時に神様はいたずら好きで思いもかけないことをなさるそれは時に人を死に追い遣ることも至福の時を与えることもたぶんそれは試練なのだからいたずらに悪戯を鵜呑みにして…
それは愛ではなくて恋 独りよがりの私は絡め捕られた縺れた糸の先にだから解け様がないあがけばあがくほど縺れてゆく雁字搦めの悲しい眼だから眼を瞑る開けられないんだ…
あなたの高みにはどうあがいても登れないだから私は遠くから眺めるだけにする崇拝しつつただ
濃密な時を短い時間で貪る会わない時が重なれば重なる程に滴る滴は途切れることなく誘う悪夢へ逢魔が時へ嗚呼あなたはいつだってそうだ私の決心をいとも容易く挫き折る堕…
あの岩の隙間の奥に黄緑色に光るあの弱々しく光る腰を曲げ目を凝らして覗き込まないと容易には見つけられないヒカリゴケそんなものにわたしはなりたい
街道にレンギョウ打ち寄せる黄の波のびやかに咲き誇るいつもここを通りながら儚さについて思うよほんの一時の爛漫この時の為だけに一年を過ごすことを聞こえる?レンギョ…
乾いた唇で愛して生身を感じさせるものは排除して崇高な交わりを貴方とそう行為そのものを凝視する見えない目で一切を脳裡に刻み込む全ては私の中に指の動き、産毛のそよ…
とにかく色々抱えてるから重いんだ目に見えないものダークマターそうそう、そんなものくだらないあるのかないのか分からないものなのに重いんだよ可笑しいねそうして何か…
心の中に吹く春の風時に嵐の予感あの人の指の様に冷たい嗚呼、いつかの様に私の身体を撫で回して弄んで私の心を掻き乱して淀んだ湖の底に積もる私を長いその指で掬い取っ…
細く長い手脚寒空に薄着の君はブランケット片手に無造作に見えてその実出掛ける前に何時間も構想を練ったかもしれない今日のあれこれうつむき加減左に少し傾いた首大きな…
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