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柊舎の書庫 http://blog.livedoor.jp/hiiragisya/

ほとんど毎日読書日記。ミステリ多めかも。 時々美術館レポートありです。

読書傾向はミステリ多め、時代物からラノベまで。 最近は図書館利用率が上がって新刊本も読むようになりましたが基本文庫派です。 まれに美術館レポートあり。

むつぞー
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2008/04/13

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  • 没後50年 鏑木清方展

    東京国立近代美術館で開催中の「没後50年 鏑木清方展」(~5/8)へ行ってきました。展示構成は 第1章 生活を描く 第2章 物語を描く 第3章 小さく描く です。展覧会の特徴として公式HPに『挿絵はありません。日本画約110点を集める大回顧展です。』と、書

  • よみがえる正倉院宝物

    前回記事を書いたのが昨年6月だったとは…。コロナ感染が急激に広がり、落ち着いたかな?と思ったのは年の瀬。新年からはいろいろ美術展に行けるかも?と思っていたのですが、オミクロン株なんてものが出てきて、自粛継続してましたが久しぶりの美術館は、気分がとても落ち着

  • コレクター福富太郎の眼、ミネアポリス美術館日本絵画の名品

    コロナの感染拡大のため緊急事態宣言によって観に行きたいと思っていた展示が、残念ながら再開の前に終わってしまったものもありました。が、ようやく再開したので早めに出掛けてこなくては!ということで、東京ステーションギャラリーで開催中の「コレクター福富太郎の眼

  • 吉田博展、香りの器 高砂コレクション 展

    天気が悪ければ人出も少ないかな?ということで、美術館行ってきました。東京都美術館で開催中の「没後70年 吉田博展」(~3/28)とパナソニック汐留美術館で開催中の「香りの器 高砂コレクション 展」(~3/21)です。まずは、東京都美術館の「没後70年 吉田博展」。吉田

  • 美を結ぶ。美をひらく。

    年が改まってもコロナ禍の自粛の生活が続いていて、その延長が決まった今日この頃。巣ごもり生活は苦にはならないけれど、美術展に行けないのだけはツライです。それも日時指定は面倒だからという理由で美術館我慢してましたけど、これから春に向けては行きたい美術展が続々

  • ART in LIFE, LIFE and BEAUTY

    サントリー美術館で開催中の リニューアル・オープン記念展1「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」(~9/13)に行って来ました。昨年11月から改修工事をしていたサントリー美術館。予定では5月からの予定でしたが、遅れてこの夏からリニューアル・オープンとなりました。早めに

  • The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション

    お盆休みの間にダンナと東京都美術館で開催中の「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」展(~9/22)に行って来ました。この展示は太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団の各コレクションからそれぞれ約150点を年代順に展示しています。原宿にある太

  • ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

    国立西洋美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(~10/18)に行って来ました。この春はコロナ禍で美術館が休館したため、久しぶりの美術館です。チラシを見ればわかるように3月から開催だったこの展示、もしかしたら開催されないままで終わってしまうのか

  • ハマスホイとデンマーク絵画

    昨日、東京都美術館で開催中の「ハマスホイとデンマーク絵画」(~3/26)展に行って来ました。本当はもうすぐ始まる予定の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」と一緒に回ろうと考えていたのですが、このコロナ対策で東博や科博が休館になったのなら、都美術館もきっと…

  • ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年

    国立新美術館で開催中のブダペスト国立西洋美術館&ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵「ブダペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年」(~3/16)に行って来ました。展示構成はⅠ:ルネサンスから18世紀まで 1.ドイツとネーデルランドの絵画 2.イタリア絵画 聖

  • 印象派からその先へ

    三菱一号館美術館で開催中の「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション展」(~1/20)に行って来ました。吉野石膏は健在のボードの会社として知ってましたが、こんなコレクションを持っているとは知りませんでした。普段は山形美術館に寄託されているというのも

  • あけおめ2020

    あけましておめでとうございます  母が骨折でバタバタして昨年後半は美術館もあまり行けなかった&感想を書けなかったけど、 今年はいろいろ見たい美術展示もありますので、なるべく出かけていきたいものです。 もちろん感想も書いておかないとね。では、本年もよろしくお願

  • 大観・春草・玉堂・龍子/黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部

    山種美術館で開催中の「大観・春草・玉堂・龍子 ―日本画のパイオニア―」(~27日)とサントリー美術館で開催中の「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶」(~11月10日)へ行ってきました。山種美術館では大観・春草・玉堂・龍子と近代日本画の大家をずらっと揃えまし

  • 円山応挙から近代京都画壇へ、コートールド美術館展

    東京藝術大学大学美術館で開催中の「円山応挙から近代京都画壇へ」(~9/29)と、東京都美術館で開催中の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」(12/15)に行って来ました。まずは、芸大美術館の「円山応挙から近代京都画壇へ」。こちらは前期後期で大幅展示替えで、行った

  • Seed 山種美術館 日本画アワード 2019

    昨日、山種美術館で開催中の「Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 ―未来をになう日本画新世代―」展に行って来ました。今月末までやっていると思ってて、23日明日までと気がついて大慌てでした。暑さでぼーっとしてますね。さて、「seed 山種美術館日本画アワード」は45歳

  • 生誕125年記念 速水御舟/松方コレクション

    先週、山種美術館で開催中の「生誕125年記念 速水御舟」(~8/4)と国立西洋美術館で開催中の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」(~9/23)へ行ってきました。まずは山種美術館の「生誕125年記念 速水御舟」。所蔵の速水御舟作品の前期・後期で入れ替え

  • 生誕125年記念 速水御舟/松方コレクション

    先週、山種美術館で開催中の「生誕125年記念 速水御舟」(~8/4)と国立西洋美術館で開催中の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」(~9/23)へ行ってきました。まずは山種美術館の「生誕125年記念 速水御舟」。所蔵の速水御舟作品の前期・後期で入れ替え

  • 夢のちばたし美術館、ドービニー展

    梅雨の晴れ間に千葉市美術館で開催中の「板橋区美×千葉市美 日本美術コレクション展―夢のちたばし美術館」(~6/23)と損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「シャルル=フランソワ・ドービニー展」(~6/30)に行って来ました。千葉市と板橋のコラボで「ちたばしCHITABAS

  • ルート・ブリュック展、ギュスターヴ・モロー展

    東京ステーションギャラリーで開催中の「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」(~6/16)とパナソニック汐留美術館で開催中の「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」(~6/23)へ行ってきました。ルート・ブリュックはフィンランドを代表するアーティストです。日本では

  • クリムト展

    東京都美術館で開催中の「クリムト展 ウィーンと日本 1900」(~7/10)に行って来ました。第一印象としては思っていた以上にどっぷりとクリムトに浸かる事のできる展示だったと思います。タイトルロールになっていても数点しかないことはよくありますから。そんな思いを良い

  • 印象派への旅 バレル・コレクション、花・Flower・華、information or inspiration?

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」、山種美術館で開催中の「花・Flower・華―四季を彩る―」、サントリー美術館で開催中の「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」に行って来ました。最初はBunkam

  • メアリー・エインズワース浮世絵コレクション

    千葉市美術館で開催中の「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション-初期浮世絵から北斎・広重まで」(~5/26)へ行ってきました。アメリカ人女性メアリー・エインズワースが明治39年(1906)の来日で浮世絵に触れ、25年で1500点以上を収集し、没後母校に寄贈された浮世絵

  • さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい/古内 一絵

    さよならの夜食カフェマカン・マラン おしまい  [単行本]古内 一絵中央公論新社2018-11-17ドラッグクイーンのシャールが営む、路地裏にある夜だけひらくカフェ「マカン・マラン」。そこには様々な悩みをもつ人が集まってくる…。シリーズ最終巻。◆シリーズにするなら4作と

  • ラファエル前派の軌跡展、トルコ至宝展

    三菱一号館美術館で開催中の「ラスキン生誕200年記念 ラファエル前派の軌跡展」と、東京国立新美術館で開催中の「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」に行って来ました。生誕200年を記念されているラスキンは美術批評家。当時独特の表現をして避難されつつあっ

  • 傑作はまだ/瀬尾まいこ

    傑作はまだ [単行本]瀬尾まいこエムオン・エンタテインメント2019-03-08作家・加賀野の所へ、息子・智が突然訪ねてきて「しばらく住ませて」と言う。かつて一晩の過ちで妊娠を告げられ、二〇年養育費を支払うかわり、送られてきた写真でしか見たことのなかった息子。そんな息

  • みかんとひよどり/近藤 史恵

    みかんとひよどり [単行本]近藤 史恵KADOKAWA2019-02-27始めたばかりの猟に出た山中で迷っしてしまった潮田は、相棒の猟犬と共に猟師・大高に助けられた。料理学校を優秀な成績で卒業し料たものの店の経営には失敗し、その店でのジビエ料理を気に入ったオーナーによって雇わ

  • だから殺せなかった/一本木 透

    だから殺せなかった [単行本]一本木 透東京創元社2019-01-30第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作首都圏で起きた3つの殺人事件に対し、大手新聞社の社会部記者に「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」という手紙が届く。「ワクチン」と名乗った送り主は、連続殺人の犯行を詳述し、

  • 皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 /原 武史、三浦 しをん

    皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。 [単行本]原 武史、三浦 しをんKADOKAWA2019-02-27原武史先生と三浦しをんさんの対談集。タイトル通り皇室のこと、鉄道のこと、そして小説のことを語ります。原武史先生といえば鉄道関係の本の方、というイメージでしたが改めて学者さんなん

  • 圓朝/奥山 景布子

    圓朝 [単行本]奥山 景布子中央公論新社2019-02-20近代落語の祖・三遊亭圓朝。 江戸から明治への時代の変わっていく中で、自らが生みだした怪談噺や人情噺で人気を博した噺家の一代記。◆『時平の桜、菅公の梅』より期待で、最近は『寄席品川清州亭』シリーズを楽しみに待っ

  • ジャンヌ/河合莞爾

    ジャンヌJeanne, the Bystander [単行本]河合莞爾祥伝社2019-02-13政府主導で開発された家事用人間型ロボットは人口が減少した時代には珍しいものではなくなった。警視庁の刑事・相崎按人がロボットの異常の知らせで現場へ向かう。そこではロボットが主人を殺害し、風呂場で

  • かわたれどき/畠中 恵

    かわたれどき [単行本]畠中 恵文藝春秋2019-02-14町名主のお気楽跡取り息子・麻之助が揉めごとや困りごと解決していく、まんまことシリーズの7冊目。◆女房のお寿ずを失った麻之助に周囲は後添えの話を持ち込むようになってきました。実際若い娘におじさんと呼ばれるように

  • 新章 神様のカルテ/夏川 草介

    新章 神様のカルテ [単行本]夏川 草介小学館2019-01-31内科医の栗原一止は、信濃大学医学部で消化器内科医として勤務しつつ、大学院生としての研究も進めなければならない。そんな彼を主治医に望んだのは29歳の膵癌患者の女性だった…。◆舞台は「24時間365日対応」の本庄病

  • 発現/阿部 智里

    発現 [単行本]阿部 智里NHK出版2019-01-30平成30年。さつきの兄がかつて自殺した母のように様子がおかしくなった。昭和40年。省吾は兄の自殺の真相を調べる。平成と昭和、2つの時代で起こったことは…。◆八咫烏シリーズの作者の新作なのでファンタジーっぽいものかなと思っ

  • 奇想の系譜展

    東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」(~4/7)に昨日行って来ました。美術史家・辻惟雄氏(1932-)が、1970年に著した『奇想の系譜』で紹介した岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳。当時は歴史に埋もれていた絵師で

  • オーディションから逃げられない/桂 望実

    オーディションから逃げられない [単行本]桂 望実幻冬舎2019-02-07人生はオーディションの連続。いろいろなところで合否判定をされる。不合格になることが多い、渡辺展子はいつも「ついてない」と思ってる。同じ苗字の親友は学校一の美女。美術部で評価されるのは別の生徒。

  • 運命の絵 もう逃れられない/中野 京子

    中野京子と読み解く 運命の絵もう逃れられない [単行本]中野 京子文藝春秋2019-01-31シリーズ第2弾。 マネ『フォリー・ベルジェールのバー』バーン=ジョーンズ『運命の車輪』ホーマー『メキシコ湾流』ルーベンス『ロムルスとレムス』ブリューゲル『雪中の狩人』ゴーギャン

  • 日本を変えた千の技術博

    国立科学博物館で開催中の「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」(~3/3)にダンナと行ってきました。今回は金曜・土曜限定ペア得ナイト券(2名1組 2000円)利用です。一般当日券1600円ですから結構お得。なので夕方からとはいえ結構混んでました。この展示は明治から

  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ/名取 佐和子

    ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ [文庫]名取 佐和子幻冬舎2018-12-06波浜線の一部路線には本物のペンギンが乗り降りする。そのペンギンのお世話をするのは遺失物保管所、通称・なくしもの係の赤毛の青年・守保。ペンギン鉄道 なくしもの係を訪ねてくるのは…。◆親の再

  • 奥村土牛、河鍋暁斎

    山種美術館で開催中の「生誕130年記念 奥村土牛」(~3/31)とサントリー美術館で開催中の「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」(~3/31)へ行ってきました。まずは山種美術館の「生誕130年記念 奥村土牛」、広尾開館10周年を記念する特別展第一弾でもあります。広尾に引っ

  • マル暴総監/今野 敏

    マル暴総監 [単行本]今野 敏実業之日本社2016-05-20チンピラが路上で睨みあっているとの通報で現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。そのチンピラの間に白いスーツの男が割って入った。翌日の夜、チンピラのひとりが刺殺体で発見される。捜査本部が立ち上がり甘糟と

  • あなたのためなら/田牧 大和

    あなたのためなら 藍千堂菓子噺 [単行本]田牧 大和文藝春秋2019-01-24おっとりした菓子職人の晴太郎と、商才に長けたしっかりもの幸次郎の兄弟と年老いた茂市が手伝う江戸の菓子司・藍千堂。晴太郎が結婚して男所帯だった藍千堂に妻となった佐菜とその娘のさちが加わったこと

  • 境内ではお静かに/天祢 涼

    境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖 [単行本]天祢 涼光文社2018-11-20将来に迷いからの自分探しの旅に一区切りつけ、大学を中退した壮馬に両親は海外移住を告げる。住むところも探さなければいけない状態に、横浜にある神社で宮司をする兄の元で手伝いをすることになった。

  • つくもがみ笑います/畠中 恵

    つくもがみ笑います [単行本]畠中 恵KADOKAWA2019-01-10深川の損料屋・出雲屋にはつくもがみが多くいて賑やかに過ごしている。そんなつくもがみを巡る今回の騒動は、つくもがみの誘拐事件、大江戸屏風へ迷い込んだり、大名屋敷での幽霊探し、十夜の親ではと名乗り出る侍が何

  • 小原古邨、酒呑童子絵巻

    太田記念美術館で開催中の「小原古邨」(~3/24)と根津美術館で開催中の「酒呑童子絵巻 ―鬼退治のものがたり―」(~2/17)へ行ってきました。まずは太田記念美術館の「小原古邨」千葉市美術館の所蔵展で名前を覚えたものの、なかなかまとまった展示はありませんでした。そ

  • 早朝始発の殺風景/青崎 有吾

    早朝始発の殺風景 [単行本]青崎 有吾集英社2019-01-04早朝の始発列車、寂れたファミレス、観覧車のゴンドラの中、公園のレストハウスで、見舞いに行った部屋で…。限られた空間の中の高校生たちの会話から出てくる謎。5篇の短編とすべての登場人物が出てくる「エピローグ」◆

  • マル暴甘糟/今野 敏

    マル暴甘糟 [文庫]今野 敏実業之日本社2017-10-05多嘉原連合の構成員が撲殺された…。ヤクザ絡みということで、マル暴からもの甘糟と先輩・郡原が捜査に加わる。◆『任侠』シリーズに出てくるマル暴どころか刑事らしくない甘糟刑事主役のスピンオフ。童顔で定年退職して年金

  • 本と鍵の季節/米澤 穂信

    本と鍵の季節 [単行本]米澤 穂信集英社2018-12-14高校二年の図書委員・堀川次郎は、利用者のほとんどいない放課後の図書室当番を、松倉詩門と務めている。そんな二人に先輩が亡くなった祖父のダイヤル式金庫の解錠番号を頼んできて…ダイヤル式金庫の解錠番号…「913」美容室

  • 本所憑きもの長屋 お守様/福田 悠

    本所憑きもの長屋 お守様 [文庫]福田 悠宝島社2018-08-04第16回『このミステリーがすごい! 』大賞隠し玉。江戸で続発する殺人事件、被害者は金貸しなど強く人に恨まれる人物ばかりだった。岡っ引きの甚八は調べるうちに自らの住む本所の徳兵衛長屋の奥にある祠「お守様」にお

  • 珠玉/彩瀬 まる

    珠玉 [単行本]彩瀬 まる双葉社2018-12-19歌姫だった美しい祖母とは全く似ない地味なファッションデザイナーの歩。自信のなさから相棒であったジュエリーデザイナーも出ていき、仕事も低迷している。そんな中で売れないモデル・ジョージと出会った…。◆美しき歌姫・リズの孫

  • 常設展示室/原田 マハ

    常設展示室: Permanent Collection [単行本]原田 マハ新潮社2018-11-22憧れの美術館で働くことができた美青はピカソの画集に夢中になる少女と出会う……「群青」寝たきりになってしまった父親の最後に立ち会うことはできなかったが…「デルフトの眺望」母親の職場に貼ってあ

  • 任侠浴場/今野 敏

    任侠浴場 [単行本]今野 敏中央公論新社2018-07-18ヤクザの親分・阿岐本雄組では、これまで出版社、高校、病院などの経営再建に携わってきた。永神が今回持ち込んだのは赤坂にある銭湯で…。◆任侠シリーズ第4作目。今回は銭湯です。道後温泉に行ったり、対外手に問題を解決

  • 京都西陣なごみ植物店/仲町六絵

    京都西陣なごみ植物店  [文庫]仲町 六絵PHP研究所2017-05-02京都府立植物園の新米職員の神苗健が不思議な質問に戸惑ったところへ声をかけたのは「植物の探偵」を名乗る女性・和久井実菜だった。逆さまに咲くチューリップ、蛍が集まる草、源氏物語に描かれた薔薇、茜色の桜染

  • 皇室ゆかりの美術―宮殿を彩った日本画家―

    山種美術館で開催中の「皇室ゆかりの美術―宮殿を彩った日本画家―」(~1月20日)に行って来ました。会期末ギリギリです。でも行ってよかった~(最近こればかりな気がする)平成最後の〇〇という言葉が多く聞かれる昨今、皇室というテーマは当然出てきましょう。その中でも

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース/友井 羊

    スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース[文庫]友井 羊宝島社2018-12-06早朝も営業しているスープ屋「しずく」に舞い込んできた謎は…シリーズ4作目店主の娘同級生は金縛りに遭い、母親に幽霊が憑いている!?…「おばけがきえたあとにおやすみ」祖母が猟師

  • 扇の国、日本

    サントリー美術館で開催中の「扇の国、日本」(~1月20日)へ行ってきました。展示構成は 序章 ここは扇の国  第1章 扇の呪力 第2章 流れゆく扇 第3章 扇の流通 第4章 扇と文芸  第5章 花ひらく扇 終章 ひろがる扇 です。まずは最初の解説で「扇

  • 昨日がなければ明日もない/宮部 みゆき

    昨日がなければ明日もない [単行本]宮部 みゆき文藝春秋2018-11-29自殺未遂をし入院している娘と会わせてもらえないという母親…「絶対零度」。姪の結婚式に自分は行かないが娘が行くので付き添ってほしい…「華燭」。大家さん一家から自分勝手なことばかり言うからと注意さ

  • 生誕135年 石井林響展 −千葉に出づる風雲児−

    千葉市美術館で開催中の「生誕135年 石井林響展−千葉に出づる風雲児」(~1/14)へ行ってきました。新年最初の美術館は千葉市美術館です。友の会の更新もしたかったし、チラシでとても気になっていたので。知らない画家ではありましたが、千葉市美術館なら期待できるとも思

  • 黒猫のいない夜のディストピア/森晶麿

    黒猫のいない夜のディストピア [単行本]森晶麿早川書房2018-12-05博士研究員となった私が出会った、白い髪、白い瞳、白いワンピースの自分そっくりの女性。母親のらしくない行動、暗号が書かれた葉書…。相談したい黒猫は出張中で、しかも「まだ結婚は無理」と言われた言葉が

  • お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂/中島 久枝

    お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂[文庫]中島 久枝ポプラ社2017-10-03梅乃は火事で姉と離れ離れになってしまった。お救い小屋を手伝いながら姉を探すものの行方はわからない。しかも火元は姉の働いていた店らしく、心配は募るばかり。そんな彼女にお宿・如月庵から声がかかり

  • トム・ハザードの止まらない時間/マット ヘイグ

    トム・ハザードの止まらない時間  [単行本]マット ヘイグ早川書房2018-10-18「遅老症」のトムは400年以上を青年のまま生きている。愛する人・ローズと娘と別れたものの、自分と同じ症状を持つことになった行方不明の娘を探すことを目的にして…。そして同じ症状を持つ人々の

  • ご無沙汰しております&あけおめ!

    ちょっと遅めですが、あけましておめでとうございます! まるっと1年以上のご無沙汰ですね。 別に病気をしたわけでもありません。 あえて言えば老眼なのかPCの画面を見るのが辛く感じていたのが原因でしょうか。 昨年から本読みもぐっと減ったし、 友人が仕事をやめたの

  • 驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アート

    三井記念美術館で開催中の「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アート」(~12/3)へ行ってきました。数年前の七宝、金工、牙彫、木彫、陶磁などの精緻な明治工芸で驚かせてくれた「超絶技巧!明治工芸の粋」の第二弾です。前回見たものもあるけれど、新しく見るものも多かっ

  • 怖い絵、運慶

    急に寒くなった雨の日ということで、上野の森美術館で開催中の「怖い絵」展(~12/17)東京国立博物館で開催中の興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(~11/28)に行って来ました。この天気なら少しは空いているかな~と思って…。まずは上野の森美術館で開催中の「怖い絵」

  • ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

    千葉市美術館で開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」(~10/23)へ行ってきました。鈴木春信は浮世絵を語るのに重要な存在であります。高度な多色摺木版画である錦絵の誕生の頃に活躍した絵師です。江戸の評判娘や名所を主題に取り入れたことは、錦絵の大衆化へ

  • 上村松園、月岡芳年「月百姿」

    ご無沙汰してます。ペースは落ちてはいるけれどいろいろ本も読んで、絵も見てますが、感想を書く気力がなくっておりました。でもインプットばかりだと、なかなか気力も上がらないので少しは書くのも必要かと。ということで、久しぶりの書き込みです。山種美術館で開催中の「

  • 大英自然史博物館展

    仕事で出かけたついでに国立科学博物館で開催中の特別展「大英自然史博物館展」に行って来ました。たまたま仕事の都合で出かけたので、全く知らなかったのだけど5月18日は国際博物館の日だそうです。東博・科博・西洋美術館では常設展が無料だったらしいです。でもって大英自

  • あとは野となれ大和撫子/宮内 悠介

    あとは野となれ大和撫子 [単行本]宮内 悠介KADOKAWA2017-04-21中央アジアのアラル海が干上がった後に出来たた沙漠の小国アラルスタン。この国には後宮がある。そこは将来有望な女性たちの高等教育の場であり、様々な理由で居場所を無くした少女たちが日夜勉学に励む場所であ

  • 鎮憎師/石持 浅海

    鎮憎師 [単行本(ソフトカバー)]石持 浅海光文社2017-04-18結婚式の二次会で大学のサークル仲間男女9人は久しぶりに集まった。学生時代の事件によって集まることがなかったのだ。その翌日、その事件によって故郷に帰り、それまで連絡の取れなかった一人が死体で発見された

  • スマホを落としただけなのに/志駕 晃

    スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 ) [文庫]志駕 晃宝島社2017-04-06麻美が彼氏の富田に連絡したとき、たまたま拾った男のもとにあった。拾い主の男と連絡をとり、とりあえず麻美が受け取ることなったスマホ。しかしその男は麻美の写真を見て気に入ったハッカーであっ

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