北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第12号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
札幌の一級建築士事務所「AI建築」の社長&スタッフによるブログです。
古民家に対する想いや日々の仕事の様子を綴っています。 AI建築ホームページhttp://www.aikentiku.com
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第12号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
旧青山家漁家住宅(大正8年築) 青山家は、安政6年(1859)山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家です。建網経営には番屋をはじめ網倉、…
武家屋敷武家屋敷は「書院造り」の形式です。下級武士の住居、侍屋敷は書院造りを更に洗練した「数寄屋」へと発展した。 今は 北海道には残って無いませんね。松前藩…
町屋住宅町屋と言えば京町屋ですね。食住一体型の住居で「町屋造り」と呼ばれる。北海道では和洋折中の建物が多いです。 平入り建物も多く 有ります。 屋根は杮葺…
旧渡辺商店(大正前期築)明治30年代に砂金掘りでにぎわい、1916年(大正5)の鉄道開通後は交通の要所として発達した中頓別市街に建てられた雑貨店です。漆喰仕上…
漁家住宅北海道ではニシン番屋が代表的な漁家住宅です。網元の住居とやん衆と呼ばれて漁夫の寝間から成っています。最盛期には100~200人の人が1つ屋根下で生活を…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(土)13:00より古民家の宿Solii内交流室(石狩市八幡町高岡103-3)で開催致しました。 合格を願っ…
今年最後の全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を14月16日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しまし…
農家住宅とは。農家住宅は田の字型の間取りが特徴である。下記の図の様に「ニワ」と呼ばてる土間・「オモテ」と呼ばれる座敷・「ダイドコ」と呼ばれる台所と居間・「ナン…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第11号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土と…
旧ソーケシュオマベツ駅逓所(明治40年頃)約築117年 喜茂別村と徳舜瞥村(現在の大滝村)の中間地点に建てられ、明治42年から昭和9年まで営業していた官設駅逓…
卯建(うだつ) 切妻屋根の隣家との間の小さな壁をさす。この小さな壁は防火のために設けられたもので1階屋根と2階屋根の間に張りだすように設けられる。 江戸時代…
旧山本理髪店(大正後期建築)傾斜の急な切妻屋根、妻軒の棟折れマンサード、玄関の雨よけアーチなど、大正期の洋風建築の特徴を残したスマートな外観は理髪業とよくなじ…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を12月14日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
12月師走は冬の準備の時期です。 庭の冬囲いもその一つです。 春には木々がまた元気な姿を見せてくれると思います。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約100年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…
北海道の開拓は、日本全国から新天地を求めた人々が入植しました。入植者が1番多いのは青森県、2番が新潟県、秋田、石川、富山と続きます。 1番少ないのは沖縄です…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を12月14日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
旧菊田家農家住宅(明治19年築)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫佐衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。この建物は、その一員で…
法隆寺西院伽藍の五重塔は築約1400年の世界最古の木造建築です。免震的な木造伝統工法の考え方が生み出されたとこですね。 法隆寺が1400年持っているのは、代々…
旧樋口家農家住宅(明治30年築) 樋口家は富山県から移住した水田農家で、明治26年(1893)に入植し5年目にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 つづら江戸時代から明治時代まで全国で使われていました。通気性があるので湿気がこもらず、状態が良ければ現在…
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 まずは長持ち(ながもち)とは、江戸時代から大正時代に使われていたものが現在も数多く残っています。衣類を入…
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
土壁は塗り壁、左官壁、日本壁など様々な呼び方があり、古民家の壁には土壁が多く使わてれいます。土壁で一番高価物は聚楽土と言わていますね。 下地には竹小舞、木摺…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
漆喰とは消石灰とCO2との反応で固結することに基づく左官壁材です。これを気硬性材料と言います。消石灰を主原料にのり(海藻)とすさ(麻)を添加して作ります。 漆…
旧手宮駅長官舎(明治13年築141年)明治13年北海道で初めての鉄道として、幌内鉄道が敷設された。その職員官舎として建てられたのがこの建物である。骨組みや上げ…
徒然草吉田兼好の徒然草(1330年頃)に、住まいについて書いてあります。「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪…
旧島歌郵便局(明治35年築121年)北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは1872年(明治5)のことで、島歌には1886年(明治19)に郵便局が設置されました…
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」(いんえいらいさん)に『いかに日本人が陰翳の秘密を理解し、光と蔭との使い分けに巧妙であるかに感嘆する…』日本の伝統建築の奥の深さを言い表…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第11号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月16日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時に…
蝦夷地(北海道)の開拓は、日本全国から新天地を求めた人々が入植しました。入植者が1番多いのは青森県、2番が新潟県、秋田、石川、富山と続きます。 1番少ないの…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月16日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
古民家で(木造の建築は今でも)使われる寸法は尺貫法が多いです。ただし、体積はメートル方ですね。 また、1間は1820mmで図面を書くことが多いです。 尺貫…
先日、第46回札幌市医師会書道クラブ展に行ってきました。 知り合いの先生方の「書」を拝見して来ました。 ありがとうございました。 未来の子供達の為…
北海道でもシロアリの被害が多くなっています。温暖化の影響かもしれません。皆さんもご注意ください!! シロアリに注意木造住宅の耐久性を決定ずける構造体の大敵は腐…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第11号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国…
上棟式とは。上棟式は、地鎮祭と違い、人間のための祭です。家の骨格を作り一番大事な骨組みがほとんど出来あがり、いよいよ一番大きな棟木を全員で力を合わせて持ち上げ…
旧近藤染舗(大正2年築111年) 近藤染舗は、明治31年に創業された旭川で最も古い染物店です。この建物は、店の繁盛に伴いに地元の建築業者によって大正2年に新築…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月16日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
令和6年度最後の開拓の村たてもの観察会3回目を10月27日(日)に開催致しました。テーマは「明治の商家の様式」旧三〼河本そば屋、旧武井商店酒造部、旧武岡商店を…
某テレビ局の撮影協力で古民家調査その2にです。。 大正2年築108年の古民家です。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共通語「KOMINKA」へ…
昨日、室蘭に某テレビ局の撮影協力で古民家調査に行ってきました。 昭和11年築80年の古民家です。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共通語…
地鎮祭の方法と意味です。 まず、神主さんがうなるのは、降神という儀式。天から神様が会場の中央に設けた聖なる木~榊(さかき)~に下りてくるところです。その後、徳…
地鎮祭とは。 家を建てる時にまず最初に行なう神事。 地鎮祭は、工事にかかる前に行います。 土地の神様に、ここに家を建てるのでよろしくお願いしますと 神官に仲介…
旧武岡商店(明治31年築)武岡家は、旧徳島藩家老稲田邦植に従い1871年(明治4)に淡路島から静内郡に移住し、1882年(明治15)から米穀、雑貨、荒物などを…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約110年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の10月度例会を10月26日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時に…
古材の中でも価値のあるものは 大黒柱や長物(ながもの)と呼ばれる、長さが5m以上のものもプラス査定になります。大黒柱は7寸以上かケヤキ・桜などの銘木を使ったも…
令和6年度最後の開拓の村たてもの観察会3回目を10月27日(日)に開催致します。テーマは「明治の商家の様式」旧三〼河本そば屋、旧武井商店酒造部、旧武岡商店を観…
旧菊田家農家住宅(明治19年築)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫佐衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。この建物は、その一員で…
屋根瓦瓦の三大産地は愛知の「三州瓦」島根の「石州瓦」兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。 日本で一番古い瓦は奈良の元興寺の1400年前の瓦です。長持ちしますね! …
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の10月度例会を10月26日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
令和6年度最後の開拓の村たてもの観察会3回目を10月27日(日)に開催致します。テーマは「明治の商家の様式」旧三〼河本そば屋、旧武井商店酒造部、旧武岡商店を観…
旧樋口家農家住宅(明治30年築) 樋口家は富山県から移住した水田農家で、明治26年(1893)に入植し5年目にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し…
懸魚(げぎょ)とは、玄関の破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のことである。日本の家屋は木造で火に弱いので火事にならない様に水に強い魚の飾りを…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の10月度例会を10月26日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
昔は、竈(かまど)で加熱調理していました。今は、ガスレンジ・IHヒーターが主流になっています。竈で炊いたごはんは、おこげもあり美味しそうですね! 竈(かまど)…
旧秋山家漁家住宅(大正9年築103年)秋田県男鹿半島から明治末期に移住した秋山嘉七が、ニシン漁で繁栄していた時期に建てた住宅です。同家では三代にわたり、ニシン…
衣桁(いこう) 古民家で使用された民具の中で、簡易的な間仕切り使われたもです。着物を掛けるもので、多いのは蝶番が付いていて L字型に立てられるものや、I型のま…
令和6年度最後の開拓の村たてもの観察会3回目を10月27日(日)に開催致します。テーマは「明治の商家の様式」旧三〼河本そば屋、旧武井商店酒造部、旧武岡商店を観…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年10月20日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第10号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第10号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築さ…
旧青山家漁家住宅(大正8年築) 青山家は、安政6年(1859)山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家です。建網経営には番屋をはじめ網倉、…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…
令和6年度最後の開拓の村たてもの観察会3回目を10月27日(日)に開催致します。テーマは「明治の商家の様式」旧三〼河本そば屋、旧武井商店酒造部、旧武岡商店を観…
古材の中でも価値のあるものは 大黒柱や長物(ながもの)と呼ばれる、長さが5m以上のものもプラス査定になります。大黒柱は7寸以上かケヤキ・桜などの銘木を使ったも…
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年10月20日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の10月度例会を10月26日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
屋根瓦瓦の三大産地は愛知の「三州瓦」島根の「石州瓦」兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。 日本で一番古い瓦は奈良の元興寺の1400年前の瓦です。長持ちしますね! …
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
懸魚(げぎょ)とは、玄関の破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のことである。日本の家屋は木造で火に弱いので火事にならない様に水に強い魚の飾りを…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
先日、偉自衛隊真駒内駐屯地業務隊長の堀池昌志1等陸佐以下5名が記念館を視察に来られました。ありがとうございました。感謝いたします。 樋口季一郎中将は3つ…
旧手宮駅長官舎(明治13年築141年)明治13年北海道で初めての鉄道として、幌内鉄道が敷設された。その職員官舎として建てられたのがこの建物である。骨組みや上げ…
昔は、竈(かまど)で加熱調理していました。今は、ガスレンジ・IHヒーターが主流になっています。竈で炊いたごはんは、おこげもあり美味しそうですね! 竈(かまど)…
昨日、モラロジー道徳教育財団北海道会館で開催された高橋義男医学博士の「子どもと共に歩む医師」題した講演に参加してきました。高橋先生はとまこまい脳神経外科の小児…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の9月度例会を9月21日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。 古…
旧島歌郵便局(明治35年築121年)北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは1872年(明治5)のことで、島歌には1886年(明治19)に郵便局が設置されました…
衣桁(いこう) 古民家で使用された民具の中で、簡易的な間仕切り使われたもです。着物を掛けるもので、多いのは蝶番が付いていて L字型に立てられるものや、I型のま…
NPO法人歴史的地域資産研究機構(れきけん)の報告会と交流会に出席しました。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共通語「KOMINKA」へ古民家を「安…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の9月度例会を9月21日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
昨日、偉大な人道主義者「樋口季一郎記念館」が開館して4年が経ちました。皆様のご協力のおかげと感謝いたします。ありがとうございます。5周年に向けて頑張っていきた…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第9号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土と…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
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北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第12号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
旧青山家漁家住宅(大正8年築) 青山家は、安政6年(1859)山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家です。建網経営には番屋をはじめ網倉、…
武家屋敷武家屋敷は「書院造り」の形式です。下級武士の住居、侍屋敷は書院造りを更に洗練した「数寄屋」へと発展した。 今は 北海道には残って無いませんね。松前藩…
町屋住宅町屋と言えば京町屋ですね。食住一体型の住居で「町屋造り」と呼ばれる。北海道では和洋折中の建物が多いです。 平入り建物も多く 有ります。 屋根は杮葺…
旧渡辺商店(大正前期築)明治30年代に砂金掘りでにぎわい、1916年(大正5)の鉄道開通後は交通の要所として発達した中頓別市街に建てられた雑貨店です。漆喰仕上…
漁家住宅北海道ではニシン番屋が代表的な漁家住宅です。網元の住居とやん衆と呼ばれて漁夫の寝間から成っています。最盛期には100~200人の人が1つ屋根下で生活を…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(土)13:00より古民家の宿Solii内交流室(石狩市八幡町高岡103-3)で開催致しました。 合格を願っ…
今年最後の全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を14月16日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しまし…
農家住宅とは。農家住宅は田の字型の間取りが特徴である。下記の図の様に「ニワ」と呼ばてる土間・「オモテ」と呼ばれる座敷・「ダイドコ」と呼ばれる台所と居間・「ナン…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第11号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土と…
旧ソーケシュオマベツ駅逓所(明治40年頃)約築117年 喜茂別村と徳舜瞥村(現在の大滝村)の中間地点に建てられ、明治42年から昭和9年まで営業していた官設駅逓…
卯建(うだつ) 切妻屋根の隣家との間の小さな壁をさす。この小さな壁は防火のために設けられたもので1階屋根と2階屋根の間に張りだすように設けられる。 江戸時代…
旧山本理髪店(大正後期建築)傾斜の急な切妻屋根、妻軒の棟折れマンサード、玄関の雨よけアーチなど、大正期の洋風建築の特徴を残したスマートな外観は理髪業とよくなじ…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を12月14日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
12月師走は冬の準備の時期です。 庭の冬囲いもその一つです。 春には木々がまた元気な姿を見せてくれると思います。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約100年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…
北海道の開拓は、日本全国から新天地を求めた人々が入植しました。入植者が1番多いのは青森県、2番が新潟県、秋田、石川、富山と続きます。 1番少ないのは沖縄です…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年12月15日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月度例会を12月14日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
北海道神宮から隔月で出ている「北の志づめ」第224号が届きました。ありがとうございます。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約110年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…
さざれ石の学術的には「石灰質角礫岩」で、石灰石が雨水に溶解して地下で小石を集結して大きくなった石です。 北海道神宮のさざれ石です。 さざれ石は、国歌「君が代」…
旧菊田家農家住宅(明治19年築)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫佐衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。この建物は、その一員で…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
旧樋口家農家住宅(明治30年築) 樋口家は富山県から移住した水田農家で、明治26年(1893)に入植し5年目にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
古材の中でも価値のあるものは 大黒柱や長物(ながもの)と呼ばれる、長さが5m以上のものもプラス査定になります。大黒柱は7寸以上かケヤキ・桜などの銘木を使ったも…
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
屋根瓦瓦の三大産地は愛知の「三州瓦」島根の「石州瓦」兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。 日本で一番古い瓦は奈良の元興寺の1400年前の瓦です。長持ちしますね! …
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月特別度例会を12月9日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。全国…
昨日、石狩市役所に一般社団法人全国古民家再生協会元顧問、太田会員の3名で加藤龍幸石狩市長と片平一義副議長に古民家の宿Solii内の明治44年築の木倉と昭和13…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2023年第12号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土…
懸魚(げぎょ)とは、玄関の破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のことである。日本の家屋は木造で火に弱いので火事にならない様に水に強い魚の飾りを…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和5年第12号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
作家・森久美子氏の「木は生きている」第二十七話「風土に適した自然素材の家づくり」4回目が掲載されています。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
「三和土」はたたきと読む。古民家の土間は土の床と思われているが、実は赤土、消石灰、苦塩(にがり)を混ぜて練り、塗って叩き固めた「敲き土」を三和土という。三種類…
古民家鑑定士講習と試験を令和5年12月16日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…