にほんブログ村
和紙素材の持ち味を生かし、季節感ある作品をアップしてまいります。
和紙造形作家。和紙クラフトによる創作をしています。 和紙の花・人形・和紙画など立体と平面によるさまざまな形式により、和紙それぞれの特性を活かして日本の四季の移ろいを中心に表現してまいります。 また、和紙についての話や提案なども紹介しております。
スミレの仲間の中でもごく小さな花を咲かせるツボスミレ。 白地に赤紫の筋の入る愛らしい花とハート形の葉の取り合わせを和紙の落ち着いた光沢感と柔らかな質感によって表し、陶器にあしらいました。 ”Viola
春の野で桜を想わせる端正な花で心和ませる日本桜草。柔らかな花としなやかな葉の特徴を和紙の特質によって表し、竹の花器にあしらいました。 ”Primrose” にほんブログ村
早瀬川 波のかけこす 岩岸に こぼれて咲ける 山吹の花(続古今和歌集:藤原為家)hayase gawa nami no kakekosu iwagishi ni koborete sakeru yam
小振りの白花が俯いて咲く姿が清楚なチゴユリ。落ち着いた佇まいの山野草を和紙の質感と色合いで表し、和紙を手折り扇子に見立てたものにあしらいました。 ” Disporum smilacinum ”&nbs
色鮮やかな花としなやかな枝ぶりで春を伝える山吹。枝にまばらに付く、優しい花の風情を鮮明な和紙の色合いと柔らかな質感によって表し、陶器の花器にあしらいました。 ”Japanese kerria” にほん
清楚な白い花が可憐な春の妖精、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花のひとつ。切れ込みのある3枚の葉は柄がなく輪生しているところに特徴があります。軽やかな風情の山野草を和紙の取り合わせによって表し、陶器
薄紅色の花とハート形の葉が優しい趣のヒナスミレ。丸みのある白い花色と葉に切れ込みのある取り合わせが清楚なヒゴスミレ。2種のスミレを和紙の柔軟で強靭な特質を生かして表し、陶器にあしらいました。 ” Vi
山もとの 鳥の声より 明けそめて 花もむらむら 色ぞ見え行く(玉葉和歌集:永福門院)Yama moto no tori no koe yori ake somete hana mo muramura
一日講座「昼顔」2024 年6月29日(土) / 7月15日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/&nbs
淡い緑色を帯びた花びらが春の野を想わせるバイモ。内側に入る網目状の模様が野趣ある花を和紙に線描で表し、和紙を手折った扇子に見立てたものにあしらいました。 ”Fritillaria” にほんブログ村
淡緑の花色に独特の個性がある御衣黄(ぎょいこう)桜。花色が移ろう様が味わい深い桜の風情を極薄の和紙の重ね方によって表し、和紙を手折った花包みにあしらいました。 ” Cherry Blossoms:Gy
愛らしい花を数多く咲かせ、春の華やぎを伝えるカイドウ。紫の花柄につく薄紅の花びらと濃紅色の蕾の艶やかな風情を和紙の繊細な色合いによる変化によって表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。 “Floweri
おしなべて 花の盛りに なりにけり 山の端ごとに かかる白雲(千載和歌集:西行)Oshinabe te hana no sakari ni nari ni keri yamanoha goto ni
「ブログリーダー」を活用して、ymatsuさんをフォローしませんか?
にほんブログ村
薄紅色の清楚なササユリ。涼やかに楚々として野に咲く花の風情を柔らかな和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Lilium japonicum” にほんブログ村
むら雨の 風にぞなびく あふひ草 向かふ日かげは うすぐもりつつ(壬二集:藤原家隆)Murasame no kaze nizo nabiku afuhi gusa mukafu hikage ha u
白から濃紅色へ花色が移ろう様が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐なヤマアジサイを紅色のグラデーションの和紙の特性を生かして表しし、竹の花器にあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
梅雨の時、雨露を受けて艶やかさが増す未央柳(びようやなぎ)。中国原産の未央柳の和名は、唐時代の詩人、白居易(はっきょい)の『長恨歌(ちょうごんか)』の一節、「未央柳(未央の柳)」に由来します。「未央柳
鮮やかな黄色い花が夏草らしいセンダイハギ。和名の表記では先代萩の他、仙台萩・千代萩があります。センダイハギの和名での表記は、歌舞伎の演目『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に由来します。『伽羅先代萩
白梅を想わせる純白の花が爽やかな印象のバイカウツギ。初夏から梅雨時にかけ、枝の先に4弁の花を咲かせるたおやかな花の風情を和紙の白色を生かして表し、花器にあしらいました。 ”Philadelphus&#
紅色の小さな蝶形の花を立ちあがった花穂につける様が愛らしいコマツナギ。素朴な山野草の風情を和紙の色合いとしなやかな質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Indigofera pseudotinctor
梅雨時、優美な花を咲かせる花菖蒲。白い花びらに紫の立ち弁による二色花となった三英咲きの花菖蒲を和紙の質感と線描によって表しました。 ”Japanense iris” にほんブログ村
あふち咲く そともの木陰 露おちて さみだれはるゝ 風わたるなり(新古今和歌集:藤原忠良)Afuchi saku sotomo no kokage tsuyu ochite samidare haru
初夏、枝葉の基部に多数の小花を咲かせるセンダン。涼やかな小花の風情を和紙の色合いとしなやかな質感により表し、竹の花器にあしらいました。 “Melia azedarach” にほ
日本の山野に自生する野生の蘭、ギンラン。春に清楚な花を咲かせる山野草の風情を和紙の落ち着きのある白色で表し、扇子にあしらいました。 ”Cepha lanthera ” にほんブログ村
椿に似た白い花を柔らかに咲かせる夏椿。青葉に映える涼やかな花の風情を和紙の柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。 “Japanese stewartia” にほん
釣鐘状の花が俯いて咲く姿が優しいホタルブクロ。梅雨時に咲く、薄く柔らかな花の形状を手漉き和紙の白色と点描で表し、扇子にあしらいました。 “Hotarubukuro” にほんブログ村
純白の大輪の花を咲かせるオオヤマレンゲ。俯き加減に深山で咲く姿は優美です。和紙の取り合わせによって表情豊かな花の風情を表しました。 “Magnolia sieboldii” にほんブログ村
楚々とした風情のヤマアジサイ。柔らかな青色の和紙の微細な変化としなやかさを生かして表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
一日講座「薊(あざみ)」2025 年8月11日(月)祝日 / 8月30日(土)各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 鋭い葉に紅紫
花の中心に白い星形の筋がくっきりと浮かホタルカズラ。控えめで清楚な山野草を和紙の取り合わせによって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”Buglossoides zollingeri” にほんブロ
白い花穂が緑の葉に映え、夏の水辺で清涼感を伝えるハンゲショウ。繊細な草姿と明るい朱の花が夏を感じさせる、フシグロセンノウ。涼やかな夏の山野草を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表し、陶器にあしらいま
6枚の輪生した葉に支えられるように、清楚な白い小花を咲かせるゴゼンタチバナ。高山帯の林床に咲く、可憐な花を和紙の持つ凛とした質感輪生したによって表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Comus can
紅紫の蝶形の愛らしい花を咲かせるレンリソウ。繊細な糸状の小花が涼やかなカラマツソウ。二種の山野草を和紙の繊維のしなやかさと強さを生かして表し、陶器の花器にあしらいました。 ” Lathyrus qui
釣鐘状の柔らかな花が夏草らしいホタルブクロ。清楚な花が優しいセンジュガンピ。繊細な花のつくりが純白の花を引き立てるヤエドクダミ。個性豊かな白を基調とした涼やかな夏の山野草を和紙の落ち着きのある白色を生
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける(新勅撰和歌集:藤原家隆)kaze soyogu nara no ogawa no yufugure ha misogi zo nats
一日講座「秋色のブーケ」2024 年8月31日(土) / 9月16日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 古より、秋の
夏の一刻、優美な花を咲かせる夏椿。柔らかな花びらの表情をしぼ(皺)のある和紙の性質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese stuartia” にほんブログ村
大輪の花を咲かせる優美な鉄線。細い蔓の先に優美に咲く花を落ち着きのある和紙の色合いで表し、和紙により花器に見立てた花入れにあしらいました。 “Clematis” にほんブログ村
白色から濃紅色へと花色が移ろう様が愛らしい紅額アジサイ。白い両性花を取り囲むように咲く中性花の白から紅の花色の変化が鮮やかです。繊細なヤマアジサイの風情を和紙の自然な色合いの変化によって表し、グラスに
紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、染料とされた紫草(むらさき)。紫草は6~7月頃、可憐な小さな白い花を咲かせます。花は目立ちませんが、その根から抽出される気品ある色相から、位の高い高貴
梅雨時、しなやかな葉が涼やかな紫露草。和紙の持ち味を生かしてすっきりとした葉の描く線に映える紫の小花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Common Spidewor
梅雨時、白い清楚な花を咲かせるヒメシャラ。赤褐色のすっきりとした枝と花の付き方が爽やかな印象です。優しい花の風情を和紙の取り合わせ方によって表し、扇子にあしらいました。 “Stewarti
初夏、日本の山野で咲くサンショウバラ。葉が山椒の葉に似た細やかな葉を持つことに由来する名を持つ野生のバラです。枝先に一輪、薄紅色の花を咲かせる優しい野バラの風情を和紙の持つ柔らかな質感と穏やかな色の変
端正な一重の梅の花のように枝先につく鮮やかな黄色い花が優美なキンシバイ。しなやかで動きのある枝に映える優しい花の風情を和紙の色合いとしなやかさで表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Hypericum
楚々として涼やかな山野草、シライトソウ。小振りで柔らかな感触が優しいコアジサイ。清楚で清々しい初夏の花を和紙で表し、竹の花籠にあしらいました。 ” Chionographis japonica &am
ふんわりと軽やかに咲く蔓性のクレマチスとテイカカズラ。愛らしいベル形のクレマチスと白い小花や清楚なテイカカズラを和紙の繊細な色合いによって表し、ブーケにあしらいました。 “Clematis・Asiat
初夏、白い小花を清楚に咲かせる橘。蜜柑の仲間、橘の花は柑橘類の甘美で清々しい香りを辺りに漂わせます。古代より日本に自生する橘は、京都御所の紫宸殿に今も「右近の橘」が植えられているとおり、葉が艶やかな常
雨そそぐ 花橘に風すぎて 山ほととぎす 雲に鳴くなり(新古今和歌集:藤原俊成)Ame sosogu hana tacibana ni kaze sugite yama hototogisu kumo
風に揺れる姿が風鈴を想わせる形状に特色のある風鈴オダマキ。繊細な花の風情を薄く柔らかな和紙の風合いを生かして表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Spurless columbine ” にほんブログ村
初夏、清楚な一重の花を咲かせるノイバラ。白と濃緑の和紙の色合いと風合いで表し、グラスにあしらいました。 ” Japanese rose “ にほんブログ村