ヒサカキの花モミジイチゴの実↑茶漬け↓山根村笛/国譲りの嚴真榊の花白しながさく清江/朝市や涼しき雨の榊売阿部みどり女/裏庭のさかきの花も卑しからず
葦とか葭のような?↑ススキか荻↓💬真菰は見たことがないですがその果実は菰米(かつみ)と呼ばれ救荒植物になったそうです遅蒔きの蕎麦はまだ白い花盛り↓先に撒いた蕎麦は茎が紅くなり実を付け始めています岸田稚魚/花真菰眉あげて見ることもなし田中紫江/菰の花先へ先へと水路あり
秋の季語/皀角子(さいかち) さいかちの実・皀莢(さいかち)・さいかし・鶏栖子・かはらふじのき
茅萱↑ヤマハッカの残り花↓ヤマハッカの種↓↓鈴木青園/風立ちて皀角子の莢(さや)鳴りいでぬ今田拓/墓の字を読む皀角子(さいかち)の風の中秋の季語/皀角子(さいかち)さいかちの実・皀莢(さいかち)・さいかし・鶏栖子・かはらふじのき
秋の季語/玉蜀黍(たうもろこし) 南蛮黍・高麗黍・唐黍(たうきび)
トウモロコシの茎などを粉砕したもの↑家畜の飼料になるのか…北海道ではトウキビと言ったダム湖は干上がっているが水溜りにコガモなどが来ていて五位鷺を一羽見た↑四阿そばでキャンプするらしい🏕️↓西東三鬼/貧農の軒たうもろこし石の硬さ横山丁々/雷の遠く去りたる唐黍をもぐ秋の季語/玉蜀黍(たうもろこし)南蛮黍・高麗黍・唐黍(たうきび)
ハキダメギク↑オナモミ↓水引草↓↓炭太祇/うら枯れていよいよ赤し烏瓜大野林火/末枯の陽よりも濃くてマッチの火矢田挿雲/末枯に一茶の国を通りけり有馬朗人/イエス立つ野はことごとく末枯(うらが)るる
秋の季語/数珠玉(じゆずだま) すずこ・じゆずだま・たうむぎ
午後4時頃の10月桜2枚もう暗いが仕方がない帰りがけにつぶれそうな小洋品店の店先に風知草らしきものを見かけるイネ科のウラハグサ今時はネットで何でも買えるが…これはほぼ放置されているような案配最近読んだ中島京子の本『うらはぐさ風土記』に詳しい謂れや物語が…地味でただひっそりとした草です海老沢貴美/数珠玉のまだ実の入らぬ青さかな田村木国/数珠玉のいつまで玉を生むかなし💬ちなみにわたしは数珠玉を見たことがありません秋の季語/数珠玉(じゆずだま)すずこ・じゆずだま・たうむぎ
ノコンギクかヨメナか↑最近はノコンギクに似ているものの派手で下品な雰囲気のアメリカギクというのがあるそうでそれにも注意してゆかなければならないまだ残っているヒメジョオン↑倒れているのはアキノノゲシ↓オオハンゴンソウ↓なかなかタクマシイし〰️個人的に嫌いではない軽部烏頭子/女来よまだ足らぬぞと踊笛小林一茶/六十年踊る夜もなく過しけり
秋の季語/燕帰る(つばめかへる) 去ぬ燕・巣を去る燕・残る燕・帰る燕・帰燕・秋燕(あきつばめ・しうえん)
今日の蕎麦畠↑菠薐草畠↓犬蓼↑菌↓相馬遷子/燕去るや山々そびえ川たぎち田中ひろし/海へ向く坂がいくつも秋燕川端茅舎/身をほそめとぶ帰燕あり月の空秋の季語/燕帰る(つばめかへる)去ぬ燕・巣を去る燕・残る燕・帰る燕・帰燕・秋燕(あきつばめ・しうえん)
秋の季語/瓢(ふくべ) 青匏(あおふくべ)・ひさご・瓢簞・青瓢簞・百生り・千生り・苦匏(くはう)・薄蘆(ほろ)・葫盧(ころ)
今日の散歩で見つけたヤマハッカ2枚農家さんの庭でヒョウタンの実が生っているのを見かけたが敷地内に入れないので写真は無いリンゴ畠のネットに飛んできた🦋色褪せたツマグロヒョウモンの♀↑ヤクシソウ↓山口青邨/瓢簞は瓢簞となる妻が畑風間啓二/瓢実るみな手の届くところにて秋の季語/瓢(ふくべ)青匏(あおふくべ)・ひさご・瓢簞・青瓢簞・百生り・千生り・苦匏(くはう)・薄蘆(ほろ)・葫盧(ころ)
まだ咲いている朝顔↑蜂が出たり潜ったり忙しそうコツブキンエノコロ↓スズメノカタビラ↑カタバミ↓昔ワンコと散歩したあぜ道立ったがほぼ藪こぎ?福田蓼汀/朝顔の終の一花は誰も知らず原石鼎/朝顔の裂けてゆゆしや濃紫芭蕉/草いろいろおのおの花の手柄かな星野立子/朝顔や猫来てす坐る絵のやうに
今日の散歩檀の実見つけた~4枚近年はドコモほとんど伐られてしまい見られなかったマユミ思いがけない拾いモノ小泉良子/檀の実爆ぜて色濃くなりにけり福田甲子雄/檀の実割れて山脈ひかり出す
山萩の種↑散る白萩↓山口青邨/夢に出し秋刀魚の口のおびただし相生垣瓜人/荒海の秋刀魚を焼けば火も荒ぶ小魚の吹雪のなかを海女の尻/森青萄秋の季語/秋刀魚(さんま)さいら・初さんま
チカラシバ3枚知らない花↓宮井港生/通夜に車人みな草の実をはらひ芭蕉/花みなかれてあはれをこぼすくさのたね吉岡禅寺洞/草の実にとんで嘴太からすかな
秋の季語/雁(かり・がん) かりがね・二季鳥(ふたきどり)・真雁・菱喰(ひしくひ)・初雁・雁渡る・落雁・代(しろ)かへる雁・雁行
アレチウリの花3枚充実のマムシグサの実↓今日の散歩道で横から跳んできたイナゴ↓↓大須賀乙字/雁鳴いて大粒な雨落しけり西東三鬼/みな大き袋を負へり雁渡る夏目漱石/ただ一羽来る夜ありけり月の雁芭蕉/鶏頭や雁(がん)の来る時尚あかし秋の季語/雁(かり・がん)かりがね・二季鳥(ふたきどり)・真雁・菱喰(ひしくひ)・初雁・雁渡る・落雁・代(しろ)かへる雁・雁行
コムラサキの実2枚(時季はほぼ終り)キツネノボタン↓芭蕉/蜻蜒(とんばう)やとりつきかねし草の上久保田万太郎/停車場にけふ用のなき蜻蛉かな
秋の季語/鴫(しぎ) 鷸(しぎ)・田鴫・青鴫・山鴫・大尺鴫・焙烙鴫・中尺鴫・磯鴫・鴫の羽掻・鴫の看経
ガマズミの実2枚道端のシュウメイギク↓玄関に入ってきたバッタを逃がしたら怒って足に飛びついてきた↓↓しばしニラミアイ(激オコのバッタ)大須賀乙字/鴫立ってあと立つ鷺のさうざうし松尾芭蕉/刈あとや早稲かたかたの鴫の声秋の季語/鴫(しぎ)鷸(しぎ)・田鴫・青鴫・山鴫・大尺鴫・焙烙鴫・中尺鴫・磯鴫・鴫の羽掻・鴫の看経
今日の散歩コース午後3時ころ男体山を覆う秋の雲↑ヤクシソウ(薬師草)↓道の駅の芋茎↓この赤い皮をむいて水に曝し天日に干す保存食感触はふにゃっとした干瓢(カンピョウ)のような?味は特にないが…きっと好きな人は好きなのだろう塚田かをる/宿坊の深き廂や芋茎干す本宮銑太郎/ずゐき食ふのみ薩摩言葉に取巻かれ(💬肥後芋茎が有名)松尾芭蕉/声すみて北斗にひゞく砧哉秋の季語/芋茎(ずいき)芋殻(いもがら)
サラシナショウマ3枚コメツブツメクサか?その周辺の仲間かと思う吉田鴻司/秋の日の貌(かほ)のごとくに石畳松尾芭蕉/こもり居て木の実草のみひろはゞや
サワフタギ↑楽しみにしていた青い実は↓もうほとんど残っていませんでした思いがけなく竜胆(りんどう)2枚クサギの少ない実に小さいカメムシが↑チョコマカと…この木も涸れすすんでいます川端茅舎/秋晴れて鷗も眉毛あるごとし岡本眸/秋晴や夫(つま)がゐさうな家の中芭蕉/茸(たけ)がりやあぶない事に夕時雨秋の季語/秋晴(あきばれ)秋の晴・秋日和・茸日和・綿日和
秋の季語/鰡(ぼら・いな) 目白鰡・おぼこ・名吉・小瀑江鮒(こざらしえぶな)・小瀑・江鮒・いな・腹ぶと・伊勢鯉
💬鰡は出世魚とも呼ばれ年を経た大きいものはとどという鰡の卵巣を塩漬けしたのがからすみであるこれはハッキリとわかる帰り花↑ヤマツツジヤマジノホトトギスに似ている2枚やけに明るいコスモス↓芭蕉/菊の香やならは幾代の男ぶり芭蕉/月いづこ鐘はしづみて海の底芭蕉/名月や北国日和定めなき秋の季語/鰡(ぼら・いな)目白鰡・おぼこ・名吉・小瀑江鮒(こざらしえぶな)・小瀑・江鮒・いな・腹ぶと・伊勢鯉
秋の季語/秋麗(あきうらら・しうれい) 秋澄む・秋気・秋気澄む
ヤブウツギ(たぶん)の帰り花か二度咲きか強い気候変動のせい?よくわかりませんマタタビの葉色の戻り具合↓吉田冬葉/奥入瀬の水に樹にたつ秋気かな武永江邨/秋うらら後戻りして寄る本屋芭蕉/此道や行人(ゆくひと)なしに秋の暮秋の季語/秋麗(あきうらら・しうれい)秋澄む・秋気・秋気澄む
ミゾソバ↑秋海棠2枚↓桜木俊晃/雁鳴くや落花生掘る山の畑小寺正三/放蕩の夜のむなしさよ落花生芭蕉/塚も動け我泣(わがなく)こゑは秋の風秋の季語/落花生(らつくわせい)南京豆・唐人豆、そこまめ
季語/荻(をぎ) 荻よし・海萱・風待草・風聞草・寝覚草・たはぶれ草・とはれ草・浜荻
蜂屋柿(渋柿)↑背高泡立草と茅花↓雨中の野葡萄↑荻↓北野光/荻の風潮満ちてより静まりぬ松尾芭蕉/荻の穂や頭(かしら)をつかむ羅生門季語/荻(をぎ)荻よし・海萱・風待草・風聞草・寝覚草・たはぶれ草・とはれ草・浜荻
零余子(むかご・ぬかご・いもこ)↑コスモス↓ゲンノショウコ(現の証拠)↓↓松尾芭蕉/きくの露落て拾へばぬかごかな富永寒四郎/零余子ころぐ悲喜ことごとく尽きし掌に
コマツナギと黄蝶駒繋ぎが大株になっていました4枚星野立子/肌寒と言葉交せばこと足りぬ川上梨屋/肌寒のこゝろにたのむ福の神木村赤風/肌寒の闇の煙草は深くすふ松尾芭蕉/湯の名残今宵は肌の寒からむ
ママコナ4枚思いのほか咲いていました今日は北黄蝶が乱舞する曇りの一日奈良春日神社の鹿の角は10月5日6日7日頃の3日間で切り落とすとか小野蕪子/荒鹿の角ふりかぶり伐らしめず永橋並木/角切らる鹿の真白き眼を見たり鈴木芳如/鹿寄せの笛がきこえて寝鹿立つ
曇り予想だったが一日小雨結構寒い山も霧に包まれていた今日の夕方散歩アキノウナギツカミ↑一面アキノウナギツカミだ↓これは珍しかった八木林之助/雁瘡の父よ暮れゆく島山よ殿村菟絲子/雁瘡の子の永泣きに時雨来る皆吉爽雨/雁瘡のくすり子の目にせまり塗る季語/雁瘡(がんがき・がんそう)・雁来瘡
季語/毛見(けみ) 検見・毛見の衆・毛見の前・毛見迎・毛見の日・毛見の賂(まかな)ひ・検見立(だて)・坪刈(つぼがり)
ヤブミョウガが黒い果実になっていました~2枚穭田と米ぬか松瀬青々/箸すてゝ毛見を迎へに走るなり阿波野青畝/毛見一語老のおもてのくもりたる長谷川零余子/頑に庄屋の筆や毛見の帳季語/毛見(けみ)検見・毛見の衆・毛見の前・毛見迎・毛見の日・毛見の賂(まかな)ひ・検見立(だて)・坪刈(つぼがり)
十月から律儀に咲きだす十月桜➰まだボンヤリとしつつ↑クサギの実2枚↓キバナコスモスの仲間➰レモンブライト↓💬かつては秋のはじめから冬の寒さが来るまで男は藁仕事女は糸つむぎ・砧打ち・着物の繕いなどして夜なべをした篠崎幸枝/腹たててしてゐる夜なべはかどりぬ鈴木栄子/夜なべするや舌切雀の鋏鳴らし
八重梔子↑ボタンクサギ2枚↓米ぬか↓松尾芭蕉/碪(ガン・きぬた)打ちて我に聞かせよや坊が妻与謝蕪村/このふた日きぬた聞えぬ隣りかな
藪に菊芋の花3枚竹藪↓昔は木六竹八といわれたそうです伐る時期のことですが…陰暦の8月は今の9月10月以降ですかね姑に教えられた魚身鶏皮に似ています(焼き面の基本順序)那須乙郞/竹伐つて藪にひかりを横たへぬ永田青嵐/藪中にふはりと竹の伐られけり
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ヒサカキの花モミジイチゴの実↑茶漬け↓山根村笛/国譲りの嚴真榊の花白しながさく清江/朝市や涼しき雨の榊売阿部みどり女/裏庭のさかきの花も卑しからず
松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
トキワナズナ・ヒナソウ昼蕎麦トキワナズナ上川井梨葉/敷紙や黒き板戸もあけ放ち室生犀星/渋ゆとんくちなしの花うつりけり本田あふひ/故郷は油団(ゆとん)に暗し客主
マタタビの花蕾涼風の座敷に寛ぐ老猫高田蝶衣/魚屑を鷗に投げつ沖膾百合山羽公/ただれ眼の漁夫の庖丁沖膾河東碧梧桐/沖膾流るると舟中の人知らず
オオムラサキツユクサニッコウキスゲ↑ハコネウツギ↓ハナショウブ菖蒲と勿忘草ワスレナグサ石橋秀野/短夜の看とり給ふも縁かなひとの短夜カミも仏も鬼もなし/パセリ与謝蕪村/短夜や蘆間流るる蟹の泡
高野素十/一汁の一菜の夏館かな宇野端/夏館主客の微笑木の間より
ゼンマイランチ八木林之助/水貝や父ばかりなる父の家曾祇もと子/水貝を出されて奈良の茶飯かな
抹茶↑ホタルブクロ↓コアジサイランチユキノシタ↑水琴窟↓参道石橋秀野/男手の瓜揉親子三人かな川端茅舎/胡瓜もみ蛙の匂ひしてあはれ
カラマツソウナワシロイチゴ昼蕎麦ヨツバヒヨドリ中村伸郞/冷奴つまらぬ賭に勝ちにけり加藤楸邨/兄弟の夕餉短し冷奴長谷川かな女/寝てしまう子の頼りなし冷奴
牡丹寺イヌショウマダイモンジソウゆば尽し皆吉爽雨/をけら焚くけむりかむりて書架と吾と飯田蛇笏/鬱々と蒼朮を焚くいとまかな
生ゆば温泉神社と山躑躅↑温泉神社と楓↓小川正策/灯の色の楓を前や初風炉籾山梓月/亡き人を正客にして風炉茶かな
一里塚首なし地蔵青木博史/走馬燈廻るあの世の子を連れて走馬燈つひつひ廻す皿のふち/パセリ西島麦南/走馬燈ながるゝごとく人老ゆる
ニッコウキスゲクサノオウ麦畠ホタル以前のことだがテキトーにシャッターを押してみればこの程度(笑)そもそも腕も根気も写す気力さえないただホタルに遊んでもらったが幸い岸本真紀郞/青野ゆく空のマッチを捨てきれずそば白く山々うすく田は青く/森パセリ与謝蕪村/おろし置く笈に地震(なへふる)なつ野かな
昼蕎麦天ざる↑韮蕎麦↓紫陽花川釣k浅井州風/ギブスして神なる笑ひ天花粉大溝白日夢/天花粉眠たき孫をうらがへす
ヤマアジサイ紫陽花に雨蛙ツバメシジミネジバナ石橋秀野/空梅雨や鳥指すほどの夕ぐれに梅雨暑し頭上一朶の雲もなし/森パセリ角川源義/デモの列に吾子はあらずや旱梅雨
日光杉並木ヤブアジサイ↑ノビネチドリ↓大野林火/蚤取粉買ふや夜の雲いらだたしDDT並びて噴かれ笑ひあふ/森パセリ平畑静塔/不吉なる音立て蚤取粉を噴ける
イワガラミヒョウタンボクホウチャクソウ尾崎三翠/閨鏡桃湯の肌を匂はせて桃葉湯泉下の客に身動ぎす/森パセリ岸白路/桃の葉を入れてあさけに風呂を焚く
山栗の花ガクアジサイヘビイチゴ水野菊枝/虎が雨と思ひはじめし深き闇音物(いんもつ)に弥勒と鬼神虎が雨/パセリ矢田挿雲/虎が雨化粧坂にて出逢ひける
アザミ↑ムラサキセンダイハギ↓田中冬二/梅雨の夜や妊るひとの鶴折れる竹森雄風/梅雨さらに長からむ女梳る毒は血の流れにまじり走梅雨/森パセリ佐藤瑠璃/青梅雨の雲つらぬけるあまつばめ
マタタビの半夏マタタビの蕾湯西川塩谷苔と水の森中島斌雄/多摩近く星多きわが露台かな福田蓼汀/灯の中に船の灯もある露台かな佐藤鬼房/祭すぎ花すぎ海のバルコニー日野草城/足もとに大阪眠る露台かな
ヤマアジサイ↑ヤマブキの花後↓たぶんオルレアの花後↓森川暁水/一晩にかほのかはりぬ暑気中り林翔/低き蝶を見るに甘んず暑気中り暑気中り(しよきあたり)・暑さあたり・暑気負け・中暑
ヤマユリ蕾↑ハス蕾↓枯れ気味のアジサイ↓西東三鬼/光る森馬には馬の汗ながれ平畑静塔/神父の汗どつと惜し気もなし場末池内たけし/汗ばまず急がず歩くこれぞ虚子汗・玉の汗・汗ばむ・汗みどろ・汗匂ふ・汗水・油汗
紫陽花と合歓の花斎藤空華/短夜のあさきゆめみし寝冷かな海馬すでに失ひし刻合歓の花/森青萄久保田万太郎/あぢさいのいろの褪めしは寝冷かな
ワスレナグサ(エゾムラサキ)ヤマホタルブクロ↓今日はかなり気温が上ったため汗だくの散策でした💦ワスレナグサわつと振り向く水置き場/森青萄
オカトラノオの花茂呂緑二/虎の尾の花を抱き落つだんご蜂をかとらのを誰の遠忌か白き藪/森青萄虎尾草(とらのを)・をかとらのを・珍珠菜(ちんしゆさいを)
今夕の散歩コース(午後7時15分)↑ノリウツギの花↓↓滅びまであと僅かなり鳥の恋/森青萄
自家製初収穫トマト↑紫式部の花↓ムラサキセンダイハギの果実↓紫式部日記どーしても読みたくない/森青萄篠田悌二郎/トマト挘ぐ手を濡らしたりひた濡らす
シモツケ↑オオカナダモ↓宇佐美魚目/蛭蓆見るや用なき雨具手に妣(はは)の他たよるものなし蛭蓆(ひるむしろ)/森青萄
今日の散歩コース斜面にママコナ豊作姥百合の蕾↓亀鳴くや喫緊の緊急報道/森青萄同年に比すれば不憫かはづ鳴く/森青萄
今日の成果?八重ドクダミの群れツリバナの若い実↓ロスジェネの生くるは難し羽抜鶏/森青萄「ヤマセ来る」また海に向く考(ちち)の貌/森青萄
ワルナスビ(悪茄子)の花棘だらけポツンと捩り花↓悪役のこんなところにワルナスビ/森青萄ヒレハリソウ貧しき家族旅行して/森青萄
紫陽花のシチダンカ(七段花)線香花火果つ音地球ちぢむ音/森青萄五億年あはき非色のクラゲたち/森青萄
ショウマの仲間生き物は多様にくるふ泡立草/森青萄スマホからスマホに飛ばす螢かな/森青萄
雨上り近くの食品会社本店の生垣に金糸梅の園芸種のヒドコートヒベリカムカワセミの弾丸となる水無川(みずなしがわ)/森青萄虹を追ふ次のインターチェンジまで/森青萄
昨日のヤマユリ(日向でもまだまだ蕾)ヤマアジサイいうれいの来ぬ夏妣(はは)の長不在/森青萄母ふつとかき消ゆる日や祭笛/森青萄
アナベル青田↑余り苗↓加藤楸邨/鏡中の疲れし真顔夜の青田石橋秀野/書きだめて手紙ふところ青田道青田・青田道・青田波・青田風
午後7時20分とんでもなく禍々しい住宅地の夕焼け↑キリンソウ(黄輪草)↓ベンケイソウ科爆死して鉄アレイのこる夏の紅/森青萄
夏空↑手前十薬と奥が矢車草の花↓吠へよ夏空にショーシャンクの空に/森青萄
ヒメヤブラン↑山栗の花↓ニガイチゴの実黙(もだ)つづくアクロポリスの熱波かな/森青萄
エゴの猫足↑実生カジノキの幼木の葉↓西日負ひコブラボールは来て帰る/森青萄