盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
和紙素材の持ち味を生かし、季節感ある作品をアップしてまいります。
和紙造形作家。和紙クラフトによる創作をしています。 和紙の花・人形・和紙画など立体と平面によるさまざまな形式により、和紙それぞれの特性を活かして日本の四季の移ろいを中心に表現してまいります。 また、和紙についての話や提案なども紹介しております。
細い花軸に紅色の小花が散りばめられた繊細な印象のミズヒキ。静かな秋を醸し出す花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、扇子にあしらいました。 ”Jumpseed” にほんブログ村
秋の深まりを清楚に伝える白菊。和紙の持つ白色と風合いを生かし細やかな花びらの表情を表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。 ”White chrysanthemum” にほんブログ村
秋より咲始める西王母(せいおうぼ)椿。優しい色合いと穏やかな筒咲きの花の印象を柔らかな色合いの和紙を生かして表しました。 Camellia Japonica ”Seioubo” にほんブログ村
秋の風情を優美に伝えるシュウメイギク。楚々とした白色の一重のシュウメイギクを和紙の抑えた光沢感としなやかさで表しました。 ”Anemone japonica” にほんブログ村
秋の高原で楚々とした花を咲かせるリンドウ。すっきりとした紫の花色と細長い葉を異なる質感の和紙を取り合わせて表し、扇子にあしらいました。 ”Gentian” にほんブログ村
秋の草原で繊細な白い花を咲かせるシラヤマギク。秋の野の情趣を伝える花を和紙の白色で表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”Aster scaber” にほんブログ村
花の妖精をうさぎの形で表したシリーズの一作。秋の野で秋草が咲き乱れる野の精をイメージしました。 “Flower rabbit autumn field” にほんブログ村
薄紫の小花が清楚なクサボタン。日本固有種の植物です。4枚のがく片の先がくるくると巻かれた形状が愛らしい素朴な味わいの山野草です。独特な形状の小花を薄紫のグラデーションの和紙の色合いで表し、竹の一輪挿し
軽やかに風を受けて揺れる姿が可憐なコスモス。柔らかな和紙の色合いと風合いによって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Cosmos” にほんブログ村
細長い穂に鮮やかな黄金色の小花を咲かせ、辺りを明るく彩るキンミズヒキ。秋の素朴な野の花の風情を和紙の風合いによって表し、陶器にあしらいました。 “Japanese argimonia” にほんブログ村
みどりなる ひとつ草とぞ 春は見し 秋はいろいろの 花にぞありける(古今和歌集:よみ人しらず)Midori naru hitotsu kusa tozo haru ha mishi aki ha ir
濃紫の花が下から段々と咲くサワギキョウ。黄色い小花が鮮やかなヤクシソウ。白い繊細な小花が清楚なセンニンソウ。小さな花が集まって咲く姿が優しく心和ませる、初秋の野を彩る花々をそれぞれの特性に合わせた和紙
夏から秋、野辺で紅紫色の小さな花が集まって咲くツルボ。紅紫の花色が可憐なツルボを和紙の柔らかな色合いで表し、扇子にあしらいました。 ” Barnardia japonica ” にほんブログ村
清楚で気品ある白菊。古来より秋を代表する花として愛でられてきた菊の趣を和紙の白色としなやかな風合いによって表しました。 ”White chrysanthemum” にほんブログ村
白い清楚な花が清々しいタマスダレ。小さな花穂が愛らしいイヌタデ。軽やかで優しい風情のヨメナ。白い星形の小花が可憐な山野草、アケボノソウ。初秋を伝える花々を和紙の特性を生かして表し、ブーケにあしらいまし
秋、よく分枝した1年生の枝先のみ小花を咲かせるコウヤボウキ。キク科の植物らしい繊細で優しい花を咲かせます。しなやかな和紙の風合いによって表情豊かな花の風情を表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “P
色とりどりの草の花で彩られる秋。軽やかで繊細な秋草、萩・河原撫子・嫁菜・秋麒麟草・桔梗をそれぞれの特徴に合わせた和紙によって表し、竹籠にあしらいました。 ”Autumn grasses” にほんブログ
白い花びらに黄緑の斑紋とまばらにつく黒紫の斑点が味わい深い山野草、アケボノソウ。夜明けの空に例えられた花の風情を和紙の取り合わせと点描によって表しました。 ”Swerita bimaculata” に
地を這うように広がる葛。優しい赤紫の花穂を立て、葉裏を見せて風にそよぐ風情は涼やかです。蔓性の特質を和紙の取り合わせと繊維の強さによって表し、扇子にあしらいました。 “Kudzu vine” にほんブ
ゆくすゑは そらもひとつの武蔵野に 草の原より いづる月かげ(新古今和歌集:藤原良経)Yukusue ha sora mo hitotsu no musashino ni kusa no hara y
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盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
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薄紅色の清楚なササユリ。涼やかに楚々として野に咲く花の風情を柔らかな和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Lilium japonicum” にほんブログ村
むら雨の 風にぞなびく あふひ草 向かふ日かげは うすぐもりつつ(壬二集:藤原家隆)Murasame no kaze nizo nabiku afuhi gusa mukafu hikage ha u
白から濃紅色へ花色が移ろう様が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐なヤマアジサイを紅色のグラデーションの和紙の特性を生かして表しし、竹の花器にあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
梅雨の時、雨露を受けて艶やかさが増す未央柳(びようやなぎ)。中国原産の未央柳の和名は、唐時代の詩人、白居易(はっきょい)の『長恨歌(ちょうごんか)』の一節、「未央柳(未央の柳)」に由来します。「未央柳
鮮やかな黄色い花が夏草らしいセンダイハギ。和名の表記では先代萩の他、仙台萩・千代萩があります。センダイハギの和名での表記は、歌舞伎の演目『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に由来します。『伽羅先代萩
白梅を想わせる純白の花が爽やかな印象のバイカウツギ。初夏から梅雨時にかけ、枝の先に4弁の花を咲かせるたおやかな花の風情を和紙の白色を生かして表し、花器にあしらいました。 ”Philadelphus&#
紅色の小さな蝶形の花を立ちあがった花穂につける様が愛らしいコマツナギ。素朴な山野草の風情を和紙の色合いとしなやかな質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Indigofera pseudotinctor
梅雨時、優美な花を咲かせる花菖蒲。白い花びらに紫の立ち弁による二色花となった三英咲きの花菖蒲を和紙の質感と線描によって表しました。 ”Japanense iris” にほんブログ村
あふち咲く そともの木陰 露おちて さみだれはるゝ 風わたるなり(新古今和歌集:藤原忠良)Afuchi saku sotomo no kokage tsuyu ochite samidare haru
初夏、枝葉の基部に多数の小花を咲かせるセンダン。涼やかな小花の風情を和紙の色合いとしなやかな質感により表し、竹の花器にあしらいました。 “Melia azedarach” にほ
日本の山野に自生する野生の蘭、ギンラン。春に清楚な花を咲かせる山野草の風情を和紙の落ち着きのある白色で表し、扇子にあしらいました。 ”Cepha lanthera ” にほんブログ村
椿に似た白い花を柔らかに咲かせる夏椿。青葉に映える涼やかな花の風情を和紙の柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。 “Japanese stewartia” にほん
釣鐘状の花が俯いて咲く姿が優しいホタルブクロ。梅雨時に咲く、薄く柔らかな花の形状を手漉き和紙の白色と点描で表し、扇子にあしらいました。 “Hotarubukuro” にほんブログ村
純白の大輪の花を咲かせるオオヤマレンゲ。俯き加減に深山で咲く姿は優美です。和紙の取り合わせによって表情豊かな花の風情を表しました。 “Magnolia sieboldii” にほんブログ村
祇園祭の頃に優美な花を咲かせるムクゲの一種、祇園守(ぎおんまもり)。外側の花びらと内側の複数枚の花びらの重なりを白色の透明感のある和紙の柔らかな質感によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”
立ち上がった花穂に、紅色の小さな蝶形の花つける姿が愛らしいコマツナギ。繊細で可憐な花を咲かせるゲンノショウコ。夏の山野草をそれぞれの特性に合わせた和紙の取り合わせによって表し、花器にあしらいました。
白い花穂が緑の葉に映え、夏の水辺で清涼感を伝えるハンゲショウ。繊細な草姿と明るい朱の花が夏を感じさせる、フシグロセンノウ。涼やかな夏の山野草を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表し、陶器にあしらいま
6枚の輪生した葉に支えられるように、清楚な白い小花を咲かせるゴゼンタチバナ。高山帯の林床に咲く、可憐な花を和紙の持つ凛とした質感輪生したによって表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Comus can
紅紫の蝶形の愛らしい花を咲かせるレンリソウ。繊細な糸状の小花が涼やかなカラマツソウ。二種の山野草を和紙の繊維のしなやかさと強さを生かして表し、陶器の花器にあしらいました。 ” Lathyrus qui
釣鐘状の柔らかな花が夏草らしいホタルブクロ。清楚な花が優しいセンジュガンピ。繊細な花のつくりが純白の花を引き立てるヤエドクダミ。個性豊かな白を基調とした涼やかな夏の山野草を和紙の落ち着きのある白色を生
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける(新勅撰和歌集:藤原家隆)kaze soyogu nara no ogawa no yufugure ha misogi zo nats
一日講座「秋色のブーケ」2024 年8月31日(土) / 9月16日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 古より、秋の
夏の一刻、優美な花を咲かせる夏椿。柔らかな花びらの表情をしぼ(皺)のある和紙の性質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese stuartia” にほんブログ村
大輪の花を咲かせる優美な鉄線。細い蔓の先に優美に咲く花を落ち着きのある和紙の色合いで表し、和紙により花器に見立てた花入れにあしらいました。 “Clematis” にほんブログ村
白色から濃紅色へと花色が移ろう様が愛らしい紅額アジサイ。白い両性花を取り囲むように咲く中性花の白から紅の花色の変化が鮮やかです。繊細なヤマアジサイの風情を和紙の自然な色合いの変化によって表し、グラスに
紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、染料とされた紫草(むらさき)。紫草は6~7月頃、可憐な小さな白い花を咲かせます。花は目立ちませんが、その根から抽出される気品ある色相から、位の高い高貴
梅雨時、しなやかな葉が涼やかな紫露草。和紙の持ち味を生かしてすっきりとした葉の描く線に映える紫の小花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Common Spidewor
梅雨時、白い清楚な花を咲かせるヒメシャラ。赤褐色のすっきりとした枝と花の付き方が爽やかな印象です。優しい花の風情を和紙の取り合わせ方によって表し、扇子にあしらいました。 “Stewarti
初夏、日本の山野で咲くサンショウバラ。葉が山椒の葉に似た細やかな葉を持つことに由来する名を持つ野生のバラです。枝先に一輪、薄紅色の花を咲かせる優しい野バラの風情を和紙の持つ柔らかな質感と穏やかな色の変
端正な一重の梅の花のように枝先につく鮮やかな黄色い花が優美なキンシバイ。しなやかで動きのある枝に映える優しい花の風情を和紙の色合いとしなやかさで表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Hypericum
楚々として涼やかな山野草、シライトソウ。小振りで柔らかな感触が優しいコアジサイ。清楚で清々しい初夏の花を和紙で表し、竹の花籠にあしらいました。 ” Chionographis japonica &am
ふんわりと軽やかに咲く蔓性のクレマチスとテイカカズラ。愛らしいベル形のクレマチスと白い小花や清楚なテイカカズラを和紙の繊細な色合いによって表し、ブーケにあしらいました。 “Clematis・Asiat
初夏、白い小花を清楚に咲かせる橘。蜜柑の仲間、橘の花は柑橘類の甘美で清々しい香りを辺りに漂わせます。古代より日本に自生する橘は、京都御所の紫宸殿に今も「右近の橘」が植えられているとおり、葉が艶やかな常