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桔梗
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2008/12/15

  • 2023年四月の薬師詣で・船橋市

    四月の薬師詣では船橋市を歩きました。埼玉県の熊谷に行こう、と考えていたのですが、先月に崩した体調が充分に戻っていないのと、夕方は雷をともなうような烈しい雨になるかも、という天気予報だったので、大事をとって近場の船橋を歩くことにしました。船橋駅で降りて、しばらくは京成電車の高架に沿って歩きます。この先に目的の宮本薬師堂があるのですが、つい先日まで、こんなところに薬師堂があるとは知りませんでした。そのあたりは三年半前、2018年の終い薬師で東光寺を訪ねるべく歩いたところです。クネクネと曲がった路地の先に突然現われた薬師堂。船橋駅から二十分で着きました。意表を突く造りの御堂に大きな文字で「藥師堂」とあったので、びっくりしてしまいました。詳細は詳らかではありませんが、八千代市を中心に営まれた吉橋大師八十八所霊場の...2023年四月の薬師詣で・船橋市

  • 2023年三月の薬師詣で・木更津市

    三月の薬師詣では木更津です。新松戸から南船橋、蘇我と乗り換えて木更津まで約一時間半。今日、最初に訪ねたのは真言宗豊山派平等院です。木更津駅から十六分。明治四十年、新宿の能満寺と吾妻の東光院が合併して設立されました。平等院とは目睫の間に、真言宗智山派の寺院・成田山新宿不動堂がありました。本尊は成田山新勝寺から勧請された不動明王ですが、上総国薬師如来霊場十五番札所でもあります。浄土宗東岸寺(画像上)と同選擇寺。東岸寺は応永八年(1401年)の創建。選擇寺は文明十四年(1482年)の創建。「いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ」という名科白で知られる、歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」で、切られ与三こと与三郎に悪事を仕込む役回りのこうもり安こと山口瀧蔵の墓。選擇寺境内にありました。歌舞伎の設定...2023年三月の薬師詣で・木更津市

  • こんなの買いました

    今日二十七日は非常に暖か。それどころか、明日、我が地方の予想最高気温は18度。以降、当分寒くなることはないだろうという予想なので、ちょっと早いかもしれないが、庭に降りて花(ききょう、キンレンカ、ひなげし、紅花などなど)の種を播く準備を始めました。一息ついたあと、¥100ショップへ行って、こんなのを買ってきました。種を播いたあとのプランターに置くつもりの、ワンとニャンのガーデニング・オーナメントです。鳥害、鼠害から種を守ってもらおうというおまじないです。買い物途中にある家では、河津桜が満開近くを迎えていました。近くの公園では若者たちでがドッジボールに興じておりました。後期高齢者の仲間入りを果たしたからでしょうか、年年歳歳、春が近づくのがありがたいと思えるようになってきました。こんなの買いました

  • 2023年二月の阿弥陀如来縁日

    今日は私がボランティア活動をしている団体の定例会があったので、かつての根拠地・北小金へ出張ることになりました。会合のあった市民センターから阿弥陀如来を本尊として祀る東漸寺は近いので、帰りに寄ることにしました。本堂に祀られている金色の阿弥陀如来坐像です。PayPayでお賽銭?……と知ったころ、いくらなんでもそれはないんじゃネェの、と思ったものでしたが、今日は鞄を変えていたので、うっかり小銭入れを移し替えるのを忘れていました。依然納得はいかないながらも、スマートフォンのQRコードリーダをカシャリと押してお賽銭、ということに相成りました。阿弥陀如来の縁日、東漸寺に参拝にきた日は必ず東漸寺開山の経譽愚底さんのお墓に参拝することにしています。この日はお寺の関係者を含め、だれも参拝していなかったとみえて、霜柱が張った...2023年二月の阿弥陀如来縁日

  • 2023年二月の薬師詣で・さいたま市~蕨市

    二月の薬師詣ではさいたま市南区から蕨市にかけて歩きました。武蔵野線を南浦和で降りました。真言宗智山派の寳性寺は六年前、2016年の終い薬師の日に参拝していますが、南浦和駅のすぐ近くなので、この寶性寺から今日のお勤めを始めることにします。南浦和駅は西口を出てわずか三分。本尊は不動明王ですが、旧浦和市を中心に、それぞれ十二ずつある関東東向寅薬師と足立十二寅薬師のうち、足立十二寅薬師の第六番です。創建年代は不詳。「新編武蔵風土記稿」には「新義真言宗、蕨宿三学院末、修妙山と號す、本尊不動を安置せり」と記載されています。南浦和駅前に戻り、一ツ木通りという東京・赤坂あたりにあるような通りを南下します。途中まではこのように広々とした歩道があります。見沼代用水西縁支線。さすがに読めないとみえて、町名板には「ぶぞう」とルビ...2023年二月の薬師詣で・さいたま市~蕨市

  • 2023年初観音

    今日十八日は今年最初の観音菩薩の縁日です。たまたまボランティア活動の定例会が北小金であったので、帰りに東漸寺観音堂と慶林寺の観音像にお参りすることにしました。最初に訪れたのは東漸寺。まず本堂に参拝します。観音堂。正面でカメラを構えましたが、右手からの陽射しが強く、ハレーションを起こしてしまうので、少し右寄りから。東漸寺から慶林寺へは常磐線を越えて歩くこと十一分。参道入口の河津桜です。例年であれば、あと半月後の立春のころになると、数輪の開花が見られるのですが……。今年の蕾はまだ小さく、固いようです。参道のロウバイ(蝋梅)は満開までもう少し。慶林寺の観音像。晴れたかと思うと雲が出て陽射しが遮られるという、すっきりしない天気の一日でしたが、観音様のご加護があったのか、お昼前の時間だけ雲一つない青空に恵まれました2023年初観音

  • 2023年初薬師・茨城県結城市

    十三年目となる薬師詣で。今年最初となる初薬師は茨城県の結城へ足を延ばしました。南越谷(新越谷)で武蔵野線から東武線に乗り換え、南栗橋止まりでしたが、ホームの反対側に東武宇都宮行が停まっていたので、乗り継いで栗橋まで。栗橋でJRに乗り換え、小山でまた水戸線に乗り換え。乗り換えが忙しかった割に結城までの所要時間は一時間と四十二分。結城駅は北口に出ました。最初に訪れたのは結城駅から徒歩六分の一言薬師堂。結城三大薬師の一つです。門柱には一言薬師堂と記されていますが、地元の人には立町の薬師さんと呼ばれて親しまれています。一言薬師堂から五分で孝顕寺に着きました。結城家の菩提寺です。堂々たる山門と奥に見える本堂。山門下、脚立のように見えるのは花水盤です。真上からカメラ(ソニーサイバーショット)に収めましたが、なぜかカメ...2023年初薬師・茨城県結城市

  • 彼岸花

    あるものを秋から押入に入れたまま、なかば忘れていたら、こんなふうになっていました。彼岸花の球根です。今年の六月はじめに購入しながら、自分でもなぜだったろうと思うのですが、タイムリミットであろうと思われる盛夏を過ぎても、押入に放り込んだままでした。購入から半年経ってやっと腰を上げ、こうしてカメラに収めたあと、土を掘り返して、来年秋を待つことにしました。連日雲一つない快晴です。雨のない日は年が明けてもつづくらしい。給料日は過ぎたのに、銀行のATMは道路にはみ出すまでの行列でした。私は家賃の振込で最後尾の人となりました。けやき通りのケヤキ(欅)も近くの公園の樹々も葉っぱをすっかり落としています。彼岸花

  • 2022年終い薬師・松戸市

    あっという間に終い薬師の日がやってきました。脊柱管狭窄症は徐々に恢復に向かい、左脚の痛みも随分楽になって、近場なら出かけることができるようになりましたが、あくまでも電動付自転車があってのことです。そこで今月の薬師詣では、先月行った馬橋の中根寺へまた、というのも芸がない(こういうときに用いる言葉か、と自省しつつ)と思ったので、松戸駅近くの吉祥寺、と考えました。グーグルマップで検索してみると、自転車なら所要時間は約二十分。実際に走ったことは一度もありませんが、道はほぼ平坦です。行って行けないことはなさそうですが、実際に行くか、と思うとちょっと?。電車で行くとすれば、当然駅まで行かなければなりませんが、脊柱管狭窄症が発症して治りかけて以来、新松戸駅まで歩いたことは一度もありません。駅までは自転車……とも考えまし...2022年終い薬師・松戸市

  • 大雪・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

    今日七日は二十四節気のうち大雪、そして今日から十一日までは大雪の初候・閉塞成冬です。「成冬」というのは確かに「ふゆとなる」と読めますが、「閉塞」=「そらさむく」というのはなかなかそうとは読めません。そいうことを別にすると、年に七十二ある「候」の中で、ピントくる「候」の一つです。次候十二月十二日から十六日まではどうかというと、熊蟄穴(くまあなにこもる)、さらにその次、十七日から二十一日の鱖魚群(さけのうおむらがる)などは、私が棲む地域ではそのさまを見ることができないので、そんなことを示されたりいわれたところで、まったくピンときません。これらは日本の略本暦ですが、中国の長慶宣明暦でそれぞれに当たるのは虎始交(虎が交尾を始める)、茘挺出(捩菖蒲が芽を出し始める)とあって、虎などは動物園へ行かなければ見れないし、...大雪・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

  • 火事の教訓

    先日、薬師詣でをした日は火事に遭って一年という、私にはある意味で感慨の深い日でもありました。この火事とその後日談には、森田童子の詩ではありませんが、いろんなことが「ありました」であります。火事に遭遇した直後は、自分では割合落ち著いていたと思うのですが、やはりそれなりに動転していたのか、一年経ってみて、改めて気づいたこともあるので、ブログに残しておこうと思います。私のイメージでは、消防車のサイレンの音はしょっちゅう聞いている、という思いがありますが、松戸市消防局の「消防年報」によると、「しか」という表現を使うのが正しいのかどうか、昨年度の松戸市内の火災件数は115件「しか」ありません。火災が起きたのは大体三日に1件の割、ということになります。この中に私が遭遇した火事が含まれていることはいうまでもありません。...火事の教訓

  • 火事罹災一年と薬師詣で

    今日十二日で火事罹災からちょうど一年となりました。身の周りのものはほとんど失ってしまったので、少しずつ買い揃えてきましたが、すべてもとどおりとはいきません。家具類とかテレビとかパソコンなどは新しくなって気持ちが良いといえばいいけれども、ひょっとしたらもう手に入らないかもしれないというものがあります。多くは書籍類で、新品は絶版になったりしていて買えないが、ヤフーオークションなどで手に入りそうなもの、手には入るが、結構高価になってしまっているもの、いろいろ捜してみたけれど、どうやら二度と手には入りそうにはないものなどがあります。代表的なものは澤木興道全集、現代語訳正法眼蔵、本山版正法眼蔵、中央公論社版江戸切絵図、図書分類でいうと雑の部に入るであろう、大道芸事典、俗信事典、俗語辞典などなどです。再度手に入れても...火事罹災一年と薬師詣で

  • 2022年十一月の薬師詣で

    八日。薬師如来の縁日がやってきましたが、脚の痛みがあって、今月の薬師詣でも出かけることができません。東方(薬師如来がおわす方角です)に向かって合掌、深く頭を垂れるのみです。脊柱菅狭窄症が発症して、一昨日六日でまる二か月。あっという間の二か月で、まるで夢を見ていたように、瞬く間に過ぎ去ったみたいな感じがします。まだこれからも当分の間、ただただ過ぎ去って行く日々を覚悟しなければなりませんが……。脚の痛みはかなり恢復してきて、途中、休み休みなら、タクシーを使うことなくクリニックへ行けそうな気もしますが、いざとなると、やってみようという勇気が出ません。もし実行に移したら、休み休み歩く途中で、へばって、本当に休んでしまうかもしれません。グーグルマップで計測すると、クリニックまでは180メートル。健常なときに歩けば、...2022年十一月の薬師詣で

  • 引きこもりその後(2)

    することがない、というか、できることがないので、日がな一日こたつに坐って、ときどき窓の外を見上げて、前にあるマンションを見ながら、朝~昼~夕~薄暮と時の移ろいをぼんやりと眺めています。JRの駅前から伸びるけやき通り、それに交差するゆりのき通りという、この地域ではメインストリートが近いので、昼間はむろん、夜中やまだ暗い早朝に救急車が走って行くサイレンの音を聞いています。どんな人が、どんな状態で運ばれて行くのだろうか、と思うと、ふと考えることがあります。いまはまだ辛うじて、という状態ながら、カップラーメンのお湯を沸かすための水を汲みに立ち上がったり、日々出るごみや、ネットスーパーから送ってきて溜まって行く一方のダンボールやレジ袋を資源回収に出したりすることができていますが、いずれそういうこともできなくなり、家...引きこもりその後(2)

  • 引きこもりその後

    以下は日記のようなつぶやきです―。突然脚に痛みを覚えて、ほとんど歩けない状態に襲われてから、引きこもりになるのを余儀なくされて、そそろ二た月が過ぎ去ろうとしていますが、自由に歩けない状態は依然としてつづいています。この間、外に出たのは六日、というか、六回だけ。うち五回は病院通い、残る一回は、先々月末に車を持っている知人が訪ねてきてくれたので、乗せてもらって近くのイタリアンレストランへ行って食事を共にし、コンビニに寄ってもらって、公共料金の支払いと銀行口座からの引き落としに備えて預金をしました。引きこもり生活が始まってから、会った人はこの知人のほか、病院の関係者など、会った、とはいえないような人々で、それも数えるほどです。無精髭が伸びていました。滅多に外には出ず、出るときはマスクをしますから、髭が伸びたまま...引きこもりその後

  • 引きこもり

    ブログの更新を怠ることが多くなりました。先手を打って弁明に努めておくと、決して私の怠惰のせいばかりではありません。去年十一月に怠ったときは火事のせいです。当時、喫緊を要したのは棲家を見つけることでしたから、落ち着けるかどうか、今後どうなるかどうかは別にして、とりあえずはいまのアパートに居を定めることになりました。緊急避難の旅館で暮らして不便をかこったのはわずか六日で済みましたが、火事でノートPCもデスクトップPCも失ってしまったので、本当はブログの更新どころの騒ぎではなかったのですが、仮に気持ちに余裕があったとしても、物理的にブログを更新することはできませんでした。あれから一年近く―。毎月の薬師詣でも、ひと月休んだだけで再開し、ようやく気持ちも落ち着いてきた、と思ったところ、先月初めにはまた思わぬ災難に見...引きこもり

  • トロロアオイ(黄蜀葵)とブッソウゲ(仏桑花)

    十五日がきたので、阿弥陀様の参拝に行かなければなりません。火事に遭って引っ越すまでは、阿弥陀参りは北小金の東漸寺と決めていたので、なんら迷うことはありませんでしたが、新松戸へ引っ越した現在は東漸寺まで歩くと二十七分(グーグルマップに基づく計算)とかなり遠くなりました。代わりに阿弥陀様をお祀りしているお寺は?というと、馬橋の萬満寺があります。今月はこの萬満寺にしましょうと決めて行ってきましたが、帰ってきてから、グーグルマップを基に計算してみると、二十六分とほとんど変わりがありませんでした。流鉄沿線にはところどころでトロロアオイ(黄蜀葵)が花を咲かせていました。台風8号は我が地方は雨も降らせず、大風も吹かせずと、さして被害をもたらせたとは思えませんでしたが、それでも風がちぎって行ったのでしょう。結び始めたばか...トロロアオイ(黄蜀葵)とブッソウゲ(仏桑花)

  • 2022年八月の薬師詣で・香取市

    あっという間にひと月が経って、また薬師詣での日が巡ってきました。フランスの哲学者ポール・ジャネ(1823年-99年)が提唱した法則によれば、私が二十歳のころに感じたひと月は、五十年以上を経たいまの私にとっては、八日間ほどにしか感じられない、ということになるのですから、あっという間だと感じるのは当たり前ということになるのですが、連れて(か、どうか)物忘れのスピードも早くなりました。従事しているボランティア活動で、ひと月に一度訪ねる家が六~八軒あるのですが、同じ松戸市内ではあっても、普段はまったく行かない地域、増して引っ越してからはますます無縁の地域となってしまったので、ますます迷うことが多くなりました。先月の三十一日に新型コロナワクチンの四回目接種を受けました。会場に出向いたのはまだ午前中だったのに、到着す...2022年八月の薬師詣で・香取市

  • 猩猩草再び

    私の祥月誕生日-こんな言葉はありませんが-いつからか、実際の誕生日はもちろん、毎月の誕生日と同じ日は家にお祀りしている阿弥陀如来像に水のお供えをして焼香し、阿弥陀如来を本尊としてお祀りしている東漸寺に参拝してお賽銭をあげるということを毎月の自分への取り決めとしてきました。前置きが長くなり過ぎましたが、去年火事に遭って転居を余儀なくされ、東漸寺も少々遠くなってしまったので、ずっと欠礼をつづけていました。ただ、毎月参拝にくるのはむずかしいけれど、祥月だけは万難を排してこなければ、と覚悟はしていたのです。そんなたいそれたことではないのかもしれませんが……。そういうわけで、新しい庵のある新松戸から一駅だけですが電車に乗って、久しぶりにお邪魔をすることにしました。七月二十七日は2016、17、18年と最高気温は30...猩猩草再び

  • 蓮始開(はすはじめてひらく)

    今日十二日から七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)です。近くには蓮の花がないので確かめようがありませんが、季節的にはもうとっくに咲いていなかったっけ…そう思ってPCにストックしてある去年の画像を捜してみると、かつて日参していた慶林寺ではすでに先月の十三日に初開花がありました。今年は梅雨入りががあったような、ないような、という奇妙な天気に加えて、六月の終わりに真夏がやってきてしまう、というような「とりわけ」つきの異常気象つづきですから、まだ蓮の花は咲いているだろうかと訝りながら、慶林寺へ出向きました。去年、火事に遭って転居を余儀なくされたので、慶林寺へ参拝に行こうとすれば、往復一時間近くかかることになり、とても日参という具合にはいかなくなってしまったのです。ところが、今日十二日は薬師如来の縁日でもあり、毎...蓮始開(はすはじめてひらく)

  • 2022年七月の薬師詣で・常総市

    今月の薬師詣では茨城県の常総市を歩きました。新松戸から武蔵野線に一駅だけ乗って、南流山でつくばエクスプレスに乗り換えます。守谷でつくばエキスプレスから関東鉄道常総線に乗り換えます。関東鉄道に乗るのは久しぶりです。一両だけのディーゼルカーが出発を待っていました。取手~守谷間はたびたび利用したことがありますが、守谷から先へ行くのは初めてです。新松戸から一時間かけて南石下駅に到着。降りたのは私ともう一人だけ。無人駅でした。電車を降りて歩き始めたあたりは、いまから七年前、2015年九月の関東・東北豪雨で、近くを流れる鬼怒川の堤防が決壊し、水没してしまった地域です。七年も経過しているからか、災害を偲ぶようなものはこの標識のほかには見当たりませんでした。浸水深(高さ1・5メートル)を示す紅いテープは自然に剥がれたのか...2022年七月の薬師詣で・常総市

  • 2022年六月の観音菩薩縁日

    何日か前、テレビでお寺関係のドキュメンタリー番組を視ていたら、ナレーターが「十七日は参拝客が多い。なぜならば御本尊の観音様の縁日だから」などといっているので、自然に口がすぼんでしまいました。なぜかというと、観音様の縁日は十八日のはず。自分は何年も間違えていたの?とすぼめた口が曲がってしまったのでした。引っ越しのとき、旧庵から持ってくることができたわずかばかりの荷物をひっくり返して歳時記を見てみると、確かに観音様の縁日は十八日で間違いがない。テレビで放映していたお寺は奈良県にあるので、もしかしたら関西流は違うのかもしれないと前後のページを繰ってみると、十七日も観音様の縁日となっています。ただし、観音様は観音様でも、千手観音の縁日でした。引っ越す前は近くで観音様を祀っているお寺が東漸寺(浄土宗)と慶林寺(曹洞...2022年六月の観音菩薩縁日

  • 2022年六月の薬師詣で・千葉市

    六月の薬師詣では千葉市を歩きました。庵を出発したのは正午。同じ県内の、それほど遠くないところへの小旅行とはいえ、随分ゆっくりとしたお出かけ、と思われるかもしれませんが、最初に参拝する東光院の最寄り駅は外房線の鎌取駅。そこからバスに乗るのですが、バスの発車時刻は十三時十二分。もう少し早い便はないの?といっても、その前の便は三時間以上も前の九時五十分しかないのです。バスは使わず、鎌取駅から東光院まで歩こうとすると、グーグルマップを基にシミュレーションしてみたところ、四十分もかかります。歩けない距離ではないので、行きは歩きでも、帰りはバスがある、ということならいいのですが、行きの便がない、ということは帰りもない。従って、歩くとすれば、往復八十分を覚悟しなければならない。最近は寄る年並で、シミュレーションをしてお...2022年六月の薬師詣で・千葉市

  • アメリカフウ(モミジバフウ)

    知人・友人たちの訃報に接することが多くなりました。つい最近も二人。一人は私が初めて社会に出たときの先輩。私より二つ年上に過ぎなかったのに、死因は老衰。えっ、七十代なかばなのに老衰、と皆が驚いていましたが、詳しい事情のわかる者はいないので、そのまま受け止めるしかありません。もう一人は鉄道会社の元社長会長。旧国鉄が民営化される際、改革三羽烏の一人、ともてはやされて、エネルギッシュで元気な人でしたが、八十一歳で死去。日本人男子の平均寿命(81・6歳)を全うしたのですから、天寿を全うといえるのかもしれません。我が庵近くに「あめりかふう通り」という街路があります。街路樹にアメリカフウが植えられているのでこの名がつけられています。いまの住処に引っ越してくるまで知らなかった木ですが、毎日間近で眺めるようになって、その旺...アメリカフウ(モミジバフウ)

  • 小岩菖蒲園へ行く

    火事に遭遇して転居を余儀なくされてから半年が過ぎました。毎月八日の薬師詣ででちょっとした遠出をするほかは、毎日の買い物で近隣を歩く以外、どこかに何かを見に行こうという気が起きませんでした。しかし、自分では鬱屈していたとは感じていませんでしたが、ふと花-ハナショウブ(花菖蒲)-を見に行こうという気になって、実際に出かけてみると、三時間足らずの小旅行、しかも肝心の花はほとんど空振り、というようなことでも、わずかながらも気分が霽れ、気づかぬうちに鬱屈した気分で過ごしていたのだということを知りました。ハナショウブを見に出かけたのは江戸川区の小岩です。常磐線を金町で降りて、京成金町駅から京成線に乗ります。京成高砂で京成本線に乗り換え。二つ目の江戸川で降りました。改札を出ると、目の前に案内表示がありました。英語表記を...小岩菖蒲園へ行く

  • 2022年五月の阿弥陀如来縁日

    今日十五日は阿弥陀如来の縁日です。阿弥陀様は私の干支の守り本尊なので、毎月十五日は阿弥陀様を本尊としてお祀りしている東漸寺参拝を欠かさずつづけてきました。しかし、去年十一月十五日を最後に東漸寺参拝は中断せざるを得なくなっていました。十一月十五日というのは、私が火事のもらい火に遭った三日後です。火事で追い出され、新居を定めるまで、仮の宿としていた旅館がたまたま東漸寺の近くだったので、新居の場所によっては再びお参りすることがあるかどうかわからない状態だったわけですが、そのようなことは考えもせず、ただただ無心の状態-いまになって思うと、無心だったのではなく、空疎な心で出かけました。その後、新松戸に移ることになったので、東漸寺は歩いて行けるところではなくなってしまいました。近くには阿弥陀様をお祀りしている寺があり...2022年五月の阿弥陀如来縁日

  • ベニバナトチノキ

    新たに移った新居近くにも「とちのき通り」という名の街路があります。「近くにも」というのは、火事に遭って転居を余儀なくされる前に棲んでいた旧居近くにも同じ名の通りがあったからです。ともに街路樹にトチノキが植えられているのでつけられた名前というわけで、二本の通りはまったくの別物、繋がっているわけでもなく、関連があるのでもありません。ただ、新しく知ったとちのき通りのほうは、新坂川右岸から坂川左岸を一直線に結ぶ全長1・3キロほどの道路ですが、買い物とか散策とかで足を向けるような用向きのある方角ではないので、地図で名前を知って、そのうちに、などと思いながら、最近まで歩いてみたことがありませんでした。で、日々の散歩のついでに、少し足を延ばして歩いてみようかというわけです。私にはすっかり馴染みとなっている栃の樹影と葉で...ベニバナトチノキ

  • 2022年五月の薬師詣で・板橋区~朝霞市

    今月の薬師詣では武蔵野線で北朝霞まで行き、東武東上線に乗り換えて成増まで行って帰ってくる行程です。武蔵野線は六年前、2016年十一月の薬師詣でで北朝霞の一駅手前の西浦和まで利用していますが、それより先(府中本町寄り)は私にとって処女地です。今月は西浦和~北朝霞とわずか一駅だけですが、処女地開拓と相成りました。北朝霞駅と接続する東武東上線の朝霞台駅。隣同士なのに武蔵野線の駅名は北朝霞、東武は朝霞台です。最初に向かうのは成増です。ちなみに成増では東武線の駅名は成増、接続している地下鉄有楽町線は北朝霞と朝霞台の距離より断然遠いので、さすがに同名にするわけにはいかなかったとみえて「地下鉄」とつきますが、地下鉄成増です。成増駅北口に出ました。住宅街の中に果樹園などがあって、へえなどと感心しながら歩いて行きます。二枚...2022年五月の薬師詣で・板橋区~朝霞市

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