鳥と僕とビール

飛べない鳥飛ばない鳥飛べなくなった鳥飛ばなくなった鳥僕はどれだろう？天の川も見えない空にましてや答えなんて見える訳もなく気付いたことはどれも今は飛んでない鳥だ…

ハネ

羽があると思えた日広い空が見えていた羽があると確信した日僕に空は見えなくなった作られた天井はプラネタリウム作られた地下には電車が走る僕が泳ぐ天井は無限の銀河が…

その先へ

限界の先が常に諦めとは限らない

空と雲と僕の手のひら

芝生にごろんと寝転がる空に雲が浮かんでるなんて贅沢なんだろう壮大なスカイブルーのキャンバスを真っ白な雲は独り占めしたり顔でゆったり横切って風の吹くまま流れてく…

さくら

さくら咲くころここに来た右も左もわからないままさくらは地へと落ちていた何度となく繰り返される気づいては散っていた春を知らせるさくらの残骸でようやく季節に目が向…

忘却曲線

これでおしまい、と一度忘れた誕生日がきたまた忘れた夢に出てきた懲りずに忘れた忘れるたびに思い出す思い出した分だけ忘れてきた堂々巡りの思いも少しずつ形を変えてや…

新

見たことない見たことないこんな光 見たことない何だろな何だろなこんなぬくぬく 何だろな知っている知っているこんな声 どこかで聞いて知っているやさしい声の隙間か…

深海

それは深く深く深海に潜みただただ闇の中を模索していた好んだわけでもないが望んで潜み続けた時たま訪れるチョウチンアンコウの光に安堵の温かさに一時の幸福と我が身浮…

特別なもの

日常の中にある特別なもの特別だと思わなければ日常の一部で終わってしまういつも新鮮でいられたらいいそのレンズは曇らせちゃいけない

周り

今、君の隣にいる人が見えてますか？どんな顔してますか？最近、視界に自分以外を入れていますか？