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透明先生の《スピリチュアル鑑定》占い師の日記 https://blog.goo.ne.jp/uranai-diary/

最新鑑定→呪vs呪符師 ◎繭気属性別パワースポット◎幸せになる為の人生地図◎2020年富学占ほか

《相性の良いパワースポットの割出し方》https://ux.nu/0ucCt 《恋愛・赤い糸の魔法》 《金運UPにソロモン魔法陣(携帯待受に)》 《婚カツと縁》40代女性の鑑定で人との縁を考えます 《子の魂のゆくえ》水子供養のやり方 《木人実るは子宝なり》子宝を授かる為に必要な事 鬱病対応アイテム・いじめ対策のお守り・受験生必見!記憶力UPドリンク・トラウマ修復

透明先生
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2009/01/16

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  • 鬼人館・36

    鬼人館・36六羽「ごしゅじんたまぁ~包んだよ~」透明「ありがとう今から、外側の鬼の身体を少しいじるからそのまま包んでいて」六羽「は~い」透明「揚羽伊祁さんは今、呪がとけてすぐには動けないだろうから、そのままにして、こっちに来てくれ」揚羽「はい」黒揚羽が私の隣に来る透明「お前にも視覚情報を共有するから、この鬼の身体を書き換えるのを手伝ってくれ」揚羽「あれこの鬼・・・核が無いんですね」透明「そうだねたぶん、特殊な方法で外側だけ鴫さんと入れ替えた感じだね大元の鬼の核は失われているし、操作能力に関しては鴫さんのものだから、身体だけ乗っ取った形になっているみたい」揚羽「う~んそれでも少しおかしい所が・・・」透明「揚羽にもわかるこの身体、鴫さんの媒体は存在しているけど・・・。」六羽「ごしゅじんたまぁ~はやく~はやく~...鬼人館・36

  • 鬼人館・35

    鬼人館・35鴫さんの頭に置いた私は、式神としての彼の媒体を探す・・・。透明「(・・・やはり・・・。)」媒体を確認した私は、手に霊気を集めそれを一気に打ち出す老人「・・・ありがとう・・・。」鴫さんは、やっと解放されたような表情で私に礼を言い、床に倒れた・・・。揚羽「・・・さよなら・・・。」揚羽がそっとつぶやく同じ鬼の式神として思うところがあるのかもしれない・・・。透明「っておいおいまだ終わってないのだが」揚羽「えっ」透明「ここからが大変なんだから、手伝ってくれ」揚羽「えっえっ」透明「何を呆けてるんだよ私がこんなエンディング望むワケがないだろう」揚羽「えっヤッちゃったんじゃないんですか」言い方透明「そんなわけないだろ鴫さんも伊祁さんもどっちも救うぞ」揚羽「・・・くすくす・・・はい何を手伝いましょうか」透明「ま...鬼人館・35

  • 鬼人館・34

    鬼人館・34老人「うううううっ・・・わああああああっ」先ほどとは打って変わって、子どものように手足をバタつかせ抵抗する鴫さん・・・。透明「(感情の暴走・・・処理が追いつかなくなったのかもしれない・・・。)」老人「うわあああああっ」全てにおいて、冷静で狡猾だった先ほどまでの姿が嘘のようだ伊祁「お父さんお父さんお前達・・・お父さんから離れろ~」老人「うわあああああっ言うな言うなぁ~」伊祁「お父さん」良心の呵責・・・今まで操ってきた伊祁さんの「お父さん」という言葉が、鴫さんの罪意識に突き刺さっている伊祁「お、おと」老人「やめろ」伊祁「」老人「すまなかった・・・もう、やめてくれ・・・・・・〇△*・・・。」そう言うと、鴫さんは伊祁さんに向かって小さく呪を発する・・・。伊祁「・・・・・。」突然、床に倒れ込む伊祁さん揚...鬼人館・34

  • 鬼人館・33

    鬼人館・33伊祁「それはこちらの台詞だ~何をしているんだ父から離れろ~~~」私を襲ったのは、目を血走らせた伊祁さんだった揚羽「何をしているか聞きたいのはこちらです」なんか、鴫さんの確認よりも先に、「おまえ、本当に揚羽か」と聞いてしまいそうになるくらい大活躍の黒揚羽さん透明「揚羽悪いが、もう少しだけ伊祁さんを拘束しておいてくれ」揚羽「YesBOSS」・・・真実を知った鴫さんの反応が、私にはどうしても納得が出来なかった「鬼は人間とは違う」これは私達人間からすれば、異形の存在として当たり前に芽生える感情になるのだが、その実、鬼は人間から産まれるため、人間と遜色ない能力を保有しているつまり・・・。「鬼は泣く」のだ下手をすると、人間よりも感情が豊かで喜怒哀楽が激しいことが多い(泣鬼と呼ばれる感情をむき出しの鬼も存在...鬼人館・33

  • 鬼人館・32

    鬼人館・32当時の伊祁家にとって、式神となった鴫さんの存在は珍しかったのだろう・・・。式神からの申し出を受け、呪術の特性を持つ鴫さんの息子を使い、特殊な式神を宿させてみるこの方法なら伊祁家にデメリットが無いと踏んでなかば実験のように扱ったのかもしれないしかし、それが間違いだった鴫さんの知識と鬼としての能力は、次第に伊祁家を侵蝕し、操っていく・・・。この屋敷を管理するに至った経緯を考えても、手練れの呪術師一族を手玉に取る能力の高さは脅威としか言えない・・・。老人「わたしは・・・わたしは・・・加耶・・・。」うなだれる鴫さんを見て、私の中に疑問が広がってゆく・・・・。透明「鴫さん・・・」揚羽「ご主人どうしたんですか」透明「・・・・・う~ん」揚羽「」透明「やっぱり、おかしい・・・。」揚羽「えっご主人」泣き崩れる老...鬼人館・32

  • 鬼人館・31

    鬼人館・31老人「お前は、何を言って」透明「気づいていないのか伊祁さんは、あんたの本当の血縁者なんだよ」老人「は、はぁな、なにを」透明「加耶さんと錺が貴方に託した想いそれは貴方に自分の子を抱かせてやることだったんだよ」老人「」~・~・~・~・~・~・~・~・~・~手記を読んでいたときに流れ込んできたもうひとつの感情・・・。加耶「ああ・・神様・・・どうか、この子だけは、この子だけは助けてください・・・。私はどうなってもいい・・・あの人に私達の子を抱かせてあげて・・・お願い・・・。」~・~・~・~・~・~・~・~・~・~透明「病気を知り、絶望していたあなたと違い、加耶さんは最後まで子を守ろうとしていたなのに、貴方はもがくことを諦め自分だけ・・・全てを失った加耶さんは、鬼になってでも子を守り、その子を父親である...鬼人館・31

  • 鬼人館・30

    鬼人館・30老人の叫びに合わせて、黒揚羽が目にも止まらぬ早さで動き出す「グボッ」老人「グエッ」黒揚羽の渾身の右拳が式神執事の腹に突き刺さる老人「ぐううううっ・・・な、なぜだ、黒揚羽」揚羽「隙ありですね~あっちなみに私は黒揚羽(こくちょう)じゃ無いですから」透明「クスッ」老人「そ、そんなはずは」何が起こったのか少し回想シーン・・・。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~揚羽「駄目です今は勝ち目がありませんここは一回引きましょう今、倒す必要はありません」透明「でかした黒揚羽(こくちょう)ズッバン」by鬼人館・16参照~・~・~・~・~・~・~・~・~・~揚羽「ちなみに、ご主人さっきのは何だったんですか」透明「んっまあ、気にしなくていいよ」揚羽「」by鬼人館・17参照~・~・~・~・~・~・~・~・~・~てなわ...鬼人館・30

  • 鬼人館・29

    鬼人館・29にらみ合いが続く・・・。老人「くくくっ美しい・・・この子は本当に美しいですなぁ~・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、私も忙しい身なので、そろそろ決断いただけませんか」透明「・・・加耶さん・・・。」老人「ピクッ」やはり・・・。透明「鴫さん・・あなたは揚羽の身体を使って加耶さんの魂を呼び戻そうと考えているんじゃないですか」老人「」透明「鴫さん、あなたも術者だったはず・・・。残念ですが、それがいかに無謀なことなのかわかっているはずですよね」老人「は、はぁ何を言っているんだ私を見ろ加耶は錺の操鬼(ラジコン鬼)としての能力を取り込み、召喚した鬼に私の魂を定着させることに成功した目の前に成功した例があるにも関わらず、お前は他の術者と同様に私を否定するのかお前の目には、私の存在が視えていないのか」さっき...鬼人館・29

  • 鬼人館・28

    鬼人館・28老人「そうですなぁ~私もそろそろ飽きてきましたし本題に入りましょうか」透明「あなたの目的は、揚羽ですね」揚羽「」老人「ほう何故そう思ったのですかな」透明「六羽は、あなたでは操れないでしょ」揚羽「」透明「六羽は事象から生まれた精霊のような存在鬼である貴方では扱えない」老人「・・・・・。」揚羽「えっえっさっき、さらわれたのって」透明「あれは、六羽を引き離したかったんだよ鬼は精霊に弱いからね」揚羽「あっなるほど」老人「くくくっ・・・本当に貴方は・・・。しかし、もう遅いですよ」透明「」老人「時は満ちましたこの館の気質・・・いえ、私の気質を十分に吸い込んだ式神は浸食されていますからね」透明「し、しまった」老人「黒揚羽こちらに来なさい・・・。」揚羽「・・・・・・。」黒揚羽が一瞬固まるような素振りをみせ、フ...鬼人館・28

  • 鬼人館・27

    鬼人館・27私は急いで異形の馬から六羽を取り戻す六羽「はっごしゅじんたまぁ~~~~」透明「六羽大丈夫か」六羽「うん大丈夫~」揚羽「先輩無事で良かったです~~~」六羽「あげは~っありがと~~~う」六羽が揚羽に抱きつく揚羽「はうっ」何故かデレデレになる揚羽ちゃん・・・。透明「しかし・・・これも読んでいた・・・ということですかね」私の目の前には伊祁さんの式神この部屋におびき寄せられたのは間違いないようだ老人「わざわざお越しいただき感謝していますよこの執壺の間(しゅうこのま)では、式神と契約者の分離をおこなえます陽明様に負担無く式神を剥がすことができますので、ご安心ください」透明「いやいやどう安心すれば良いんだよ随分勝手を言いますが、わかっていますか」老人「・・・何がです」透明「追い詰められたのは、私だけじゃ無く...鬼人館・27

  • 鬼人館・26

    鬼人館・26透明「揚羽私から離れるなよ」揚羽「えっ」透明「さっきから、お前達を媒体に戻そうとしているけど、上手くいかないどうやっているのかは分からないが、この状態を維持したまま、六羽を取り返さないといけないのだけど、アレは、確実に私達を誘っている追いつけそうで追いつけない程度のスピードで走っているのがその証拠どちらかが先回りしようとスピードを上げると、分断される可能性がある相手の術中にはまらないようにな」揚羽「は、はい」本当にやりにくい・・・人間の判断を狂わせる方法を熟知しているやり方だ一定の距離を取りつつ、六羽に問いかけるが返事が無い多分、あの馬に咥えられている間は、私とのパスが阻害されるのかもしれない長い鬼ごっこが続く揚羽「ご主人何かおかしいです」透明「分かってる多分、幻覚に近い力だ目に見えている情報...鬼人館・26

  • 鬼人館・25

    鬼人館・25透明「・・・では、そろそろ研究の手伝いという内容をお聞かせいただけますか」老人「くくくっ・・・失礼しました私の主人は説明が足りない癖がありますからさぞ困惑なさっておいででしょう」透明「そうですね来てから全て予想の範囲でしか動けていないです」老人「ほうそれは凄い予想でここまでの動きが出来る方は見たことがないですよ」透明「あははっ・・・褒められているのかな」老人「ええもちろんです」透明「・・・・・。」老人の霊圧がどんどん高まって行く・・・。プレッシャーに押しつぶされそうだ揚羽も六羽も身構えているが、この老人かなり厄介だぞ老人「それではそろそろ本題に入りましょう」透明「本題とは」老人「なぁ~に、簡単な依頼ですあなたの式神を・・・いただきたい」透明「」ものすごい霊圧が私達を襲う老人「ほう耐えますか」透...鬼人館・25

  • 鬼人館・24

    鬼人館・24老人「・・・陽明様・・いつからお気づきに」透明「ラジコンである式神を認識してからですまあ、初めは異形の馬を視てもこの子がラジコンとは分かりませんでしたが、ラジコン鬼との交戦中、この馬は感情を停止していましたそこで初めてこの子もラジコンなんだと気づいたんです無機質ではないラジコンは初めて見ましたが・・・。この異形の馬をみて、伊祁さんは本気で嫌悪していた・・・自分の召喚した式神を嫌悪するはずはない・・・となればこの子を召喚し操作している者が別にいる最初はこの小さな小鬼の可能性も考えましたが、この子が2体の式神を扱えるとは思えなかったので」老人「そうですか・・・。」透明「何故、こんな手の込んだことを」老人「ふむっ・・・興味と言ったら信じていただけますか」透明「興味ですか」老人「はい屈強な術者にラジコ...鬼人館・24

  • 鬼人館・23

    鬼人館・23この本を最初に書いたのは鴫さん本人だが、途中から式神である錺の意思が記されているつまり、この本は鴫さんから錺へと受け継がれ書かれたものそしてこの内容は、式神の活用法など実用的な記録から危ない思想の実験記録へと変化している式神に人間の魂を移すという恐ろしい実験・・・。この実験をおこなったのが鬼人(鬼女)となった加耶さんと考えれば、錺は時間のある限り加耶さんを支え続けたということか・・・透明「なんだか悲しいな」揚羽「ご主人」六羽「ごしゅじんたまぁいたいつらい」透明「二人とも心配してくれてありがとうねもう大丈夫さて、何となく概要が分かってきたからそろそろ本題に入ろうか」揚羽&六羽「」私は、後ろに隠れている異形の馬に近づき頭を撫でる・・・。透明「君はラジコン鬼に使役されたラジコンの方だよね」怪異「ブヒ...鬼人館・23

  • 鬼人館・外伝3

    鬼人館・外伝3〇月〇日(緑)錺は・・・もう・・・。新しい式神・・・あの人を・・・。肉・爪・髪・・・どれを使えば・・・。あの人を・・・。~・~・~・~・~・~・~・~揚羽「こ、これって」透明「・・・グッな、何だ」揚羽「ご、ご主人」私の目に何かが飛び込んでくる本の記憶と、止められない~・~・~・~・~・~・~・~錺「加耶様、もうおやめください・・・。」(こ、これは、錺の記憶)加耶「錺・・・あの人が何で・・・あの人を返して・・・ゴホゴホ・・・あああああっ」錺「・・・・。」加耶様は気を病んでおられる・・・鴫様も気を病まれ・・・。透明「(まさか、鴫さんが何らかの理由で亡くなってしまったということなのか)」私の契約も、もう終わる・・・加耶様に再契約されるだけの力もない・・・。代々受け継がれた正統呪術師家系・鴫家もここ...鬼人館・外伝3

  • 鬼人館・外伝2

    鬼人館・外伝2明治〇年春とうとう、完成した式神を無機物に定着させるには、より無機物に近い存在が式神を召喚する必要があるつまり、私が錺を召喚し、その錺が別の式神を召喚するその際、無機物に近い核を持つ錺なら無機物に核を定着させることができるまさに凧の糸、術者と式神を繋ぐ糸を錺が担ってくれたのだこの方法であれば、錺を通じて何体もの式神を召喚し、働かせることができるこれは業界的にも革命的な発明となるだろう〇月〇日(祝日)なんと私は父親になる加耶のお腹に、我が子がなんという喜び神よ、感謝いたします〇月〇日(くもり)何故だ無機物に定着させた術式では式神に意思が宿らない・・・。これでは自立した動きはできない私の研究は、意味の無いものだったのか同じ術者達からは、神の模倣をすることは神への冒涜だと言われ、批判された・・・。...鬼人館・外伝2

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