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自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ https://blog.goo.ne.jp/studioyunfat

ブロガーによる00年代の映画ベストテン発表! 37名の映画好きたちのベストをご覧あれ

自分の映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品徹底批評 バカ映画は笑い飛ばし、真面目映画は、何故?どうすれば?…と熱く語り抜く

スタジオゆんふぁ
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豊平区
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2009/03/15

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  • 映像作品とクラシック音楽 第78回 クラシック音楽でふりかえるジョン・ウー映画史(香港編)

    前回の小津安二郎につづいて、クラシック音楽とからめて語るのが難しそうな映画作家を、無理矢理からめて書くシリーズです。私は好きな映画5つあげろと言われたらほとんど迷いなくスラスラと言えるのですが、好きな映画監督5人あげろと言われると迷ってしまいます。まあでも5人の中には結局入れるんだろうな…って1人が香港のジョン・ウー監督になります。今回はジョン・ウー映画で聞こえてきたクラシック音楽を思い出しながら、ジョン・ウー監督の映画史を振り返ってみたいと思います。無理があるのはわかっているのですが、たまには趣味性全開で書かせてください(って、いっつもじゃねーかって?)------ジョン・ウー(呉宇森)は主に香港で後にハリウッドでも活躍した映画監督です。スローモーションで二丁拳銃で鳩飛ばす監督と思えばだいたいあってます...映像作品とクラシック音楽第78回クラシック音楽でふりかえるジョン・ウー映画史(香港編)

  • 映像作品とクラシック音楽 第77回 『秋日和』~小津安二郎映画からかすかに聞こえるモーツァルト

    前回の『レイジングブル』で微妙に小津映画に言及しました。もう一度書くと、『東京物語』のメインテーマが、マスカーニのカバレリアルスティカーナ間奏曲に似ている、というそれだけのことでしたが。その流れで小津映画におけるクラシック音楽について書いてみたくなりました…といったものの小津映画ほどクラシック音楽が似合わない作品もない気がしないでもありません。なんてったって、行きつけのバーで「おかみ、例のあれかけてよ」なんて言ってママさんが軍艦マーチのレコードかけるような世界です。笠智衆が娘の原節子を連れて能楽を鑑賞しに行ったり、笠智衆が同窓会で楠木公の辞世の詩吟をうたったりする世界です。そもそもがドラマチック性を極限まで排したような音楽設計がされるのが小津映画で(『お早う』みたいな例外もありますが)、クラシックに限らず...映像作品とクラシック音楽第77回『秋日和』~小津安二郎映画からかすかに聞こえるモーツァルト

  • 2022松本マラソン記

    11/13の松本マラソンのために、久々に松本へ松本マラソンは2017年の第一回に出場。松本マラソンにはその後も2度ほどエントリーしたが、ひとつは台風で中止に、もう一つはコロナで中止になった第一回松本マラソンの完走タイムは4時間15分。今回もそれくらいのタイムを目指す。マラソンで4時間以内で走ることを「サブ4」と呼ぶ。サブ4達成には平均5分30秒/キロで走る必要がある。あれ?240分÷42.195=5.69でしょ、だから5分40秒/キロでいいんじゃないの?…と思うかもしれないが、違うのである。マラソンには「グロスタイム」と「ネットタイム」という二つのレコードがある。ネットタイムはスタートラインからゴールまでの時間グロスタイムは号砲からゴールまでの時間公式記録となるのはグロスタイムの方であるだから参加人数の多...2022松本マラソン記

  • 映像作品とクラシック音楽 第76回 『レイジング・ブル』〜マスカーニの楽曲が心に沁みる〜

    今回はマスカーニの楽曲が印象的に使われる1980年のマーティン・スコセッシ監督作品『レイジング・ブル』を取り上げます。『レイジング・ブル』は実在のボクサージェイク・ラモッタの半生を描いた映画です。スコセッシの代表作、さらには80年代アメリカ映画の代表作とまで言われる作品です。AFI(アメリカンフィルムインスティテュート)の歴代アメリカ映画ベスト100(2007年版)では第4位に選出されています。ちなみに123は市民ケーン、ゴッドファーザー、カサブランカです。ちなみのちなみに『タクシードライバー』は52位、『グッドフェローズ』は92位でした。さておき、『レイジング・ブル』と言えばデ・ニーロです。本作の演技でアカデミー賞で主演男優賞を受賞しましたが、今見ても『レイジング・ブル』のデ・ニーロの演技は上手いとか凄...映像作品とクラシック音楽第76回『レイジング・ブル』〜マスカーニの楽曲が心に沁みる〜

  • 映像作品とクラシック音楽 第75回 エンニオ・モリコーネ オフィシャル・コンサート・セレブレーション

    11/5東京国際フォーラムにて行われた「エンニオ・モリコーネオフィシャル・コンサート・セレブレーション」に行って参りました。その圧巻・感動のコンサートの鑑賞記録であります。エンニオ・モリコーネは言わずと知れたイタリアの作曲家で、主に映画音楽で活躍した方です。2020年に亡くなりました。このコンサートはエンニオの息子のアンドレア・モリコーネが指揮し、モリコーネ音楽を支えたミュージシャンやスタッフと、東京フィルハーモニー交響楽団が、エンニオ・モリコーネの代表曲の数々を演奏します。アンドレア・モリコーネですが、単にエンニオの息子だからというだけでの登場ではなく、長年父を支えてきた方でもあります。エンニオ・モリコーネの代表作のひとつ映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のサントラの、その中でも特に人気の高い曲に「愛の...映像作品とクラシック音楽第75回エンニオ・モリコーネオフィシャル・コンサート・セレブレーション

  • 映像作品とクラシック音楽 第74回 『銀河英雄伝説』後編 〜宇宙に響くベートーベン!ドボルザーク!〜

    クラシック音楽の印象的な映像作品を紹介するこのシリーズ。前回に引き続き80~90年代のSFアニメ『銀河英雄伝説』を取り上げます。はるか未来、銀河全域に進出した人類は、銀河帝国と自由惑星同盟がほぼ勢力拮抗状態で銀河を二分していました。その二つの勢力を経済力で影から支配するフェザーン自治政府もからんで、銀河の覇権をかけた戦争が行われけております。銀河帝国のラインハルト・ローエングラムは若くして帝国の艦隊司令にまで上り詰めましたが、内心では皇帝を倒して帝国を我が物にしようという野心を燃やしております。戦争の天才とも評されるラインハルトが唯一恐れるのが、自由惑星同盟で若くして提督にまで昇進したヤン・ウェンリーであります。彼は野心はまるでなく、戦争を嫌っていますが、同時に戦術にかけてはラインハルトも一目置くような天...映像作品とクラシック音楽第74回『銀河英雄伝説』後編〜宇宙に響くベートーベン!ドボルザーク!〜

  • 映像作品とクラシック音楽 第73回 『銀河英雄伝説』前編 〜宇宙に響くマーラー〜

    マーラーが印象深い映像作品を紹介しようと思いまして、『ベニスに死す』はもう書いたし…となればこれでしょう!『銀河英雄伝説』です80年代末から90年代にかけて制作されたアニメ番組です。はるか未来、銀河帝国と自由惑星同盟の戦争で、野望に燃える帝国軍人ラインハルトと、惑星同盟の戦争嫌いの天才軍略家ヤン・ウェンリーの2人を主軸に描くSF作品です。スターウォーズの例もあるように宇宙とシンフォニーは親和性高いのですが、この作品ほどクラシック音楽を、特にマーラーをこれでもかと効果的に使った映像作品は他にありません。なにしろ第一話の冒頭から、マーラー交響曲3番の第一楽章のあのホルンの力強い冒頭部が高らかに鳴るのです。クラシック音楽ファンは、おいおいいったい何が始まるんだ!?とツカミバッチリです。マーラー3番が流れる中、簡...映像作品とクラシック音楽第73回『銀河英雄伝説』前編〜宇宙に響くマーラー〜

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