一汁一菜一汁一菜の懐石は、侘茶を実践した形です。亭主の生き方が実際に侘びている時にこそ似合います。味噌汁の一汁と、一菜の向う付けには、常より実を多く入れた煮物などに替えます。強い肴などを出すにしても、普通のものを一、二種出すほどにします。一汁一菜の順序膳-香の物-酒-飯・汁替-(飯器汁替)-(銚子-強肴-)亭主相伴-吸物、八寸-湯。(懐石の順は、一様の目安です。)初めに出す膳のご飯は、まだ蒸れていない状態であれば一口二口の量にします。そして飯器には多く入れます。また、ご飯が蒸れあがっていれば、一度目の飯器に多く入れ、二度目の飯器は略します。しかし炊き上がっている状態であれば、初めの膳の時、椀に合わせた普通の量を入れます。初めの膳の時に普通に入れた時は、一度目の飯器には多く入れて出し、二度目の飯器は略します。一汁...懐石の順
繰り口平釜大西家二代淨清造大西浄清(一五九四~一六八二)浄長極め一九二六年六十一歳の時。箱は寛文年と有り、寛文は一六六一~一六七三。如月(きさらぎ)の釜
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