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北軽の山荘から https://blog.goo.ne.jp/sa4715

北軽井沢の山荘生活の日々を、写真を交えて日記やエッセイとしてお伝えします。

 2007年リタイヤして北軽井沢に山荘を求め、脳梗塞の後遺症で麻痺が残る左手足で、ローテクの鋤と鍬で、五十坪の畑を耕しています。 スローライフのスタイルが身につくといいな……と、変化を楽しみに書き綴ります。

北軽の下藤
フォロー
住所
嬬恋村
出身
長野県
ブログ村参加

2009/01/20

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  • 快気祝い

    北軽に来て九年、風邪を引くことも忘れていたが四日前にとうとう病院に行って来た。喉の痛みが引かず飲み下すのが辛くなったからである。以後薬を飲んで殊勝に寝ていたのが功を奏して、喉の痛みも退き、マスクをして昨日から起き出している。今日は久しぶりに三時頃まで晴れるというので、ソレッとばかりに山荘中の窓を開け放ち、布団を干した。九時の気温は十七度、入り込む風が冷たい。ウールのシャツにチョッキ、冬のパンツを身につける。晴れていたのは十時まで、以後曇り空で時々日射しが覗くという悔しい空模様。湿度は五〇~六〇%の間を行ったり来たり、三時に布団を取り込んだのだがサッパリしない。さて今日は、快気祝い、控えていたお酒を飲もうと、家内が送ってくれた北海道の水蛸を冷凍庫から冷蔵庫に移す。酒は夜明け前の生一本、常温で一献。快気祝い

  • キノコ

    今日は時折小雨の降る中途半端な天気、午前中も散歩に出て、いくらも歩かないうちに雨に遭い引き返しています。午後の三時過ぎ、日射しが出たので再びの散歩に。デジカメを持って、南へ山荘の散在する林の小道を歩く。北軽は浅間山の北斜面の中腹、南はなだらかな上りになります。林は松や唐松の混じる雑木林で木楢が大半を占めていて、色とりどりのキノコが顔を出します。道端の小さなキノコから、妖艶な林の中のキノコまで、気に入ったキノコがあれば藪の中にまで踏み行ってシッターを切ります。写真はニガイグチモドキ(苦猪口擬き)、苦くて食用には向かないようです。キノコ

  • 熱燗が恋しくて

    室温も二十二度に下がってくると煮物と熱燗が恋しくなります。今宵は、軽く炒めたナスの上にインゲンとオクラを加え、その上にスルメイカの輪切りを載せて醤油味で煮含めました。少し甘めに煮含めるのが好みです。日本酒は長野県の小さな酒蔵が醸した辛口の“夜明け前”お湯を入れて燗をする方式の陶器の酒燗器を出して、初秋の夕刻をしばし楽しみました。熱燗が恋しくて

  • 肌寒い一日

    二年半ぶりの更新です。少しずつ書いて行ければ良いなと思います。今朝は小雨が降っていて肌寒いので、朝風呂に入ってゆっくりと温まりました。窓を開け放って、木楢の林に降る雨音を聞きながらの入浴もいいものです。雨はいつの止んだのだろう。昼を過ぎても気温は二十二度までしか上がらず、靴下を履き長袖のジャージを着込んでいます。夕方には日射しが差し込みましたが、夜にはまた小雨が降り出しました。昨日の戦没者追悼式の天皇陛下のお言葉を聞くと、十四日に出された安倍総理の談話は恥ずかしく悲しい限りですね。この天候不順で、畑では白菜が花をつけています。その花を採って来て、少しほろ苦い菜花の味を楽しんでいます。山荘の林の中にウドの花が咲き始めました。肌寒い一日

  • 蝶に遊ばれた

    久しぶりに、と言うより今年初めてとなるスニーカーを履いての散歩。昨日、防寒長靴に穴が開いていて水が入ってしまったので、迷うこと無く春の出で立ちになったのです。浅間山の北麓に広がる別荘地帯なので、南に進路をとると何処までも上り道となります。重い防寒長靴と違ってスニーカーは軽いのでぐいぐい歩数が稼げます。この辺りはコナラを中心とした広葉樹林が広がっていますが、標高が千三百付近から俄然松林が多くなります。松林の中の別荘は陽射しが遮られる分、未だ雪が残っています。しばらく横道を歩いて松林を抜けると、蝶が飛んでいます。今頃飛ぶのは冬眠から覚めたタテハ蝶の仲間です。折良く飛んできて目の前の小径に下り、暖かい陽射しを受けて日向ぼっこを始めました。クジャクチョウです。手持ちのデジカメは三倍のズームしか効かないので、そっとしゃが...蝶に遊ばれた

  • 春には遠く

    長靴を履いて散歩。百メートルほど西に進むと小川にぶつかるのですが、そこで道はぷっつり切れています。対岸には同じ幅の小道が一直線に続いているので、橋が無いのが不思議なくらいです。二メートルほど下を幅一メートル五十センチ程の小川が流れているので、このルートを散歩するときは長靴が欠かせません。脳梗塞の後遺症の残る左足は頼りになりませんので、慎重に足場を探しゆっくりと十五センチ足らずの水量の小川を越えます。二年ほど前にこの小川で石に足を取られて転び、びっしょり濡れるわ、持っていたデジカメは川の中に放り投げてしまうわで、酷い目に遭っているのです。とはいえ、古いデジカメは欲しいと思っていた画素子の大きなデジカメに替わったのですから、思い出しても、うふふぅ~、と顔がほころびるのでが……。で、渡りきったところで右足が冷たいと感...春には遠く

  • クレソンが凍った

    最低気温が零下八度と寒い朝となり、ベランダから避難させ忘れたクレソンの水槽が凍ってしまいました。半月ほど前のこと、散歩に出て水源地付近の林の中を徘徊していて、小川の中一面に小さなクレソンが自生しているのを見つけたのです。周りの雪とクレソンの緑との対称が美しく何枚かデジカメのシャッターを切りました。緑の若芽をつまんで食べてみると。オランダ辛子の別名のとおりビリッとした涼やかな辛さが舌に残り、早春の息吹を感じたものでした。そうして、四五本のクレソンを根ごと抜いて来て、小さな水槽に入れて育て始めたところでした。上手く育てば料理の付け合わせに使えると、捕らぬ狸の皮算用をしていたのにとっても残念なことです。クレソンが凍った

  • 山荘に戻りました

    栃木でお彼岸を迎えて爺さん婆さんのお墓参りをして参りました。彼岸開けを待って、可愛い孫の五節句飾りを購入し、大安吉日に届くように手配をして、昨日山荘に戻りました。山荘周りには屋根からの落雪が積み上がっておりますが、庭には日陰に少しばかりの残雪を残すのみとなりました。庭の雪が溶けるといち早く顔を出すのが白樺の根元の蕗の薹です。今年も律儀に紡錘形の緑の衣をまとって春の光に濡れています。山荘に戻りました

  • 春の誘惑

    コナラやクヌギの芽吹きは未だですが、芽捲れだした白樺の若葉が青空に煙っています。今年はお隣のA山荘の十二・三メートルもある大きな辛夷の木は、一つも花が咲かないのでとても寂しい思いをしておりましたが、僕の山荘入り口の大きな山梨の木が、ここに来て真っ白な花が満開になり、屋根に枝垂れかかっている様子は見事です。時折メジロが来て花をつついている様子などをダイニングの窓越しに眺められます。山荘の林の中はあちらこちらにシロバナエンレイソウが咲き、ヒトリシズカの楚々とした姿も見えます。コゴミが握り拳を広げ始め、柔らかな若緑の葉が朝日に透けて輝くのをカメラに納めたりして、とても本など読んではおられません。そうそう、ミソサザイがガレージの天井に巣を作ったお話の続きですが、今日農具をガレージに仕舞って出ようとすると、苔をくわえたミ...春の誘惑

  • ようやく種蒔き

    今朝の最低気温は零度、抜けるような青空で気持ちがいい。霜もこれが最後になってくれるとよいのだが。苦土石灰を撒いて耕し一週間後堆肥を撒いて耕し畝を立てたのだが、思ったほど酸度が改善していない。一昨日、半分は苦土石灰を、半分は有機石灰を多めに撒いて耕し、畝の立て直しをした。今日は有機石灰を撒いた畝に野菜の種蒔きをした。ニンジン、ダイコン・カブ、ハツカダイコン、シュンギク、ミズナ、ホウレンソウ、コマツナ、キャベツ。畑の雪が消えてから一ヶ月弱、ようやく種蒔きまでこぎつけた。畑の畔に植えた二本の梅の木(植えて四年)の一本が花を付けている。花の付かないもう一本の木は、根元から十㎝付近の表皮を何者かに食べられて枯れかかっている。実は植えて二年目の桑の木も三本が三本とも同様に何者かに食べられて枯れかかっている。今年の冬は幹に金...ようやく種蒔き

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