流砂や液状化の地盤があるかもしれない地帯を歩く時が、 あるかも知れない。 いやー、あると思うんです

  • 3

    偏差値三五 世の中には様々な子供がいる 特に高校生というのは本当に大人と子供の境目で、 思春期というだけではなく人生において一番大事な時期でもある 受験が終わり卒業シーズンともなれば、 偏差値三

  • 2

    ピザの話 アニメなどで宅配ピザと言えば、 ニートや引きこもりなどの主食として扱われることが多い。 これはピザが持つ「ジャンクさ」に加え、 宅配という形態から「外出しなくても注文できる」という性質か

  • 1

    非通知 非通知のワン切り電話には、 その電話番号の利用状況の確認し、 支払いが滞っていないかを電話調査する会社に依頼し、 深夜などにワン切りをする、と。 銀行とかローンを扱う会社にとって、 返済能

  • 法則

    バルコニーとリビングをつなぐ硝子戸を閉じても、 銀の蜘蛛のように浮かぶ夜景は、 水に浸した兎の皮のように、 しなやかな生の営みをダイジェストしている。 御飯茶碗に、小皿や、平皿を載せたトレーに箸置き

  • イラスト詩「本好きの女の子」

    「私って性格暗いんです」という女の子がいる。 こういう場合、通常、 『根暗女子』とか『コミュ障』を想像する。 なるほど、テレビもあんまり好きじゃなくて観ない、 けど一定数いるだろう、会社員の妻へ向け

  • イラスト詩「ソフトウェアパッケージ」

    誰かの心臓と僕の心臓との間に空いた、 フロントエンドサスペンションでこぼこ道は、 エンジンの音や振動が、重量と強い癖のある、 しっかりしたフレームからシートという表層の現実感を越え、 両脚や腰に伝わっ

  • イラスト詩「assimilation」

    陰影である、 なつかしい情調の吐息、 淡紫色を帯びた花が咲き、 不確かに揺らぐことを覚えながら、 敬語で話していた頃や、 上手く喋れなかった頃を思い出す、 (・・・・・・そのもの、の、ように、) 「きみ」

  • 臨時ニュースとコマーシャルと野球中継でテレビを消すまで

    ​​​​​​​​​​ 不快に感じるテレビの番組。 Yeah Keep Tryin' ​​ ショウジョウバエの卵を孵化させる。 ***記憶 木

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