『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を読んだよ。Googleを超えるかも…。筆者はマイクロソフト日本法人の元社長である成毛眞氏。同社を退職してからの活動は詳しくは知らないけど、執筆活動は続いているよね。たまに本屋で名前を見かけるような気がするし。その執筆活動の一端が本書。テーマはずばりamazon。知らなかったけど、amazonっていう会社は、情報公開としては消極的だとか。だからこそ、注目されるってこともあるだろうし、たまに数字が出るとその規模に驚くことになるんだよね。では、amazonはどんな企業なのだろうか。まずは、その社長に注目する必要があるかと思うので、ジェフ・ベゾスについて。そ…
『東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)』を読んだよ。日本人は変わっていないなぁ~。イギリス人のキャサリン・サンソム夫人が1928年から1936年まで日本に住み、日本人の様子を観察した記録。「東京に暮す」となっているけれども、特に東京に拘るわけではなく、日本と日本人全般について語っているよ。後半は温泉場とか上高地とかまで出てくるし。1928年から1936年といえば、ちょうど昭和一桁。西洋化が進み、自信を付けてきた日本人に戦争の足音が聞こえてきつつある時代。世相はそんな感じだけど、素の日本人はまさに愛すべき日本人。それをサンソム夫人は素直に表現しているよ。では、サンソム夫人は日本人をどう見…
『未来に先回りする思考法』を読んだよ。そうだったのか、イノベーション。『お金2.0』で金銭主義に代わる価値主義を提示した佐藤航陽氏。価値についての考え方がどんどん変わっていく現代社会において、未来に先回りなんてできるのだろうか…という難題を丁寧に解説した本書。解説っていうより、筆者の経験と考えをまとめたものかな。あくまでも「思考法」なので、単に未来はこうなるという予測を述べるわけではなく、どう考えるたらいいのかという点がポイント。だから、しかし、もしも社会が進化するパターンを見抜いていれば、状況が変わっても未来を見通すことが可能になります。そのための汎用的な思考体系をお伝えするのが本書のテーマ…
『国家と教養 (新潮新書)』を読んだよ。教養は怖い。藤原先生の新刊を読むのは久しぶり。既刊のもので読みたい本リストに上がっている本が幾つかあるけど、最近のものの方がより過激になりつつあるような…。まぁ、その辺りが藤原先生の本の楽しみでもあるんだけど。で、今回はどのくらい過激になっているか、楽しみ。内容的にはタイトル通りだけど、「国家」と「教養」はちょっと分断されているという感じ。ざっくり言うと前半が国家の話、後半が教養の話と言ってもいいかも。冒頭は冷戦終了後の日米関係について。アメリカに狙い撃ちされた日本を嘆き、そのアメリカを糾弾するところから始まる。そして、日米の差は情報格差。情報量もあるけ…
『NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生 (世界を変えた地図)』を読んだよ。そうきたか…というオチ。原題の『NEVER LOST AGAIN』では何の話だか意味不明だけど、邦題の『グーグルマップ誕生』はそのまんま過ぎ。邦題は本題と副題を入れ替えるとスッキリするかな…と、珍しく編集者気分でコメントしてみる。筆者は、シリコンバレーのスタートアップ企業キーホールのマーケティング・ディレクターであったビル・ギルデイ氏。のちに、買収によってグーグルに移るんだけど。そして、この物語の中心人物は、キーホールで、のちにグーグルで地図サービスを立ち上げるジョン・ハンケ氏。内容を簡潔に言ってしまうと…
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