chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 天神の梅は紅白まだつぼみ(三芳野神社)

    あちこちから、今年は梅が早く咲いたという情報が入って来る。ついでがあったので、三芳野神社に寄ってみた。社殿の反対側、塀の近くに紅白の梅が並ぶが、全く咲いていない。左の木は、日陰で真っ黒で、枯れているようにも見える。社殿の前には、お参りする人がいた。その人はお参りを終えてから、絵馬の前で少し立ち止まった。絵馬には、合格祈願などが書かれている。鳥居側の社務所の前に、小さな人だかりが出来ていた。外国からの観光客と思われる2人つれもいる。その人達がいなくなった跡を見ると、色々なものが置かれている。もちろん、おみくじもある。掲示物も多く、左上には「初雁公園基本計画鳥瞰図」があった。図の一番上に、三芳野神社が画かれている。参道途中の梅も、まだ咲いていたなかった。参道入口両側の梅もまだつぼみしか見えない。右側のつぼみが...天神の梅は紅白まだつぼみ(三芳野神社)

  • 句碑なれど全部は読めずややさびし(柳沢東丁の句碑・喜多院)

    喜多院五百羅漢の東側には、石碑が並ぶ。その端に変った形の石があり、何か文字が彫られている。普通は表面を平に削り、そこに文字を彫るが、これは自然石のままである。上の方は読めるが、下の方は良く分からない。「川越の文化財第66号川越の文学碑めぐり(一)」によると秋風や直なるゆえに道さびし東丁の句が刻まれているらしい。これを知った後で見ても、やはり石碑の文字は読みにくい。書は、俳人山口青邨だとも書いてある。東明寺に大野一水の句碑があるが、その裏の碑文によれば、一水は東丁に師事したことがあるそうだ。石碑の端の方に、小さな字で何か彫られているが、これもかなり読みにくい。石碑の裏に廻ってみても、岩そのものがあるだけである。折角の句碑なので、なにか句が分かるものが欲しい。句碑なれど全部は読めずややさびし(柳沢東丁の句碑・喜多院)

  • 土砂土嚢なくて円管軽くなり(新河岸川・新琵琶橋)

    年明けの新琵琶橋は、当然ながら年末とほぼ同じだった。杭に挟まれた2本の円管の上には、土嚢や砂利があり平になっている。左側には、鉄板のスロープがある。それから2週間後、すぐ下流の琵琶橋から見ると様子が変っていた。円管の上にあった土嚢や土砂が撤去されている。跨道橋のスロープから見ると、右岸には重機があり、アームを川の上に出している。岸から円管に続いていた鉄板のスロープがなく、柵を支えていた赤い枠もななりく、底の土嚢が見える。端の方に梯子が1つ置いてある。円管の上はなにもなく、少し残った土砂の下に円管が透けて見える。左岸の方も、杭を支えていた赤い枠がなく底が見える。円管の上を平にし、これから工事はどう進むか期待していたが、こうなるとは意外だった。円管が残っている他は、工事再開前とほとんど同じになってしまったよう...土砂土嚢なくて円管軽くなり(新河岸川・新琵琶橋)

  • 主なき庭の柿には鳥の群れ(仙波町)

    ミカンの花が咲いていたころ、近所の柿の木に実はほとんど残っていなかった。ところが、以前見た空家の柿の木には、まだ多くの実がなっていた。そして、鳥たちの鳴き声が聞こえる。柿の実は南側に多く、北側にはあまり残っていない。その枝には、黒っぽい鳥が何羽かとまっている。動き廻っているので分かりにくいが、5、6羽かそれ以上だろう。私が立ち止まっているので、警戒してか盛んに鳴きかわしている。ムクドリのようだが、そのそばの枝には、すでに食べられた後の柿が残っている。そのうち、何羽か警戒して飛び去ったが、残った鳥は警戒しながらも柿を食べ続けていた。この時から2週間ほどたつので、あの柿も食べつくされたかも知れない。主なき庭の柿には鳥の群れ(仙波町)

  • ひこばえにトゲはあれども弱々し(国道16号沿い)

    国道16号の歩道を歩き、浅間神社前まで来ると、歩道に沿った細長い土地のオシロイバナなどは枯れていた。去年伐られたオレンジの切株も、見えるようになっていた。一見3本の木が並んでいるように見えたが、一番手前には2本の木が生えていた。道路側の切株にはひこばえがないように見えたが、よく見ると色の濃い固さそうなものがある。歩道側の切株には2ヶ所に生え、一方はかなり大きくなっていて、他方の2倍以上ある。中央の木のひこばえは小さく、幹から横に出たところにある。一番奥の切株は道路に近い方にある。これも一見すると、ひこばえがないように見えた。しかし、道路側から見ると、ひこばえがあった。まだ短く、色も淡い。その左のほうにもあり、こちらは葉がなくトゲばかりが目立つ。伐られた時期から考えると、もっと成長しているはずだが、途中でむ...ひこばえにトゲはあれども弱々し(国道16号沿い)

  • 年越してミカンの花は数を増し(国道16号沿い)

    国道16号の歩道沿いにあるオレンジは、年明けには色づいていた。上の方の実も、朝陽を浴びてきれいに見える。後に廻って見ても、となりのミカンとそん色ない。ミカンの木を見て驚いた。以前は、1ヶ所だった白い花の数が増えている。一番下の花は、前に見たのと同じように咲いている。新しい花は、その上の方にある。一ヶ所の花は少ないが、広い範囲に咲いている。ヒメツルソバが霜げるほどの寒さを経験したはずなのに、なぜか花が増えている。これは例年のことなのか、今年だけなのか、よく分からない。年越してミカンの花は数を増し(国道16号沿い)

  • 細道に蝋梅咲きて陽の光(川越工業近く)

    5日ほど前、西小仙波の十月桜は、雲をバックにしたためか花が目立たないが、まだ咲いていた。細道のヒメツルソバは、まだ復活の兆しは見えないなと思って歩いていると、すぐ先にあるロウバイが咲いていた。ほんの1週間前は、咲いているのに気付かなかったが、いつの間に満開になっていた。近づいてみると、どこを撮るか迷うほどよく咲いている。青空をバックに撮れなかったが、花がまとまっている枝があった。その直ぐそばの枝には、蕾だけがついている。いまごろは、蕾も開いてもっと良くさいているだろう。毎年見ているロウバイだが、今年もきれいに咲いて、通る人を楽しませている。細道に蝋梅咲きて陽の光(川越工業近く)

  • 逆光に天昇る龍ジャンボ絵馬(川越八幡宮)

    今年はまだ、川越八幡宮の大絵馬を見てなかったので行ってみた。参道を抜けて右側を見たが、いつもの場所には絵馬がなかった。あれと思って前方を見ると、駐車場の奥にあった。絵馬の前には車が並び、あいにく絵馬の前にも停まっている。右下が車に隠れ、全体を撮ることが出来ない。全体を撮ろうとすると、かなり斜めになってしまう。しかたがないので、翌日また行ってみると運よく車がなく、全体を撮ることができた。絵馬を作成したのは、「川越市立川越第一中学校美術・文化総合部」とある。中央に昇り龍が画かれている。左手を見ると、舞殿と思われる建物に赤い文字が見えた。大きく「和」と書かれ、右側に「令和六年川越希望の一字」とある。左には「川越女子書道部」と書かれている。社殿の左側にも絵馬が掛けられていた。東洋大学陸上競技部が、箱根駅伝の必勝祈...逆光に天昇る龍ジャンボ絵馬(川越八幡宮)

  • 参道に色とりどりの鉢ならぶ/花手水いや果物手水(川越八幡宮)

    川越八幡宮の参道に入ると、ホースを持って水を撒いている男性がいた。参道の右側には、手前は竹筒、その先は壺などの色の奇麗なものが浮かんでいる。花手水かなと思って近づいて見ると、違っていた。花は少しあるが、オレンジなどの果物が壺一杯に浮んでいた。その先も色や形の違う壺に、花とオレンジが浮んでいる。その先は赤い小さな鉢と、変った形の壺と、台付きの大きな鉢が二つ。大きな鉢には、小粒のオレンジだけが一杯入れてあった。浮ぶというより、水中に沈んでいるように見える。その先は浅い鉢などに、オレンジと松葉が添えてある。その中に見覚えのあるものがあった。とげとげの風船のようなものが、3ヶ所とも置いてある。近所の畑で生っているところを見た、あのフウセントウワタである。こんな使われ方もされると、初めて知った。その先も色々な形の容...参道に色とりどりの鉢ならぶ/花手水いや果物手水(川越八幡宮)

  • 実のような苞葉落ちて実は別に(芭蕉・川越駅東口図書館そば)

    川越駅東口図書館の近くを歩いていると、駐車場に黄色ぽいものが落ちていた。大きな皮のようなものと、小さな細長いものが散らばっている。塀のそばに2本のバショウがあり、そこから落ちてきたらしい。奥の木には黄褐色の苞葉があり、1枚がいまにも落ちそうになっている。しかし、場所が離れているので、駐車場に落ちたのはそこからではない。手前の木にも苞葉がある。まだ剥けたばかりのようなので、この苞葉と花のようだ。苞葉は固く閉じているが、上の方に花の一部が残っている。この苞葉の中にも、まだ花があるはずだ。その先に青いバナナのような実が、びっしりとついている。バナナにしか見えないが、味は悪いらしい。以前、八幡宮近くのお宅にもバショウの花が咲き、塀の外に出ていたが、今年は見られない。実のような苞葉落ちて実は別に(芭蕉・川越駅東口図書館そば)

  • 萩刈られ石碑の並ぶ冬の寺(喜多院)

    喜多院の五百羅漢入口に売店があり、その裏に東屋がある。その先、五百羅漢の西側は小さな庭になり、石碑が並ぶ。その周囲には萩があるが、冬になると刈り取られてしまう。萩の生えていたところは、庭の土だけになり、奥の松の根本もよく見える。萩はほぼ地面と同じところで刈り取られている。少し奥にある「歌塚」の周囲には、他の植木だけが残っている。芭蕉句碑とその後の石碑も、全体が良く見える。端の自然石の句碑も、その異様な姿を表している。反対側から石碑の並びを見ると、こんな感じになる。石碑の並びの先に石柱がある。その石柱のそばに、どこにあったものか分からない水盤が置かれている。水盤には雨水が溜まり、萩のものと思われる黄葉が全面に浮いていた。それから1週間後にまた寄ってみると、水盤の水は凍り、落葉が閉じ込められていた。萩は毎年こ...萩刈られ石碑の並ぶ冬の寺(喜多院)

  • バスを降り歩くが早し初大師(喜多院)

    1月6日、喜多院へ向う車の列は、新河岸川の琵琶橋の方から続いていた。坂の手前の五差路に信号機があるが、それが青になっても動かない。坂を上り少し行くと、車列の中に東武の路線バスがあった。バスの前の車が先へ進んだが、バスはそのままである。バスからは、次々と乗客が降りて来る。降りた人たちは、歩いて喜多院へ向う。たしかに歩いたほうが、はるかに早い。車列は山門前まで続き、そこから右へ曲って駐車場へ入る。その手前で左から来る車もあって、混雑している。山門は暮れと同じ様子だが、バスを降りた人たちだろうか、門へ入って行く。山門を潜ると、参道の両側には、食べ物を売る露店が並んでいる。その並びに、お面を売る店があった。お祭りでは定番のお店だが、お面の種類は新旧色々である。境内の中心部は多くの人が行き交っている。慈眼堂下の熊手...バスを降り歩くが早し初大師(喜多院)

  • 場所によりヒメツルソバも寒さ負け(川越工業近く)

    川越駅から続くバス通り、バス停そばの石造りの塀の下にヒメツルソバが咲いていた。塀と縁石のすき間に生えているようだ。帯状に生えていて、全体に良く花が咲いている。よく見ると、白い花と少しピンクの花が混ざって咲いている。少し離れて、門の直ぐ脇にも咲いている。ここは、道の反対側に大きな建物はなく、一日中陽が当たっている。同じ日、川越工業脇の細道のヒメツルソバを見ると、以前と大分様子が違う。縁石に沿って陽の当っている所は、花が咲いているように見えない。一番端は、奥の方は咲いているが、手前はベタとしている。その先は、植木の下の日陰に花はあるが、陽当りの良い所は枯れているように見える。近づいて見ると、木の下には以前と同様多くの花がある。一方、手前は花はあるようだが、茎も葉も萎れている。植木がない玄関下の所は、壁下に花は...場所によりヒメツルソバも寒さ負け(川越工業近く)

  • 桜咲きボタンクサギは寒さ枯れ(西小仙波)

    12月の下旬、西小仙波の十月桜は、依然として見ごろだった。この分なら、近くのボタンクサギもよく咲いているだろうと思った。しかし、その予想ははずれ、ボタンクサギの葉は萎れていた。大きな葉はみな、だらりと垂れ下がっている。花も鮮やかな薄紫ではなく、3ヶ所ともくすんだ紫になっている。花びらはないか、萎れて変色し、めしべだけが残っている。蕾も少し残っているようだが、咲きそうな感じではない。日陰になっていたる一番左の花は、全体が萎れ、塊りのようになっている。この場所は、南側に高い木、西側に建物があり、陽当りが良くない。少し前の強い寒波で、花も葉もやられてしまったようだ。暖かい日が続き、いきなり寒くなった。もっと早く咲いていれば、こんなことにならなかったかも知れない。桜咲きボタンクサギは寒さ枯れ(西小仙波)

  • だるまさん目を白黒と初大師(喜多院・準備中)

    30日の喜多院山門は、門松もあり初詣の準備は終っていた。門の奥の境内には、露店などが見える。山門を潜ると、参道の両側に露店が並んでいる。覆っているシートを取れば、すぐ商売が始められる状態である。境内中央も案内看板等は設置済みだった。本堂前の案内番も出来ている。ほとんどの店は準備が終っているが、慈眼堂の下では準備中だった。トラックからだるまを下ろし、袋に入っただるまは地面に置いてある。そのだるまを指差し、準備中の人に話しかけてる人もいた。すでに段に並んだだるまもある。当然、このだるまの目は白い。すこし離れた所に、高い屋根で下の方を白いシートで隠した店がある。上の方が少し見えていて、中央にあるのは干支の龍のようだ。本堂下のだるまや破魔矢の店も閉まっている。北側の参道にも露店が並ぶ。大黒天はいつもの場所に仮設の...だるまさん目を白黒と初大師(喜多院・準備中)

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、川越原人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
川越原人さん
ブログタイトル
川越雑記帳2
フォロー
川越雑記帳2

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用