chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • アニメ矛盾紀行 その4「食べ物を大切に」

    食事を不味く作る女子キャラは、実写のドラマでも、ごくたまに「お約束」のように出てきます。アニメでは、グルメ系でない作品にはよく出てきます。そういうキャラが存在すること自体は、何も問題ありません。男子キャラでも、たまに料理を「不味く」作る場面がありますが、圧倒的に女子キャラが多いのは、「料理は女がするもの」という古式ゆかしき思考傾向が、少なくとも作品の供給側に伝統として引き継がれ続けているのでしょう。でも、私は、それ自体は気にしません。キャラは色々あって当然ですし、それが作品の下支えになるのですから。ところが、問題は、その話題の「落としどころ」です。それは、「不味い」料理を他人に食べさせて、相手が苦しむ姿を描いて、作った本人が「(^^;;;;」状態で笑っている場面です。他人に食事を出すなら、「味見」くらいするでし...アニメ矛盾紀行その4「食べ物を大切に」

  • アニメ矛盾紀行 その3「ターン制」

    コンピュータ・ゲームをよくやる方だと、よくご存知だと思います。「ターン・バトル」、「ターン制バトル」などとも言われたりします。簡単に言うと、ゲームの中で敵やモンスターと戦う際、両者入り乱れてではなく、相手と交互に攻撃や防御のコマンドを実行する方式のことです。つまり、相手が攻撃するターンでは、こちらは今の防御力を頼りに「何もできず」に攻撃を受け続けなければならないという決まりの戦い方です。中には、一定の確率で「避け」たり、「跳ね返して相手にダメージを与え」たり、即座に「反撃し」たりという機能もありますが、これらはあくまでオプションです。広く言えば、将棋やトランプも「ターン制」と言えなくもありません。相手がカードをめくっているときに、割り込んだりすることはできないし、飛車の駒が移動している途中で王駒が勝手に逃げ出す...アニメ矛盾紀行その3「ターン制」

  • アニメ矛盾紀行 その2「水戸黄門の印籠」

    実写ヒーロー作品は、私は好きです。その中には、必ずといって「お約束」が存在します。たとえば、ヒーローに変身して、必殺技で敵を仕留めるプロセスが、毎回、似たり寄ったりであること。決して、悪いわけではなく、「きたきたー」という感じになります。こうした現象を、私は、大好きな時代劇になぞらえて、「水戸黄門の印籠」と呼びます。ところで、こうした「見せ場」として用意したのであろうと推測されるものの、今ひとつしっくりこない「お約束」が、アニメ作品の中に多く存在します。その例を挙げてみましょう。・パニックに陥った少女キャラに「いやー」と叫ばせる。・放映期間の中盤に、海水浴や温泉旅行があって、健全な性描写に迫る。これらを、私なりに製作者の立場で斟酌するなら、「やった方が売れる」という切羽詰った事情があるのではないでしょうか。ある...アニメ矛盾紀行その2「水戸黄門の印籠」

  • アニメ矛盾紀行 その1「数人一役」

    アニメの登場人物を眺めていると、たまに、突如、人格が入れ替わることが目に付きます。決まって、主役です。男子がほとんどです。脇役は、出番が少なく、設定された性格をなぞるだけですむために、この奇妙な現象から無縁のようです。たとえば、普段は、はっきり言葉がしゃべられず、うなり声や、息を呑む音の台詞ばかりで、ほとんど自己主張のできない主人公が、事件に巻き込まれたり戦う場面になると、突如として、周囲も驚くほどの決断力を発揮し、しかもしゃべる内容も明瞭、理論も緻密、そんな「むりやり」な変身場面が、大量の作品の中に出てきます。たとえば、めそめそして泣きじゃくっている人物が、何の根拠もなく、突如、勇ましく立ち上がって行動を始め、それまでの迷いや泣き言を言っていたことが、「ナシ」になっている場面が、大量の作品の中にあります。こう...アニメ矛盾紀行その1「数人一役」

  • 夜食夜話 (82) キャベツ

    以前、よくキャベツを買っていたのは、それなりに使い道が多かったせいだ。もっとも簡単な食べ方としては、大振りに角切りして、単純に「味噌マヨ」をつけるだけ、というものだった。これは、キャベツ自体がしっかりしていた方がよいので、緑の外側よりも、黄色から白、そして芯に近い部分ほど、びったりの食べ方だ。頻度として多かったのが、「お好み焼き」。「炭水化物禁止令」を発動中の今はやっていないが、週末の食卓にはもってこいだった。簡単に作れるし、酒のつまみにもなるからだ。たった2、3枚でも、大量のキャベツを使うので、1玉を買っても、使い道に困ることはなかった。次が、焼きそば。絶対にキャベツは欠かせない。こちらは、芯よりも、青い葉の部分が合う。ただし、多すぎると、麺が食べにくくなるので、消費量は多くならない。最後が、単純に炒めものの...夜食夜話(82)キャベツ

  • 夜食夜話 (81) びんちょうまぐろ

    この身がほろほろの魚との出会いは、横浜駅の地下にある回転寿司屋だった。「びんとろ」という名前で出ていたと思う。当時は、その名前すら知らなかった。値段も手ごろだったので、好奇心で手を伸ばした。あまり噛まなくても、舌の上でほぐれるような感触が新鮮で、しかも脂の旨味はしっかりした。それ以来、しばらくの間は、必ず1回に1皿は食べるようになった。だが、回転寿司から遠ざかるにつれ、(あまりスーパーでは見かけないこともあって)、この魚を食べる機会はすっかりなくなった。最近、たまに見かけるようになったが、やはり、すし屋で食べたような『脂のノリ』は期待できなかった。それも仕方ないと思いつつ、あまりに遠ざかっていると、つい手が伸びる。ただし、見た目はよくチェックする。色はもちろんのこと、血抜きが不十分で、身にポツポツと赤い斑点が残...夜食夜話(81)びんちょうまぐろ

  • 夜食夜話 (80) サーモン2

    価格が手ごろで、和にも洋にも使えるサーモンは、よく食卓に登場する。しかし、ただ切って並べて、味だけ変えるというのでは、やはり飽きることがある。別にサーモンに限ったことではないが、そんなときの私の「かわし方」。まず、『漬け(づけ)』作戦。しょう油、みりん(とかお酒とか)、おろし生姜(とかわさび)、などで作った漬け汁で、切り身を浸し、冷蔵庫で10~20分ほど放置。これだけでおしまい。これを単独で食べてもいいし、簡単な野菜と組み合わせてサラダ仕立てにしてもいい。漬け汁は、少し甘めの方がいい。野菜と組み合わせるときは、濃くする。2番目は、『冷凍』作戦。いわゆるルイベ。冬場に食べようと思うことはないが、夏の夜、とくに今年(2010年)のような猛暑続きの折には絶好だ。食べ方は3~5ミリの厚さに切って、あとは、山葵&しょう油...夜食夜話(80)サーモン2

  • 夜食夜話 (79) しいたけ

    こうして、キノコ系の話が増えてきたのも『秋』のせいだろうか…。といったムダ話はいいとして、「しいたけ」の魅力を考えてみた。というのも、「嫌い」ではないが、あえて「大好き」といえるほどの食材ではないからだ。とくに、刻んでしまうと、「ぐにょぐにょ」した『何か』になってしまい、その存在感があまりプラスに働かない気がするからだ。煮物だと、大振りの傘(バッテンの切り込み入り)は、よく出汁を吸い、しかも、しいたけならではの「香り」もして食べがいを感じる。丸ごと焼いて、柑橘系の果汁と、しょう油を少々、というのもいい。もちろん、ホイル焼きも。さらに、「どん!」と丸ごと鍋に入っていてもいい。問題は、面倒くさがり屋の私は、いずれにも手を出さないことにあるだろう。バンバン刻んで、ざくっと炒めて、味付けしてオシマイ!こうでないと、やる...夜食夜話(79)しいたけ

  • 夜食夜話 (78) にんじん

    にんじんで好きな食べ方といえば、炒め物、掻き揚げの具、大根なますの具、きんぴらの具、炊き込みご飯の具、それから野菜ジュースといったところだ。というわけで、自宅で(手を抜いて)作る場合は、炒め物の具として使う。ただし、にんじんを刻む『気力』が残っている場合だ。にんじんを刻むこと自体は、嫌いではない。カボチャほど硬くはないし、きれいに刻めると、スキッとしたりする。さすがに、短冊切りまでは面倒なので、薄切りとの中間あたりで終わらせる。にんじんを炒める場合は、しっかり火を通したほうが旨いので、肉とは別に火を通すか、肉の片面が焼けた時点で投入するなどして時間を稼ぐ。にんじんの強みといえば、火を通すことで生まれる「甘み」とともに、鮮やかな橙色だと思う。いや、他の植物にたとえるのは失礼なので「にんじん色」と言ったほうがいいだ...夜食夜話(78)にんじん

  • 夜食夜話 (77) ツナ缶

    最近は、年に数回、思い出したように3缶一まとめのものを買ってくる。マヨネーズをベースに味を調えて、ペースト状にする。焼いたり、煮たり、という使い方はしない。ペーストにする際、できれば欠かしたくない調味料はマスタードだ。これは、パンにはさんでいたころからの「慣わし」となっている。スライスした玉ねぎも必須である。最近は、このペーストを作るためにわざわざ食器やボールを汚すのがいやなので、盛り付ける皿の上で作る。ただ、その上に野菜を盛り付けていくので、出来上がってみると「ツナの存在」はほとんど見えなくなる。食べる際にはかき回してしまうので、味としては問題ないのだが、なんだかわびしく感じてしまう。ところで、以前、人から、ツナペーストを鶏肉に塗って、オーブンで焼く、という食べ方を教わった。「鶏肉」に「魚」をあわせる、という...夜食夜話(77)ツナ缶

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、A.M.さんをフォローしませんか?

ハンドル名
A.M.さん
ブログタイトル
A.M.'s kitchen
フォロー
A.M.'s kitchen

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用