「鬼畜の家」に続き、深木章子さんの本は2冊目です。この本も、「鬼畜の家」同様に衝撃の結末に導かれる感じ。サスペンスとしては面白いし、よく考えて書いてあると思います。ただ、感動がない。にほんブログ村『敗者の告白』深木章子角川文庫
「営繕かるかや怪異譚」が面白かったので、映画化されているこの作品を読んでみました。アパートの部屋で奇妙な音が聞こえるという話から、その土地の過去の歴史を調べて、どんどん話が進んでいくというストーリー。「営繕かるかや怪異譚」の方が良かったな・・。にほんブログ村『残穢(ざんえ)』小野不由美新潮文庫
書店の新刊コーナーで偶然見かけて、懐かしくて買った本。でも、源氏鶏太さんの名前が懐かしいだけで、この本を過去に読んだのかどうかということを覚えていない。たぶん読んでると思うのだけど。で、読み始めると、時代が古い!こんなだったっけか?でも、懐かしのサラリーマン小説だ。スマホもパソコンもSNSも何もない時代。ちょっとタイムスリップして覗き見るのも楽しい。にほんブログ村『英語屋さん』源氏鶏太集英社文庫
小野不由美さんの本を読むのは初めてです。これは古い家に幽霊が登場するホラー短編集なのですが、幽霊をあの世に無理やり返すのではなくて、優しさでもって幽霊と共存しようとするので、どこかほっとするというか、後味の良い小説でした。他にも小野不由美さんの小説を読んでみたいと思います。にほんブログ村『営繕かるかや怪異譚』小野不由美角川文庫
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