chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
《乙女》→イン・ザ・ナーサリー https://blog.goo.ne.jp/23skidoo-a-c/

悦楽はあまりに富んでいるが故に苦痛を渇望する。地獄を不具を、一口にいえば世界を』 あたし渇望してるの

 意識の在処はあらゆる境界で、滲んだ現象の同一性を見いだす事に躍起になってる。  ねえ――  闇の光が照らす宇宙の薔薇の中で、あなたとおかしくなりたいよ。

moyoko
フォロー
住所
江東区
出身
葛飾区
ブログ村参加

2007/12/08

arrow_drop_down
  • non-obvious interface

    非自明な界面нулевоеЗамороженныеглаза.Плоскостьотвлеченностиобрабатываемаянасетчаткепокрошила.Оноисчезло.Онопоявлялосьснова.Былоповторенонескольковремен.И,оноисчезло.Быловполнепропаданием.凍結する眼球。網膜で処理されたアブストラクトの平面は崩壊した。それは消えた。それは再度現われた。数回繰り返された。そして、消えた。それは完全な消失だった。(一)nympha’sdarkpetal黒の階調を敷き詰めた枯山水が四方を被覆する庵(セル)――少女はそこにいた。粗い分解能で対象領域を選択していた。欠落や欠損を自補した。点や線を自補して面を、面を補して...non-obviousinterface

  • ブリコラージュの遠点

    (一)濫觴――天地未だ剖(わか)れず、陰陽(めを)分かれざりしとき渾沌(まろか)れたること鶏子の如くして、溟(くぐも)り牙(きざし)を含めり――――開闢(あめつちひら)く――――渾沌を掻き回す矛――――産まれる国――(二)entropycodingわたしは昼夜も知らず沼のほとりを歩く「おれ」なのだろう。スマトラの勿忘草の花を探しに、沼に飛び込む「おれ」なのだろう。然して、そのまま沼底で骸になって、己の口から伸びた睡蓮を仰ぎ見る「おれ」なのだろう。(三)iterate場に粒子が足掻いている。愚昧が平面に埋もれている。無限の平面に覆われて、無限の誤謬に埋もれている。質量にもがいている。意味の界に足掻いている。定量化している。象形している。指事している。神話に埋もれている。神話が埋もれている。現象的意識に埋もれてい...ブリコラージュの遠点

  • an account of my hut

    一chain(waking)切断(logout)か接続(login)――チョコレートの香水を抱きて、ブランケットの墓の下に溺る。切断(closed)か接続(open)――訪るる覚醒――光(かげ)滲む……。解像度増す視覚対象……現実(うつつ)……視覚風景……意味……断片……現実…………忌(ゆゆ)しき現実……再び……墓にかづき思う……何も思わざるを……かづく……深くかづき考う……何も考えざるを……結果、紛い移ろい果つ――夥(こちた)しマルコフ性の断章。無脳のごとく垂れ流すパターンを、現実の縁(エッジ)が切り裂く。うち出でし不連続の境界――パターン整合せざる其等の切断面より覗く腸(はらわた)や滴(しほた)る体液、延(ひ)いては、其を成す六十兆に亘る最小単位までの、微細なる膜覆う表裏の面(おもて)――其れ等は多様の今と...anaccountofmyhut

  • scarlet

    (一)Actuality漸層の地平非人称の記憶翻訳されて尚曖昧な――色富める者の娘貧しい者の娘二つの礼拝堂で司祭が説くの主の御前で皆平等なんですって――色曖昧な記憶カフカのように取り留めのない――色変数共鳴同定――定量化して逆巻けば重力が膝をつかせて身体中を舐める――業を芽生えた浅い幼いあたしを辱める――分割して中央(まんなか)を取り除いて穢れの杯三月のウサギ世界の表面で――無限に分割して弱者に救いあるわけない捕食に心が――無限に中央を取り除いて汚れた皿の上で堆積した骸の上で業の漸層の地平面で不可分なものに線を引いて――残る無限小の業の端々浄化不能の既在に――曖昧の記憶に――脈動と交錯して断続に聞こえてるのフィリップ・グラスの『inthepenalcolony』――笑えるでしょう?(二)paradiselost...scarlet

  • in the womb

    (一)hollowechoes仮(あからさま)に……己に律性を持つさしし箍様の麗しき世が在りて……其が有す――視うる、視えざる、形定か、其の定かにはなあり物や、察し、測ること叶わざる他の某か……単、群、其等が多階層の造りの中身、外見(けしき)のさながら――種々の有限に、せん妄の見すめる……紛い、真――其の離接、或いは合接――なる無限が撞着と内在したり……而して其は連なる儘に、くにゃくにゃと――丸形、三角形、矩形、伸び、縮し、花の影と込み入りて――位相幾何様の変容にうちいづ。なるとしせば……敷き詰められし幻姿――現象は主たる単位胞の知性ならんや……事象は客(まろうど)の果てならんや……其処に論理と実は連ならんや……。(二)incapablegirl客一人になりしバスの車中にて露伴を読みたる。すずろに見し車窓に映る...inthewomb

  • happy ending in ghost fields

    (一)epilogue高次元データを次元縮約し写像した一つの可能世界。錯視の空間に可視化されたノイズ。――僕或いは君。……無辺際の……幽玄の器の中で恋をしたんだ……多分……おかしな恋を……。(二)7november2008‐bootstrap‐柘榴(ざくろ)を食べたの――。耳を疑った、が……下校途中に立ち寄った書店で、目当ての書籍を物色中の僕に――同じ高校の制服を着た――恐らく初対面である筈のその娘は……唐突に、そして確かに僕に向かってそう言ったんだ……。「え?ああ……柘榴を……君が?は……はは……は……」ぎこちない微笑みと言葉を返す――反射的に。状況が掴めず、薄気味悪かったのだが……その……何しろその娘……可愛かったから。「うん。……あなたの柘榴だよ……。欲しかったんでしょ?ペルセフォネかコレーか……どちらだ...happyendinginghostfields

  • perspective (Ⅰ) - 世塵六抄 -

    Ⅰperistalsisintheconfinement種々の二項間に在ってミクロコスモスは、あらゆるそれらの対立を止揚し、そうして彼の軸が全知と無知の中間に小さく身動(みじろ)ぐと、膨張する閉じた闇の中に愛を解き放った――自分を産み落とした。Ⅱpsalm23(一)perfectcodeそれは文字列の置換編集に似ている。(二)sideeffect自己言及により生成されるエレメント――或いは事象。(三)interlude幕間に日向の水溜で果てた無能。Ⅲpacific(一)wobble思うこともなく、ただ、日暮れの浜辺で波の打ち寄せを、その泡沫を見ていた無垢は。(二)rack波返す夕影は瞳、そして、鳥は空――飛び雲、千切れ雲、やおら仰ぐ。(三)above羽虫のような飛行機の小さく、ゆるゆると可愛く。(四)chast...perspective(Ⅰ)-世塵六抄-

  • spectre / 「あなた」、「あたし」

    神代従生継来者人多國尓波満而味村乃去来者行跡吾戀流君尓之不有者晝波日乃久流留麻弖夜者夜之明流寸食念乍寐宿難尓登阿可思通良久茂長此夜乎宝皇女必然は成するべくして、それが為の対象を要しそして、その対象とは偶発的である必然の内包する偶然あなた、あたし――演算子である必然の為の被演算子無数に波は生まれ、崩壊する位相の相関と干渉と――あなた、あたし遍(あまね)く世に散る、遍く時と散る双対の幻姿此処を成す零ベクトル、固有ベクトル狭間に在る曖昧の演算子とエンティティー掻き乱す摂動項と存在記号の頸木によって得られるフォーミュラ……須(すべから)くお前よ……世界よ…………スキーマが見せる幻の国……愛おしい戯奴(おまえ)…………世界命題足り得る戯奴(あなた)と戯奴(あたし)の論理和「あなた」は今此処に在るまたは、「あたし」は今此処...spectre/「あなた」、「あたし」

  • universal property (1) - LINK -

    局所を見れば、何も彼も不規則の振る舞い……が、大域に見れば、それらは連続していた……有意味であるように……。散逸構造をして……変容を続け……オーダーを形成して行く……。繰り返される……細石(さざれいし)が……巌となり……苔むすとも…………千代に……八千代に……hysteresis1-射(モルフィズム)-大脳皮質……非線形のアナログ性……非同期活動電位……百四十億の非線形性デバイスであるニューロンを介し、百四十億のカオスが互いに結合する――途轍もなく複雑なカオスネットワーク――高次元カオス。そこに分岐現象が生じ、知が発現した……あたしが発現した……。きっとあたしは随分前からここに在って、プロセスの走行可能状態まで待機してた……そして、最小単位のあたしは始まり、最小単位のあたしにとっては外界と思える領域……この環境...universalproperty(1)-LINK-

  • sweet dreams -program simula-

    (一)process虫けらどもは塵を望み去世など思わず。水月を見て、なお塵の世を思いたり。其の声のあなかまなるは、其が世のつくりとおぼゆ――。塵の世は離散の国「スピンフォーム」にて――其が時空に於きては、微分構造の数は無限也。其が全エネルギー密度は、臨界密度に等しき曲率零の、而(しこう)して其れは平坦なる……と。意識とさるるは其の階層構造のなかなかなくありて、さるものが宇宙(くに)を語らんと云う。データとメソッドをして言語による統括を――それら複雑たる伝達を――継承と多相とメレオロジー(全体と部分の関係)の共時の構造を――それなるを十六対九の小窓にて見きは……。「吾がプラグマティックはプロトコルに従属す」レトリックは戯れなると、ダイクシスは不味いものなると。「……プロトコルに従属す」記号の命が其の使用なるとせば...sweetdreams-programsimula-

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、moyokoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
moyokoさん
ブログタイトル
《乙女》→イン・ザ・ナーサリー
フォロー
《乙女》→イン・ザ・ナーサリー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用