佐久間智之「住民に伝わる自治会情報の届け方」を読む 本書は著者が行政職として広報担当に携わってきた経験から書かれている。 行政について、ボクは学校教員をやっていた頃、教育現場のリアリティーを感じていない行政の態度に愚痴をこぼしていた。 それでもお金を動かすこと、情報を得ることについては頼らざるを得ないわけで、かなりやるせない気持ちでいたわけですが・・・。 さて、本書の提案。 完成形が最初から決まっていてパズルをはめていくだけの処理型の仕事から、LEGOのようなブロックでオリジナルな形を作り上げていく編集型への移行などは、今必要とされている変革なのだろうと共感できる。 本書のキモは「どうすれば届…