古民家で(木造の建築は今でも)使われる寸法は尺貫法が多いです。ただし、体積はメートル方ですね。 また、関東間の1間は1820mmで図面を書くことが多いです。 …
札幌の一級建築士事務所「AI建築」の社長&スタッフによるブログです。
古民家に対する想いや日々の仕事の様子を綴っています。 AI建築ホームページhttp://www.aikentiku.com
法隆寺西院伽藍の五重塔は築約1400年の世界最古の木造建築です。免震的な木造伝統工法の考え方が生み出されたとこですね。 法隆寺が1400年持っているのは、代々…
旧渡辺商店(大正前期築)明治30年代に砂金掘りでにぎわい、1916年(大正5)の鉄道開通後は交通の要所として発達した中頓別市街に建てられた雑貨店です。漆喰仕上…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 つづら江戸時代から明治時代まで全国で使われていました。通気性があるので湿気がこもらず、状態が良ければ現在…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 まずは長持ち(ながもち)とは、江戸時代から大正時代に使われていたものが現在も数多く残っています。衣類を入…
昨日、モラロジー道徳教育財団北海道ブロック主催の北海道の歴史を学ぶ、北海道開拓の村館長中島館長宏一先生による北海道開拓の歴史の講演と建物の見学に参加してきまし…
古民家鑑定士講習と試験を令和7年2月22日(土)13:00より古民家の宿Solii内交流室(石狩市八幡町高岡103-3)で開催致しました。 合格を願って…
土壁は塗り壁、左官壁、日本壁など様々な呼び方があり、古民家の壁には土壁が多く使わてれいます。土壁で一番高価物は聚楽土と言わていますね。 下地には竹小舞、木摺…
旧山本理髪店(大正後期建築)傾斜の急な切妻屋根、妻軒の棟折れマンサード、玄関の雨よけアーチなど、大正期の洋風建築の特徴を残したスマートな外観は理髪業とよくなじ…
漆喰とは消石灰とCO2との反応で固結することに基づく左官壁材です。これを気硬性材料と言います。消石灰を主原料にのり(海藻)とすさ(麻)を添加して作ります。 漆…
古民家鑑定士講習と試験を令和7年2月22日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑…
旧武岡商店(明治31年築)武岡家は、旧徳島藩家老稲田邦植に従い1871年(明治4)に淡路島から静内郡に移住し、1882年(明治15)から米穀、雑貨、荒物などを…
徒然草吉田兼好の徒然草(1330年頃)に、住まいについて書いてあります。「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の2月度例会を2月15日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催いたしました。 …
旧近藤医院(大正9年築) この建物は、1900年(明治33)に函館病院で勤務していた近藤清吉が古平病院に招かれ、1902年(明治35)に古平町丸山町で開業した…
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」(いんえいらいさん)に『いかに日本人が陰翳の秘密を理解し、光と蔭との使い分けに巧妙であるかに感嘆する…』日本の伝統建築の奥の深さを言い表…
古民家鑑定士講習と試験を令和7年2月22日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の2月度例会を2月15日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
蝦夷地(北海道)の開拓は、日本全国から新天地を求めた人々が入植しました。入植者が1番多いのは青森県、2番が新潟県、秋田、石川、富山と続きます。 1番少ないの…
古民家で(木造の建築は今でも)使われる寸法は尺貫法が多いです。ただし、体積はメートル方ですね。 また、関東間の1間は1820mmで図面を書くことが多いです。 …
旧武井商店酒造部(明治19年頃築) この建物は、茅沼で石炭荷役、回船業を営んでいた武井家が、明治19年(1886)頃建てたものである。酒造業は9年後の明治28…
北海道でもシロアリの被害が多くなっています。温暖化の影響かもしれません。皆さんもご注意ください!! シロアリに注意木造住宅の耐久性を決定ずける構造体の大敵は腐…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2025年第2号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和7年第2号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
古民家鑑定士講習と試験を令和7年2月22日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑…
今年は2月2日が節分です。節分は、立春の前日の陰暦の大晦日。今年は2月3日が立春で正月です。 節分過ぎれば日もまた登る。 運が良かった人も悪かった…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の2月度例会を2月15日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
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古民家で(木造の建築は今でも)使われる寸法は尺貫法が多いです。ただし、体積はメートル方ですね。 また、関東間の1間は1820mmで図面を書くことが多いです。 …
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
北海道でもシロアリの被害が多くなっています。温暖化の影響かもしれません。皆さんもご注意ください!! シロアリに注意木造住宅の耐久性を決定ずける構造体の大敵は腐…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の4月度例会を4月19日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時にオン…
旧ソーケシュオマベツ駅逓所(明治40年(1907年)頃 )喜茂別村と徳舜瞥村(現在の大滝村)の中間地点に建てられ、明治42年(1909)から昭和9年(1934…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
旧渡辺商店(大正前期築)明治30年代に砂金掘りでにぎわい、1916年(大正5)の鉄道開通後は交通の要所として発達した中頓別市街に建てられた雑貨店です。漆喰仕上…
古民家鑑定士講習と試験を令和7年4月20日(日)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の4月度例会を4月19日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
旧山本理髪店(大正後期建築)傾斜の急な切妻屋根、妻軒の棟折れマンサード、玄関の雨よけアーチなど、大正期の洋風建築の特徴を残したスマートな外観は理髪業とよくなじ…
地鎮祭の方法と意味です。 まず、神主さんがうなるのは、降神という儀式。天から神様が会場の中央に設けた聖なる木~榊(さかき)~に下りてくるところです。その後、徳…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2025年第4号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、…
令和7年度開拓の村たてもの観察会の下記 開催日が決まりました。 1回目:6月1日(日)「郷里の建築様式」 2回目:8月10日(日) 「漁家住宅の違い」 …
旧武岡商店(明治31年築)武岡家は、旧徳島藩家老稲田邦植に従い1871年(明治4)に淡路島から静内郡に移住し、1882年(明治15)から米穀、雑貨、荒物などを…
地鎮祭とは。 家を建てる時にまず最初に行なう神事。 地鎮祭は、工事にかかる前に行います。 土地の神様に、ここに家を建てるのでよろしくお願いしますと 神官に仲介…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和7年第4号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築さ…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
旧近藤医院(大正9年築) この建物は、1900年(明治33)に函館病院で勤務していた近藤清吉が古平病院に招かれ、1902年(明治35)に古平町丸山町で開業した…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…
旧樋口家農家住宅(明治30年築) 樋口家は富山県から移住した水田農家で、明治26年(1893)に入植し5年目にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し…
屋根瓦瓦の三大産地は愛知の「三州瓦」島根の「石州瓦」兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。 日本で一番古い瓦は奈良の元興寺の1400年前の瓦です。長持ちしますね! …
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の4月度例会を4月20日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時にオン…
懸魚(げぎょ)とは、玄関の破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のことである。日本の家屋は木造で火に弱いので火事にならない様に水に強い魚の飾りを…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年4月21日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は内…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の4月度例会を4月20日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
第13回古民家フォト甲子園の応募の受付が4月15日から始まりました。9月11日までです。 http://www.kominkaphoto.com…
衣桁(いこう) 古民家で使用された民具の中で、簡易的な間仕切り使われたもです。着物を掛けるもので、多いのは蝶番が付いていて L字型に立てられるものや、I型のま…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
さざれ石の学術的には「石灰質角礫岩」で、石灰石が雨水に溶解して地下で小石を集結して大きくなった石です。 北海道神宮のさざれ石です。 さざれ石は、国歌「君が…
さざれ石の学術的には「石灰質角礫岩」で、石灰石が雨水に溶解して地下で小石を集結して大きくなった石です。 北海道神宮のさざれ石です。 さざれ石は、国歌「君が…
北海道神宮から隔月で出ている「北の志づめ」第225号が届きました。ありがとうございます。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年4月21日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は内…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の4月度例会を4月20日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第4号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…