chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
しるびあ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2008/04/20

arrow_drop_down
  • 『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎 実業之日本社

    伊坂幸太郎さんの本を読むのはこれで7冊目です。年始の新聞に、伊坂さんのインタビューが載っていて、なんとなく読んでみたくなりました。ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、酷い目にあいながら成長した双子が、心優しくて勇気ある大人になって良かったと思いました。フィクションとして普通に楽しめる作品でしたが、昨今の虐待のニュースを見るたびに、心が痛みます。にほんブログ村『フーガはユーガ』伊坂幸太郎実業之日本社

  • 『ブルース』 桜木紫乃 文春文庫

    桜木紫乃さんの本は、今までに3作品読んでいます。3作品ともそれぞれ面白かった記憶があるので、この作品もそれなりに期待していたのですが、少し期待外れでした。謎の男をめぐる八人の女たちの物語、なのですが、この謎の男に、私があまり魅力を感じないのが一番の原因なのだと思います。壇蜜さんの解説が最後に書かれていますが、この作品は壇蜜さんの雰囲気によく合っていると思いました。にほんブログ村『ブルース』桜木紫乃文春文庫

  • 新装版『宵待草夜情』 連城三紀彦 ハルキ文庫

    この冬、連城三紀彦氏の「隠れ菊」が原作のドラマを放映していたので、読者に評判の良さそうな、こちらの本を読んでみました。どの作品も、ちょっとひと癖のある、どこかワケありの女性が主人公の短編小説でした。女性たちの内面は複雑で、およそ予想を超える想いを抱いている。ドラマの方も、登場人物が皆、なんだか訳の分からない心理になって、最終回などは、最終回と思えない結末になっていて、それが却って可笑しかったのですが、連城三紀彦氏の作品は、こういった作風なのでしょうか・・。でも、面白かったです。にほんブログ村新装版『宵待草夜情』連城三紀彦ハルキ文庫

  • 『狭き門』 ジッド 新潮文庫

    ジェロームと従姉のアリサとの、愛と苦悩の物語。信仰心のない私なので、全て理解するのは難しく、母親の不倫で傷ついたであろうアリサの気持ちも計り知れない。愛し合い、充分幸せになれる環境にありながら、それがかなわないもどかしさを感じます。にほんブログ村『狭き門』ジッド新潮文庫

  • 『鬼怒川』 有吉佐和子 新潮文庫

    「恍惚の人」を読んで以来、作者の本は2冊目です。貧農の娘チヨが、16歳で嫁いで亡くなるまでの生涯を描いた物語。チヨはずっと紬を織り、黙々と真面目に生きるその傍らで、夫や息子、孫までが、足首のない夫の戦友が持ち込んだ黄金埋蔵金伝説に取りつかれ、不幸な運命を辿っていく。面白い作品でした。にほんブログ村『鬼怒川』有吉佐和子新潮文庫

  • 『絆』 小杉健治 集英社文庫

    夫が殺され、逮捕されたのは妻。罪を認めたその妻と、真実を解き明かそうとする弁護士。法廷で明かされる真実とは・・。感動の法廷ミステリー、読み応えありました。にほんブログ村『絆』小杉健治集英社文庫

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、しるびあさんをフォローしませんか?

ハンドル名
しるびあさん
ブログタイトル
私の日記帳
フォロー
私の日記帳

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用