中国拳法<意拳>を伝える意拳修養拳学舎のブログです。 教室案内も載せてます。
中国拳法<意拳>を伝える意拳修養拳学舎のサイトです。 管理人の武術について思ったこと感じたことも書いている備忘録でもあります。 教室案内も載せてます。
今回は、道新拳論113ということで書いてみたいと思います。 以下 防御 どんな人も、襲撃にあう時、みな本能的に抵抗をすることができる。 防御は、まさに、この種の自然な防衛能力の発展である。 進攻に対して、適当な防護性反応を作り出すことが出来れば、すなわち、実戦中に合理的に防御の技術を運用しなければならない。 伝統の拳法中に、“静をもって動を待つ、後に発して、人を制する”の曲解に対応す…
お約束通り、この資料の訳は引き続き行っていきたいと思います。 今回は、道新拳論112ということで書いてみたいと思います。 以下 拳手は格闘中において、進攻型と防守型に分けることができる。 進攻型の選手の重点は、実戦中の進功回数を追求する。 また防守型の選手は、進攻を重視しないではなく、進攻の成功率を注意するだけである。 背の低い人にとっては、縮こむ式の架式を応用する。 できるだけ、相手…
おはようございます! 渕田です。 さて、先日の練習会で意拳修養拳学舎を閉会したのですけど、ブログはおそらく意拳を学習する人の参考にはなると思うので、残しておくことを考え、お約束していました。 ただ、意拳修養拳学舎の名前をそのまま使っておくのもなんなので、これも公言していた通り、タイトルを変えることにしました。 まだ、あくまで仮なのですけど、<流浪人拳士のつぶやき日記(仮)(旧意拳修養拳学…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 意拳修養拳学舎閉会の練習会でした。 今回は、九州・山口の生徒さん達も来てくださり、なかなかの賑わいになりました。 今回も、単操手、打拳は、生徒さんたちに進行をお任せして、站椿や試力の基本的な考え方から、練習の進め方などを説明していき、総復習的に行っていきました。 最後はグローブ練習で、意拳の両手合一について説明し、その特徴的な動きを練習しても…
今回は、道新拳論111ということで書いてみたいと思います。 以下 防守中は、始終反攻(反撃)する意識を保持しなければならない。 まさに、以上述べたところのようにである。 相手の進攻が強いほど、その防守はますます弱くなる。 ただ、彼の攻撃を脱することがさえできれば、反攻はとても功を奏しやすい。 反攻と快攻はとても多く似たところがある。 反攻は、防御上に快攻を加えたものである。 以…
今回は、道新拳論110ということで書いてみたいと思います。 以下 すでに準備をしているところの敵に対して、強攻をもって突破、あるいは敵の防御体系を粉砕しなければならない。 強攻は功力の抗争、素質の勝負である。 これは、死ぬことを少しも恐れない闘志、果決の判断と高い殺傷の招数を必要とする。 しかし、強攻の時は自己の防御状態の最も低いところであり、敵に乗られやすい。 ゆえに、軽々しく強攻を使…
今回は、道新拳論109ということで書いてみたいと思います。 以下 快攻を発動するには、必ず良好な時機をとらえなければならない。 このようにその不意を突いた進攻は、たびたび、相手の防御を及ばなくさせる。 それは小をもって、大を制する、技巧をもって戦勝する力量の最も有効な手段である。 とても豊富な内容を備えている。 さらに具体的な探討をなす。 以上 今回は、快攻について説明をしてるよう…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、以前から連絡をくださっていた方から、最後に是非見学したいという希望をいただき、最後の見学者として参加していただきました。 単操手、打拳の練習から始まり、当初予定していた内容から、站椿の機能的な説明から、必要なイメージトレーニングなどの説明へと変更して行っていきました。 通しで説明するのも久しぶりだったので、なんだか新鮮に感じましたね。 …
今回は、道新拳論108ということで書いてみたいと思います。 以下 それは、奇計で虚を突くのを用いることになる。 相手の判断の誤りを作り出す。 佯攻は、自己の厳密な防衛を保持する条件下で、実施するものである。 佯攻の背後は、快攻と強攻が、まさに手ぐすね引いて待っている。 一触即発である。 佯攻は、うそで真実を隠すことが出来る。 その運用は、進攻のうその動作とうその神志(知覚と意識)、また…
今回は、道新拳論107ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻は、多種多様なものである。 大体のところは、佯攻(みせかけ)、快攻、強攻と反攻などの基本形式に分けることができる。 それらおのおのは、その特徴と妙用がある。 攻戦中にこれらの形式は、相互に組み合わさり、相互に補い合う。 但し相互の代替えはできない。 佯攻は、通常、進攻の先鋒をなす。 それは、“火力偵察”をすすめるにお…
今回は、道新拳論106ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻の基本打法を出来るだけ多く掌握するほど、その格闘技術はより良くなる。 しかし、幾つかの拳術名家は彼らの実戦活動中に、一二種の進攻方法が主要な武器となる。 但し、その言うことも重んじられない優秀な拳手(使い手?)は全面の技法を掌握しなければならない。 全て自由、全て接触式の実戦中に、主要な進攻は撃法、摔法、拿法と掷法を…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、寒空の中、野外練習となってしまい、申し訳なかったのですが、動いていると余り気にならなくなってきましたね。 今回からは、予告していた通り、今まで私が前に立って進めていた練習を、生徒さんたちに行ってもらうという試みをしてみました。 単操手の練習から入ったのですが、「あれ、もうちょっと説明していたよな?」というところが多々あり、ちょっと一抹の不…
今回は、道新拳論105ということで書いてみたいと思います。 以下 要するに、進攻の質量を高めるには、訓練と実戦中に、努めて進攻を快速、突変、簡捷、准確にさせなければならない。 そして、進攻の奥行きを高めるには、打撃の力量、硬度を強め、接触面を減少し、打撃の部位を明確にする。 我々は、進攻の成功率を保証する基礎上において、とても多く進攻しなければならない。 ただし、決して進攻の高回数を追…
今回は、道新拳論104ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻路線を縮短する。 進攻の突変性表現は、進攻の発起、停止、転向と変換をなし、突然、急激に行わなければならない。 運動の加速度を高めのみならず、同時に動作の無規性に注意しなければならない。 以上の叙述をはっきり、明朗にするため、ここに下のようにまとめる。 有効な進攻回数——進攻回数 進攻成功率==有効率 …
今回は、道新拳論103ということで書いてみたいと思います。 以下 どのように進攻させ、その不意を突けば、敵が推測することが出来ないのであろうか? 一は、攻撃の進行時間の短縮を求める。 二は、進攻の突変勢を高める。 進攻の進行時間は、戦機を発現してから、進攻終了までに費やした時間である。 意は、この少しの時間を短縮するのを欲し、必ず快速に進攻、端的にするべきである。 快速系は、比較的短…
今回は、道新拳論102ということで書いてみたいと思います。 以下 何が、進攻の命中率と有効率を高めるのか? 命中率を高める二つの方法は、 その一、進攻を相手の予想を超えさせる。相手を予測しがたくさせ、変化に間に合わなくさせる。 その二、快速運動中において、進攻の正確性と精確度を高める。 然る後、有効率を高める方法は、できるだけ、比較的大きなエネルギーを、相手のできるだけ薄弱な部位に施す。…
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