ヨージは少しばかり厄介なトラブルに見舞われた。 ある日、愛用のパソコンが不調を訴えたのだ。 幾つか試してみたものの、どうにもならず、ついに「初期化」という選択肢に踏み切ることになった。 幸いにも、専門家がすぐにバックアップを取り、データはすべて無事に保たれた。 そして、パソコンは初期化されたうえで、必要なファイルや環境を元通りに戻してもらえることになった。 ヨージにとってパソコンは単なる...
セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。
行動分析学のスキナーが開発したプログラム学習に興味があり,独学できる教材を作っています。 さんすう,数学では,理解を重視する「水道方式」に興味があります。 自分で学べる,それも理解を重視しながらにこだわっています。 著書「プログラム学習英語中1レベル」 「同中2」「同中3」(東銀座出版社) 「わかるできる解ける中学数学1年」 「同2年」「同3年」(以上民衆社)
染井為人の『正体』を読んだ。いや、正確には聞いた。 Amazon Kindle Unlimited で手に入れた電子書籍を、スマートフォンのトークバック機能に読み上げてもらったのだ。 ぼくはこれまで、Amazon Kindle で数多くのミステリー小説を読んできた。すると「あなたへのおすすめ」として、似たような作品が表示される。 その中に、この『正体』があった。 映画化された作品でもある。きっと面白いに違いない。 そう思い、...
近所の沖縄そばの店「座喜味そば」に行ったときのことを、ぼくはFacebookに投稿した。すると、いとこでFacebook友達のKさんからコメントが届いた。 「食べたい🤤🤤 小麦粉、今止められてる~😭」 パン好きのKさんが小麦粉を食べられないなんて、それはつらいだろう。思わずぼくは返信した。 「それはかわいそうですね。あなたはパン好きな人ではなかったかな。」 すぐに返事が返ってきた。 「そうです🥐🥯😭」 やはり相当つら...
1月28日、高校のクラスメイトからLINEが届いた。 「今日はトゥシヌユール」 ウチナーグチで「年の夜」。つまり、大晦日を意味する言葉だ。 翌日は旧正月。沖縄ではこの時期、正月の挨拶として「イイソーグヮチデービル」(いい正月ですね)と言う。 日本の「明けましておめでとうございます」と少し違う。 では、大晦日にはどんな挨拶をするのだろう? ふと疑問に思い、Google Geminiに尋ねてみた。 「うりそ...
正月初め、妻が体調不良になった。 それがひどく悪く、病院で長時間待つのが嫌だと言って、結局病院には行かなかった。 それでも、彼女が横になっている様子からして、インフルエンザだろうと僕は感じていた。 食欲もなく、顔色もすぐれない日が続いた。 それでも、少しずつ回復し、しばらくすると元気を取り戻していた。 しかし、食事の時間になると、妻はおかゆを食べていた。 それを見て、思わず声をかけた。...
近くの沖縄そばの店、座喜味そば 読谷村座喜味に新しく「座喜味そば」という沖縄そばの店がオープンした。 ぼくたちの家から歩いてわずか7分、Googleマップによると500メートルの距離だ。 妻と「今度一緒に行こう」と話していたが、一度店の前まで行ったときはすでに閉まっていた。 Instagramによると、売り切れ次第閉店するらしい。ぼくらの昼食が遅いせいだろう。 店は車通りの多い道から少し奥まった場所にあり...
ぼくがブログに書いた「スマホのチェック終了、車が教えてくれる」について、Facebookに投稿したところ、いとこのKさんからコメントが届いた。 「運転中はなるべくスマホ離れしたいですね。可能な限り😂。私もで~す。」 それに対し、ぼくはこう返信した。 「ぼくは琉大病院への行き帰りの車の中で、ずっとスマホを使って読書を聞いてるよ。 スマホから離れられないな。それだけじゃなくて、待ち時間もずっとだよ。 こ...
Facebook のコメント欄にチャット GPT による 感想文を載せる
Facebook のコメント欄にチャット GPT による 感想文を載せる ブログを書くことが、ぼくの日課だ。 音声入力を使ってざっと全体を作り上げる。それから「次の文を小説風に書き換えてください」とチャットGPTに頼むだけだ。 これが本当に便利で、驚くほど手軽だ。 書き換えられた文章は、どれも素晴らしく、小説のような味わいを持っている。 しかし、それだけでは終わらない。 完成した文章に対して「この文章に...
ぼくと妻は、運転が得意というわけではない。年齢を重ねるたびに、少しずつ不安も増してくる。 とはいえ、運転免許証を返納する気は二人ともさらさらない。 ぼくたちが暮らす地域では公共交通機関が不便で、車なしの生活なんて考えられないからだ。 そんなわけで、少し前に車を買い替えた時、ぼくは店員さんにできるだけ運転補助機能が充実した車を希望した。 特に重視したのは、自動ブレーキだ。 それに加えて、...
一昨年、2022年10月のことだった。左耳に奇妙な異変を感じるようになったのだ。 テレビのアナウンサーが「こんにちは」と言うと、その声が左耳の奥でもう一度「こんにちは」と反響して聞こえる。 これは一体どうしたことだろう。ネットで調べると、「突発性難聴」の可能性があり、早めに病院に行くべきだと書かれていた。 ぼくはすぐに行動に移し、10月3日に隣町の耳鼻科を訪れた。 診察を担当したのはT先生。 聴力...
冬のある日、ぼくは年配の女性とゆっくり話す機会を得た。 彼女は戦争の時に7歳だったというから、今はもう87歳くらいだろうか。 その柔らかな笑顔と穏やかな声に耳を傾けながら、さまざまな話題に花を咲かせた。 そんな中、ふと話題がスマートフォンに移った。 「LINEをよく使っているのよ」と彼女は楽しそうに話す。 その姿からは、年齢を感じさせない現代的な感覚がうかがえた。 だが、彼女が少し首をか...
妻のインフルエンザが始まった頃から、朝の風景が少し変わった。 いつもコーヒーメーカーにセットされているはずのコーヒーサーバーが、テーブルの上に置かれているのだ。 それは、妻からの無言のメッセージ──「今日はコーヒーいらない」という合図だ。 ぼくは毎朝、妻の分も含めてコーヒーを淹れるのが日課だ。 だが、そのサーバーがテーブルにある日は、ぼく一人分だけを用意する。 妻が忙しいく、前日飲めなかっ...
正月六日、妻が「なんだか風邪気味」と言い出した。 頭が痛く、体調がすぐれない様子だ。 ぼくは最初、ただの風邪だろうと思い、風邪薬を飲んで寝るよう勧めた。 妻もその通りにして、しばらくは家事もなんとかこなしていたが、ある日「まったく食欲がない」とつぶやいた。 その言葉に、ぼくは慌てて近所のコンビニまで行き、プリンとシュークリームを買って帰った。 ぼくが家事を手伝おうと申し出ても、妻は「自分...
鼻の下と顎にひげを蓄えている僕は、よく「手入れが大変でしょう」と言われる。 そんなとき、決まって僕は笑いながら答えるのだ。 「いや、これ、無精ひげなんですよ」と。 それは本当のことで、普段、ひげの手入れなんてほとんどしない。 でも、外出して人に会うとなれば話は別だ。 例えば、出かける前には、鼻の下のひげを上唇にかからないようにカットし、頬や下唇の下に生えたひげは丁寧に剃る。 それなりに...
福祉施設で働いた後、僕は保育園と学習塾の仕事を始めた。 そんな日々の中で、ネクタイを締める機会はほとんどなかった。 そのせいか、今でもネクタイを結ぶことが苦手だ。 それでも、結婚披露宴や告別式などの特別な場では、どうにかネクタイを結んで参加する。今日もそんな日だった。 ネクタイを締める時、僕はいつも父のことを思い出す。 父は厳格な人で、僕は子どもの頃から距離を取るようにしていた。 父は...
昨日、読谷村のコスモス畑についてブログに書いた。 広い畑には色とりどりのコスモスが咲き乱れ、たくさんの見物人で賑わっていた。 それぞれがスマートフォンやカメラで写真を撮り、思い思いにその風景を楽しんでいる。 ぼくの宿に泊まっているフランス人カップルも、自撮りを撮って送ってくれた。 その写真を見て微笑ましく思いながらも、少し遠目から三脚を使って撮った写真のほうが美しい景色がより引き立つのでは...
読谷中学の近くをスクーターで走っていると、視界に鮮やかなコスモス畑が飛び込んできた。 赤紫やピンクの花が一面に咲き誇り、たくさんの見物客がカメラを構えている。 その光景に心を奪われながら数日が過ぎたある日、琉球新報にもそのコスモス畑の記事が載っていた。 記事によれば、読谷村座喜味のコスモス畑は、約100万輪の花が1月下旬から3月頃まで咲き誇るという。 特に1月下旬から2月中旬が見頃で、家族連れや...
ひとりで学べる算数 小学2年生 にAmazonカスタマーレビュー
仲松庸次著「ひとりで学べる算数 小学2年生 (朝日小学生新聞の学習シリーズ」 にAmazon で カスタマーレビューがつきました。 教科書レベルが 自分で学べるように作ったので このレビューは満足です。 ひとりで学べるが難易度はやさしめ 2025年1月2日に日本でレビュー済み Amazonで購入 スモールステップでひとりで学べていましたが、内容はやさしめです。 教科書についていけない単元の復習に使っていました。 ...
夜、ベッドの枕元にあるコンセントにスマートフォンを差し込むのは、ぼくの日課だ。 中古で買ったスマートフォンは電池の減りが早く、毎日充電が欠かせない。 特に、ぼくの使い方では電池が保たないのも当然だろう。 ぼくはスマートフォンで、1日3時間ほど読書を楽しんでいる。と言っても目で読むわけじゃない。 Kindleの電子書籍をスマートフォンのTalkBack機能で読み上げてもらうのだ。 便利な機能のおかげで、小...
WhatsApp で怪しいメッセージ ある日、スマホの通知音が鳴った。ぼくが目にしたのは、WhatsAppに届いた怪しいメッセージだった。 WhatsAppは日本で使われるLINEに似たメッセージアプリだが、その使用範囲はアジアに限らず、全世界的に広がっている。 僕は 民泊をしていて、外国人の 宿泊者もいるので WhatsApp を少し前からやっている。 メッセージの中には英語の文章もあったが、ここではそれは削除して紹介する...
昨日、ぼくはこのブログにIHヒーターのタイマー機能が便利だということを書いた。 タイマーをセットして台所を離れても、料理がちゃんと仕上がる。それは本当にありがたい機能だと思う。 ところで、妻が外出している時には、ぼく一人で冷凍食品を食べることがある。 最近の冷凍食品は驚くほど美味しい。特に冷凍ラーメンはお気に入りだ。 茹で時間が2分30秒と決まっているものが多いが、ここで一つ困ったことがある。 ...
僕らの台所にはIHヒーターが備わっている。 便利な機能が満載で、特にタイマーは重宝している。 例えば、僕がラーメンを作るときには、タイマーを3分に設定して茹でる。 3分が経つと加熱が自動で止まり、手間いらずでラーメンが完成するのだ。 冷蔵庫の壁にはキッチンタイマーもあるけれど、IHヒーターのタイマーのほうが使い勝手がいい気がする。 妻もよくこのタイマーを使っているようだ。 お茶を煮出すときに...
妻がふと、大学時代の友人ともっと気軽に連絡を取りたいと言い出した。 LINEの友達になりたいけれど、どうしたらいいのかと相談されたのだ。 その友人とは年賀状や時折のはがきでやり取りを続けてはいるものの、LINEのような即時性のある手段にはまだ移行していないらしい。 「LINE友達になれば、もっと便利になると思うんだけど」と妻は言う。しかし、携帯電話番号は知らないという。 「それなら、年賀状に何か書けな...
「SHOGUN」 を「ショーガン」と読む エモパー その日、僕は、テレビで真田広之主演のドラマ『SHOGUN 将軍』がゴールデングローブ賞で作品賞を含む4冠を達成したというニュースを知った。 翌朝、いつものようにスマートフォンがフラッシュニュースを届けてくれた。 その声は、どこか親しみ深いエモパーだった。 エモパーはシャープが開発した人工知能音声アシスタントで、僕のスマホに搭載されている。 友達の...
朝の静かな時間、僕の一日の始まりはいつも同じだ。 コーヒーメーカーにコーヒーフィルターをセットし そこにコーヒーの粉を入れ、 そして給水タンクに 水を入れる。 スイッチを押し、湯気の立つ香りに包まれながら、妻の分も含めたコーヒーを用意するのが僕の役目。それが僕たちの日常のリズムだ。 朝食が終わると、コーヒーメーカーの洗浄が待っている。 コーヒーメーカーの上部とメッシュフィルターを洗い、軽く水...
庭先には、鮮やかな緑の葉に守られるようにして、島トウガラシが実っていた。今年も豊作だ。 小さな実が赤く色づくのを待ってから収穫し、日干しにする。 それをコーヒーミルで挽き、粉末にするのが僕の習慣だ。 ただ、島トウガラシだけでは辛さが強すぎるので、市販の七味トウガラシと半々に混ぜて使う。 うどんやおつゆに少し加えると、程よい刺激が料理を引き立てる。僕は辛いものが大好きなのだ。 だが、このト...
毎週木曜日の朝、家のインターホンが鳴る。ヤクルトレディがやって来た合図だ。 妻が玄関先で彼女とおしゃべりを交わしながら、ヤクルトを受け取る声が聞こえてくる。 しかし、妻が留守のときにはぼくが対応する。 その日、少し肌寒くなってきた朝だった。 ぼくはガウン姿でインターホンに応じ、「寒くなりましたね」と声をかけた。 すると彼女は笑顔で、「そのガウン、めっちゃ似合っていますね」と褒めてくれた。...
オランダ人のティムさんと彼のパートナーが1週間 宿泊しました。次は彼が書いた セルフ 宿のAirbnb のレビューです。 下に日本語訳をつけてあります。 Yoji and Kyoko welcomed us into their amazing home, the room is basically a small apartment and has everything you need. Yoji gave recommendations for restaurants and New Year activities and we got to try home cooked food from Kyoko. Everything was perfect...
ChatGPTが公開された2022年11月以前の AI 情報はもう古い
Amazon Kindle で読む本を探していたとき、「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す(野口悠紀雄著)というタイトルが目に留まった。 最近、生成AIに関心が高まっているぼくにとって、野口氏の著作はこれまでも愛読してきたお気に入りだ。 それに、この本はKindle Unlimitedの対象なので、追加料金なしで読めるというのも魅力的だった。 しかし、気になる点が一つあった。それは出版日だ。 確認すると、2019年6月29...
年の暮れ、妻がふと僕に言った。 「宿泊者に座喜味城址で初日の出が見られるって教えたらどう?」 僕たちの民泊にはオランダ人のカップルが滞在中だったが、宿泊者との連絡は僕の役目だ。 正直言って、少し面倒くさい気がして、その提案をそのまま放っておいた。 ところが、大晦日の日、宿泊者からWhatsAppでメッセージが届いた。 「初詣に行きたいのですが、近くに良い場所はありますか?」 それを見た妻が再び言っ...
近くで除夜会 去年の年末のある日、新聞の折込チラシに目を留めた。 そこには「除夜会(じょやえ)」と書かれ、おつとめ(読経)、鐘つき、そして無料のくじ引きがあるとある。 場所は「真常寺読谷サロン」。読谷村内と記されており、ここからも近いようだ。 真常寺という名前には聞き覚えがあった。 少し離れた場所にある浄土真宗本願寺派の寺院だ。 だが、この「読谷サロン」というのは聞いたことがない。 ...
2025年1月1日がやってきた。 新しい年の始まりだが、昨日はもちろん大晦日、12月31日だった。 大晦日といえば、やはり年越しそば。 もっとも、沖縄ではもともと年越しそばの習慣はなかったらしい。 聞くところによると、昔はソーキ汁を食べて年を越していたそうだ。 しかし、本土の文化がテレビや他のメディアを通じて伝わり、次第に沖縄でも年越しそばが定着していったのだろう。 ぼくらの家でも、ここ何年も年...
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ヨージは少しばかり厄介なトラブルに見舞われた。 ある日、愛用のパソコンが不調を訴えたのだ。 幾つか試してみたものの、どうにもならず、ついに「初期化」という選択肢に踏み切ることになった。 幸いにも、専門家がすぐにバックアップを取り、データはすべて無事に保たれた。 そして、パソコンは初期化されたうえで、必要なファイルや環境を元通りに戻してもらえることになった。 ヨージにとってパソコンは単なる...
ヨージは、いつものようにパソコンに向かっていた。 教材づくりに欠かせない相棒。毎日四時間は画面にかじりついていた。 それが突然、パソコンが妙な挙動を見せ始めた。詐欺に引きずりこまれそうになっていたのだ。 しかし、なんとか気づき、事なきを得た。しかし、パソコンは遠隔操作されていた。 なじみの専門家に連絡をとった。 彼は苦い表情で告げた。 「これは初期化するしかありません。少しの間、預から...
私には駐車の ライン は サイドミラーで見られないわよ ヨージは数年前、長年乗り続けた車を買い替えた。新しい車には、時代の流れに沿った便利な機能がいくつか備わっていた。 そのひとつが、バックモニターだった。ギアをバックに入れると、自動的にモニターが立ち上がり、後方の映像が映し出される。 車の運転に自信がないヨージにとって、それはまさに救世主のような存在だった。 もともと彼は車の感覚がつかみに...
ヨージが詐欺に引っかかりそうになっ心理 ヨージは詐欺に引っかかりそうになった。 ヨージのパソコン画面が、突如として赤く染まった。 「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。至急、下記の番号にお電話ください」 表示された警告は、妙に緊迫感を煽る音とともに、ヨージの思考をかき乱した。 やがてAppleカードの購入を指示された。 コンビニまで行ったが そこで 踏みとどまって警察に電話をして何とか難...
ヨージ、危うし!ウイルス警告の午後、インド訛りとAppleカード 夏の熱気が、壁を伝って書斎へと忍び込んでくる。 そんな中、ヨージは涼しげにエアコンの風に包まれながら、ノートパソコンに向かっていた。 ボイスレコーダーとスマートフォンを接続できないものかと、ネットであれこれ調べていたのだが、なかなか要領を得ない。 ふと、画面の脇に現れた「詳しくはこちら」というリンクが目に留まった。 半信半疑で...
ヨージは、今日もスマートフォンを手に、独りごとのように語りかけていた。 日課のブログ更新である。文章はすべて音声入力。 画面の小さなマイクボタンを押し、「さて、今日は何を書こうか」とつぶやくと、言葉が文字になって画面に並んでいく。 そんなブログに、いつからか生成AIによるイラストも添えるようになっていた。 ある日ふと、「吹き出し入りの絵も描けるんだ」と気づき、さらに調べてみると、なんと4...
ヨージはいつものようにノートパソコンを開いた。 コーヒーの湯気が小さく揺れている。彼の目当ては、月に一度のルーティン——Amazonのカスタマーレビューの確認だった。 かつて、ヨージは学習塾を営んでいた。 子どもたちがつまずきながらも学ぶ姿を見て、彼は市販の教材に物足りなさを感じるようになった。 もっと、子ども自身の力で進める教材があれば……。そんな思いから、彼は自ら教材...
ヨージは毎朝、静かにスマートフォンに向かい、自分のブログを更新していた。 毎日の記録のようなその文章には、AIが描いたイラストが添えられていた。 数日前、そのイラストにふと吹き出しを加えてみたらどうかと思いつき、AIに頼んでみた。 すると、見事にセリフ入りのイラストが出来上がってきたのだった。 「すごいな……」 ヨージは、思わず声に出して感心した。 人の手を借りずにここまでできる...
ヨージは、毎朝、スマートフォンを手に取り、ブログの原稿を音声で入力する。 小さなマイクに向かって、語りかけるように話すのが習慣になった。 去年の冬──12月の終わり頃からだった。 ヨージは、そうしてスマホに吹き込んだ原稿を、チャットGPTに送って小説風に書き直してもらうようになった。 そして、記事に添えるイラストはMicrosoft Copilotに描いてもらう。 だが、どんな雰囲気の絵にするか──それだけ...
その日、ヨージは朝のコーヒーを片手に、Facebookを眺めていた。友人たちの投稿が流れていくなか、一つのシェア記事が彼の目を止めた。 「これは……怪しいな」 読み進めるうちに、直感が警鐘を鳴らす。もっともらしい文体だが、どこか胡散臭い。事実らしき記述が並んでいるが、根拠が見えない。 ヨージは考えた。「せっかくなら、生成AIにこの投稿の真偽を確かめてもらおう」 彼は、手元の3つのAI──Googl...
ヨージは、スマートフォンから流れる「朝」のメロディーにゆるやかに目を覚ました。 ベッドから出てスマートフォンを手に取り、いつものようにFacebookを開く。 画面には、友人がシェアした長い記事があった。 「ロサンゼルスで暴動? 麻薬戦争との関連?」 目を通すうちに、眉間にしわが寄った。 ICEによる不法移民の摘発、連邦ビル襲撃、警察が逃げる、州兵派遣……。文章は過激な表現で満ちており、...
ヨージの妻・キョーコは、沖縄県立博物館でボランティア活動をしている。 歴史や文化に興味を持ち、生徒相手に展示の案内や体験学習の手助けをするのが彼女の楽しみだ。 読谷の自宅から那覇にある博物館までは片道およそ一時間。だが、遠い道のりも、彼女にとっては心弾む小旅行のようなものだった。 「今日も楽しんでおいで」とヨージはいつも笑顔で送り出す。 自分の好きなことに熱中するキョーコを、心から応援した...
昼下がりの台所。 ヨージは、テーブルに並べられた皿を前に、妻のスマートフォンを手にしていた。 自分のスマホは今、充電中。残り少ない電池残量が気になって、しばらく使うのをやめている。 「ちょっと、スマホ貸して」 そう言って、妻のスマホを借りた。 野菜からゆっくり食べる、昼食の小さな習慣。 最初の5分間は、野菜だけを噛み締める時間。スマホのタイマーは、そのための大切な道具だった。 けれど、使...
ヨージは最近、生成AIという不思議な存在と、少しずつ距離を縮めていた。 日々使いながら、その底知れぬ力に驚かされることも多い。 けれど、まだ「使いこなしている」と胸を張って言えるほどではない。 まるで海辺で波の動きを観察しているだけのような、そんな手応えだった。 「どう使えば、もっと深く潜れるのか…」 そんな問いを胸に抱きながら、昨日もブログを書いた。 「沖縄平和の礎」の名を読み上...
「沖縄平和の礎」名前を読み上げる集いに参加 3週間ほど前の5月21日、午後1時過ぎ自宅のチャイムが鳴った。 運動中だったヨージは上半身裸だったので、対応に出たのは妻のキョーコだった。 リビングまで届く声が聞こえた瞬間、ヨージは誰が来たのかを察した。 慌ててシャツを着込み、玄関へ向かう。 そこに立っていたのは、彼の知人であり、平和運動の先輩でもあるTさんとIさんだった。 辺野古の新基地建設...
ヨージは机に向かい、静かにパソコンのキーボードを叩いていた。 彼の前には、高校1年生向けに作成中の数学教材『ひとりで学べる高校数学A』の原稿が広がっている。 誰にも頼らず、ひとりで学び進められるように——それが、ヨージの目指す教材のかたちだった。 だからこそ、彼は内容を細かく階段のように刻み、一歩一歩確実に登れる構成に仕立てた。 すでに最後まで書き上げ、第1回目の推敲も終えていた。 ...
ヨージの家には、テレビが二台ある。 ひとつはリビングルームに、もうひとつはベッドルームに置かれている。 ベッドルームのテレビは、ほとんど妻専用だ。ヨージはそこでは見ない。 妻は、洗濯物をたたみながら、あるいは朝食のパンをかじりながら、録画した番組をのんびりと楽しんでいる。 一方、リビングルームのテレビは、二人で並んで見ることも多い。 けれども操作が少し複雑なため、妻は自分ひとりではうまく...
ヨージは、文章を書くのが嫌いではなかった。いや、むしろ、少し自信があったと言ってもいい。 「ヨージくんの文章は、わかりやすいな」 かつて、新聞に投稿した文章を読んだ叔父が、そう言ってくれたのだ。 「難しいことを、私たちにもわかるように書いてくれる」 そう評価されたときの喜びは、今でも胸に残っている。 彼は学生の頃から数学が得意だった。 答えにたどりつくまでの筋道を、理路整然と積み上げる作業...
ヨージは沖縄・読谷村で民宿を営んでいる。 ある晩、宿に滞在しているスペインからの若いカップルとその友人と一緒に、ヨージたちは食卓を囲んだ。 料理は持ち寄りだった。彼らはスペイン風のトルティージャを焼いてきてくれた。 妻はゴーヤーチャンプルーとそうめんチャンプルー、もずくの酢の物を作った。 異国の味と島の味が、ひとつのテーブルの上で仲良く並んだ。 食事をしながら、いろんな話をした。 スペ...
ヨージは、例の原稿を整えていた。「ピアノが空を飛んだ日」——その思い出を綴った一篇だ。 ブログに載せるために音声入力で 羅列的に内容を入力し、 全く 整えることもなく、いつものようにChatGPTに依頼する。「小説風に書き換えてください」 すると、まるでプロの作家が書いたかのように、美しくまとまった文章が返ってきた。 一息ついたそのとき、ふと一つの記憶が顔を出した。 ——そういえば...
ドイツ周遊10日間の旅に出かけました。 ドイツは地球環境問題に対する対応が素晴らしい国です。 さて、トイレに行くと手洗い用の水道で、上からボタンを押すとしばらく水が流れ、その後自動で止まるものがありますね。 しかし、止まるのが早すぎるものもあれば、なかなか止まらないものもあります。 ドイツにもそのような水道がありますが、止まるのが非常に遅いのです。全てではありませんが。 一度試してみたとこ...
ドイツ周遊10日間の旅に行きました。ベルリン、ドレスデン、ハイデルベルク、フランクフルトなどを巡りました。 こういった都市で目につくのが、自転車道の整備状況です。きちんと自転車専用の道が確保されています。 Google Geminiによると ドイツは自転車先進国として知られており、整備された自転車道網が全国に広がっています。 とのことです。 市内観光の際、ガイドさんから「自転車道は歩かないように」と度々注...
5月27日から6月5日にかけて、ドイツ周遊10日間の旅行に出かけました。 ドイツのいろいろな都市を巡りましたが、その移動手段はバスでした。 バスの外を眺めていると多くの風車が見えました。風力発電のための風車です。 あちこちにそれも何基もあります。1箇所に十数基あるところもありました。 また、ずらりと太陽光パネルが並んでいるところも見ることができました。 ドイツは再生可能エネルギー発電の導入に積極...
ドイツ周遊10日間の旅に行きました。 旅行は旅行会社のグループツアーです。こういう旅行の時にはトイレがとても気になります。 年を取ったせいもあり、トイレが近くなっています。 そしてグループツアーなので、自分勝手にトイレに行くわけにはいきません。 また、海外では日本のようにトイレがあちこちにあるわけではありません。 ただ、その点は旅行会社がよく考えてくれて、定期的にトイレタイムを設けてくれま...
沖縄地方は昨日、梅雨明けしたそうです。 そして今日、6月21日は夏至です。一年で最も昼の長さが長い日ですね。 ここ沖縄県読谷村の日の出、日の入りの時刻、そして昼と夜の長さをGoogle Geminiに教えてもらいました。今回のデータはすべてGeminiによるものです。 沖縄県読谷村 * 日の出:4:47 * 日の入り:18:45 * 昼の長さ:14時間 * 夜の長さ:10時間 昼の長さと夜の長さが4時間も違うのですね。 5月27日か...
妻は旅行に行った時、壁に飾ることができる記念になるお土産買ってきて、壁に飾っています。今回、ドイツのお土産に何を買おうか、本をながめながらいろいろ考えていました。 添乗員がドイツのキャラクター「アンペルマン」について話していました。 以下はGoogle Geminiによる説明です。 アンペルマンは、ベルリンの信号機のマスコットキャラクターで、ドイツでも人気のお土産の一つです。 アンペルマンは、1969年に...
ドイツ周遊10日間の旅の2日目、5月29日、ローテンブルクに向かうバスの中で添乗員がローテンブルクの名物お菓子、シュネーバルについて話しました。 Google Geminiに説明してもらいます。 シュネーバルはドイツ語で「雪玉」という意味の伝統的なお菓子です。以下、シュネーバルについての詳細をいくつか挙げます。 見た目 こぶし大の丸い形で、表面は凹凸しており、雪玉のように見えます。 味 クッキーのような素朴な味...
ドイツ周遊10日間の旅の8日目、6月4日、フランクフルトまでやってきました。ホテル近くのレストランで夕食をとった後、ホテルにチェックインしました。その後は自由時間です。 翌日はフランクフルト空港から午後に日本に向けて出発するだけなので、ホテルを出るのもゆっくりです。 そこで僕は翌日、ホテル近くにあるゲーテハウスに行こうと妻に提案しました。 ゲーテハウスについて Google Geminiに説明してもらいます。 ...
ドイツ周遊10日間の旅の7日目、6月2日は、グリム童話『ブレーメンの音楽隊』で知られるブレーメンに行きました。 次はGoogle Geminiによる説明です。 ブレーメンは中世にはハンザ同盟の一員として繁栄した商業都市で、ヴェーザー川が流れる岸に位置する歴史地区は、北ドイツ特有のレンガ造りの重厚なゴシック建築と、繊細なルネサンス様式の街並みが美しい街です。また、民話『ブレーメンの音楽隊』の舞台としても有名です。...
ドイツ周遊10日間の旅、第4日目の5月31日はドレスデン観光をしました。 ドレスデンについてGoogle Geminiに説明してもらいました。 ドレスデンは「エルベの真珠」と呼ばれる美しい街並みが特徴です。バロック様式やロココ様式の建築物が多く残っており、第二次世界大戦の空襲で壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、戦後の復興によってその美しさを取り戻しました。 現地ガイドが、世界遺産登録よりも建設が優先されたヴ...
ドイツ周遊10日間の旅の2日目、5月29日はローテンブルクに行きました。 次は Google Geminiによる説明です。 ローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、ドイツ南部のバイエルン州に位置する中世の街です。タウバー川沿いの丘の上にあり、城壁に囲まれた街並みはまるで中世の絵本の中から飛び出したようです。その美しい景観から「中世の宝石箱」とも呼ばれています。 (Geminiによる説明終わり) ヨーロッパの古い都市は...
ドイツ周遊旅行10日間の4日目、5月31日はポツダムのツェツィーリエンホフ宮殿に行きました。 ツェツィーリエンホフ宮殿は、ポツダム会談が行われたことで有名な宮殿です。 ポツダム会談では、ポツダム宣言が発表され、第二次世界大戦後の戦後処理の方向性が示されました。アメリカのトルーマン、イギリスのチャーチル、ソ連のスターリンによって行われたこの会談により、日本はポツダム宣言を受諾し、無条件降伏しました。 ...
ドイツ周遊10日間の旅の7日目、6月2日にケルン大聖堂に行きました。 以下はAIによる説明です。 ケルン大聖堂は、ドイツのケルンにあるゴシック様式の大聖堂です。正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂 (Dom St. Peter und Maria) です。ゴシック様式の建築物としては世界最大であり、ローマ・カトリック教会のミサが行われています。 ケルン大聖堂の南塔展望台までの階段は533段あります。高さは約100メー...
昨日のブログでは、ベルリンでの自由行動の時間にマルクス・エンゲルス像、森鴎外記念館、ヘーゲルの墓のある墓地に行ったことを書きました。 ヨーロッパやアメリカで街を自由に歩いていると感じるのは、通りの名前がきちんと表示されており、角ごとにその表示があることです。これはとても助かります。 マルクス・エンゲルス像のある公園から森鴎外記念館まで歩いて行くには、ウンター・デン・リンデン(Unter den Linden)...
ドイツ周遊10日間の5日目、6月1日は午前中にベルリン市内を観光し、その後は自由行動となりました。 ベルリン大聖堂の前で、僕たちはグループの皆さんと別れました。 その後、妻と二人でベルリン市内の公園、「マルクス・エンゲルス・フォーラム」に行きました。 マルクスとベルリンの関係は深く、1848年にはベルリン革命に参加するためにベルリンに移住しました。 1849年には共産主義者同盟の指導者として活動し、「...
ドイツ周遊旅行10日間の8日目、5月3日にはライン川クルーズが予定されていました。 ローレライの観光をしたり、ランチを楽しんだりするとのことでした。 ホテルを出て、バスはライン川に向かいました。 バスの中で添乗員が悪いニュースがあると言いました。 ライン川の支流であるネッカー川が氾濫しており、ライン川も水位が上昇しているため、クルーズがどうなるかわからなくなったとのことです。 バスはしばらく...
ドイツ周遊の旅に行ってきました。 各地でドイツ料理を食べました。 名物のソーセージの他に、ポークやビーフ料理、ポテト料理、そしてパスタ料理などもありました。 妻は最初の頃から塩辛くて食べられないと言って、かなりの量を残していました。 同じグループの人たちも同じように、塩辛いと言って残す人が多かったです。 妻の薄味にだいぶ慣らされてきた僕ですが、もともとは塩辛いものが大好きなので、特に塩辛...
ドイツ周遊10日間旅行の2日目、5月28日に白亜の名城ノイシュバンシュタイン城を観光しました。 グループのメンバーがトイレに行っている間、手持ち無沙汰で立っていました。 すると、30代くらいの男性が僕に話しかけてきました。 「英語が話せますか?」と聞かれたので、「少しは話せます」と答えると、 「息子があなたのことをヒーローに似ていると言っています。一緒に写真を撮ってもらえませんか」と言われました。 ...
昨日はドイツ旅行の5日目、5月31日にベルリンの壁を見るためにチェックポイント・チャーリーに行ったことを書きました。 そこで、ベルリンの壁を越えるために東ドイツの人々がどのように工夫していたかについて書きました。 それほど東ドイツの人々は国を脱出したかったのです。 経済的にも政治的にも不自由な状態にあったからです。 さて、東ドイツは社会主義の国と言われていました。 社会主義の国といえば、マル...
10月26日からドイツ周遊旅行に10日間行ってきました。 5日目の10月31日、ベルリンの壁を見るためにチェックポイント・チャーリーに行きました。 以下は、生成AI Google Geminiによる説明です。 チェックポイント・チャーリーは、第二次世界大戦後の冷戦期に、ベルリンが東西に分断されていた時代に、東ベルリンと西ベルリンの境界線上に置かれていた国境検問所です。 現在は、チェックポイント・チャーリー跡地が観光...