◎2026年富学占◎繭気属性別パワースポット◎幸せになる為の人生地図ほか
《相性の良いパワースポットの割出し方》https://x.gd/ztJaz 《恋愛・赤い糸の魔法》 《金運UPにソロモン魔法陣(携帯待受に)》 《婚カツと縁》40代女性の鑑定で人との縁を考えます 《子の魂のゆくえ》水子供養のやり方 《木人実るは子宝なり》子宝を授かる為に必要な事 鬱病対応アイテム・いじめ対策のお守り・受験生必見!記憶力UPドリンク・トラウマ修復
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・8 再度、石の木人図を視るように力を込める ジジッ・・・・ジジジッ 透明「(きた・・・って今度は空飛んでるし)」 鳥の目線・・・いや、なかなか体験できない素晴らし景色だけど・・・一体私は何を見せられているんだろう 木人図を探るように、映像を追って行くと、ある一定の法則に気がつく 透明「(最初は部族の青年・蜥蜴・鳥・・・。 その後も、小動物・大きな動物・肉食獣 ・・・小さな子供・・・どれも断片的な 映像だけど、確実に共通しているのは、 この映像が、目線の人物にとっての ターニングポイント つまり、人生を終わりに導いた 出来事が映像として残っている)」 そう考…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・7 ジジッ・・・・ジジジッ 透明「(なっ・・・・どういうことだ)」 私の目に映る映像は、先ほどとはうって変わり 何を見せられているのか理解できない映像だった 透明「(・・・・地面を掘って・・・って えっえっど、どうなってるの)」 今見ている目線では、いきなり広大な土地を低い位置で進み続け、いきなり地面を掘ってはその暗い地面の中に身を潜めるを繰り返している 透明「(う~~んと・・・これ、どう考えても ・・・・蜥蜴とかの目線だよねぇ~)」 リサ「先生」 タイ「おい、でぇじょうぶか」 透明「えっあご、ごめん、ごめん」 多分、タイさん達からすれば、いきなり目を白黒…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・6 私は木人図を視るように力を維持し、そこにある、石に手を触れる 透明「」 案の定、ものすごい勢いで気力が吸われてゆく 透明「(くっ なんだこれ)」 ・・・ジジッ・・・。 透明「」 ・・・・ジジッ・・・ジジジッ なんだ壊れたレシーバーみたいなノイズと映像が割り込んでくる 透明「(こ、これって)」 私の目の前に映るその映像は、かなり昔の生活の様子が映し出されていた・・・。 透明「(これは・・・木人図の一部 ということは・・・。)」 未だ文明も発達していない、石や木で狩りをし、自然に生える植物を駆使し生活をしている。どう考えても、200年~300年前の中南米の…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・5 透明「ちなみになんですけど・・・ この石、みなさん触れてるんですよね」 リサ「えっはい」 タイ「俺も触ったが・・・ ・・・まさか、ヤバかったのか」 透明「いや、さっき、私も持った時に 気力をごっそり持って行かれたから ちょっと気になってね」 リサ「あっもしかしたらですけど 父が昨日から変な発疹が出ていて、 今、病院に行ってるんです それも関係ありますか」 タイ「」 慌てて、身体中を調べ出す泰蔵さんいやいや、そんなに慌てなくても 透明「www・・・タイさん生きる気力だけは この中でもグンを抜いてるから大丈夫だよ」 タイ「ど、どういう意味だよ」 透明「いや…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・4 布の中から出てきたそれは、一見すると大きめの軽石のようなもの・・・。真っ白な固い鉱物に、穴が無数に空きとにかく軽い・・・これだけ見ればただの軽石なのだが・・・。この石を直接手に持てばその異常さが分かる・・・。 透明「・・・生きてる」 リサ「」 タイ「やっぱりか」 その石には、確実に脈が感じられるのだ 透明「な、なんなのこれ っていうか、こんなものどこから」 リサ「それが・・・。」 リサさん曰くお父さんが研究の為に行っていた中南米に古い遺跡があり、そこを発掘調査していた時この石を発見したらしい・・・。研究では、この石に学術的な価値はないと判断されたのだが…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・3 透明「しかし、どうしてリサさんがこんな所に」 タイ「こんな所とはなんだ こんな所とは」 リサ「あ、あははっ・・・実は、泰蔵さんと 私の父が旧知の仲で、泰蔵さんには 色々とお世話になってるんです」 タイ「そういうことだ」 なんか仰け反って天狗みたいに鼻が伸びてるけど 透明「そうだったんですね」 タイ「健次郎は元々、考古学者でよぉ~ 色々と、厄介なもんを拾ってきては 俺んところに持ってくるんだよ~」 透明「へ、へぇ~(厄介なもんって)」 リサ「本当に父には困ったもので、家の中は 変な像とか骨董品でいっぱいで」 透明「もしかして、今回タイさんのお店に来たのも…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・2 午後の鑑定が終わり、私は急いで泰蔵さんのお店へ 透明「タイさ~ん来たよ~」 タイ「おせぇ」 透明「ワザワザ来てやったのに、なんて言い草だ~」 タイ「早く来いって言ったろうが」 透明「仕方ないだろ仕事入ってたんだから」 タイ「なんだ 俺が悪ぃって言うのか」 透明「悪いでしょ~ なんで一言来てくれて ありがとうって言えないんだ~」 タイ「うるせぇおめぇにワザワザ 仕事もってきてやったんだ 感謝されてぇのはこっちの方だ~」 透明「はぁ~ 仕事~っ何言って」 「あ、あの~」 透明「」 タイさんのお店の奥から、見たことのある人が・・・。 透明「えっどういうこと」…
禁忌のショートストーリー(拾いもの)・1 透明「そうだね そうすることで状況が 好転すると思うから頑張ってやってみてね」 「はいやってみます」 今日も鑑定を頑張っている透明です 午前中の鑑定も一段落ついた頃、一本の電話が・・・。 「プルルルルル」 透明「はい透明です」 「俺だ俺」 透明「・・・オレオレ詐欺なら間に合ってます」 「な、何言ってんだ 俺だよ」 透明「(なんか前にもこんなやり取りが・・・) 俺と言われましても、どなたでしょう」 タイ「お前分かっててやってるだろう 俺だよ泰蔵だ」 透明「あ~あタイさんか~それじゃぁ~ね~」 タイ「うぉいぃぃ」 くくくっ なんですか その引き止め方 透明…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・14 恵那「一体、どうやったの~教えて~」 透明「わかったわかった さっき、ミラちゃんに教えたのは、 あの時、茂上先輩が言った黒塗りの おじさんの正体だよ」 恵那「えっ それって、危ないんじゃ」 透明「いや、正体を知ることが呪解することに 繋がっているから、聞かないと 呪いは解けないんだよ」 恵那「そ、そんな高度な呪いなんだ」 透明「そうそう だから、ちゃんとオジさんの正体は 知る必要があるということで、 あの時茂上くんが皆に言おうとした おじさんの正体は!!」 恵那「ゴクリッ」 透明「うそ~~~~ん そんなのいないよ~ん 俺と田崎先輩で口裏合わせて怖がら…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・13 透明「ミラちゃん実はこの話、 私も知っているんだ」 ミラ「えっ」 恵那「うそ マジで」 透明「うん 本当」 恵那「それじゃぁ~やっぱり、この話が原因で みんな呪われちゃったとか」 透明「う~ん・・・呪い・・・確かにそうだね それも結構厄介な呪いと言って良いかもね」 ミラ「そ、そんな・・・」 恵那「せ、先生先生ならその呪い解くことが 出来るんでしょ」 透明「・・・それは難しかな」 ミラ「えっ」 恵那「そんな」 透明「この呪いは少し特殊で、この呪いを解けるのは呪いにかかった者だけなんだよ」 恵那「どういうこと」 透明「まあ、呪解方法は簡単だからミラちゃん…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・12 茂上「いや、あれは聞こえなくて正解 だったのかもしれない 実はさぁ、今思い出したんだけど、 おじさんの正体を聞いたヤツって、 呪われるっていう話もあるんだ」 坂井「えっ」 ミラ「うそ」 岡村「おいおい」 茂上「まあ、俺も聞いた時、しばらく熱が 出たから、そんな程度かもしれないけど、 いや~っ先生のファインプレーだった かもしれない」 坂井「あ、あんた もし、聞こえてたら」 茂上「ごめんごめん 本当にさっき思い出したんだよ それに、聞こえなかったんでしょ それじゃぁ、大丈夫だよ 取りあえず、後はご想像に任せる ということで、今日はお疲れでした~」 と、…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・11 田崎「そ、それでどうなったんだ」 茂上「20分くらいって言ってたかなぁ そいつが観察を続けていたら、 小さな子どもがおじさんに気づいて 近づいていったらしいんです」 岡村「」 三沢「や、やばい」 茂上「俺の友達も、ヤバいって思ったらしくて、 大声でその子に向かって声をかけた らしいんす 「その人に近づくな!!逃げろ!!」 ってね」 坂井「そ、それで、どうなったの」 茂上「その声を聞いて驚いた子どもは、 おじさんよりも友達にビビって 逃げて行ったらしいんですけど、 子どもの方に気を取られていた友達は おじさんがベンチにいないことに 気がついたんです」 …
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・10 黒塗りのオジさん・・・。 その言葉を聞いて、その場にいた全員が凍り付きました 茂上「んっみんなどったの」 田崎「い、いや 続きを聞かせてくれ」 坂井「・・・・」 茂上「まあいいやそれでそいつが言うには、 いなくなった二人は、いなくなる前日に 公園で座っていた、顔を真っ黒く 何かで塗った黒塗りのおじさんに声を かけられたって言ってたらしいんですよ」 岡村「そ、それって、なんて言われたの」 茂上「そう言えば・・なんて言ってたかなぁ~ 確か・・・。 「お空に行こうか?」 だったかな」 ALL「うわあああああっ」 茂上「へっへっど、どしたの そんなに怖かった…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・9 茂上「あれあれ~もう終わっちゃった」 坂井「茂上ちょっと空気読みなよ」 茂上「えっえっ俺なんかした」 田崎「まったく 俺たちは話し終わって、 後は安西さんとお前だけだよ」 茂上「ええ~っ もう殆ど終わってんじゃん 俺、安西ちゃんの一つしか聞けないのかよ~」 ミラ「せ、先輩後で皆さんの話まとめておくので 読んでみてください」 2年の岡村先輩と私は書記を担当していた為、こういった話を聞く時などは、お話を録音し、後で文字に起こしてまとめていました。 茂上「そかそか楽しみにしておくよ それじゃぁ~、続き始めよう」 坂井「茂上が中断したから、安西さん 話しづらく…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・8 田崎「実はな・・・その日からオサムが いなくなったんだよ・・・。」 坂井「えっ」 岡村「うわっ」 田崎「いや・・・いなくなった・・・ というのも、違うのかもしれない」 北岡「どういうことですか」 三沢「」 田崎「オサムとあんなことがあった日から、 何となくオサムと距離を置いてしまった俺は 自分からオサムに接触しないでいたんだ 多分、オサムのあの時の言葉と表情が怖くて 逃げていただけなんだと思う・・・ ただ、しばらくして、同じ幼なじみである ユイナが家に来てな その時に、それとなくオサムのことを 聞き出そうとしたんだよ」 ミラ「ゴクッ」 田崎「その時、ユ…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・7 その日は、学校が6限まであったので、サークルの皆が集まる頃には少し薄暗くなっていました ミラ「あれ 今日は茂上先輩は いらっしゃらないんですか」 坂井「ああ、茂上くん居残りらしくて 後からくると思うわよ」 ミラ「あははっそ、そうなんですね」 田崎「取りあえず、時間も無いし、 先に始めておこう」 研究サークル唯一の3年生で代表の田崎先輩それ以外にも、同じ1年生の北岡くん、三沢さん2年生の坂井先輩と岡村先輩を含めた6名で心霊話が始まった・・・。 最初は代表である田崎先輩の話・・・。 田崎「この話は、俺が小学生の時の話なんだが、 俺には幼稚園から一緒の幼なじ…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・6 ミラ「他のみんなも、同じような感じで 副代表をしてくれている、2年の坂井先輩 だけが、呼吸困難とかを起こして 今、入院しているみたい・・・」 恵那「う~ん・・みんな同じような症状・・・ 一人だけ、重篤な状態になってると・・・」 恵那ちゃんはメモを取りながら質問を繰り返す ミラ「あっでも・・・。」 透明「」 恵那「・・・何でも気になったことが あったら教えて」 ミラ「うん・・一人だけ、2年生の茂上先輩だけ 特に何も無いみたいで、先輩には 凄く強い守護霊様がついているから 大丈夫って言ってた」 恵那「ほうほう ちなみにその先輩って、どんな人」 ミラ「えっえ…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・5 安西 ミラ(あんざい みら)ちゃん 恵那ちゃんの同級生で、ブラジル人の母と日本人の父をもつハーフの女の子らしい怪談・心霊話が好きなんて聞いていたから日本人的な名前が飛び出すと思っていた私は先入観というものの恐ろしさを痛感しつつミラちゃんに質問をしてもらうことに・・・。 恵那「フンフン・・・なるほど・・・・ そっか~・・・ふ~ん」 透明「(いや、恵那ちゃん 君だけが納得していても、外野の私は ちっともわからんのだけど) ご、ごほん え、恵那ちゃんできれば私にも 分かるようにしてくれるかな」 恵那「あっごめんごめん そうだよね」 恵那ちゃんは、ミラちゃんに…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・4 恵那「先生ありがとう」 透明「さて 早速だけど、さっきの話 もっと詳しい情報って聞けるかな」 恵那「えっう~んと・・・さっき話した 内容しか聞いてないかも・・・。」 透明「お、おふっ・・・・し、仕方ない 恵那ちゃん、ひとつ提案 今から、その友達に連絡できる できれば、直接状況を聞きたいからね」 恵那「えっあっ そうだよね 友達の家に電話してみる」 恵那ちゃんは、私から携帯を借りると早速友達の家に電話するしかし、あの情報で何とかしようとか、私なら安易すぎて絶対にできないかも 恵那「あっはいはい それでは、またかけます」 透明「」 恵那「先生ごめんね 友達…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・3 恵那「先生仕事だよ」 そんな綺麗な目でキラキラされても・・・ 透明「・・・な、なるほど・・・それで わざわざ、私が久しぶりの休みの日に 朝早く、フライングボディーアタックしながら 強制的に起こしにきた・・・というワケだね」 恵那「あっ・・・もしかして・・・。」 透明「あはははははっ怒ってなんかいないよ~ そんなことで、怒るわけがないじゃないか~ いや~久しぶりの快眠だったけど、 全然、気にしてないよ~あはははははっ」 恵那「あ、あははははっ」 透明「・・・・・。」 恵那「・・・・・絶対怒ってるよねぇ~」 透明「はぁ~っ・・・私を頼ってきた事に関しては …
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・2 恵那「同じクラスの友達が、 大変なことになってるんだよ 下手したら、死んじゃうかも 先生、助けてあげてよ~」 透明「へっどういうこと」 合鍵の件はひとまずおいて、恵那ちゃんの話が気になった私は、話を聞くことに 恵那「私の通ってる高校って、結構自由で、 部活以外にも独自の活動が許されてるんだけど、 その中に、心霊研究サークルみたいなのが あるんだ」 透明「へぇ~ 恵那ちゃんもそこに入ってるんだ」 恵那「はぁ入るわけ無いじゃん」 透明「えっだって、そういうの好きじゃ」 恵那「そんな子どもの活動に、今さら 私が入る必要ないでしょ なんせ、私には本物がついてる…
禁忌のショートストーリー(おちつけ)・1 「と~~~~~う」 透明「グヘッ」 人が寝ているところに、いきなりフライングボディーアタックかましてくる何者かが 透明「な、何するんだよ~」 その様子を見てケラケラと笑うその人は 恵那「せんせ~~~~いお仕事だよ~」 この春、高校生になったばかりの恵那ちゃんです(当時の話で~す) 透明「恵那ちゃん・・・何で私の家にいるの」 恵那「えっ何で」 透明「いや、質問を質問で返されても ・・・ってか、鍵はどうしたの」 恵那「えっ鍵はこの前、合鍵作っておいたよ」 透明「・・・・はい」 はぁ~・・・そういえば、この前仕事で怪我した時キョウダイ達が誰も東京にいなかった…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・13 この後、私は御朱印帳を封布にくるみ後日お炊き上げすることに・・・。 原因となった御朱印帳がなくなった為、久佐くんを悩ませていた気配も、今後なくなるだろう 久佐「先生、今日はわざわざお越しいただいて ありがとうございました 本当に救われました」 透明「いや、私ももっと早く気づけていれば よかったのだけど、こういったものは 木人図には書かれていないイレギュラー だから、原因究明が遅くなってごめんね」 久佐「いえそんなことは・・・ でも、今後は何だか、鏡を見ることすら 怖くなりそうです・・・」 透明「まぁ気持ちはわかるけど、実はこの呪法は 悪いことばかり…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・12 透明「久佐くん申し訳ないのだけど、 御朱印帳を破壊してもいい」 久佐「ええ~~~っ ど、ど、ど、どういうことですか」 透明「かなり立派な御朱印帳だから、 手に入れるのも苦労しただろうし、 開運の効果も祈祷されているみたい なんだけど、今回の視線の原因は、 この御朱印帳に書かれている文字が 原因になっているんだ」 久佐「文字・・・梵字ですか」 透明「うん」 久佐「えっ ぼ、梵字って、なんで普通は梵字は あり難いものなんじゃ・・・。」 透明「そうなんだけど、この梵字は既に 暗転して、陰気に侵されてしまっていて 持っていても逆の意味を行使してしまう」 久…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・11 さてと・・・さっきの反応を考えれば、確実にこの部屋に呪具、あるいはそれに相当な何かが存在するはず私は、見渡しの良くなった部屋を隅々まで見て回る・・・。 透明「久佐くん つかぬことを聞くけど、 最近・・・というか、前に言っていた 飲み会前後で、家に新たに加わった モノとかってある」 久佐「新しく加わったモノですか」 透明「うん 例えば、お土産に何かもらったとか、 インテリアを変えるのに 何かを買ったとか」 久佐「う~ん・・・特には・・・。」 心当たりはなさそうだなぁ 久佐「あっそういえば 最近手に入れたものといえば、 アレがそうかもしれません」 透明…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・10 23呪法目・・・。 透明「(これ、結構掛かるかもしれないな・・・)」 こういった力の源がわからない事象は、その源となる事柄を理解して対処しなければその事象を相殺することができない逆に、適当に呪法を押し当てて解決しようとしてしまうと、根を断ち切らずにその上から土をかけて誤魔化すようなことになってしまうため根本解決には繋がらないそういった意味でも、こういう作業はかなり地味で根気がいる作業となる・・・まあ、こういうの、嫌いではないのですが 透明「・・・シャ・・・カ・・マ・・・ソワカ」 キタ~~~~ッ 呪に反応あり 今、反応した呪に対して、どの事象が根幹と…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・9 久佐「えっと・・・先生ここで良いですか」 透明「うんありがとう」 なんとか裏鬼門に到着した私・・・。 透明「久佐くん、まだ目を瞑っているので 私を鬼門の方位に向かった形で 立たせてもらえるかな」 久佐「えっは、はい 鬼門は北東だから・・・はい これで大丈夫だと思います」 透明「ありがとう久佐くん それじゃぁ、久佐くんはその場で 目を閉じて座っていてくれるかな 今から、場を浄化するから」 久佐「は、はい」 そう言うと、床に座って目を閉じる久佐くん さて、色々試してみるか 謎の闇を祓う・・・な~んか聞こえはかっこいいが、これ、実際はかなり大変で地味な作業…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・8 久佐「先生」 透明「あっごめんごめん おじゃま・・・しま~す・・・。」 私は久佐くんに不安を与えないように平気な顔をして部屋に入る真っ暗な空間に一歩足を進ませてみると、部屋の奥へと進むと同時に、私の目の前、50センチ先くらいまでは不思議と確認できるため、なんとなく自分の周りの状況は理解することができた 透明「(しかしこれ・・・目が慣れるとか そういう自然適応能力ではどうしようもない 現象だぞ・・・久佐くんは見えて・・・ ・・・・いるんだよなぁ~ なぜ私だけ見えないようになっているんだ)」 久佐「先生・・・すみません・・・ こんなものしかありませんが・…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・7 車で35分 久佐くんが教えてくれた住所には、年季の入ったマンションがたっている・・・。 透明「(おお良いところに住んでるなぁ エントランスは・・わりと新しい・・・。)」 念のため、家周りの風水を確かめつつ、私は久佐くんが住んでいる部屋番号を入力し呼び鈴を鳴らす 「ピ~ンポ~ン」 久佐「せ、先生・・・本当に来てくれた・・・。 ありがとうございます・・・今開けます」 エントランスの扉が開き私はマンションの中へ。2階の一番奥の部屋、208号室へと急ぐ 「ピ~ンポ~ン」 「ガチャ」 重い扉が開き、中から血の気の引いた顔色の久佐くんが出てきた 久佐「せんせい・…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・6 それからしばらくして、私の事務所に一本の電話が・・・。 「プルルルルプルルルルル」 透明「はい透明です」 久佐「せ、先生」 透明「・・久佐くんどうした」 久佐「先生・・・助けてください」 泣きそうな声で必死に言葉を絞り出す久佐くん 久佐「せ、先生もらったお札が・・・ そしたら、どうしたら」 透明「久佐くん、先ずは落ち着いて 深呼吸してみようか」 電話の向こうで深呼吸をしている音がする・・・。 透明「大丈夫かな ゆっくり、何があったのか聞かせてくれる」 久佐くん曰く・・・。 先日鑑定を受け、ストレス緩和に向けて身体を休めたり、気持ちをリラックスさせたり…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・5 沈黙の時間が流れる・・・ 流石にここまで視ても原因が特定できないと霊的な視点とも考えにくい・・・。 透明「(う~~~~~~ん・・・仕方が無い) 久佐くんごめん 君の木人図を細かく視てみたのだけど、 やはり霊的なものは確認できなかった」 久佐「えっ そ、そうなんですか」 透明「ただ、君の見られているという感覚は 共有できたから、何かを感じているのは 確かだと思ってる そう考えると、考えられる原因は2つ」 久佐「2つ」 透明「一つは、木人図では確認できない、 電気信号のような不確定なものの影響 もう一つは・・・私と久佐くんの仲だから ぶっちゃけて話してし…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・4 私は早速、久佐くんの木人図にアクセスする 透明「(・・・先週の飲み会は・・・ここかな ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・う~ん・・・今のところ ただただ楽しそうというだけで、何も 感じないけど・・・んっこ、これは)」 状況を事細かに観察する透明の眼に突然、それは飛び込んできた 透明「(な、な、な、何だその物体は~ な、なんてうまそげなんだ~~~~~)」 (いや、透明くん、真剣にやろうよ) 見たことのない料理に心を奪われ絶対にこの居酒屋には行かねばならないと心に誓いつつ、改めて状況を細かく監視する 透明「(う~んここでは特に変化は視ら…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・3 透明「・・・・穴は・・・ 空いていない・・か・・・。」 久佐くんの背中には、何かが取り憑いた証拠となる霊体の穴は存在していない・・・。 透明「う~ん・・・久佐くん、ありがとう 取りあえず座ってくれる」 久佐「はい」 透明「う~んと、結論から言うと 何も取り憑いてはいないみたいだね ここは結界がはられているから、 外にはじき出されている可能性も 考えたけど、それも無いみたい・・・。」 久佐「そ、そうですか」 透明「ただ、君の感覚で視線を感じているのは 間違いないのだろうから、取り憑いて いないから大丈夫とは言えないよね」 久佐「せ、先生・・・信じてくれ…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・2 改めて、久佐くんを招き入れた私は、冷たいお茶を入れ鑑定をはじめる 透明「そういえば、この前の仕事はどうなったの」 久佐「あっ先生のアドバイスのおかげで、 なんとか形になりました ありがとうございました」 透明「そっかよかった 今日はその続きかな」 久佐「えっ あっ、いや、実は今日は 仕事の話じゃないんです・・・。」 透明「へぇ~珍しいね 何か悩みでもあるのかな」 久佐「じ、実は・・・こんなこと言うのは なんか変なんですけど」 透明「」 久佐「せ、先生 俺、何かに取り憑いてないですか」 透明「えっ」 久佐「あっ、あの 実はこのところ、ずっと 誰かに見ら…
禁忌のショートストーリー(鏡よカガミ)・1 透明「ぐ~っ・・・」 とある夏の日仕事が午後からというチャンスに寝だめを決め込む透明先生 透明「・・・・・グガッ・・・。」 🪞「ピピピピッピピピピッ」 透明「う・う・・・うん ・・・もう朝か~ 寝たりない・・・・」 目覚ましに手をおき、またもや深い眠りに・・・ということで、次のシーンでは当然・・・ 透明「ヤバイ寝過ごした~~~~」 まあ、こうなるわけで・・・予定より1時間近く寝過ごした私は急いで身支度をする 透明「髪はどうなってるって、ああ~~~ もういいや」 鏡も見ずに外へ飛び出す透明鑑定時間には、何とか間に合ったものの汗だくで、結局着替えることに…
禁忌のショートストーリー(大黒)・12 後日、私は靖士さんを連れて、退院が決まった仁士さんの元へ・・・。 丸岡「先生ほんと~~~~に、ありがとう 今回はマジで死ぬかと思ったよ~」 透明「退院できて良かったね」 丸岡「いや~っ、病院の先生も驚いてたよ 原因はハッキリしてないけど、使った薬が たまたま当たったんじゃないかとか 言ってたみたいだけどな」 透明「ま、まあ 実際にその薬のおかげで 保ったというのもあるかもしれないから 感謝しなくちゃだよ」 丸岡「お、おう」 とまあ、そんなこんなで仁士さんには事の経緯を詳しく話し、今後の対応を伝え、私も一息ついた 現代では少なくなってきた昔の風習にはこの国…
禁忌のショートストーリー(大黒)・11 靖士さんの持ってきてくれたお湯に精錬し聖気を含ませた粗塩を投入しかき混ぜる・・・完全に塩が溶けたところで、鞄から和紙を数枚取り出し、一枚ずつ和紙を水面に浮かべ軽くお湯を吸い込ませる・・・。その和紙を、柱の傷を隠すように貼り付けてゆき傷が見えなくなるまで重ねてゆく・・・。 透明「・・・よし こんな感じかな 後は・・・・・・ッ」 鞄から取り出した針で指を刺し、にじんだ血をお湯の中に一滴落とす血の一滴程度では色は変わらないが、この一滴が大きな効果を生み出す 「オン・ギ・・・トウ・・カ・・・ソワカ・・・。」 私は、桶に張ったお湯に呪をかける呪力のこもったその水に…
禁忌のショートストーリー・10 透明「(1・2・・・5・・6・・9・・・。 はぁ~・・・マジか~)」 背比べの歌にもなっている柱の傷・・・。今ではあまり見ることが無いが、昔は子供の背を柱に刻むことで、子の成長記録にするなんてことがありましたよね この方法は、大黒柱におこなわなければ特に問題は無いのですが、加護の強い大黒柱に名を刻むことで、その家を継いでゆく者への加護がさらに強力になるという呪法が存在しますその上、柱に傷をつけることでその子の成長とともにその呪法はより強くなってゆく・・・。柱と共に時間を共有する行動は、家と名を継ぐ者をより強く結びつけることにも繋がります 透明「う~ん・・・・ (…
禁忌のショートストーリー・9 災い転じて福と成す そういった事象には必ずと言ってよいほど逆の法則も存在する 福が転じて魔と成す 福魔一対(ふくまいっつい)の法則は私達のような呪術に精通するモノには常に注意を払わなければならない一つでもある。 透明「ひとつ聞かせていただいても」 靖士「はい・・・。」 透明「この呪いについて、靖士さんは知っていた ということですか」 靖士「いえ、最近まで知らなかったのです お恥ずかしい話、これをおこなったのは 私の父で、これにそんな意味があるとは 私も思ってもいなかったんです・・・」 透明「なるほど・・・。」 靖士「私も引退して、家を売ろうと考えた時期が ありまし…
禁忌のショートストーリー・8 長い廊下を進むと、大きな部屋にひとり座っている初老の男性が・・・。 透明「ご無沙汰しております靖士さん」 丸岡 靖士(まるおか やすし)さん こんなご時世の中、稼業である米屋を長く存続させてきた敏腕社長さんである 靖士「先生、ご無沙汰しています 隠居してから、なかなか其方に 伺えなくて、気になっていたんです」 透明「元気そうで良かった 今日は、ご無理を言ってしまい すみません」 靖士「いえいえお会いできて嬉しいです あの、何かあったのでしょうか」 透明「実は・・・。」 私は、今回伺うことになった経緯などを説明し、いまも仁士さんが危ない状況だということも伝えた・・・…
禁忌のショートストーリー・7 透明「叶恵さん申し訳ないのだけど、 先代に連絡って、できますか」 叶恵「えっは、はい」 透明「今日、これから少しお伺いしたいと お伝えいただけると・・・。」 叶恵「わ、わかりました」 丸岡「えっ 会いに行くんですか」 透明「急を要するからね」 丸岡「もしかして、俺のこれって 親父の家のせいなんですか」 透明「まだ、ハッキリとは言えないけど、 多分そうだと思う・・・」 丸岡「なんで・・・俺の生まれた家なのに・・・。 今までこんなこと無かったですよ」 透明「そうだね・・・まあどちらにせよ、 仁士さんはもう少しこの病院にいてもらって、 結界からでないようにしてほしいから…
禁忌のショートストーリー・6 少し落ち着いた叶恵さんにお茶を入れていただき、私は仁士さんの様子をうかがっていた・・・。 丸岡「ハッ・・・はぁはぁはぁはぁ」 透明「おっ気がついたかな」 丸岡「せ、せんせい・・・い、今、 俺、呼吸止まってた」 透明「うん 多分それは無呼吸症候群で 今回の事とは関係ないかな」 丸岡「へっ」 透明「まあ、これに関しては、 お酒をほどほどに減量してね」 叶恵「ぷっ・・・くくくっ」 丸岡「」 叶恵さんも笑えるようになって良かったさて、ここからが本番だ 私は仁士さんの意識がハッキリするまで軽い雑談をし、頭がハッキリしたところで話を切り出す 透明「改めて、仁士さん一体何があっ…
禁忌のショートストーリー・5 結界を張り、彼の身体にを特殊な聖水撒き、印を結び真言を唱える 丸岡「ぐあぁあぁぁぁ~~~~っ」 叶恵「あ、あなた」 飛び出そうとする叶恵さんの前に片腕を伸ばし静止する 叶恵「・・・う、ううっ」 丸岡「ぐううううぅうぅぅぅぅ」 仁士さん頑張れもう少し私は呪力を印に込め、仁士さんに送り続ける5分・・・10分・・・経ったか 丸岡「す~~~っす~~~っ」 苦しんでいた仁士さんから寝息が聞こえる 透明「ふ~~~~~っ よし、ひとまずこれで」 お医者さんや看護師さんは、呼び出しボタンを押さないかぎり来ないみたいだから、邪魔されなくてよかった 透明「(よしよし、先ほどまで体中に…
禁忌のショートストーリー・4 叶恵さんからの電話を受け、私は急遽教えられた病院へに向かっていた 透明「(おかしい・・・前回見た時には 木人図にこんな事は書かれていなかった)」 数分前にいただいた叶恵さんからの電話の内容それは、私の血の気を引かせるモノだった 叶恵「しゅ、主人が・・・危篤で・・・。」 透明「」 あり得ないあれからまだ数日しか経っていないのに、こんな急なことって・・・・。私は木人図の急な書き換えが起った原因を模索しながら丸岡さんの元へ急いだ病院に到着し、入り口で待っていてくれた叶恵さんと合流、病室に急ぐ・・・。 叶恵「先生こ、こちらです」 叶恵さんの話では、病院に運ばれた時には息も…
禁忌のショートストーリー・3 透明「ちなみにお父さんって、仁士さんと 一緒に住むのが嫌とかは言ってないの」 丸岡「ひでぇ~ 俺そんなに親不孝じゃないっすよ」 透明「あははっ 聞き方悪かったね えっとね お父さんは、仁士さんと 一緒に住むことを拒否しているワケじゃ無くて、 家から離れたくない、もしくは何かの理由があって 離れられないってことで良いのかな」 丸岡「えっ・・・・あっ、そっか 親父、一緒に住むのは有り難いけど、 この家を離れられないって言ってた あれなんか、おかしくね」 透明「そうだね・・・・。 やっぱり一度、お父さんとその事を 話し合った方が良いかも 君のお父さんのことだから、きっと…
禁忌のショートストーリー・2 透明「お父さんて、確か引退されたよね」 丸岡「そうそう あっ 先生これ差し入れ」 と、いきなり紙袋から大量の大福を出す仁士さん 透明「あ、ありがとう」 キョトンとしている私の前で、その大福の一つを包み紙から出して食べ出す・・・。 丸岡「ふぉれでふゃ~」 透明「自由すぎだろ~~~~っ 口の中のもの飲み込んでから話せ~」 丸岡「ふぇふぇふぇふぇ」 透明「魔女か」 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 円「ふぇ~~~~くちゅん ・・・・・」 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 丸岡「ぶふぉ~~~~っ」 透明「うわきたね 何まき散らしてんの~」 丸岡「あははははっ俺…
禁忌のショートストーリー・1 ~・~・~・大黒~・~・~・~ 丸岡「先生 たしゅけて~」 透明「はいはい今日はどうしたんですか」 丸岡「昨日、パチンコで今月の食費 使い込んじゃったんです~」 透明「いや、そんなの知らんがな 自業自得だろ~~~」 丸岡 仁士(まるおか ひとし)さん32歳 自営業 皆さんから見ても分かるように、かなりノリの良い男性良く言えば、明るく物怖じしない性格悪く言えば、ただただチャランポラン見たまんまの人であるそんな彼が、まさかの事態に巻き込まれているとはこの時はまだ、気づくことができなかった・・・。 丸岡「あははっ占い師ひでぇ~」 透明「ひどくな~い まったく・・・ それ…
禁忌のショートストーリー・序章 透明「みなさ~んお元気ですか~ さてさて、今回の鑑定ファイルは、 今まで私の元へ鑑定に来た方の中で、 知らず知らずのうちに禁忌に触れてしまい、 大変なことになってしまっていた というお話をいくつかご紹介したいと思います 禁忌とは、忌みはばかって禁止されている 事柄やモノ、特定の行動や決まりなどを 表しますが、普段の生活の中で そんなルールを知らずにおこなって しまうこともあるかもしれません ということで、今回は転ばぬ先の杖として 禁忌における災いと予防法、 そして、もしかしたら皆さんの中にも 触れてしまっている方もいるかも しれないので、禁忌に触れてしまった時の…
表と裏の境界線・27 輝里ちゃんが帰ってから数日が経ち・・・。 「カランカラン」 南牧「先生~~~」 透明「おっ輝里ちゃん」 突然、昼休みに現れた輝里ちゃんは太陽みたいな明るい笑みをたたえながらあの後のことを話してくれた 私のところから帰った翌日、輝里ちゃんは早速友達に真剣に話をし、婦長さんを説得意外だったのは、友達以上に婦長さんがノリノリで他にもお偉いさんを巻き込み、裏庭を捜索あっという間に、財布と薬が発見され、すぐに庚月さんと財布を取られた患者さんを交えた話し合いが行われたらしいもちろん、輝里ちゃんにも庚月さんからの謝罪はあったらしいが、病院側も輝里ちゃんに配慮して、しばらくその病棟から遠…
表と裏の境界線・26 南牧「・・・う~んでも、よく考えたら、普段 ありがとうってどれくらい言ってるだろう ・・・職業柄、結構言ってる気もするし」 透明「クス確かに、簡単な言葉だし、使いやすいから 言っている気がするかもしれないよね ただ、さっき君の木人図を視てたときに カウントしてみたのだけど、輝里ちゃんが ありがとうと言った回数って 3日に一度くらいだったよ」 南牧「えっ そ、そんなに言っていないんですか」 透明「もちろん、ありがとうって意味で、 サンキューとか軽く言っていることもあるけど、 心からありがとうという言葉を言えているのは ほとんど無いかな」 南牧「そっか・・・ 意味を持って言わ…
表と裏の境界線・25 透明「まあこれは、いきなり境界線を吹き飛ばすような チートな方法とかでは無くて、どちらかというと 輝里ちゃんの毎日のルーティーンに組み込んで もらえればよいものなんだけど、これをちゃんと 毎日おこなえれば、自然と人からの信頼をえられる人に なれるし、境界を越えることも、自分の境界を 越えさせることすらできるようになると思うから 是非やってみて欲しいんだ」 南牧「そんな凄い方法が ・・・わ、わかりました頑張ります」 透明「くすくす まあ、そんなに構えなくても良いよ やってもらうことは本当に簡単なことだから」 南牧「」 透明「まぁまずは、やってもらうことを先に話すけど 今日か…
表と裏の境界線・24 南牧「でも、境界線を越えることも 越えさせて見せることも・・・ ・・・難しくないですか」 透明「そう 簡単だと思うけど・・・。」 南牧「えっそ、それって先生だから」 透明「くすっそう思う」 南牧「は、はい」 透明「じゃあ、輝里ちゃんは、 この境界線を越えることができる人、 越えさせても良い人って、どんな人か 分かるかな」 南牧「越えさせても良いと思えるのは・・・ 信頼できる人・・・ですか」 透明「そうだね それは越えられる人とも同義だよね 人は、強い信頼が無ければ、境界を 越えさせたりはしないものだよ 輝里ちゃんが唯一境界線を越えることを 許せるのは、ご両親やキョウダイと…
表と裏の境界線・23 透明「まず、覚えておいて欲しいのは、 自分は人付き合いが苦手 と認識しているというのは、 本当に素晴らしいことだよ」 南牧「えっ」 透明「そういった自己を知るということは、 その事に真っ正面から悩めるということ 人間は悩むことさえできれば、どんなことでも 改善することができると私は思っている」 南牧「」 透明「ということで、輝里ちゃんは変われると いうことだけは、覚えておいてね」 南牧「は、はい」 透明「ちなみに、輝里ちゃんは 人が苦手と言ったけど、 人を嫌いではないよね」 南牧「えっもちろん嫌いではないと思います どちらかというと、先生みたいに誰とでも 仲良くなれるよう…
表と裏の境界線・22 透明「それじゃぁ~、ここからは少なからず 今回のもめ事の原因になった天中殺について 覚えておいて欲しいことがあるから ちゃんとメモしておいてね」 南牧「は、はい」 私は輝里ちゃんに、天中殺というものについてわかりやすく解説するその上で、ブログで紹介した対応策や、自分の心の持ち方などを伝授 最後に厄祓いをし、一段落する・・・ 南牧「先生本当にありがとうございました 明日、友達と婦長と証拠を集めてきます」 透明「うん 頑張ってね」 南牧「・・・あ・・・ぅ・・・。」 透明「んっどうしたの」 南牧「あ、あの・・・も、もう少しだけ お話しできますか」 透明「えっ」 私はチラリと時計…
表と裏の境界線・21 透明「庚月の木人図に入った時、彼の感情は 常に不満に満ちていたんだ」 南牧「不満ですか」 透明「まあ、病院に入院している患者さんであれば 色々な痛みや不安が常について回っている そう考えれば、痛みが消えない、何もできない、 思うようにならない、という不満は 常に蓄積されているのは分かる」 南牧「・・・・。」 透明「ただ彼の場合、普段からそういった イライラを常に持っていた感じかなぁ」 南牧「えっ」 透明「まあ、あまりプライベートのことは 詳しく言えないけど、正直、周りの人とも 上手くやれていなくて、仕事でも孤立して しまっている感じだから、元から色々な 不満が溜まっていた…
表と裏の境界線・20 ということで、最終仕上げ 透明「輝里ちゃんのスタンスは、とにかく 周りに迷惑をかけてしまっている 後ろめたさで、追い込まれている そういった最初のスタンスで行こう」 南牧「は、はい あの・・・そういえば、財布のことは 二人に言わなくて良いんですか」 透明「大丈夫 今回は財布に触れないでおいて たぶん財布はかなり目立つ所に落ちてるから 必ず二人は気がつくはず ただし、二人が財布を拾おうとしたら それは止めてね」 南牧「それって、指紋・・・。」 透明「まあ、あくまでも念のためね 後は薬が見つかれば、色々と事が起こるけど、 輝里ちゃんは、自分に正直に証言すば 良いからね」 南牧…
表と裏の境界線・19 南牧「は、はいでも・・・。」 透明「」 南牧「私・・・上手く話せるか・・・」 透明「大丈夫 今回友達に話す内容は 全て真実だから」 南牧「」 透明「輝里ちゃんが、真剣に職場を去ろうか 悩んでいたこと 誰にも味方になってもらえなかった悔しさ 薬に関しても、自分は間違えていないと 自分を信じられたこと これは全て真実で、嘘じゃないでしょ だから、その気持ちをそのまま友達に 伝えれば良いと思うよ 最後の情報だけは、ちょこっと脚色が 入っているけど、情報を聞いたというのは 真実だから、自信持って話せば良いよ」 南牧「そうですよね・・・わかりました やってみます」 こういった場合、…
表と裏の境界線・18 私は輝里ちゃんに、今後の動きを伝えることに ちなみに、皆さんなら、この状況でどのように行動を促して婦長さんを味方につけるか少し考えながら読んでみてくださいね 透明「それじゃぁ~明日からの行動だけど 先ず最初に話を持っていくのは、 友達にしてもらえるかな」 南牧「えっ」 透明「少し面倒かもしれないけど、 婦長さんにはワンクッション入れた状態で 相談した方が上手く行くから」 南牧「そ、そう・・・なんですね ・・・わかりました」 今回の味方作りは失敗ができない直接婦長さんに相談した場合の成功率は30%程度だろう・・・。 婦長さん自身は、今の状態で南牧さんを守れたと考えているため…
表と裏の境界線・17 透明「あの日、輝里ちゃんが仕事を終えて 帰った後・・・。 中堂さんは、周囲から事情説明を求められて 大変だったみたいなんだ・・・。」 南牧「えっ」 透明「実はね 輝里ちゃんの務めている病院は、一度 薬でミスをしていて、薬の管理を 徹底していたのは知ってるかな」 南牧「あっ・・・そういえば・・・ 聞いたことが・・・。」 透明「まあ、かなり前の話みたいなんだけど その為かその当時から務めている人達 にとっては、薬の管理に関しては異常に ナーバスなところがあるみたいなんだ。 それで今回のことも婦長さんが呼ばれて 色々と話を聞かれたみたい・・・。」 南牧「・・・私・・・責任・・・…
記事の途中に失礼しま~す ご報告で~す 審判の日・2 怜「・・・・こんち・・・・。」 「ゴソゴソ」 怜「・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ もぐもぐ・・・・・・・・。」 透明「いや、デジャブでしかないんだけど~」 昴「今回は、団子かよ・・・くくくっ」 透明「毎回、なんで最初に冷蔵庫に行くんだよ」 怜「あっ」 透明「」 怜「上手い・・・。」 透明「いや、どっちの意味」 昴「ぐぅ・・・くくくっ」 透明「昴きゅん笑いこらえんのやめてもらえる」 昴「やっ・・・くっ・・・なんか・・・ ・・・ツボ・・・なんだよなぁ」 透明「・・・喜んでくれて何よりです・・って 前回と同じ流れやめ~~~っ」…
表と裏の境界線・16 私は、彼女の気持ちを汲みつつあの時にあった出来事を冷静に説明し、その時の婦長さんが思っていた事などを交えて話を進めてゆく・・・。 南牧「・・・指導ですか・・でも、それでも あの時は・・・味方して欲しかったです ・・・やっぱり、私・・・。」 透明「(まあそうだよなぁ~ やはり失った信頼は簡単には 取り戻せないよね・・・・。)」 そうだよね ごめんごめん 輝里ちゃんの気持ちもあるから 無理はしなくても良いよ ただ・・・ひとつだけ これは、私が木人図を視て行く課程で 分かったことなのだけど・・・ 今後の輝里ちゃんにも関わることだから 聞いてくれるかな」 南牧「えっは、はい」 透…
表と裏の境界線・15 透明「あっ ちなみに、病院内で 輝里ちゃんの信頼できる人って 誰になる」 南牧「・・・同期の友達か・・・ ・・・・・本当なら・・・・・。」 透明「婦長の中堂さん」 南牧「は、はい・・・でも・・・。」 透明「確かに今の状況なら言いにくいよね」 南牧「・・・はい・・・」 透明「う~ん (同期の子だと、友達感覚だから 証人としては少し弱くなる・・か・・ ・・・だったら、やっぱり) 輝里ちゃんやっぱり同期と婦長さん、 どちらにも相談してみようか」 南牧「えっでも・・・。」 透明「輝里ちゃんからすれば、婦長さんは 敷居が高く感じちゃうかもしれないけど、 実は婦長さん輝里ちゃんが思っ…
表と裏の境界線・14 透明「輝里ちゃん 申し訳ない ちょっと、色々と分かったから 説明したいんだけど・・・」 南牧「」 透明「ここからは冷静に話を聞いてくれるかな」 南牧「は、はい」 透明「ありがとう う~ん、何から話せば良いのか 迷うのだけど」 ツッコミどころ満載の現状に、頭を悩ませる 透明「先ずは、庚月さんの事なんだけど・・・。」 南牧「は、はい」 結論最初に患者さんである庚月さんのヤラカシを話さなければ話が進まないので、財布の窃盗のことも含めて話を始める・・・。 当然 窃盗の犯人と疑われた南牧さんは、顔を真っ赤にしながら怒っていたが、先ほど冷静にとお願いしたためか感情の爆発までは起こさず…
表と裏の境界線・13 状況は把握できた 後は、南牧さんの無実の罪を晴らして、職場環境を良くする方法を考えないとな そんなことを考えつつ、まだ繋いだままだった患者さんの木人図から離脱するべく、木人図を閉じようとする・・・のだが 透明「(んっ)」 何故か患者さんの木人図から異様なまでの感情の起伏を感じる・・・。 なんだなんだ・・・ちょっと、確認してみるか 私は念のため、その場の木人図を確認してみることに 透明「んっええ~~~~っ」 南牧「せ、先生」 透明「あっごめんごめん ・・・・・・・・・ (おいおい、これってもしかして)」 思わぬ映像が眼に入ってきてしまい少し取り乱す・・・ 透明「(うわ~っ …
表と裏の境界線・12 透明「ちょ、ちょっと待って」 私はエキサイトしてしまった南牧さんをなだめるために言葉をつくす・・・。 南牧「わ、私は」 透明「大丈夫 輝里ちゃんが頑張っているのは 皆知っているし、私も君の頑張りを ちゃんと視ているよ だから、少しだけ落ち着こう」 南牧「・・・はい・・・。」 透明「ごめんねぇ~ さっきの聞き方は 良くなかったよね~ もうしわけない」 深々と頭を下げる透明先生 南牧「せ、先生 頭を上げてください 私こそ、興奮しちゃって・・・ ・・・ごめんなさい」 ふ~っ冷静になってくれて良かったでも、本当に理解できないのだが自分の非を素直に認められるこの子を患者さんは何故嫌…
表と裏の境界線・11 さてと・・・確かに今回の薬の件は、南牧さんは何も悪く無いただ、問題なのはこの患者さん、今回の事だけじゃ無く、南牧さんを元々嫌っているようなんだよなぁ~ 他の看護師さんには良い顔をしているしこれって、もしかすると・・・。 透明「う~ん」 南牧「先生」 透明「あっご、ごめんね う~んと・・・結論から言うと 今回の薬の件は、輝里ちゃんは 確実に悪くなかったよ」 南牧「ほ、本当ですか」 透明「うんただ・・・」 南牧「えっただ何かあるんですか」 透明「え~っと・・・ 何かあるわけではないのだけど、 ひとつ聞いて良いかな」 南牧「は、はい」 透明「輝里ちゃん、薬を無くした患者さんと …
表と裏の境界線・10 薬が紛失した日・・・一体何が起きたのか 患者さんは、庚月さんという方年齢的には40代くらいか彼の病気はどんなものなのかまでは分からなかったが、常にイライラしているところを視ると、傷が痛むせいで落ち着かないというのは分かる・・・。 この日、庚月さんは痛みでなかなか眠れずやっと眠ることができたようなのだが、薬の時間になり、南牧さんの声で起こされる形となったようだ 南牧「庚月さんお薬です飲み終わったら 薬のケースいただきますので、 そのままにしておいてくださいね」 元気にベット周りのカーテンを開き、庚月さんに声をかけた南牧さん薬と水を庚月さんのテーブルに置いた後、他のベットの患…
表と裏の境界線・9 よし南牧さんの木人図に改めてアクセス南牧さんから婦長さんへアクセス開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OK 繋がった 透明「(・・・えっ?・・・まじか・・・)」 中堂さん(婦長さん)が南牧さんの教育係の責任者でもあるのかう~~~ん・・・仕方が無いとはいえこれは・・・・ 中堂さんにアクセスする際、どうしても彼女の状況なども流れ込んできてしまうと、とにかくここは一旦スルーして中堂さんの木人図から、患者さんの木人図へのアクセスを試みる 透明「(上手くいってくれよ~)」 患者さんとの接続開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
表と裏の境界線・8 木人図にアクセス 南牧さんの木人図から患者さんの木人図にアクセス 透明「・・・・・・。」 ダメだった~~~~ (いやいや格好つけてそれ~ 諦めるの早いでしょう) 透明「(うわ~っマジか この患者さん、南牧さんの人生にとって 大きく関わる人じゃないのに、ここまで 影響を及ぼしてくるってこと本来なら 良しも悪しもここまで関わっていたら 縁ぐらい繋がってると思ったのに ううっ・・・さすがは天中殺ってことか)」 実は、南牧さんの木人図にアクセスした時の違和感は、彼女が天中殺に入っていることが原因だった・・・正直、ここまで対人関係が拗れたのは、天中殺が大きくかかわっているのだが、今は…
表と裏の境界線・7 とにかく、ここからは薬の所在を明らかにしないと今現在もそこにあるかは分からないけど彼女の無実を晴らすには、それが一番の近道だ 実は薬の受け渡しを確認した後の光景も私は視ていた・・・。薬が無くなり、患者さんが大騒ぎした為、多くの患者さんやスタッフが集まり、その前でミスをおかしたように言われた彼女は、本当に辛かったと思う患者の怒りを鎮める為とはいえ、責任の所在がハッキリしていないのに彼女を疑うように扱ったのは本当に愚策としか言い様がない ただ、これだけでも腹立たしい状況なのだがここからがもっと腹立たしい 実は、この後に起こった窃盗・・・。財布が無くなったのがこの病室であった為か…
表と裏の境界線・6 私は注意深く先ほどの状況を巻き戻して視る・・・。婦長さんから薬を託され、用意された薬を確認し、患者さんに丁寧に渡す・・・。ここで分かるのは、薬をもらっていないと騒いでいた患者さんにも薬は確かに配布されていたということしかし・・・。 透明「(・・・・う~ん・・これは厄介だ)」 南牧さんの視点から視る過去の映像は、カーテンで仕切られたベットの中での様子までは視ることができない ・・・この患者さん、ちゃんと手渡されているのに、なんで嘘なんかただ、ここでハッキリしているのは、南牧さんがミスをおかしたワケではないということ 透明「輝里ちゃん 最終的な薬の所在はまだ分かっていないけど …
表と裏の境界線・5 輝里ちゃんの木人図にアクセス一週間前の状況を細かくトレースする・・・。 透明「・・・・・。 (あれ?この子もしかして!!)」 南牧「・・・・・。」 ~・~・~・~・~・~・~・~・~ ある違和感に気づいた私は、そのことを加味して、彼女の状況を確認する・・・。 え~っと、この辺りのはず・・・輝里ちゃん目線で視ても看護師さんの仕事は本当に大変そうだ 中堂「南牧さんお薬お願い」 南牧「は、はい」 薬の時間用意された薬を持って、病室に入る輝里ちゃん名前の書かれた薬を配りチェックしているしばらくして・・・。 南牧「庚月さ~ん飲み終わりましたかぁ~」 庚月「はぁ~何をですか」 南牧「え…
表と裏の境界線・4 南牧「私じゃないのに・・・ 私じゃ・・・わ~ん」 いきなり大きな声で泣き出す南牧さんかなり追い詰められていたようだ・・・ 透明「南牧さん 私は、南牧さんが悪いなんて 思っていないから安心して ただ南牧さんの状況が知りたいんだ」 南牧「うううっ・・・みんなそう・・・ ・・・私悪くない・・・。 え~ん・・・ううわ~~~ん 私・・・頑張ってるのに~ ・・・わ~~ん」 相当溜まっていたんだな・・・。責任のある仕事を、彼女なりに一生懸命こなしていたのだろうそんな彼女だから、大人の女性として話してしまったが、逆に距離感を持たせてしまったかもしれない・・・・・反省しなくちゃ 私は、南牧さ…
表と裏の境界線・3 ハーブティーを出し、落ち着いてもらおうと思ったのだが・・・ 南牧「ゴクゴクゴク」 透明「・・・」 南牧「はぁ~~~っ」 確かに、飲みやすい温度ではあるけどハーブティーを一気に飲み干した南牧さんは堰を切ったように話し始める 南牧「先生 聞いてください」 透明「は、はい」 え~っと、興奮した彼女の話は話が飛びまくりだったので、私の解釈でお話しすると 一週間前、自分の担当している病棟、え~っと多分、入院病棟だと思うのだが、そこで事件が起ったらしい・・・。その事件というのが、窃盗と薬の紛失というなんともショッキングな話窃盗というのは、そのままの意味で、入院患者さんのお財布が無くなっ…
表と裏の境界線・2 南牧 輝里(なんぼく きらり)さん 彼女は大学を卒業し、大きな大学病院で看護師をしている新米看護師さんです何故、こんなにも激しい口調で話しているかというと・・・。 30分前 透明「よ~し今日も頑張るぞ~」 「ガシャンガランカラン」 透明「」 物凄い勢いで扉が開き、扉につけているベルが初めて聞く音で凄まじい音色を奏でている 透明「な、なんだなんだ」 慌てて鑑定室から飛び出した私の目の前には扉の前で仁王立ちしている女性が・・・。 透明「い、いらっしゃ~い 南牧さんどったの」 南牧「フンスフンス」 鼻息がこちらまで聞こえてくるんですけど・・・。どう考えても興奮状態だよなぁ 南牧「…
表と裏の境界線・1 透明「みなさ~ん2026年 最初の鑑定ファイルはじめま~す ・・・っと、その前に 少しだけ皆さんにお話しさせて いただきたいことがあって この記事を借りてお伝えしようと思います え~っと・・・皆さんもお気づきの通り、 昨年、円のポカで色々と憶測を呼んでいる 情報についてですが、この情報は本来、 皆さんにお伝えするべきかどうかを 迷っている情報です もともとこの情報は 「知らなくて良い知っておいた方が良い話」 と言われるもので、必ずしも皆さんが 知らなくてはならない情報では無いため、 私も皆さんにお伝えするかどうかを 未だに迷っているものです ただ、ひとつ間違えないで欲しいの…
2026年 富学占~・3 透明「みなさ~んお待たせしました~ それでは、方位・弱体、月加・漢霊 今年も見てゆきましょうね~」 ・弱体は、身体の弱くなりやすい部分です ・月加(げっか)は、物事が上手く進む加月(かづき)と 物事が上手く進まない減月(げづき)を表します それ以外の月は、半々と考えてください。 ・漢霊(かんれい)は、今年相性の良い文字の 言霊ならぬ文字霊 自分の近くにその漢字一文字を、自分で 書いて持っておくだけで、運気のバラつきが 抑えられて安定しますので、何かに書いて 持っていてください 地陽の天位 方位:福運は南 ・凶運は北東 弱体:腎臓に注意 月加:加月(2・6・9)、減月(…
2026年 富学占~・2 それでは、今年の富学占天位別で発表で~す今回も2回に分けて紹介しましょう 今年が初めてという方もいるかもしれないのでちょっと説明富学占は、自分の天位を割り出していただき、その天位別で占い結果を見ていくので、まだ、自分の天位を出していない人、もしくは、昨年から家を引っ越しした人は念の為、もう一度割り出してみてくださいね 割り出し方はコチラを参照してください。 2010ね~ん!うらな~い♪・5 ※過去にご質問いただいた海外の番号は コチラに拾ってみたのでご参考ください それ以外でわからない海外にお住まいの方は この記事のコメント欄でご質問いただければ お答えしますのでヨロ…
2026年 富学占~・1 透明「みなさ~んあらためまして 新年おめでとうございま~す そして、お留守番もありがとうございました~ 皆さんは良いお正月を迎えられましたか 今年も一年の簡単な特徴は、元旦に お話ししましたが、今年の午年は、 かなり激しい流れで進みそうなので、 しっかりと対策をしてゆきましょうね さて、1月1日にお話しした今年の午年ですが、 「炎戯(えんぎ)纏いし猛き午、 光塵(こうじん)の慧速(けいそ)とならん」 という中々に大変な暗示があります 今年の午年は時間に置いて行かれないことが大切 光の速さで時間が過ぎて行く感覚を そのままにしてしまうと、色々なことが 変化していることに…
2026年 新年ご挨拶で~~~す 透明「みなさ~ん 明けまして おめでとうございま~す 2026年は、午年 今年の午年は、 「炎戯(えんぎ)纏いし猛き鬣(たけきたてがみ)、 光塵(こうじん)の慧速(けいそ)とならん」 という暗示があります 今年の午年はまさに情報戦 物事の動きが光の速さで動き、 自ら情報を得ようとする動きをしなければ 時勢に置いて行かれる暗示が強い一年です 特に丙午となる今年は、物事の燃焼が早く、 あれよあれよと常識が変わってしまうこともあり、 自分の立ち位置をしっかりと取り、流れに のらなければ失う物も大きいとされ、逆に 常にアンテナをはり、情報を取り入れておく ことができれ…
2025年 締めくくり~ 透明「みなさ~ん 今年も沢山た~くさん ありがとうございました 早いもので、今年のブログはここまで 来年は1月1日に「問うや文言」 ブログの再開は1月12日からとなりま~す 来年は、少し踏み込んだ話や情報をお届け する事になりそうなので、私もここで 準備して臨みたいと思っています もちろん「占い師の日記」は楽しく学べる のが前提ですから、皆さんには楽しく 世界の不思議なことや真実を知ってもらいたい と思っていますので、是非楽しみにしていて くださいね~ さて、これからキョウダイ達を引き連れて 禊ぎをし、パワーアップして帰ってきますので 皆さんも良いお年をお迎えください…
観現・観具・観定ながよ・37 (かんげん・かんぐ・かんてい) 我田さんから粗塩をいただき、準備を整えた私は、いざ将輝くんの部屋へ・・・。 透明「将輝くん入るよ~」 まだ寝ている可能性も考慮し、小さい声で声をかけながら扉を開ける 透明「」 一瞬、手に持っていた粗塩を落としそうになる 将輝くんの周りを何かが飛んでいる 透明「(よ、妖精いや、将輝くんは創造系。 ・・・ということは、アレが異形の正体)」 目の前でゆっくりと飛んでいる妖精のようなものは美しい銀白の羽を携え光り輝いている その子は、私が部屋に入ってきたのに気づき、将輝くんのおでこに抱きついた後、ゆっくりと消えていった・・・。 透明「(しか…
観現・観具・観定ながよ・36 (かんげん・かんぐ・かんてい) それでは続きで~す 前回は、観現の能力についてお話ししましたが、ではこの観現に目覚めるには何をすれば良いのかをお話ししようと思いますまず、観現で大切なのは、自分自身の能力がどの系統に属しているのかを知ることが大切となりますこの系統の理解をすることを「観定」と言います 「え~っそんなの、わからない~」 と思いますよね確かにそれを知るとなれば、皆さんの魂を構成している神様の神粒子を視なければなりませんので自分では無理と思ってしまうかもしれませんが、実は自分の魂のルーツつまりどの神粒子を持っているのかそして観現としての能力はどの系統なのか…
観現・観具・観定ながよ・35 (かんげん・かんぐ・かんてい) 私達は、腰を落ち着けお話をするためにいったんリビングへ・・・。 透明「先ほどお話ししたように、 将輝くんが目覚めてしまった観現そのものは 将輝くんを危険にさらすことは無いと 思いますが、やはり精神的に未熟な 将輝くんには負担はありますので、 能力を押さえる形を取らせていただこうと 思います」 我田「よ、よろしくお願いいたします」 透明「そこで、我田さんには観現がどのような ものなのかを理解していただき、 もし今後将輝くんが能力を行使してしまい 押さえが外れたフシがあれば、私に連絡ください その時は、もう一度押さえに来ますので」 我田…
観現・観具・観定ながよ・34 (かんげん・かんぐ・かんてい) 私は我田さんに今までのことを説明する前段階で情報を入れていたおかげで、あまり混乱せず理解してくれた我田さんだったがここからはもう一つの問題を説明しなければならないため、言葉を慎重に選んで行く 透明「ここまでは、大丈夫ですか」 我田「はい」 透明「えっと、本来であればこれで全て丸く おさまるはずだったのですが・・・。 実は将輝くんにはもう一つ問題があります」 我田「えっ」 透明「あっといっても、前のように 危険なことというわけでは無いので 安心して聞いてください」 我田「は、はいよかった」 透明「今から説明するのは、将輝くんというか …
観現・観具・観定ながよ・33 (かんげん・かんぐ・かんてい) 透明「とは言っても・・・」 観現をどうやって封じるか正直、観現というものは日本人が持つ特殊な能力もちろん、他の外国の方々にもそれと同じような能力があったりするのだが、日本人が持つ観現は特に霊力や念能力に近いものが殆どなので、その根源となる魂や意思や気力を封じることができない以上は、特殊なやり方で押さえることになるのだろう・・・けど・・・。 透明「うわ~っ難しい~~~~」 単純に霊力など開いてしまった眼を閉じればよいものとは違い、観現はもっと原始的で魂に刻まれた本能に近い能力のため、なかなか手を出しづらい 透明「(う~ん・・・下手に封…
観現・観具・観定ながよ・32 (かんげん・かんぐ・かんてい) 透明「・・・・さて・・・・。」 私は、怨念の吹き飛んだ後の怨霊であった魂に問いかける・・・。 透明「(意識はあるかい)」 魂片「・・・・・・・・・。」 透明「(記憶はあるかい) 魂片「・・・・・・・(+*#)」 たぶん「はい」ってことかな意識は伝わってくる・・・。 透明「(貴方はこの場所に囚われ、長い年月 あの世に戻ることができなかった のだと思います それは貴方の負の感情が招いたもの ・・・本体である魂は、あの世に 戻っている・・・と・・・思いますが、 欠片である貴方は本体へと戻らなければ なりません 今から私はその道を 示します…
観現・観具・観定ながよ・31 (かんげん・かんぐ・かんてい) 透明「」 将輝くんの身体から、途轍もない質量の霊気が放出される 異形「キ~~~~~ッ」 透明「こ、こいつ」 怨霊は最後の力を振り絞り、将輝くんの観現を発動する観現から放たれた異形は、私を将輝くんから引き剥がそうと、私の首に巻き付いてくる 透明「(くっこんなに幼いのに、 なんて凄まじい異形を生み出すんだ)」 将輝くんの観現は召喚系というよりは創造系人には必ず観現と呼ばれる能力が備わっているその特異な力は、各々が自身の魂に刻まれている神々の系譜の能力を引き継いだものだ (観現についての詳しい説明は、記事の最後にお話ししますね) 透明「ぐ…
観現・観具・観定ながよ・30 (かんげん・かんぐ・かんてい) 羽交い締めにされた怨霊は手足をバタバタさせて抵抗するが、抜けることができないことを悟ったのか 大人しくなる・・・。 将輝「あれ・・・しぇんしぇ」 透明「」 こいつ・・・将輝くんに意識を渡せば私が離すと思って、将輝くんの中に隠れやがった 将輝「しぇんしぇ」 透明「将輝くん痛くない」 将輝「うん・・・」 透明「少し治療するから、 このままの状態でいてくれるかな」 将輝「は~い」 怨霊さん流石に甘いよこれだけ密着した状態で、将輝くんには害の無い法力を体内に流し込んだらどうなるか考えるべきだったね 私は将輝くんに目をつむってもらい、経文を詠…
観現・観具・観定ながよ・29 (かんげん・かんぐ・かんてい) 怨霊が私に襲いかる 小さな身体を利用して、私に飛びつき押し倒そうとする・・・が 透明「おいおい 普通の人ならそれで倒れて くれるかもしれないが、私を甘く見すぎ 確かにリミッターが外れて、とんでもない 力だけど、所詮は5歳の身体 体重も軽いし気力も足りない 普段から鍛えている私が その程度で倒れるとでも」 怨霊「ぐあぁぁぁ!!×*#@*!!」 本来であれば、すぐにでも組み伏せるのだが相手は5歳の身体 流石に本気でやると怪我をさせてしまいそうなので、慎重に怨霊の行動を捌きつつ、チャンスを待つ 怨霊「わぁぁがぁ!!しねぇ~~~~~!!」 …
観現・観具・観定ながよ・28 (かんげん・かんぐ・かんてい) 将輝くんの木人図にアクセスした私は、将輝くんと話をしながら裏で、生まれてからの軌跡を探ってみることに 透明「そっか~えらかったね~ (5年分くらいなら、そんなに時間は)」 「ジジッ」 透明「えっ(えっ) あっごめんごめん何でも無いよ (ノ、ノイズ)」 今まで視えていた将輝くんの木人図が歪んでゆく 透明「う、うんそ、そうだね (こ、これは)」 頭が割れそうな強烈な痛みが私を襲うそれを将輝くんに悟られないように笑顔を絶やさず話を続け同時に木人図を確認しようとする・・・。 透明「そっか~ (木人図が、二重にブレている いや、これは) はぁ…
観現・観具・観定ながよ・27 (かんげん・かんぐ・かんてい) 聖域が復活したことを確認し、私は将輝くんの元へ・・・・。 透明「(聖域は復活したけど、それと将輝くんの あの症状が直接的に関係しているかは 視てみないと分からない・・・。 ただ、少しでも状況が緩和してくれて いるとよいのだけど・・・。)」 我田「あっ先生」 透明「外の方は、何とか終わりました あの、将輝くんの様子どうですか」 我田「はい さっき、目を覚ましまして、 何だか今日は機嫌が良さそうでした」 透明「そう・・・ですか 少しお部屋に入ってもよろしいですか」 我田「はいお願いします」 私は我田さんと共に将輝くんの部屋へ・・・。 「…
観現・観具・観定ながよ・26 (かんげん・かんぐ・かんてい) 今一番の解決方法は、聖域の復活これは絶対におこなわないといけない皆さんにもお話ししたように、この土地には遺恨として、天罰の効力が残っている状況これが将輝くんにどう影響しているかは分からないが、少なくともこの土地に残っている少量の聖域としての気質と天罰の効力がせめぎ合っている状況が空間の歪みを作っているつまり、この拮抗した状況を打破する為には天罰の効果を弾く完全な聖域が必要というワケです 透明「よし始めよう」 私は聖域の範囲にしめ縄を配置し、土地に粗塩とお酒を撒き場を清めるそこから、聖域の真ん中に座り、印を組み詠唱をおこなう・・・・。…
観現・観具・観定ながよ・25 (かんげん・かんぐ・かんてい) 二日目 朝から我田家にお邪魔した私は、何やら大きな袋を担ぎ庭へ・・・。引き続き土地を調べることに 透明「ふ~っ・・・やっぱり難しいなぁ~ ここまで埋まってしまっていると、 外からだとかなりザックリになってしまうし、 本来あった基礎も壊されている可能性も あるからなぁ~」 現時点で聖域の痕跡は数カ所で見つかってはいるのだが、どうしても範囲が特定できない 透明「・・・やっぱし、ここは神様に協力 してもらわないと無理があるか・・・。」 そうボヤいてから、私は要岩の前に立ち、額をご神体である要岩に付け、直接念を送ってみる 透明「・・・・・・…
観現・観具・観定ながよ・24 (かんげん・かんぐ・かんてい) 我田家に戻った私は、カズコさんから聞いた話を我田さんに伝える・・・。 我田「そんなことが・・・」 透明「将輝くんの今の現状を改善するには、 この土地の問題を解決する必要もあります 少し時間がかかりますが、私に土地を 調査させてください」 我田「そ、それはもちろんこちらこそ よろしくお願いいたします」 我田さんから許可を取り、私はこの家の土地を隅々まで調べはじめる・・・。調べなければならないのは、今建っている建物ではなく、昔建てられていた神社の痕跡・・・。つまり、神社が神社たる理由であった聖域の痕跡を見つけなければならない・・・。 透…
観現・観具・観定ながよ・23 (かんげん・かんぐ・かんてい) 透明「凄い事」 お婆「うんなっ あの土地に住んどった 外人さんが、変な病気にかかってな その病気がうつるもんかもしれんと、 大騒ぎになってな 沢山の人が病院に運ばれての・・・。」 透明「まさか・・・亡くなった・・・」 お婆「しらん」 知らんのか~~~い~~~~っ お婆「わしゃ、そこまでは知らんけどなぁ~ その後、誰も帰ってこんかったんじゃよ それに、少しだけ残ってた外人も、 家が燃えたらもう住めんわい」 透明「燃えた」 お婆「そうなんじゃよ あんなの初めてみたがよ~ バンバン雷が落ちて、家が燃えたんじゃよ そりゃ~凄かったど~」 そ…