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ミステリーな森の生活 https://blog.goo.ne.jp/thomaz_2007

ミステリー(主に洋書)を読む楽しみを伝えたく思います。英語学習、洋画レビューもあります。

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2007/08/26

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  • NOTHING VENTURED(JEFFREY ARCHER)

    JEFFREYARCHERの最近の作品(2019年)、NOTHINGVENTUREDを読んだ。とても、80歳近い作者のものとは思えない作品だった。新しい主人公、WILIAMWarwickの物語だ。父は、悪いやつらを弁護するしたたかな弁護士で、姉もあとをついでいる。主人公は、悪い奴らを捕まえる刑事になるのが夢なのだ。なぜか、西洋絵画の歴史を学んだのち、巡査になるが、試験もトップで通るくらい優秀なのだ。今回、絵画に詳しいところから、絵画盗難事件などを扱う部署に配属される。ややこしいのは、一件の事件だけでなく、複数の事件に関わるので、目が回ってしまう。また、恋愛も絡んでくる。ジェフリー・アーチャーは、絵画にも詳しいらしい。その知識が随所に出てくる。また、法廷シーンも、二つの事件が、並行して描かれるという忙しさだ...NOTHINGVENTURED(JEFFREYARCHER)

  • 手塚治虫の山

    本屋の山関係の書籍の棚に、一冊の漫画が置いてあり、以前から気になっていた。今回、購入して、読んでみた。10篇からなる山に関連した短編の漫画集なのだが、一編のみ、ブラックジャックがあった。少年サンデーやジャンプなどに一話完結で1959年から1982年に掲載されたもののようだ。40年~60年前の作品とは思えない質の高さを感じた。山登りに関するのは、最初の「魔の山」だけだが、他の作品も、何等かの形で、山と関わっている。子供の頃、手塚治虫の初めて作品との出会いは、おそらく貸本屋で読んだ「0マン」か、テレビの鉄腕アトムだと思うが、その質の高さに驚くばかりだ。手塚治虫の山

  • 風かおる(葉室麟)

    葉室麟の「風かおる」を読んだ。2017年、葉室麟が、亡くなる2年ほど前の作品だ。「妻敵討ち」の旅から帰った養父は、死病に侵されながら妻敵討ちをさとした誰かと果し合いをするという。何とか、思いとどまらることができないかと鍼灸医の娘は、思い悩む。何やら、今までの葉室麟とちょっと違った話のように思えた。後半までは、謎解きに近い形で、延々と続く。なぜ、誰と果し合いをするというのだ。しかし、後半になると一変する。謎が解け始めると同時に、人間の醜さやうす汚さが全面に出くるのだ。そして、最後がなかなか良い。風がかおるように生きなければ。というのが、葉室麟の残したかった言葉なのだろう。風かおる(葉室麟)

  • LATER(STEPHEN KING)

    STEPHENKINGのLATERを読んでみた。STEPHENKINGのホラーものは、長いが、この作品は、248ページと、比較的、短いので選んでみた。主人公の少年は、死者の幽霊と話すことができた。そのため、亡くなった爆弾魔が、最後に仕組んだ爆弾の場所を、幽霊から聞き出すため、母のレズ友の女警官が、主人公を連れまわす。ちょっと、少年少女もののホラーかと思わせる設定なのだが、そうとばかりは言えない展開となる。この作品も、やはり、意外性のある作品だった。LATER(STEPHENKING)

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