慎ましい清楚な花と艶やかな葉の風情が涼しげなギボウシ。和紙の柔らかな色合いとしなやかな風合いによって表し、竹の花籠にあしらいました。 ”Hosta ” にほんブログ村
和紙素材の持ち味を生かし、季節感ある作品をアップしてまいります。
和紙造形作家。和紙クラフトによる創作をしています。 和紙の花・人形・和紙画など立体と平面によるさまざまな形式により、和紙それぞれの特性を活かして日本の四季の移ろいを中心に表現してまいります。 また、和紙についての話や提案なども紹介しております。
2024年 3月26日~3月31日の会期でgallery DAZZLEにて開催された、5名の作家による「植物展」が無事終了致しました。会期中、ご来場いただき、温かなコメントをお寄せいただきました皆様に
黄色の小花がこぼれるように咲く様が、春の明るく瑞々しい陽光を感じさせるレンギョウ。桜の季節、春を彩る連翹の真直ぐな枝ぶりを和紙で表し、竹の一輪挿しにあしらいました。 ”Forsythia” 「植物」
限られた時間、開花から咲き定まり優美な姿を見せる儚い夏の花。清らかで辺りに静けさを漂わせる白を基調とした花々より、月下美人・花菖蒲・夕顔の3種の花選び、画面に表したもの。 背景の和紙は同じ一枚の色和紙
初夏から初秋、日本の山野で優美に咲く、レンゲショウマ・アツモリソウ・コオニユリを1~2cm角ほどの陶器の豆盆栽用に造られた鉢に合せ、それぞれの植物をミニチュアサイズで表したものです。 園芸文化が栄えた
3月26日(火)より、植物展が始まりました。雨の中、ご来場いただきました皆様に御礼申し上げます。31日(日)まで開催しております。5名の作家による様々な手法で表現された植物の世界をご高覧頂けましたら幸
多彩な花形と花色の変化を持ち、寒中より春の気配を伝える椿。八重咲きの斑入りの椿を柔らかな色の変化と緩やかな反りを出す和紙の特性を生かし、画面に表しました。 “Camellia”
黒褐色の花色が趣ある黒百合。深山の気配を漂わせる山野草を深みのある和紙の色合いによって表しました。 “Kamchatka lily” 「植物」2024年3月26日(火)~3月31日(日)galler
道端や野原で鮮明な黄色の花を咲かせるタンポポ。生き生きとして春を伝える、身近な春草の愛らしい姿を和紙のしなやかさと温かみのある色合いで表しました。 ”Dandelion” 「植物」2024年3月26
柔らかな黄色い小花を複数咲かせる、春草らしい佇まいのキバナノアマナ。らせん状に鮮やかな小花を咲かせる姿が愛らしい夏草、ネジバナ。別名で捻摺(もじずり)とも呼ばれ、古歌に詠まれるなど古来より親しまれてし
秋の山野草、キチジョウソウ。花びらの表と裏の色の対比の艶やかさと、真直ぐに伸びる葉の取り合わせは、名の表すように吉事を呼ぶ勢いを感じさせます。落ち着いた和紙の色合いとしなやかさによって花の風情を表しま
夏の夕暮れ、黄花を優美に咲かせるユウスゲ。夏草らしい伸びやかな草姿は、夕暮れに開花し、翌朝にしぼむ儚い花を凛として涼やかに引き立てます。柔らかな花色としなやかな夏草の風情を和紙の繊細な色合いによって表
秋、薄紫の星形の花を端正に咲かせるリンドウ科の植物、ムラサキセンブリ。真っ直ぐな草姿が秋草らしい情趣を醸し出します。繊細な花の形状を薄く柔らかな色合いの和紙と線描によって表ました。 “ Swertia
秋の野で端正な白梅を想わせる花を咲かせる、ウメバチソウ。初夏の高山に咲くシラネアオイ。直立した草姿が清楚な山野草を繊細な和紙の色合いとしなやかさによって表しました。 ” Parnassia palus
蔓を伸ばした葛の先に月が浮かび上がる、初秋の原野を表しました。 ”Moon and Arrowroot” 「植物」2024年3月26日(火)~3月31日(日)gallery DAZZLE( 東京 北青
山桜の園芸種、佐野桜。淡い紅色の花を柔らかに咲かせます。原種の山桜を受け継ぎ、花と同時に開く葉と落ち着きのある花の付き方は、穏やかで古雅な趣を引き立てます。和紙の柔らかな色合いと質感と線描によって、山
道端や野原でみられる素朴なノジスミレ。愛らしい野の花を和紙の質感で表し、和紙で象り、金彩紙・金箔などで装飾をした蛤にあしらいました。 ”Viola” 「植物」2024年3月26日(火)~3月31日(日
3月26日(火)から3月31日(日)まで、東京北青山のgallery DAZZLEにて開催される植物展に参加いたします。5名の作家による植物をテーマとした作品が展開されます。今回の展示では、季節の風景
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな(詞花和歌集:伊勢大輔) 奈良の僧都から宮中に進上された八重桜を詠まれた一首のとおり、古都に咲く雅な趣を漂わす八重山桜。伊勢大輔の一首に寄せ、
雛の節句を愛らしく彩る菜の花。和紙の質感と色合いによって表し、手折った扇にあしらいました。 ”Brassica rapa” にほんブログ村
花の精をうさぎに見立てた雛の一作。桜と菜の花、檜扇に橘の飾りをあしらい、親王雛に表しました。 “Hina doll” にほんブログ村
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慎ましい清楚な花と艶やかな葉の風情が涼しげなギボウシ。和紙の柔らかな色合いとしなやかな風合いによって表し、竹の花籠にあしらいました。 ”Hosta ” にほんブログ村
盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
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薄紅色の清楚なササユリ。涼やかに楚々として野に咲く花の風情を柔らかな和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Lilium japonicum” にほんブログ村
むら雨の 風にぞなびく あふひ草 向かふ日かげは うすぐもりつつ(壬二集:藤原家隆)Murasame no kaze nizo nabiku afuhi gusa mukafu hikage ha u
白から濃紅色へ花色が移ろう様が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐なヤマアジサイを紅色のグラデーションの和紙の特性を生かして表しし、竹の花器にあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
梅雨の時、雨露を受けて艶やかさが増す未央柳(びようやなぎ)。中国原産の未央柳の和名は、唐時代の詩人、白居易(はっきょい)の『長恨歌(ちょうごんか)』の一節、「未央柳(未央の柳)」に由来します。「未央柳
鮮やかな黄色い花が夏草らしいセンダイハギ。和名の表記では先代萩の他、仙台萩・千代萩があります。センダイハギの和名での表記は、歌舞伎の演目『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に由来します。『伽羅先代萩
白梅を想わせる純白の花が爽やかな印象のバイカウツギ。初夏から梅雨時にかけ、枝の先に4弁の花を咲かせるたおやかな花の風情を和紙の白色を生かして表し、花器にあしらいました。 ”Philadelphus&#
紅色の小さな蝶形の花を立ちあがった花穂につける様が愛らしいコマツナギ。素朴な山野草の風情を和紙の色合いとしなやかな質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Indigofera pseudotinctor
梅雨時、優美な花を咲かせる花菖蒲。白い花びらに紫の立ち弁による二色花となった三英咲きの花菖蒲を和紙の質感と線描によって表しました。 ”Japanense iris” にほんブログ村
あふち咲く そともの木陰 露おちて さみだれはるゝ 風わたるなり(新古今和歌集:藤原忠良)Afuchi saku sotomo no kokage tsuyu ochite samidare haru
初夏、枝葉の基部に多数の小花を咲かせるセンダン。涼やかな小花の風情を和紙の色合いとしなやかな質感により表し、竹の花器にあしらいました。 “Melia azedarach” にほ
日本の山野に自生する野生の蘭、ギンラン。春に清楚な花を咲かせる山野草の風情を和紙の落ち着きのある白色で表し、扇子にあしらいました。 ”Cepha lanthera ” にほんブログ村
椿に似た白い花を柔らかに咲かせる夏椿。青葉に映える涼やかな花の風情を和紙の柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。 “Japanese stewartia” にほん
風吹けば 蓮の浮葉に 玉こえて 涼しくなりぬ ひぐらしの声(金葉和歌集:源俊頼)Kaze fuke ba hasu no ukiha ni tama kote suzusiku narinu higu
祇園祭の頃に優美な花を咲かせるムクゲの一種、祇園守(ぎおんまもり)。外側の花びらと内側の複数枚の花びらの重なりを白色の透明感のある和紙の柔らかな質感によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”
立ち上がった花穂に、紅色の小さな蝶形の花つける姿が愛らしいコマツナギ。繊細で可憐な花を咲かせるゲンノショウコ。夏の山野草をそれぞれの特性に合わせた和紙の取り合わせによって表し、花器にあしらいました。
白い花穂が緑の葉に映え、夏の水辺で清涼感を伝えるハンゲショウ。繊細な草姿と明るい朱の花が夏を感じさせる、フシグロセンノウ。涼やかな夏の山野草を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表し、陶器にあしらいま
6枚の輪生した葉に支えられるように、清楚な白い小花を咲かせるゴゼンタチバナ。高山帯の林床に咲く、可憐な花を和紙の持つ凛とした質感輪生したによって表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Comus can
紅紫の蝶形の愛らしい花を咲かせるレンリソウ。繊細な糸状の小花が涼やかなカラマツソウ。二種の山野草を和紙の繊維のしなやかさと強さを生かして表し、陶器の花器にあしらいました。 ” Lathyrus qui
釣鐘状の柔らかな花が夏草らしいホタルブクロ。清楚な花が優しいセンジュガンピ。繊細な花のつくりが純白の花を引き立てるヤエドクダミ。個性豊かな白を基調とした涼やかな夏の山野草を和紙の落ち着きのある白色を生
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける(新勅撰和歌集:藤原家隆)kaze soyogu nara no ogawa no yufugure ha misogi zo nats
一日講座「秋色のブーケ」2024 年8月31日(土) / 9月16日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 古より、秋の
夏の一刻、優美な花を咲かせる夏椿。柔らかな花びらの表情をしぼ(皺)のある和紙の性質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese stuartia” にほんブログ村
大輪の花を咲かせる優美な鉄線。細い蔓の先に優美に咲く花を落ち着きのある和紙の色合いで表し、和紙により花器に見立てた花入れにあしらいました。 “Clematis” にほんブログ村
白色から濃紅色へと花色が移ろう様が愛らしい紅額アジサイ。白い両性花を取り囲むように咲く中性花の白から紅の花色の変化が鮮やかです。繊細なヤマアジサイの風情を和紙の自然な色合いの変化によって表し、グラスに
紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、染料とされた紫草(むらさき)。紫草は6~7月頃、可憐な小さな白い花を咲かせます。花は目立ちませんが、その根から抽出される気品ある色相から、位の高い高貴
梅雨時、しなやかな葉が涼やかな紫露草。和紙の持ち味を生かしてすっきりとした葉の描く線に映える紫の小花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Common Spidewor
梅雨時、白い清楚な花を咲かせるヒメシャラ。赤褐色のすっきりとした枝と花の付き方が爽やかな印象です。優しい花の風情を和紙の取り合わせ方によって表し、扇子にあしらいました。 “Stewarti
初夏、日本の山野で咲くサンショウバラ。葉が山椒の葉に似た細やかな葉を持つことに由来する名を持つ野生のバラです。枝先に一輪、薄紅色の花を咲かせる優しい野バラの風情を和紙の持つ柔らかな質感と穏やかな色の変
端正な一重の梅の花のように枝先につく鮮やかな黄色い花が優美なキンシバイ。しなやかで動きのある枝に映える優しい花の風情を和紙の色合いとしなやかさで表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Hypericum
楚々として涼やかな山野草、シライトソウ。小振りで柔らかな感触が優しいコアジサイ。清楚で清々しい初夏の花を和紙で表し、竹の花籠にあしらいました。 ” Chionographis japonica &am
ふんわりと軽やかに咲く蔓性のクレマチスとテイカカズラ。愛らしいベル形のクレマチスと白い小花や清楚なテイカカズラを和紙の繊細な色合いによって表し、ブーケにあしらいました。 “Clematis・Asiat