「連休明けの雨の上野はきっと空いているだろう。」そう考えて、連休中は避けていた上野の美術館に出かける。 しかし開館直後の国立西洋美術館は結構な人波であった。サンディエゴ美術館と国立西洋美術館の作品を比較するように並べて、西洋絵画を概観できる美術展「西洋絵画、どこから見るか? ー ルネサンスから印象派まで」が開催されているのだ。全作品撮影可能ということもあって、僕も含めて立ち止まる人も多く、入り口付近の会場は混雑気味であった。 art.nikkei.com Web サイトから展覧会の概要を引用する: 本展はサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品計88点を組み合わせ、 作品をどのように見ると楽…