sweet dreams -program simula-
(一)process虫けらどもは塵を望み去世など思わず。水月を見て、なお塵の世を思いたり。其の声のあなかまなるは、其が世のつくりとおぼゆ――。塵の世は離散の国「スピンフォーム」にて――其が時空に於きては、微分構造の数は無限也。其が全エネルギー密度は、臨界密度に等しき曲率零の、而(しこう)して其れは平坦なる……と。意識とさるるは其の階層構造のなかなかなくありて、さるものが宇宙(くに)を語らんと云う。データとメソッドをして言語による統括を――それら複雑たる伝達を――継承と多相とメレオロジー(全体と部分の関係)の共時の構造を――それなるを十六対九の小窓にて見きは……。「吾がプラグマティックはプロトコルに従属す」レトリックは戯れなると、ダイクシスは不味いものなると。「……プロトコルに従属す」記号の命が其の使用なるとせば...sweetdreams-programsimula-
2008/09/08 02:03