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  • 能力についてのあれこれ

    31.広い社会と狭い社会同じ「ことば」にも意味が広いものがあります。例えば、言葉を辞書を開いてみます。そうするとその定義が一つであるものはむしろ少なく、幾つもあることが多いでしょう。そうして、この場合はそのどの「意味」であるか戸惑うことがあります。また

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    30.表現力と社会 「表現力」を考えてきた時に、その鍵になるのは相手との「意味の共通性」です。普通に考えれば、多くの意味を内蔵した多くの言葉を持っていれば、それは可能になるでしょうが、多くの知識がなくても共通性を持つためには、そういう集団に属することです

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    29.表現には必要な対人知識 何かを生み出す人の中には、「実」の扱いに長けているが、「名」の扱いについては苦手だという人もいます。しかし、その生み出した「実」を人に伝えようとすると、「名」を使用することになる、そうすると、その相手の受け止めを理解し、それ

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    28.表現力と創造力 ことばを使っての「思考」は、本人の意味機能を基にしています。ですから、場合によっては自分だけの「意味」を使って何かを生み出すということが可能なわけです。 しかし、その考えたことを相手に伝える際、「自分の中の意味」をもとに、「相手の

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    27. 伝達のカギは聴く人の意味機能にある 前回「文字」を使うことで得られる能力について、「その能力は使う人との結びつきで生かされるものだ」と述べました。 その言わんとすることは、簡単にいえば「『文字』そのものには意味機能はない」ということです。 それ

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    26.「文字」の使用 記録の話が出てきたところで、「文字」が出てきました。 それで、人は持つ「知識」を「文字」で書き表すことで、それを保存することや人を介してあるいは様々な輸送手段を介して運ぶことができるようになりました。 ただし、それは「知識」のごく

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    25.成功や失敗の記録の利用 自分がやっていることを考える際、それを動物たちがやってることと比べたときにいかに自分たちが言葉に依存しているかということに気づかされます。何かをやる時に互い話し合い、何かを実行するときも言葉で連携して行動する、そういうことを

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    22.人と人の言葉による結びつき 前回、述べた言葉を操作して生み出したものを現実に確かめるということは、言葉を換えて言えば「名」の操作を、「実」でもって確かめているということでしょう。 我々が自分のふだんやっていることを考えてみると、いかに「あたま」

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    21.「ことば」を結びつけること 自然界には様々なはたらきがひそんでいます。基になる働きがあり、それが結びついて新たな働きが生み出されたり、結びついたものが分かれたり、そういうことが繰り返されています。 そして、それらは、自然界で起きていることもあれば

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    20.「見えないもの」の「ことば」の共有 「見えないもの」を、「あるもの」として言葉にする、それは時に、妄想とか錯覚によるものが言葉とされるということがおきます。つまり、簡単に言うと無いものをあるなることがおきるわけです。 そしてそういう言語をもとに知

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    19.「ことば」は「見えないはたらき」を「みえる」ようにする さて「言葉」には、その働きとしてもうひとついえることがあります。 それは、「見えない」はたらきを「みえる(識別する)」ようにするということです。 例えば、今では当たり前のことである「引力」とい

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    18.「名」と「実」の結びつき 今まで述べたことを基に考えれば、動物と人間を分かつ能力といえば、「ことば」を使えるかどうかということで、それがいろいろな能力を身に付け、使用できるようことにも、大きな違いとなるという事です。 そこで言葉といえば、ここで「

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    17.「名」と「実」が結びついて「学習」と言える さて、指導を「コトバ」を使ってやり、それでその「コトバ」を口にするなり書き出したら、それで指導したつもりになる、これに近いことを多くの教育機関でやっていると言えるのではないでしょうか。学校で教師が言葉で

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    16.「名」ばかりの指導 前回述べたことに、付け加えます。 体を動かすということは、脳からの指示、あるいは、感覚を元に脳を経由しないでするか、いずれにしろ、運動に関わるさまざまなはたらきを結びつけて、その動きを生み出すことでしょう。 その動きを生み出す

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    15.ことばの使用による動き 動物の動きを見ていて気づくのは、その滑らかな動きです。それと比べるとどうも人間の動きはギクシャクしています。無論、達人と言われる人は滑らかな動きができていますが。 そこで、その滑らかな動きと、人間のギクシャクした動きを比べ

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    14.「五禽戯」のこと 動物が病とほとんど無縁だということで、中国の気功法の一つといわれる「五禽戯」のことが思い浮かびました。 中国の伝説の名医と言われる華佗という人がいるのですが、この人が考えたのが、その「五禽戯」とい気功です。 華佗という人は中国

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    13.動物はどうしているか 人の体温調節の話を持ち出したのは、人間が本来持っている能力を使用しないことで劣化させたのではないかと思えるからです。それは学習能力を考えるうえでも非常に大切なことです。 厳しい環境下で暑さ寒さの影響にどう対処するかということ

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    12.異次元の体温調節力 人の中の温度調節については、次のような説明が一般的です。私たちの体では、皮膚にある温度センサーで寒さを感じると、脳にその情報が伝わり、熱を作る仕組みが無意識のうちに働いて、体温が低下しないようになっています。 逆に、体温が上が

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    11.体温調節の能力 暑さや寒さに適応すると言うと普通考えられるのは、寒さに対しては厚着をする、暑さに対しては薄着をすると、いったことでしょう。しかし、一方で寒さに対処するために体の中で熱を生み出す働きがあることを利用するという対処の仕方があります。我

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    12.異次元の体温調節 人の中の温度調節については、次のような説明が一般的です。私たちの体では、皮膚にある温度センサーで寒さを感じると、脳にその情報が伝わり、熱を作る仕組みが無意識のうちに働いて、体温が低下しないようになっています。 逆に、体温が上がっ

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    10.「からだ」は季節に対応する 能力が、その人が「できる」ことを言うとすれば、その基になっているのは、その人の中にある「はたらき」です。しかし、それを本人が理解して使用しているかというと、かならずしもそうとは言えません。 それについて、様々なことが考

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自主学習能力を育てる指導
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