猫本と、猫が出てくる物語を中心に、読んだ本をご紹介。
旅先で本がなかった時、ティッシュの箱の裏や化粧品の成分表を熟読してしのいだこともある活字中毒者にして、せかいいちかわいいねこに翻弄される猫好き。なので、活字の合間に猫が登場する物語が大好物です。
猫が出てくる短編もある。マリー・アントワネットの生まれ変わりな猫さんだ。ただ、あんまりなお話なので、気持ちの優しい猫好きさんにはお薦めできないかも。 昭和の香…
超長い海洋SF。著者の写真が載っているんだけど、ものすごく詐欺師っぽい。一見の価値あり! 表情と角度に照明がありえないくらい怪しくて、悪い人ですよという記号を…
特殊な能力を持った一族の「常野物語シリーズ」。東北の農村にある旧家と、そこに迎えられた不思議な家族。20世紀を迎えて、遠くからキナ臭い匂いが届き始めた頃、先触…
なぜだか不思議な世界に迷い込んでしまう女性新聞記者のお話。向こうの世界の登場人物や生活がすべて魅力に満ちあふれている。おしゃまで哲学的で安定した自我を持つ「お…
レイ・ブラッドベリの不朽の名作、『たんぽぽのお酒』の続編だ! 思わず赤ででっかくしてしまうくらい、本屋でみつけた時に興奮した。まさか半年も前に続編が出ていたと…
扱っているのは、2003年末から2005年末まで。吉野家の牛丼販売休止とか、スマトラ沖地震、ライブドア、耐震強度偽装あたりの年代だ。懐かしいような、つい昨日の…
明治維新直前の江戸を舞台にした、神官兄弟のお話。怪異はちょっぴり、ほのぼのとドキドキはたっぷり、ミステリーもどっさりで、なかなかバランスがよくて面白かった。『…
小泉武夫といえば、わたしにとって「くさいものフェチのキュートなセンセイ」。造り酒屋に生まれ育った発酵と醸造の教授というサラブレッドでありながら、わかりやすい文…
ちょっぴりだけど猫の出てくる短編集。ホントにちょっぴりだけで、しかもそんなにいい役じゃないけど、スタージョンが猫を描いてくれただけでうれしい。スタージョンは、…
一癖ある常連が夜な夜な集まるストイックな酒場。ワケアリのマスターに、その娘、そして少年期の記憶がないアルバイトの青年が織り成す、少し不思議で温かいお話。『しゃ…
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