土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料で露地栽培を実践するわが家を紹介します。
食の安全はもちろんのこと、スローフードや食育の分野でいつも試行錯誤を繰り返しています。特にブログは更新頻度を多くして、多くの人たちに「農業」と「食」に関心を持ってもらいたいと思っています。ご意見・ご感想は大歓迎です。皆さんからのコメントをお待ちしています。
今朝の畑。やっぱり今年は暖かいんだなぁ。1月に蒔いた小松菜、水菜、ルッコラ、蕪が予想以上に早く育ってます。この早さは例年の5月頃と同じです。お陰さまで、収穫予定が狂ってしまいました😀😃予定が狂ってしまった
チビッチョ野菜トリオ。左から春菊、水菜、小松菜です。早採りと言われれば早採りかもしれませんが、ただの早採りではありませんよ。ちっちゃいけれど骨太で味と香りはハウス等の施設栽培では出せない出来です。小さくても一つ一つ収穫しますから手間が掛かります。小さいと言っても袋詰めは重量ベースでしていますので、例えば100g詰めるとするとその分収穫量は増えます(普通の大きさらな10本でするところが仮に一本が1gなら100本必要になります)。それでも一番美味しいタイミングでお届けしたい一心でチビッチョにこだわってます。大味になりがちな出来すぎのような大きさになったものを好む人が結構いらっしゃるのは知っています。でも大味で香りも薄れている育ちきったものより、育ち盛りの勢いのあるものを食べて欲しいんですよね。これじゃ売れないよって...唯一無二の野菜
タマネギ。育っているのかどうか判らないくらいゆっくり育ってます。定植した時と比べると大きくなってはいますが、まだタマネギの体をなしていません。焦らずゆっくり。あくまでも気候にあわせたマイペースな生育。それでも6月になるとちゃんと立派なタマネギになって収穫出来ます。焦ることない。自分は自分だ。周りを見て焦って何になる?なんかそんなことをタマネギから教えられているような気がします。自分は自分だ。
栽培技術の向上を常に目指す。無農薬の自然農法だから、虫食いは仕方ない。無肥料の自然農法だから、小さいのは仕方ない。自然農法だから、・・・。これって全部甘えだと思うんです。店頭で見かける「有機野菜コーナー」や「地場産コーナー」が自体がもしかしたら甘えの温床になっているのかもしれません。自然農法、有機栽培、慣行農法。たとえどのような栽培法であっとしても、見た目が良く食べたら美味しくて笑顔がこぼれるような作物を作らないと本当はいけないのだと思います。実際にこれをするには、どんな農法であっても技術が必要です。頭でっかちな理屈じゃない栽培のノウハウです。マニュアルに書けないノウハウです。今日は1日かけて近隣の特色あるお店を6件回って市場調査をしてきました。そこで見た自然農法、有機農法、慣行農法の野菜は自己主張している“完...常に上を目指す❗
保存中のタマネギから立派な茎が❗触って見るとまだ硬いので問題なく食べられそうです。タマネギとしてだけじゃなく、これなら長ネギとしても食べられそうです。😅タマネギと長ネギ
食品ロス。賞味期限や消費期限の切れた商品としての食品の廃棄や食べ残しに注目が集まっていますが、収穫したての作物にもロスがあります。ロスが起こる理由として、①食害や色味が悪い②規格に合わない③豊作等で供給過多による価格暴落以上の3つがあると思います。うちの場合、①は仕方ないとして、②と③が理由となる廃棄処分はありません。作物は同じタイミングで種を蒔いても、生長に差が出ることがあります。同じ作物でもそれぞれに個体差がありますから、育ちの大小は致し方ないんです。写真の小松菜は大小バラバラの無選別で袋にいれてあります。このようなパックの仕方をなぜか生産者はしませんし、まして店頭で見ることはほとんどないと思います。それではなぜしないのか?理由は明確です。売れないからです。見た目の良い大きさの揃ったものを求める傾向が強いこ...食品ロスは畑から始まっている。
lamiumamplexicauleホトケノザ。畑のあちこちで花を咲かせています。これが生えて来ると言うことは、土は弱酸性~中性であると推定できます。このように生えてくる雑草によって土壌チェックが簡単に出来ます。これも緑肥にします。
ほうれん草と小松菜。今日までの一週間は日中だけトンネルを開けて換気をしながら自然環境に慣らして来ましたが、今日からはトンネルを外し自然環境下での完全な露地栽培に切り替えました。これから収穫まではトンネルの中で穏やかだった環境から気温や天気の変化をじかに受ける露地でひ弱な体を強靭な体に変えて行きます。体質改善。
良いことも悪いことも正直にお見せします。トンネルの中で、一夜にして虫にやられました。まだまだ素人だな。と、独り言をこぼしてしまった朝です。ここは前作(チンゲン菜)も虫に悩まされた所です。この暖かさで土の中にあった卵が孵化したんだろうと思います。まだまだだな。
片付け。収穫が終わった所から、順次春の作付け準備を進めています。ここは先週で小松菜の収穫を終えた所です。トンネルパイプを外して左側の収穫が終わったらまとめて耕します。出来ることから
「小松菜激ウマです😁👍」これは日々色々な食材に接している、料理のプロから先ほどいただいたメッセージです。育て上げた作物には当然自信を持っています。でも時々それが自己満足かもしれないと思うことも正直なところあります。だから色々な食材を扱うその世界のプロからこのようなお誉めの言葉をいただくと、ああ自己満じゃなくて本当に自信を持って良いんだなってホッとするんです。すごく励みになる一言。
大きくなりすぎた小松菜。大きさは後ろのコンテナから想像してください❗ほっとくとこうなる。
図体はちっちゃいけど、肉厚の葉。味はしっかり小松菜してます。大きさはスーパー等で売っている小松菜の約1/5位ですが、香りと味はそれの5倍!露地で寒気に曝された本当の寒じめの小松菜です。葉っぱがクチャクチャっとなっているチジミ小松菜とはまったくの別物です。本物。
今朝は氷点下5℃まで冷え込みました。でも、まだまだちっちゃいルッコラは無事です。冷え込みに負けず。
春菊の新芽。茎は細く短くてとにかくちっちゃいです。小さいから包丁を入れることなくそのまま使えます。鍋料理は勿論ですが、新芽ゆえに柔らかいのでサラダにでもOKです。でも最大の魅力は小さいくせに香りがすごく良いことです。ちっちゃいけど存在感あり。
今日は立春。芽吹く
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