ケイコ 目を澄ませて
これはしみた自分の中では「コーダ」を超えて今年のベスト1級ってその並び…(にする自分のあざとさ)主人公に感情移入させる映画ではない。主人公は発生言語で喋れないことも相まって心情をほぼ語らない。人間なんて結局1人でしょ、という旨の彼女の台詞もある。我々は傍観者にならざるを得ない。頑張れと叫んでも彼女には聞こえない。しかし我々も目を澄ませ、彼女の気持ちを苦しさを理解した気になれる…が、痛みに耐え生き苦しさに耐え不安と恐怖と向き合う彼女の本当の勇気は想像するしかなく、きっと想像以上だろう。それでも多分戦い続けることを選んだケイコに、私たちは言葉でなく気持ちでエールを送る年末ギリギリに素晴らしい映画に出会えて、心からありがとうと思う良くも悪くも想像の域を出ないメジャーな大作にはない、チャレンジャー感覚特に日本映画...ケイコ目を澄ませて
2022/12/26 01:29