畑屋(大淀町)の道『菅笠日記』に紹介される畑屋(大淀町)から壺阪寺(高取町)を歩く 吉野山を立った宣長一行は、六田で吉野川を渡ります。三月十日(旧暦、それ...
畑屋(大淀町)の道『菅笠日記』に紹介される畑屋(大淀町)から壺阪寺(高取町)を歩く 吉野山を立った宣長一行は、六田で吉野川を渡ります。三月十日(旧暦、それ...
『菅笠日記』の講座、三回目は10月16日(月) 本居宣長は43歳の時、明和9年(1772年)3月5日から14日まで、吉野水分神社を訪れる旅をする。ほぼ25...
『菅笠日記』、宣長一行は安倍から香具山へ 吉野への旅、7日目(十一日・西暦4月13日) 本居宣長一行の大和の旅は7日目、岡の里を朝立ち、飛鳥寺、飛鳥の神社...
談山神社で『菅笠日記』の連続講座。吉野街道(旧)と東熊野街道
談山神社で『菅笠日記』の連続講座。吉野街道(旧)と東熊野街道 9月9日(土)、談山神社で『菅笠日記』をお話しする。4回のシリーズで、第一回は8月5日(土)...
卑弥呼とヤマト王権 寺沢薫 『卑弥呼とヤマト王権』寺沢薫著。併せて、「卑弥呼とヤマト王権・・『邪馬台国』論争からの脱却」講演会(2023年7月22日桜井...
市尾宮塚古墳(国指定史跡)高取町市尾 天満神社境内 市尾宮塚古墳を訪れた。常時、施錠されているが、目的を明確にして高取町教育委員会に申請すると、解錠され...
藤原宮跡資料室(奈良文化財研究所)がおもしろい。藤原宮跡を案内するときは、藤原京資料室(橿原市)を見学、大極殿跡を経て、藤原宮跡資料室(奈良文化財研究所)...
『大極殿の誕生 古代天皇の象徴に迫る』 重見泰著 吉川弘文館から2023年4月に刊行された。 平城京跡に大極殿が復原されている。藤原宮跡にも土壇が残り...
巨勢山口神社(御所市古瀬) 巨勢にこだわって考えた。巨勢氏に関する古墳は数多い。巨勢寺という大寺の寺跡も残っている。紀路(きのみち)につながる巨勢の斜交路...
榛原石 榛原・室生・都祁に分布する流紋岩質溶結凝灰岩は、室生安山岩・榛原石と呼ばれる。 柱状節理と板状節理火砕流堆積物は熱を持って堆積する。上面と下面が冷...
寺崎白壁塚古墳 ●大和国古墳墓取調書明治26年3月 野淵龍潜 第470号として記載。丙のランクに指定されている。野淵の古墳ランクは以下の通り。甲 陵とみ...
オーコ8号墳(羽曳野市・飛鳥千塚古墳群)上の太子駅から近つ飛鳥丘陵に、横口式石槨で有名なオーコ8号墳をさがしに上った。道なき山中を彷徨する古墳探しである。...
秋殿南古墳(桜井市浅古字秋殿) 現地説明板「鳥見山南麓の一尾根端に築かれた方墳である。墳丘は一辺24m(奈良県文化財調査報告書39号では26mに)、高さ5...
谷脇古墳 宇陀市大宇陀守道宇黒石モト下927 奈良県指定史跡 現地掲示板標高約400mの尾根上に立地する東西18m、南北15m、高さ1・5mの円墳である。...
御霊神社 落杣神社(五條市黒駒1376)の本殿は奈良県指定文化財
御霊・落杣神社(五條市)を参拝。黒駒古墳を拝見するためのツアーだったが、偶然が重なり、本殿(奈良県指定文化財)の宮垣内での参拝が実現、本殿外陣の木像狛犬も...
落杣神社と御霊神社 阪合部(五條市)の黒駒(くろま)古墳を案内する。古墳は御霊神社・落杣神社の境内に鎮まる。『延喜式』(920年頃)が記すのは落杣神社。...
安楽寺塔婆(御所市稲宿) 「安楽寺高野山真言宗。もと法相宗。本尊、十一面観音。 境内に大日堂といわれる三重塔の初層が残り、桁行三間、梁間三間、一重・宝形造...
『葛と日本人』有岡利幸著 八坂書房 クズをトコトン考えてみる。クズという和名は、とくに良質のクズ根を産する大和・吉野地方の国栖という地名に寄ったという...
新宮山古墳(しんぐうやまこふん 御所市稲宿新宮山745) 古墳の所有者は新宮家(しんぐうけ)の9名の方である。古墳名は所有者に由来するもので、あくまでも...
上宮奥(宇陀市大宇陀)の綱掛上宮奥の綱掛が行われた。 宮奥の綱掛令和5年は1月8日(新年の第一日曜日が恒例)に、綱掛が行われた。綱の調整、祭祀は興隆寺似て...
安楽寺塔婆(御所市稲宿) 「安楽寺 高野山真言宗。もと法相宗。本尊、十一面観音。 境内に大日堂といわれる三重塔の初層が残り、桁行三間、梁間三間、一重・宝...
新宮山古墳(御所市巨勢谷稲宿)に入室する1月から3月にかけて、「大和路再発見バスツアー」を案内する。奈良交通の企画で「古墳石室に入る旅」と称して、奈良県下...
治水神社と千本松原・・・薩摩義士 薩摩義士碑(鹿児島市城山町5-1) 鹿児島に行った。「あれも見たい、ここにも行きたい...
平石峠と高貴寺(大阪府南河内郡河南町平石) 高貴寺を拝観した。山門には「写真撮るよりまずは書け」と掲示があり、「一句出せ」とも書かれている。入山にあたって...
丹切古墳群 奈良県立榛生昇陽高等学校(宇陀市榛原下井足)の敷地内に横穴式石室をもつ古墳が残されている。丹切古墳群34号墳という。昭和42年(1986)の榛...
古代瓦の系譜。藤原宮跡資料室(奈良文化財研究所) 藤原宮資料室、天香具山の麓に建てられており、藤原宮の建設の過程、完成した都のようす、平城京への移転の有様...
かもしかみち 藤森栄一 かもしかみち 私の考古学手帳から深山の奥には今も野獣たちの歩む人知れぬ路がある。ただひたすらに高きへ高きへとそれは人々の知らぬ...
尼寺廃寺・平野瓦窯・平野塚穴古墳・牧野古墳 平野塚穴古墳の被葬者と古代の「片岡」を考えた。 平野古墳群には「武烈天皇」や「顕宗天皇」陵墓が含まれると、地元...
福岡県の方に唐古・鍵遺跡に見てもらうこととなった。唐古・鍵は弥生時代の代表的な遺跡である。しかし、「あくまでも奈良」県のではあるが。福岡ならば板付遺跡があ...
飛鳥の石造物・酒船石遺跡を巡って斉明天皇の時代の石造物には石敷きがあり、そして多くは石英閃緑岩(飛鳥石)で造られている。しかしながらこの石造物の目的、作成...
奈良交通大和路再発見 夏の特別企画!(「さあ始めよう、近鉄グループキャンペーン」にも掲載)です。7月27日(水)と8月10日(水)に真夏の古墳ツアーをご案...
鹿谷寺跡(ろくたんじあと 太子町)と凝灰岩の石切場跡 葛城歴史博物館の「二上山麓を辿る道」に刺激を受けて、鹿谷寺跡(ろくたんじあと 太子町)と岩屋峠の岩屋...
企画展「二上山麓を辿る道」 葛城市歴史博物館(忍海)葛城市歴史博物館は、「二上山麓を辿る道」の企画展を開催している。会期は5月14日から7月10日(日)ま...
飛鳥の立石(奈良県高市郡明日香村飛鳥、岡、上居、祝戸、立部、豊浦) 飛鳥の盆地の周辺に、花崗岩(石英閃緑岩)で造られた長方形の石が立てられている。それを...
唐招提寺の境内と金堂前面の列柱『奈良で学ぶ 寺院建築入門』海野聡著 「日本の寺院の建築様式はさまざまだが、その源流は奈良に見ることができる」という。その歴...
龍王山古墳群(天理市渋谷町他) 清水真一は龍王山古墳群を「死者の谷」と名付けた。松本清張はそれを『火の路』に引用して、その名を全国に知らしめた。 「踏査...
宮古平塚古墳(田原本町宮古)と太鼓台古墳 田原本町は同町宮古で今年の4月に発掘調査を行い、古墳を発見、さまざまな形の埴輪が出土したと公表しました。『大和国...
西峠古墳(下井足) 西峠交差点、南東の山の上に古墳が残されている。西峠古墳という。 榛原町史(1993年)に古墳の概要と保存計画の方向が示されている。現地...
龍王山48号墳(天理市柳本町柿ツ原) 12-C-48(奈良県遺跡地図) 600基を数える龍王山古墳群のうち、前方後円墳はただ一つ。それがこの48号墳であ...
牽牛子塚古墳(高市郡明日香村越字塚御前) ●史跡(国)指定は大正12年(1923)。平成27年(2015)に越塚御門古墳も追加指定され、史跡名が「牽牛子塚...
岩屋山古墳(高市郡明日香村越字岩山) 近鉄吉野線、飛鳥駅のすぐ西側に広く開口する古墳・石室がある。岩屋山式石室と古墳の歴史の基準となる古墳である。精美なそ...
小谷古墳(橿原市鳥屋町小谷) 大王陵クラスの石室をもつ、日本の代表的な終末期古墳である。江戸時代には斉明天皇陵に比定する説(『聖蹟図誌』津久井清影)も流布...
益田岩船(奈良県指定文化財 橿原市白橿8丁目)(指定時は橿原市見瀬町1656) 白樫町5丁目の白樫西集会所の奥から山に登ると300mほどで益田岩船に到着...
沼山古墳(橿原市白橿町8丁目) 沼山古墳は白橿近隣公園内の丘陵頂上に所在する。墳丘は径18m、高さ5.5mの円墳で、南に開口する右片袖の横穴式石室が置かれ...
貝吹山の東山麓に小谷古墳、沼山古墳などの大型古墳が築かれ、巨石遺跡の益田岩船も注目される。この貝吹山が気になる。標高は210m。橿原市では最高峰の山とのこ...
5月14日(土)は、「橿原・飛鳥の古墳に入ろう!」。通常は非公開の驚愕の巨大石室に酔いしれるウォークです。驚愕の橿原・飛鳥の古墳に案内いたします。小谷古墳...
古代の雄・葛城氏の栄華を御所市の古墳でたどる 2022年5月6日(金)御所市(葛城市は忍海の山口千塚古墳に)の室宮山古墳と横穴式石室巡りながら、「葛城氏の...
狛大石古墳(奈良県遺跡地図 15A-0151) 初瀬の町の入り口(初瀬の西側)近くから右の谷へ登る道がある。桜井東中学校を巻く形で登る新道がある。谷川に...
ダケ山を取り巻く宇陀市・桜井市の古墳に入ろう 4/23(土)は「宇陀・桜井の古墳に入ろう!~棚田の里のまだ見ぬ古墳を訪ねて~を案内する。 桜井市の中心部か...
奈良交通の「大和の石室を探訪する」バスツアー、再開です。4月16日(土)は「宇陀市と大和高原の古墳」(和珥氏の力を考えてみよう)5月6日(金)は「古代の雄...
赤阪天王山古墳(桜井市倉橋字赤坂2846) 昭和7年の5月の或る日磯城郡多武峰村大字倉橋の友人西田伊三郎君の案内で同大字出屋敷垣内にある赤阪天王山古墳に...
聖徳太子墓(叡福寺北古墳)太子町太子中宮寺の天寿国繡帳銘と法隆寺釈迦三尊像の光背銘には、太子の没年を推古30年(622)2月22日と刻まれている。法隆寺釈...
橘寺(高市郡明日香村橘 天台宗) 上宮皇院菩提寺という。古い記録には「橘尼寺」の名も見える。聖徳太子創建七ヶ寺のひとつで、天武天皇九年(680)に橘寺の...
室宮山古墳は葛城襲津彦を葬るか 御所市文化財事務所(御所市室102)にて、「宮山古墳 史跡指定100周年記念」企画展が行われている。旧年の12月から始まっ...
「名物ガイドと桜井の古墳に入ろう~テッパン古墳編」。2月27日(日)桜井駅にて午後12時30分から午後5時解散のウォーキング。艸墓古墳、安倍文殊院拝観、文...
嶽山古墳(宇陀市榛原安田) 横口式石槨古墳である。●丘陵南中腹に営まれた径10.7㍍、高さ2.5㍍の円墳で、背後に幅3~4㍍の溝状のくぼ地がめぐっている。...
石上神宮と『物部氏と石上神宮の古代史』 平林章仁先生の『物部氏と石上神宮の古代史』を読んだ。石上神宮の「五由緒」に沿って、ご祭神や奉斎者の物部氏の事を紹介...
「やまとびとツアーズ」の「2022年1月のツアー」 29日。1月29日(土)「名物ガイドと天理の古墳に入ろう!~隠れ美古墳・塚平古墳と和爾、布留の古墳群を...
塚平古墳(天理市岩屋町)からウワナリ古墳、赤土山古墳をめぐる「古墳ツアー」を案内する。岩屋の村を抜けるのだが、「頭に石の笠を乗せた地蔵さま」と、「岩に刻...
赤土山古墳(櫟本町字赤土山2920)天理市櫟本から和邇下神社前を東に抜けると、突き当りが赤土山古墳である。天理市が気合を入れて調査・整備してきた。見学はと...
天理の砂岩 『日本書紀』、斉明天皇2(656)年の条に石上山(天理市の豊田山)の石(天理砂岩)を運ぶために渠を掘ったことが記述されている。時の人々は、「た...
ウワナリ塚古墳(天理市石上町字平尾ウワナリ1089番地) 天理市平尾山にウワナリ塚と石上大塚の二基の前方後円墳が並びたつ。ウワナリ塚古墳は南北に主軸をおき...
粟原森貝(おうばらもりがい)古墳群3号墳双室墳(桜井市大字粟原字森貝)
粟原森貝(おうばらもりがい)古墳群3号墳双室墳(桜井市大字粟原字森貝) 粟原から岩坂に抜ける山道を登ったところの頂上から西へ延びる尾根上に分布する古墳であ...
伊丹宮古墳群(桜井市浅古宇伊丹宮) 鳥見山は奈良盆地の南東部、桜井市に位置する。低山だが盆地南部からは、よく目立つ山塊である。西麓には等彌神社(とみじん...
白山姫神社と送迎(ひるめ)太神宮 伊勢神宮へのおかげ参り、河内と大和の国境の明神山(王寺町)は、その通り道だった。抜け道的な道だったのだろうか。この明神山...
籏尾池 香芝市関屋 『日本書紀』推古15年に、「この年の冬、倭国に高市池・藤原池・片岡池・菅原池を作る」とあり、この片岡池が香芝市の籏尾(はたお)池・...
「続 聖徳太子の足跡 ―遠つ飛鳥と近つ飛鳥―」斑鳩文化財センターの今年の展示会を拝見した。題して「続・聖徳太子の足跡 ―遠つ飛鳥と近つ飛鳥―」 「斑鳩に...
宇陀郡御杖村土屋原 春日神社内のイチョウ 御杖村土屋原のイチョウは「保護樹木」「奈良県により奈良県自然環境条例の規定にもとづき保護樹木が指定されている。奈...
『年輪で読む世界史』築地書館 バレリー・トロエ チンギス・ハーンの戦勝の秘密から失われた海賊の財宝、ローマ帝国の崩壊まで 「年輪年代測定法」は、聞いた...
「安村坂と磐瀬の杜」 JR三郷から龍田大社へ登る道がある。神奈備社の前を通る道である。この道を登ると神社の入口の右側に、小さな社が祀られている。「安村家邸...
池の谷1号古墳(奈良市吐山町)はやま 「池の谷古墳群は、昭和47(1972)年、奈良県立青少年野外活動センターの設置に伴い調査された古墳群である。このため...
大柳生(奈良市)の競馬道一号墳 大柳生、阪原地域には縄文時代、弥生時代を通して多くの遺物が拾得されている。さらに古墳時代の繁栄も注目される。「大柳生地区で...
大川杉(おおかわすぎ 御所市西佐味)奈良県指定天然記念物御所市西佐味(さび)の集落南端にある大川神社跡地にある老木で、胸高周囲6.59m、樹高約24m、枝...
高取町の石造物を案内する。案内するのは、観覚寺の光永寺の人面石で「石」の由来を考えてみた。「顔石」(人頭石)高取観覚寺の光永寺入り口に「顔石」(別称「人頭...
浄称寺を訪ねた。五條市大塔町辻堂である。熊野川のまたぐ国道168号線の夢翔(ゆめかけ)大橋の写真を撮ろうとの「邪心」で伺ったのであるが、慰霊塔を前にして立...
談山神社の社報、「談」94号(令和3年8月15日)の二面に「倉橋溜池、古墳とウォーキング」を書いた。普通の古墳の紹介ではなく、ウォーキングとか、「古墳慰霊...
京都府木津川市兎並(うなみ)の燈明寺跡を訪れた。JR加茂駅からは徒歩10分ほどである。旧境内は鎮守社である御霊神社として維持されているが、寺は廃された。収...
久しぶりに高村薫を読んだ。2016年11月の刊行である。大企業を退職した男の山村での生活が語られる。米つくりを中心として、2010年から2011年8月ま...
亀の瀬の地すべり 竜田道と亀の瀬の地すべりはセットである。竜田越を案内したり、万葉集をテーマに龍田道をお話する機会が、近く予定している。本格的に考えねばな...
地光寺跡 葛城山麓の古代寺院をみてみよう。二上山麓の当麻寺や石光寺などの古代寺院は有名だが、もう少し南の葛城山麓の「地光寺」(跡)に注目したい。 地光...
掖上鑵子塚古墳(御所市柏原鑵子山895他) 御所市街地東南の丘陵中にある前方後円墳である。秋津鴻池病院前から小さな峠(須坂峠)を東に出たところに鎮まる古墳...
室大墓古墳、室宮山古墳とも呼ばれる。全長238㍍の規模をもつ葛城地方最大の前方後円墳。前方部を西に向け、周濠が残されている。前方部、後円部とも三段築成で...
長弓寺 (生駒市上町)6月11日、生駒市の長弓寺の境内に植えられた800株のアジサイは満開だった。陽当たりの良い境内はピークで、陽の当たらない参道はこれ...
御座峰(柏原市)は風神が降臨された聖地とされる。峰は生駒山系が大和川へおちていくところ、最後の稜線に位置している。この御座峰を支点にみると、東に下れば風神...
「龍田に吹く風をよむ!日本遺産・龍田古道を歩く」。6月19日(土)はヤマトびとツアーズのウォーキングを行います。出発は確定しました。晴れた空、龍田に吹き下...
「龍田大社と龍田神社の違いは」とかはよく聞かれる。史実としては明らかになってきているが、龍田大社の端的な言い分を始めに紹介しておこう。「龍田神社(斑鳩町)...
青谷(あおたに)のお地蔵様。大門所地蔵尊・摩崖地蔵尊・庄上地蔵尊 河内堅上駅、柏原市青谷には鎌倉時代のお地蔵さまが祀られていると聞き、拝観してきた。石棺仏...
三郷町の龍田大社、神奈備神社、三室山、磐瀬の杜に対応して、斑鳩町の龍田社の周辺にも神奈備(神南)があり、三室山、車瀬(磐瀬の杜)が言われてきた。 龍田大社...
三郷町の龍田大社、神奈備神社、三室山、磐瀬の杜に対応して、斑鳩町の龍田社の周辺にも神奈備(神南)があり、三室山、車瀬(磐瀬の杜)が言われてきた。 龍田大社...
夫婦塚古墳(葛城市兵家 ひょうげ)は奥が深い 「日本の古来の女尊の意識は、言葉にもあらわれており、『夫婦』と書いても、『メ(女)オト(男)』と読むし、妹背...
峠八幡神社。大阪府橿原市峠495。「江戸時代の亀瀬越奈良街道と雁多尾畑の光徳寺に通ずる道が分岐する場所です。道標には「松谷御堂是ヨリ六丁」と刻まれ,柘榴樹...
龍田越の道、磐瀬の杜の事だが、先ずは本居宣長から始める。本居宣長は飛鳥の雷丘辺りにて、「いわせの森などといひしも。このわたりなりけんかし。」と磐瀬の杜は飛...
本居宣長(菅笠日記)は、1972年に檜前を訪れ、於美阿志神社を拝した。 檜前の村の外れに於美阿志神社は鎮座する。静かなたたずまいの神社であるが、こちらには...
『菅笠日記』にこだわって、高取を歩いてみた。 本居宣長の一行は、壺阪寺を出て、「谷の道を十町ばかりくだり行て。清水谷といふ里にいづ。此里は。国中よりあしは...
15年前、奈良に移り住んだ。「じっくり見たいな」と思っていたものの一つは酒船石だった。あまりにも怪しげでなかなか書く機会がなかったが、一度は考えてみようと...
平群町には71基の古墳が残されている。それ以外にも可能性がある古墳状隆起は32ヵ所、確認されている。これ以外にも、消滅したり、削平・埋没している古墳の存在...
烏土塚古墳(うどづかこふん)は、平群町春日丘(旧大字は西之宮)の横穴式石室を有する前方後円墳で、国の史跡に指定されている。 竜田川の西岸、南北方向の独立丘...
平群谷のツボリ山古墳(つぼりやまこふん)。生駒郡平群町富貴1086番地 ツボリ山古墳の説明板を紹介する。県指定 史跡ツボリ山古墳 昭和48年3月15日 ...
奥ノ芝一号、二号墳(宇陀市榛原福地 現在はひのき坂一丁目・県の史跡) 磚槨(せんかく)式石室である。磚槨墓とは中国の後漢から六朝、百済で用いられたレンガ(...
花の長谷寺舞台造りと登廊 奈良まほろばソムリエの会は、毎日新聞の奈良版に週一回、木曜日にコラムを提供している。今年度のテーマは、会が発行した『奈良まほろば...
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畑屋(大淀町)の道『菅笠日記』に紹介される畑屋(大淀町)から壺阪寺(高取町)を歩く 吉野山を立った宣長一行は、六田で吉野川を渡ります。三月十日(旧暦、それ...
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卑弥呼とヤマト王権 寺沢薫 『卑弥呼とヤマト王権』寺沢薫著。併せて、「卑弥呼とヤマト王権・・『邪馬台国』論争からの脱却」講演会(2023年7月22日桜井...
市尾宮塚古墳(国指定史跡)高取町市尾 天満神社境内 市尾宮塚古墳を訪れた。常時、施錠されているが、目的を明確にして高取町教育委員会に申請すると、解錠され...
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『大極殿の誕生 古代天皇の象徴に迫る』 重見泰著 吉川弘文館から2023年4月に刊行された。 平城京跡に大極殿が復原されている。藤原宮跡にも土壇が残り...
巨勢山口神社(御所市古瀬) 巨勢にこだわって考えた。巨勢氏に関する古墳は数多い。巨勢寺という大寺の寺跡も残っている。紀路(きのみち)につながる巨勢の斜交路...
榛原石 榛原・室生・都祁に分布する流紋岩質溶結凝灰岩は、室生安山岩・榛原石と呼ばれる。 柱状節理と板状節理火砕流堆積物は熱を持って堆積する。上面と下面が冷...
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秋殿南古墳(桜井市浅古字秋殿) 現地説明板「鳥見山南麓の一尾根端に築かれた方墳である。墳丘は一辺24m(奈良県文化財調査報告書39号では26mに)、高さ5...
谷脇古墳 宇陀市大宇陀守道宇黒石モト下927 奈良県指定史跡 現地掲示板標高約400mの尾根上に立地する東西18m、南北15m、高さ1・5mの円墳である。...
御霊・落杣神社(五條市)を参拝。黒駒古墳を拝見するためのツアーだったが、偶然が重なり、本殿(奈良県指定文化財)の宮垣内での参拝が実現、本殿外陣の木像狛犬も...
落杣神社と御霊神社 阪合部(五條市)の黒駒(くろま)古墳を案内する。古墳は御霊神社・落杣神社の境内に鎮まる。『延喜式』(920年頃)が記すのは落杣神社。...
安楽寺塔婆(御所市稲宿) 「安楽寺高野山真言宗。もと法相宗。本尊、十一面観音。 境内に大日堂といわれる三重塔の初層が残り、桁行三間、梁間三間、一重・宝形造...
『葛と日本人』有岡利幸著 八坂書房 クズをトコトン考えてみる。クズという和名は、とくに良質のクズ根を産する大和・吉野地方の国栖という地名に寄ったという...
新宮山古墳(しんぐうやまこふん 御所市稲宿新宮山745) 古墳の所有者は新宮家(しんぐうけ)の9名の方である。古墳名は所有者に由来するもので、あくまでも...
上宮奥(宇陀市大宇陀)の綱掛上宮奥の綱掛が行われた。 宮奥の綱掛令和5年は1月8日(新年の第一日曜日が恒例)に、綱掛が行われた。綱の調整、祭祀は興隆寺似て...
オーコ8号墳(羽曳野市・飛鳥千塚古墳群)上の太子駅から近つ飛鳥丘陵に、横口式石槨で有名なオーコ8号墳をさがしに上った。道なき山中を彷徨する古墳探しである。...
秋殿南古墳(桜井市浅古字秋殿) 現地説明板「鳥見山南麓の一尾根端に築かれた方墳である。墳丘は一辺24m(奈良県文化財調査報告書39号では26mに)、高さ5...
谷脇古墳 宇陀市大宇陀守道宇黒石モト下927 奈良県指定史跡 現地掲示板標高約400mの尾根上に立地する東西18m、南北15m、高さ1・5mの円墳である。...
御霊・落杣神社(五條市)を参拝。黒駒古墳を拝見するためのツアーだったが、偶然が重なり、本殿(奈良県指定文化財)の宮垣内での参拝が実現、本殿外陣の木像狛犬も...
落杣神社と御霊神社 阪合部(五條市)の黒駒(くろま)古墳を案内する。古墳は御霊神社・落杣神社の境内に鎮まる。『延喜式』(920年頃)が記すのは落杣神社。...
安楽寺塔婆(御所市稲宿) 「安楽寺高野山真言宗。もと法相宗。本尊、十一面観音。 境内に大日堂といわれる三重塔の初層が残り、桁行三間、梁間三間、一重・宝形造...
『葛と日本人』有岡利幸著 八坂書房 クズをトコトン考えてみる。クズという和名は、とくに良質のクズ根を産する大和・吉野地方の国栖という地名に寄ったという...
新宮山古墳(しんぐうやまこふん 御所市稲宿新宮山745) 古墳の所有者は新宮家(しんぐうけ)の9名の方である。古墳名は所有者に由来するもので、あくまでも...
上宮奥(宇陀市大宇陀)の綱掛上宮奥の綱掛が行われた。 宮奥の綱掛令和5年は1月8日(新年の第一日曜日が恒例)に、綱掛が行われた。綱の調整、祭祀は興隆寺似て...
安楽寺塔婆(御所市稲宿) 「安楽寺 高野山真言宗。もと法相宗。本尊、十一面観音。 境内に大日堂といわれる三重塔の初層が残り、桁行三間、梁間三間、一重・宝...
新宮山古墳(御所市巨勢谷稲宿)に入室する1月から3月にかけて、「大和路再発見バスツアー」を案内する。奈良交通の企画で「古墳石室に入る旅」と称して、奈良県下...
治水神社と千本松原・・・薩摩義士 薩摩義士碑(鹿児島市城山町5-1) 鹿児島に行った。「あれも見たい、ここにも行きたい...
平石峠と高貴寺(大阪府南河内郡河南町平石) 高貴寺を拝観した。山門には「写真撮るよりまずは書け」と掲示があり、「一句出せ」とも書かれている。入山にあたって...
丹切古墳群 奈良県立榛生昇陽高等学校(宇陀市榛原下井足)の敷地内に横穴式石室をもつ古墳が残されている。丹切古墳群34号墳という。昭和42年(1986)の榛...