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言語学の嘘 https://plaza.rakuten.co.jp/clg2009/

自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。

言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。

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2009/04/12

  • 混沌は脈。。。

    波動の蓄積が形成する混沌からの離散化を解明する手掛かりは、次元の成立の仕方にある。 混沌が0次元だとすると、1次元の時間と3次元の空間の成立過程に順番はあるのだろうか。 時間的な記憶と空間的に記憶

  • 私の利点は数学ができない事。。。

    言語の研究をする上で、私の大きな利点は数学を使えない事である。 チョムスキーは数学で言語のメカニズムを解けると考えたが、私は、このお陰で、人間に言語と数学の両方を与える事の出来る記号(記憶子)の成立

  • 思考は記憶操作。。。

    我々の思考は、記憶操作であると言うのが基本である。

  • 記憶と形。。。

    一般的に存在と言うと物質を引き合いに出して「形のあるもの」と「形の無いもの」に分ける事があるが、これは間違いで全ての存在には何らかの形がある。 私は存在を「時間の流れに抗って同じ形を維持し、更に別の

  • 数学と記憶。。。

    数学というのは記憶を記述するメソッドである。

  • 「連続した波動の蓄積が形成する混沌からの離散化という過程」。。。

    私が存在論に「自己記憶」という概念を持ち込むのは、既に粒/単位が存在する時空間/場が既に確立している状態で、何ものかの存在の有無を議論するのではなく、この時空間/場自体が確立される過程、つまり「連続し

  • 自己記憶という形。。。

    記憶、あるいは自己記憶が成立する為には、形が再現される必要がある。 記憶されるのは常に形なのである。 例えば、音楽は人間に固有であるという時、何が本質であるのかと言うと、人間だけが音階を理解する事

  • 生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズム。。。

    生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズムは、正しく理解されていないと思う。 例えば、心理学や言語学では、生命に記憶と言う機能が備わっている事は、当たり前な事の様に捉えられていて、記

  • 宇宙物理学最後の謎?。。。

    PIVOT 公式チャンネル:【宇宙物理学最後の謎に迫る】東京大学教授・戸谷友則/宇宙になぜ生命があるのか/「戸谷論文」の衝撃/宇宙論の現在/宇宙はクリーム色?【EXTREME SCIENCE】 「宇宙には何故生命がある

  • 記憶と情報。。。

    記憶するという事は、自らの実体を保存し、それを後から再現するという過程であり、これは、我々がインターネット等を通して、プログラムやファイルを共有できるのと似ている。 これが可能になるのは、それが情報

  • 人間の視点を捨てて、記憶の視点に立とう。。。

    Closer To Truth:Roy Baumeister - How are Humans Unique? この動画で、Robert Lawrence Kuhn 氏が「動物と比較して人間に固有なものは何か」と心理学者に質問しているのだが、彼の答えはどれも的外れである。

  • 記憶とは。。。

    記憶と言うのは生命の持つ認知システムを構成する一つの重要な機能であると言う理解がなされているが、記憶に特殊な構造があり、情報伝達の視点から、形式的なアプローチを取る事が出来る。 記憶とは自己同一性を

  • 記憶の定義。。。

    波から粒に変わる離散分裂には、反動が伴う。 それが、粒同士を引き寄せる重力である。 粒同士が(再び)出会うと、粒が波に戻り、二つが融合し、新しい自己同一性を確立する。 でも、これは本当に「波」な

  • 遺伝子が、生命の行動パターンのシーケンスを構成する。。。

    生命の形を記録する遺伝子は、同時に生命の行動のシーケンスを記録していると考えている。 認知システムの基本となる自己意志は、遺伝子によって確立されている。 これを解明するには、ソシュールの記号の発展

  • ソシュールの記号の発展形としての「言語の胚となる記憶子」。。。

    Daily Dose Of Wisdom:Scientists Are Changing Their Minds (EVIDENCE For God!) 私の強みは、認知システムからの言語の誕生のメカニズムを知っている事であるが、これが、量子力学及び、生命の起源と進化を司

  • 波動からの離散化。。。

    自己記憶という、この宇宙のあらゆる存在を支える動的なメカニズムは、連続した波動の蓄積によって形成される混沌からの離散化という過程を通るが、これは更に、離散分裂(再)融合更新循環サイクルという、離散的な

  • Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説の問題点。。。

    Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説では、物理主義からの脱却を図り、物質を情報で置き換える事を主張しているが、これは不完全。 何故なら、物質も情報のどちらも、単位として成立した段階をデフ

  • 数学と通さない言語学と料理式学の統合の可能性。。。

    私の「自己記憶進化論」は、言語の観察を通して得たものであるが、数学の素養の無い私が、量子力学とどうやったらシンクロ出来るのか考えてしまう。 いや、そういう事をあまり気にしないで、自分のペースで進むし

  • 客観性とは。。。

    「三人称単数現在の『s』」と言うのは中学で学んだ。 これは、多くの西洋語に人称や数(更に性)があり、「He likes」と動詞の「like」の現在の活用形の語尾には「s」がつくと言う文法的な規則があるからである。

  • 自己シュミレーション仮説。。。

    くろ丸 さんが4か月前に投稿した「自己シュミレーション仮説」に関する動画。 【新説】この宇宙の正体がわかりました。全ては「わたし」という宇宙思考が生んだ壮大な『自己シミュレーション』かもしれません。【

  • 自己意識を持った人類の誕生は自己記憶の進化が到達した最後のステージ。。。

    人類が生まれた事により、自己記憶が進化して到達した自己意識を、長い人類の歴史上で人類の個体であるヒトの数だけ持つ事になった。 其々の自己意識は、全く個人的なものであるが、それが言語という自己記憶を進

  • 差異に根差した科学。。。

    我々は、生きていく上で、名前の付いた対象、つまり言語による単位を認識しているのだが、我々が実際に知覚しているのは、あくまで知覚上の差異でしかない。 そして、この「差異」の認識が、科学知識を向上させる

  • 哲学と私。。。

    Closer To Truth:John Searle - Why Philosophy of Science? 少し前になるが、西洋で哲学が発達したのは、西洋科学が言語のメカニズムを解明していない事による穴を埋める為であるという結論に達した。 つま

  • 複製可能なもの、それが記憶。。。

    記憶は、離散的な差異によって成立し、複製可能である。 一番重要なのは、記憶がどの様にして複製されるかである。 物質が生まれたビッグバンが、記憶の複製メカニズムが発動して生まれたと考えると、その後の

  • リバースエンジニアリング。。。

    私はフランスに来た当初から一貫して、言語学と言うのは、言語の観察を通して言語を発明出来る人間の条件を解明する事であると考えていた。 人間には、言語を発明出来る特殊な認知メカニズムが備わっていて、それ

  • 人間の使命。。。

    くろ丸。ミステリー:【衝撃】現実は『場』による幻想でした。量子論の進化系『場の量子論』による宇宙の法則がヤバすぎた。【場の量子論 量子力学 都市伝説】 くろ丸さんの YouTube 動画「現実は『場』による幻

  • 自己記憶の進化。。。

    宇宙のあらゆる存在の媒体となる自己記憶は、自己存在、自己意志、自己意識と言う過程で進化をする。 自己組織と言う過程が、自己意志と同時に生まれているはず。 自己記憶の進化の三段階の過程。 物理化学

  • 存在と言うのは。自己記憶である。。。

    存在と言うのは。自己記憶である。 同じ時間軸上に同じものが時間差を持って登場する事が自己記憶であるが、同じと見做される違うものがズレて登場する事で時間軸が生まれ、このズレの登場が繰り返される事で、時

  • 波動からの離散化。。。

    この宇宙は、「波から粒への進化」と言う「一つの方向性を維持しながら進化」する事で、その存在自体が保証されている。 宇宙の誕生において、波と粒と言う二元論は、素粒子の「波と粒の二面性」と言う形で存在し

  • La routine c’est la mémoire qui se répète.

    La routine c’est la mémoire qui se répète.

  • 情報のエントロピー。。。

    物理学の熱力学の第二法則であるエントロピーが、秩序から無秩序に向かう運動であるとして、情報のエントロピーが、無秩序から秩序に向かう運動だとすると、この宇宙の均衡がようやく確立されるのかも知れない。

  • 「波から粒への進化」。。。

    この宇宙は、「波から粒への進化」と言う「一つの方向性を維持しながら進化」する事で、その存在自体が保証されている。 宇宙の誕生において、波と粒と言う二元論は、素粒子の「波と粒の二面性」と言う形で存在し

  • 意識の研究の問題点。。。

    今、世界中で意識の研究が盛んに行われている。 YouTubeで検索すると数えきれないほどの動画上がってくる。 しかし、現状のままでは、いつまで経っても何も分からないと私は断言出来る。 意識の研究をする

  • デカルトの「我思う故に我あり」批判。。。

    近代哲学の礎を築いたデカルトの「我思う故に我あり」と言う哲学的な命題は、「我」と言う「西洋文法で言う一人称と言う視点」が、他の二人称と三人称と言う視点に対して、どの様な動的なメカニズムの下に確立される

  • 「その場限りの問題解決」である知能。。。

    認知システムでは認知主体である個体の「外界の知覚に対する反応運動」と言う問題解決型の知能が発揮される。 どの反応運動を取るかの判断材料となる個体の過去の認知的な経験の記憶は蓄積されるが、この段階では

  • 私の特殊な思考回路。。。

    認知システムは、自己存在が進化して発動した自己意志によって確立されたのだが、この自己意志の発動によって成立したのが、自己存在を其々確立している自己と他者を時系列的に結ぶアクション、つまりプロセスである

  • 記号と言う依り代。。。

    私は最初から「言語はコミュニケーションの道具である」と言う定義は、間違いではないが言語の本質とは違うと考えていた。 言語を使ってコミュニケーションが成立する為には、同じ「言語の形」と同じ「言語の意味

  • 離散主義。。。

    例えば、猿から進化して人類が誕生する過程の説明で、木の上から降りて地上生活を始めた頃に、二足歩行を始めた類人猿が現れた事で、両手が自由になり、それが脳の発達を促したと言う様な説明を聞く事であるが、こう

  • 記号の離散性。。。

    今、ふと思った。 日本語の「物事」と言う単語は、物理化学的且つ生物的な「物」と認知的且つ言語意味的な「事」と言う西洋的な「物質対精神」と言う二元論に対応する。 この西洋哲学の二元論には「生物認知的

  • 離散主義という哲学的な立場。。。

    この宇宙のあらゆるものは物理的であると言う哲学上の立場を「物理主義」と言うが、これは科学の手法として有名な「還元主義」と、どちらも「単位に分割する」と言う点に於いて密接に関連している。 これに対抗す

  • 時間について。。。

    Closer To Truth:Alexander Vilenkin - Did the Universe Begin? 私は物理学者が光年という単位を使って距離を示すのは、自分の時間間隔と物理的な移動の限界をそのまま宇宙に存在する全てのものに投影する事に

  • 「人間の主観からの視点である自己意識」。。。

    Closer To Truth:Christof Koch - Is Consciousness Unified? 最近、意識の研究に関する動画を視るのが辛い。 というのも、どの学者も「人間の主観からの視点である自己意識」が「Consciousness」のデフォル

  • 記号の恣意性の再解釈。。。

    「ソシュールの一般言語学講義」の中の一節「言語には正の項が無く(sans terme positif)、差異しか無い」と言う命題の「正の項」を。私は「差異」に対する「単位」であると考えた。 ソシュールの記号は、言語の

  • 離散主義。。。

    Closer To Truth:Thalia Wheatley - Big Questions in Free Will 西洋哲学で議論される「自由意志の有無」を、脳科学で解明しようとするのは、私は無理があると思う。 どちらにせよ、自由意志の前に認知主体

  • ソシュールの記号の再解釈を出発点とした新しい存在論。。。

    Closer To Truth:Andrew Briggs - Is Information the Foundation of Reality? 私は、この宇宙は三層の離散的な時空間によって形成されていると考えているが、これを人間の主観的な視点で捉えると、宇宙は「Real

  • 離散的な差異と情報。。。

    Closer To Truth:Andrew Briggs - Is Information the Foundation of Reality? 私は、この宇宙は三層の離散的な時空間によって形成されていると考えているが、これを人間の主観的な視点で捉えると、宇宙は「Real

  • 「決定論」に関する考察。。。

    最近、英語の哲学や科学系の動画を見ているとよく出て来る「決定論」がとても気になっている。 これは、自由意志の有無の議論にも繋がるのだが、私は、このを議論する前に自己同一性の進化の二段階目で「自己意志

  • ソシュールの未完の言語理論。。。

    「言語には正の項が無く、差異しか無い」と言うスイスの言語学者ソシュールの残した命題は、波動の蓄積が形成する混沌からの離散化によって確立される離散的な時空間内に展開する離散的な存在の集合の性質を的確に表

  • 主観的な視点を捨てる必要。。。

    言語学や哲学をするのにあたり主観的な視点を捨てる必要があるのは、言語学と哲学の本当の目的は、動物的な認知システムからどう言う過程を経て主観的な視点が誕生したのかを解明する事であるからで、主観的な視点を

  • 「意識は科学のラストフロンティア」。。。

    PIVOT 公式チャンネル:【宇宙は無数に存在する】UCバークレー 物理学者が完全解説/我々は無数にある宇宙の中の1つを生きている/宇宙を泡として考える/米大学の研究者の働き方とは 【EXTREME SCIENCE】 冒頭

  • 自己同一性の進化。。。

    この宇宙は、自分の存在を確認したいと思った「最初の心」の進化によって、銀河や天体が生まれ、我々の住む太陽系も生まれた。 その太陽系の地球という惑星で、心の進化が、新しい離散的な時空間を生み、それが自

  • ソシュールの命題は、真実の箱を開く鍵。。。

    私は一瞬、ソシュールの「言語には正の項が無く、差異しか無い」と言う命題に出会う前に、全てを知っていたのかもしれないと思ったが、本当は何重にもロックされている真実の箱を開ける最初の鍵が、ソシュールの命題

  • 私の数学に頼らない論理展開。。。

    私の言語学に於ける斜め上の発想の出発点は「ソシュールの一般言語学講義」の中にある「言語には正の項が無く、差異しか無い」と言う命題であるが、言語学の従来の解釈とは全く違う方向に向かい、音素の離散性を再解

  • 言語の真のメカニズムを理解したかったら。。。

    言語学者でも哲学者でも、本気で言語のメカニズムを理解しようと思ったら、音声言語だけを言語とするのではなく、ソシュールの記号が、特定の知覚運動チャンネルに特化する事で、視覚身振りチャンネルの場合は手話、

  • 哲学者は頭が良すぎる。。。

    私は、哲学者というのは頭の回転が良すぎる人だと思うが、彼らに絶対的に足りないのは、言語の真のメカニズムの理解である。 だから、宇宙や存在や人間に関して考え過ぎてしまって真実が見えなくなっている。

  • やはり、最大の障害はデカルトの「我思う故に我あり」。。。

    私の研究が言語学のコンテクストから外れてしまった事は数年前に自覚したのだが、同じ事を哲学にも言えると認識できてしまって結構落ち込んでいる。 デカルトの「我思う故に我あり」が言語学と哲学の発展を妨げて

  • 「バイバイ、デカルト」の実践。。。

    哲学も言語学もどうやら、人間の持つ「一人称の主観的な視点」がデフォルトとなっている様である。 私は、ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題を記号のシニフィアンにも適用する事を通して、この「主

  • 西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」

    Kastrup 氏の分析的観念論が、どうもしっくりと来なくて悶々としているのと西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」の動画が流れてきた。 この短い論文を読んだ事はあるのだが、哲学の素養の無い私には、理解出来なか

  • Bernardo Kastrup 氏の哲学理論。。。

    Bernardo Kastrup 氏の哲学理論に関する動画を最近、結構な数、視聴しているのだが、どうもしっくり来ない。 私は、この宇宙を構成する存在を、三層の離散的な時空間に分けて考えているのだが、彼の場合、その内

  • 私の出発点は、ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題。。。

    私は30年近くも、たった一人で、言語に関する研究を続けてきて、現在では、意識や宇宙に関係する理論にまで発展しているのだが、世間では誰も注目していないし、全く期待されていない言語のメカニズムの解明を出発

  • 物理学者のアプローチ。。。

    Mark Vernon :The Speed of Gravity. A conversation with Rupert Sheldrake 「重力には速度が無い」、つまり、空間に存在する距離を無視して瞬時に働くのだが、物理学者は、これを認めないのだと言う事らしい。

  • 量子力学の専門家 Henry Stapp 氏のインタビュー動画。。。

    Closer To Truth:Henry Stapp - How is the Cosmos Constructed? 量子力学の専門家 Henry Stapp 氏のインタビュー動画。 量子力学の世界は、瞬間的に起こる「discrete events(離散事象)」で構成され、また

  • 科学と宗教の融合という夢の第一歩。。。

    この新しい視点は宇宙の誕生のきっかけとなった「波動で満たされ、何も存在出来ない混沌の中で、自らの自己同一性を確認しようとして生まれた心」の成長の過程、つまり「自己存在、次に自己意志、そして自己意識の確

  • 西洋哲学と西洋科学の持つ限界。。。

    西洋の哲学者は、一般的に、フランスの哲学者デカルトの「我、思う故に我あり」と言う命題が絶対的に正しいと考えて、自分自身の主観的な視点をデフォルトとして哲学的な思索をしようとしているようだが、今後、科学

  • 「混沌からの離散化」は、単純に混沌が離散化するのではない。。。

    また寝てる間、夢も含めてずっと考えていた。 「混沌からの離散化」についてだが、単純に混沌が離散化するのではない。 混沌は常にベースにあり、そこに「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」と言う宇宙のあ

  • 人間の視点で捉える現実感を支える三層の離散的な存在。。。

    この宇宙には基本的に三種類の存在があるが、どれも「混沌からの離散化」という動的なメカニズムによって誕生、維持、更に進化している。 この三種類の存在を、言語を操る人間の視点からとらえようとするのが「Re

  • 哲学という永遠に終わりのない学問。。。

    言語のメカニズムを解明しないままで哲学するのは、いつまで経っても堂々巡りで出口が見えないと私は考える。 それでも西洋の哲学者達は、西洋の哲学的な伝統に沿って、今の時代を代表する哲学者として歴史に名を

  • 「宇宙には差異しか無い」。。。

    ソシュールの「言語には差異しか無い」を拡大解釈すると「宇宙には差異しか無い」になる。 これは、宇宙と言う物質が天体を作り活動する物理化学的な時空間と、人間が様々な概念を操って思考をしながら自己同一性

  • 時間という概念にとらわれない重力。。。

    重力には速度という概念が適用できない。 全てが同時に起きるから。 もしかしたら、これが「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」を可能にしている。 離散分裂という過程は、記憶という形で実現し、(再)

  • 「sans terme positif(ポシティブな項が無く)」。。。

    ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題には、実は「sans terme positif(ポシティブな項が無く)」と言う短い補足的な表限がある。 これを「数学的にプラスの項が無い」と解釈すると、「自然数の様な離

  • ゆる哲学ラジオ。。。

    ゆる哲学ラジオ : 哲学vs物理学の大ゲンカ。「現象」って何? #70 ソシュールの記号から始まった私の研究が、所謂「言語学」の範疇に収まらない事が分かり、一時期、結構視聴していた「ゆる言語学ラジオ」を、殆

  • イタリア語の聞き流しと聴き取り。。。

    私は、イタリア語の会話の経験をせずに、イタリア語を聴いて理解する事が出来るのかの実験をしているのだが、イタリア語の動画の聞き流しをしながら、何が記号のシニフィアンとシニフィエを繋ぐのかを考えている。

  • 混沌からの離散化を促す「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」と言う自己同一性の進化の動的なメカニズムが、この宇宙の摂理。。。

    混沌からの離散化を促す「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」と言う自己同一性の進化の動的なメカニズムが、この宇宙の摂理である。 これを知っているのは、現在、多分、世界中で私だけだと思う。 私が間違

  • 共通な入れ子構造。。。

    知覚及び認知的な記憶の誕生に、言語における記号と同じ入れ子構造が関係している考えている。 只、私はソシュールの記号の定義を少し変えて「二層を成す価値体系」とし、記号ではなく「記憶子」という用語に変更

  • 意識の進化。。。

    意識の進化は、自己同一性の進化であるのだが、これは大きく三段階を通る。 先ずは、自己と他者との間に物理化学的な境界線を確立する自己存在。 次に、生命としての自己と認知対象としての他者を認識する為の

  • Evolutionary Panpsychism(進化汎心論)。。。

    数日前、自分の理論に名前が付いた:Evolutionary Panpsychism(進化汎心論)。 しかし、言語の謎が周知されたら哲学は消滅すると考えている私が、どうやらその哲学の範疇に足を踏み入れてしまった様で、少し混乱

  • 「Consciousness」は「三段階に渡る自己同一性の進化」。。。

    The Institute of Art and Ideas:Consciousness: fundamental to reality? Philip Goff 私は「Consciousness」を「三段階に渡る自己同一性の進化」と定義する。 現在の「Science of Consciousness」では、

  • 記憶の成立過程。。。

    記憶と言うのは意識の進化の軌跡であるとずっと言って来たが一つ説明するのを忘れていた。 記憶が成立するのは二段階の過程が必要で、記憶が生成される過程が一つ、そして記憶を喚起する過程がもう一つ。 これ

  • 「混沌からの離散化」。。。

    「混沌からの離散化」という場合、この「混沌」には波動があると考えているが、時空間という次元が存在しない段階では波動は実現できない。 逆に、それが実現できないからこそ、混沌を形成するのだろうか。 私

  • 「consciousness(意識)」に関する考察。。。

    最近、「consciousness(意識)」に関する動画を観ると、フラストレーションが溜まる一方で、やるせない気持ちになる。 どうやったら、主観的な意識をデフォルトとして意識の研究をする限り、今後、一歩も先に行

  • 主観的な視点の成立過程。。。

    私は、認知システムの問題解決型の知能から、意味を生み、主観的な経験を我々に与えてくれる言語がどの様に生まれたのかを知っている。 別の言い方をすると、主観的な視点が、どうやって生まれたのかも知っている

  • 哲学的思考。。。

    Adventures in Awareness:Federico Faggin Bernardo Kastrup: Quantum physics, spirituality & consciousness Federico Faggin 氏のことを、私は前から注目しているが、何かが違うと思ってしまう。 彼は、

  • 私は「Panpsychist(汎心論者)」者か。。。

    NourFoundation :Panpsychism in a Nutshell 昨日、自分は「Panpsychist(汎心論者)」ではないと考えたが、少し定義を変えて、「Evolutionary panpsychism(進化汎心論)」とすると、うまく収まるかも知れな

  • 西洋思想と東洋思想。。。

    Closer To Truth:Eastern Traditions: What is World? What is Reality? Episode 2401 Closer To Truth CloserToTruth の「東洋の思想伝統」の動画の中に日本の神道が登場したのに心が躍ったが、最後まで

  • 意識とプロト意識。。。

    Closer To Truth:Yujin Nagasawa - What is Panpsychism? 少し前に私は一種の「Panpsychist(汎心論者)」かも知れないと思ったが、この動画を視て自分が間違っていたことが分かった。 この動画では「Conscio

  • 目的が成立する前に、意志の誕生が必要である。。。

    葉っぱを加えて串焼きを貰おうとする犬の動画を見て、目的が概念として確立する前に、個体の意志が確立される必要があると思った。 この宇宙は、三層の離散的な時空間を通過する事で進化している。 これを理解

  • 数学は物理的な時間軸に逆行する学問。。。

    この動画を見て、ふと、(a+b)の2乗と言うのは、数学の計算が、過去から未来に進む一方通行の時間軸に逆行しているから可能になるのであると思った。 この「気付き」が、今後、どう発展するのかは分からないが、

  • 私の意識の研究の出発点は、言語の記号の研究だった。。。

    最近、「意識」という用語を自分の考察で使わない日は無いと思うが、私が意識について考え始めたのは、実は記号の差異の研究を初めてから、十年位は経った後だと思う。 私の研究の出発点は、ソシュールの「言語に

  • 音節の二極化を支える、三極化で成立する入れ子構造。。。

    認知の混沌から離散化が発動して言語が生まれる時、音節の二極性と言う概念が出て来るが、これはニ極とは言っても、実際には三極化する事で成立する入れ子構造がベースにあると考える。 音節の二極性は、一次元の

  • 「原子と言うのは一つ一つ違う個性がある」。。。

    昔、フランス人で中学校の理科の先生をしている友達に「原子と言うのは一つ一つ違う個性がある」と言ったら、真っ向から否定された事がある。 これはきっと、特定の元素には、それぞれ特定のが属性があって、その

  • 無意識、潜在意識と自動的な記憶喚起。。。

    Closer To Truth:Robert Stickgold - Powers of the Subconscious 意識に対して、無意識や潜在意識という分野があるが、認知システムにおいて、物理的な刺激の知覚が、問題解決型の知能を発動させる為に、個体の

  • 声紋という波動が混沌を作り、それが離散化して音素になる。。。

    聴覚的な認知記憶が生成する混沌から離散化する場合、子音と母音(或いはモーラ)という形で、言語意味的な時空間の時間軸上に音声が分節する事になるが、特定の音素を識別する為には、言語意味的な時空間の空間軸上

  • エピソード記憶の起源。。。

    エピソード記憶という概念があるが、これは、認知的な記憶が生成する混沌から離散化によって生まれた言語意味的な時空間に展開する我々個人の経験に物理的な時間軸に平行な二極化が生まれた事によって生まれる。

  • 宇宙は、目的を育てる為に生まれた。。。

    Philip Goff 氏の「Why? The Purpose of the Univers」を読み始めたのだが、一つ重要なことに気が付いた。 それは「目的」というのは、言語で言う所の「意味」と同じものであり、最初の意識が自分を知りたいと思

  • 「自己同一性の確立」と「混沌からの離散化」。。。

    離散という概念の反意語は、通常、連続であるが、自己同一性の進化という観点では混沌になる。 混沌は波動であるという点では連続であり、離散は、波動が粒状に成るという事であるが、離散のもう一つの特徴は「互

  • 宇宙の目的。。。

    私が言語学、より正確に言うとソシュールの記号学の研究を始めたのは、「ソシュールの一般言語学講義」にある命題「言語には差異しか無い」を証明する為で、始めに注目したのは、記号のシニフィアンの側面、つまり言

  • 混沌からの離散化。。。

    知り合いの仏人の中国語の解説を聞いていて閃いた。 波動で形成されている「知能を発揮する為に日々、蓄積されて行く認知的な記憶」が、三つ目の混沌を我々、個々人の生物認知的な時空間の中に形成する。 この

  • クオリアの成立過程。。。

    哲学の考察の一つに「人間が知覚していないものは存在しない」と言うのがあるが私には人間中心主義の馬鹿げた命題に映る。 物理化学的な時空間の記憶が我々の知覚を通して離散化され生物認知的な時空間が構成され

  • 還元主義の代替アプローチ。。。

    そろそろ意識の三段階の進化によって出来ていると言う私の宇宙論を纏められるかもしれないと思い始めている。 物理化学や生物学の分野にも勿論またがるが私は数学は使わない。 私の出発点はソシュールの「言語

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