chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
Muranaga's View https://muranaga.hatenablog.com/

ITビジネスをはじめ、仕事についての情報や、趣味の読書や美術鑑賞に関する話・考えたことを記していきます。

このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも私が所属する組織の立場・意見を代表するものではありません。

Villageon
フォロー
住所
神奈川県
出身
未設定
ブログ村参加

2007/03/13

arrow_drop_down
  • 「パーペチュアルカレンダー」の腕時計はパーペチュアルではなかった

    長年愛用していた腕時計が止まった。電池切れが近くなると秒針が2秒づつ進むようになる。今回もその兆候を見せていたのだが、とうとう止まってしまった。 セイコー ドルチェ SACN007(キャリバー:8F32-0260) 2100年2月末まで日付修正が不要となる「パーペチュアルカレンダー」という特別な機構を持った時計のため、電池交換するのもメーカー修理扱いになる。 www.seiko-design.com いつものように時計販売店に持っていき、電池交換をお願いした。メーカーによる見積もりをお願いしたところ、数週間ほどして回答があり、今回は電池交換だけでは済まず、オーバーホールする必要があり、それには…

  • マウリツィオ・ポリーニが亡くなった

    マウリツィオ・ポリーニが亡くなった。完璧なテクニックを持つピアニスト。ショパンのエチュード(練習曲集)を何度聴いたことだろう。そしてベーム指揮の「皇帝」や、盟友アバド指揮によるバルトークのピアノ協奏曲も。あぁ、ストラヴィンスキーの《ペトルーシュカ》も忘れられないアルバムである。すべて 1970年代のレコードである。 www.adnkronos.com ショパン: 練習曲集作品10・作品25 (SHM-CD)アーティスト:マウリツィオ・ポリーニUniversal MusicAmazon ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4&5番《皇帝》アーティスト:ポリーニ(マウリツィオ),ベーム(カール),ウィー…

  • NHK BS テレビドラマ「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」が秀逸。辞書を引きながら楽しんでいる

    辞書を作ることに心血を注ぐ人たちを描いた三浦しをんの『舟を編む』。単行本だけでなく文庫本も持っていて、繰り返し読んでいる(文庫本には主人公・馬締光也が香具矢に宛てた恋文全文が掲載されているのだ)。 映画もよい出来だったと思うが、2月から放送されている NHK BS のテレビドラマ「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」も素晴らしい。 www.nhk.jp 原作では第2部と言っていいだろう、後半戦の主人公、岸辺みどりが辞書編集者として成長するさまに焦点をあてたドラマである。「言葉」を大事にする原作の世界観をそのままに、辞書編集の仕事をさらにくわしく掘り下げ、また原作のエピソードを現代風にアレンジして…

  • 東芝の研究開発新棟「イノベーション・パレット」を見学する

    東芝の研究開発新棟「イノベーション・パレット」を見学させてもらった。PR 動画制作チームに同伴させてもらって行ったので、素晴らしいオフィス環境だけでなく、ライブ実験場としての研究内容、そしてバックヤードの設備も案内していただいた。 www.toshiba-clip.com 「イノベーション・パレット」パンフレット 「イノベーション・パレット」パンフレット 研究所のシニアマネジャーになっている後輩たちが、わざわざ案内してくださったので、ちょっと恐縮。おかげで美味しいカフェテリアでランチをしながら、久しぶりに懐かしく話をすることができた。 僕は 1984年に東芝に入社(東京芝浦電気から東芝に改名し…

  • 特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」(山種美術館)

    山種美術館で開催されている特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」に出かける。 奥村土牛《醍醐》昭和47年 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 木々が芽吹き、色とりどりの花が咲き誇る春。当館では、明るい陽光が降り注ぐ春爛漫の季節にふさわしく、花の名品を一堂に展示する展覧会を開催します。 四季折々に咲きこぼれる花々は、古くから日本人の心を魅了し、愛されてきました。画家たちにとっても花は魅力的なモティーフであり、現在にいたるまで、それぞれの個性が発揮された傑作が数多く生まれています。 奥村土牛《醍醐》は、樹齢約170年といわれる京都・…

  • Azure OpenAI Service:大規模言語モデルと連携するシステム構築を学ぶ

    生成 AI は一般的な知識を学習した大規模言語モデル(LLM)で作られている。 それを実ビジネスに活用するには、企業内に固有な知識・文書を反映させる必要がある。それには事後学習(ファインチューニング)を行って、LLM 自体を強化するやり方もあるが、AI 技術者が多大な計算機資源を行って、学習・検証を行わなければならない。実際に学習データが用意できるかという問題もある。 したがって、より現実的なアプローチは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)である。 muranaga.hatenablog.com Azure OpenAI Service ベースで、RAG /…

  • 社内の知識レベルを合わせるべく、『生成 AI 導入の教科書』を読む

    デジタルマーケティングのための Web サイト構築、映像制作を生業とする会社にいるので、生成 AI の活用は必須マターである。 muranaga.hatenablog.com 昨年(2023年)末、僕が目を通した以下の本を候補に、読書会・勉強会を企画した。 生成AI時代の「超」仕事術大全作者:保科 学世,アクセンチュアAIセンター東洋経済新報社Amazon 生成AI導入の教科書作者:小澤健祐(おざけん)ワン・パブリッシングAmazon マイクロソフト「Copilot」の衝撃 生成AI時代のマーケティング作者:赤井誠,杉原剛,八木克全,大野柊一,長山剛日経BPAmazon 生成AI――「Chat…

  • 「マティス 自由なフォルム」展(国立新美術館)

    国立新美術館で開催されている展覧会「マティス 自由なフォルム」に出かける。 フォービズムで有名な20世紀の巨匠マティスは、後半生をフランスのニースで過ごした。今回の展覧会には、ニース市美術館のマティスのコレクションが出品されている。 matisse2024.jp Web サイトから展覧会のみどころを引用する: マティスが晩年、精力的に取り組んだ切り紙絵に焦点を当てた展覧会は日本初。マティスが長い芸術家人生で最後に到達した記念碑的な表現に迫ります。 マティスがその60年以上におよぶ創造の歩みにおいて、熟慮と試行を重ねた末に到達したのは、アシスタントに色を塗ってもらった紙をハサミで切り抜き、それら…

  • 「印象派 モネからアメリカへ」展(東京都美術館)

    東京都美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ」展は、マサチューセッツ州第2の都市ウスターにある美術館所蔵の展覧会である。 worcester2024.jp Web サイトから概要を引用する: 第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催します。 19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。 本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。 アメリカ…

  • HARBS のさまざまなケーキを堪能した

    サントリー美術館と出光美術館を巡る一日。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 昼食はいつものようにミッドタウンの HARBS のランチサービスを楽しむ。パスタとサラダに、ハーフサイズのケーキと飲み物がつくセットである。 HARBS のケーキの中では、ミルクレープの大ファンなのだが、ランチサービスで選べる時とそうでない時がある。この日はミルクレープは選べず、ホワイトチョコレートケーキとアイリッシュチーズケーキを頼んだ。 一方、入口のショーウィンドウに並んでいた、チョコレートカスタードケーキも美味しそうで気になる。店員に聞くと、残り数が少…

  • 「生誕300年記念 池大雅ー陽光の山水」展(出光美術館)

    サントリー美術館のあとは、いつものように HARBS でランチ。その後、出光美術館に向かう。出光美術館では「生誕300年記念 池大雅ー陽光の山水」展が開催されている。 展示概要を Webサイト・チラシから引用する: 伊藤若冲や円山応挙ら、日本美術を変革する個性的な画家たちが輩出され、百花繚乱の様相を呈した江戸時代中期の京都画壇。その中でもひときわ多くの人々に愛された画家に、池大雅(いけのたいが)(1723 - 76)がいます。幼い頃から神童としてその名を知られた大雅は、当時中国より新たに紹介された文人文化に深い憧れを抱き、かの地の絵画を典範とした作品を数多く描きました。一方で自然の光の中で描く…

  • 「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」(サントリー美術館)

    3連休の初日は、サントリー美術館と出光美術館を訪れる。 サントリー美術館で開催されているのは「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」である。 www.suntory.co.jp 展覧会のサイト・チラシから概要を引用する: 有楽斎(うらくさい)こと織田長益は天文16年(1547)に織田信秀の子、織田信長の弟として生まれました。武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭「正伝院」を再興、隠棲します。正伝院内に有楽斎が建てた茶室「如庵」は国宝に指定され、現在は愛知県犬山市の有楽苑内にあり、各地に如庵の写しが造られています。正伝院は明治時代に「正伝永源院」と寺名を改め、いまに至るまで有楽斎ゆか…

  • 観梅(2024)

    今年は暖かく、梅が早く咲き始めているようだ。リモートワークの休憩がてら、近所の公園に出かけてみた。 なるほど。もちろん満開ではないし、しだれ梅は蕾の状態だが、「梅祭り」の時には、見ごろを過ぎているかもしれない。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com

  • Apple Music Classical 楽しい!

    Apple Music Classical がリリースされて、1週間。 Apple Music ClassicalAppleミュージック無料apps.apple.com プレスリリースでは以下の機能が謳われている: 世界最大級のクラシック音楽のカタログを誇り、最新リリースから著名な名作まで、500万以上の楽曲がそろっています。 作曲家、作品名、指揮者、楽器、時代、オーケストラや合唱団で検索して、特定のレコーディングをすぐに見つけることができます。 クラシック音楽のためにデザインされたインターフェイスと、完全で正確なメタデータにより、ユーザーはどの作品の誰の演奏なのかを知ることができます。 最高…

  • 川瀬巴水、吉田博、小原古邨…。好きな画家が勢揃いした「新版画の沁みる風景 ―川瀬巴水から笠松紫浪まで」展(川崎浮世絵ギャラリー)

    会社帰りに寄り道して、川崎駅近くの川崎浮世絵ギャラリーで開催されている展覧会「新版画の沁みる風景 ―川瀬巴水から笠松紫浪まで」を観る。 大正から昭和にかけての「新版画」90点あまりが展示されている。大好きな川瀬巴水、吉田博の風景画や、小原古邨の花鳥画を、20-30cm まで顔を近づけて、じっくり観る。もともと浮世絵は手に取って楽しむものだから、それと同じ距離感で見られるのが嬉しい。 摺りの状態も素晴らしいものばかり。たとえば川瀬巴水の光と水、雪の表現を間近に眺めることができる。絵具を乗せずに版木で紙に凹凸をつけた「空摺り」による立体感も、よくわかる。 muranaga.hatenablog.c…

  • 西方寺の蝋梅が見ごろを迎えている

    ゴルフ練習場のすぐ近くに、花の寺・西方寺があり、蝋梅が見ごろを迎えている。ゴルフスクールを終え、バンカー練習場が空くのを待つ 30分の間に行ってみた。 saihouji-yokohama.com 花手水も美しい。 西方寺の花たち muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com

  • すべてが国宝!美しい仏像に間近で会える 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(東京国立博物館)

    特別展「本阿弥光悦の大宇宙」を見た後、早めの昼食を取り、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」に向かう。11:30 過ぎ。2時間前より若干行列は短くなっており、10数分並んで展覧会場に入ることができた。当然、中はかなりの混雑である。 muranaga.hatenablog.com chusonji2024.jp 奥州藤原氏、清衡が 900年前に建立した中尊寺金色堂は、極楽浄土を表わしている。金堂内には3つの須弥壇が設けられており、中央壇内部の棺に眠っているとされるのは、藤原清衡。この中央壇に安置される国宝の仏像 11体すべてを展示している。 阿弥陀三尊:阿弥陀如来坐像、その両脇に、勢至菩薩立像と…

  • やっと長谷川等伯《松林図屏風》に会えた(東京国立博物館)

    本阿弥光悦、中尊寺金色堂の特別展を見た後は、トーハクの常設展へ。 国宝室にて、ようやく長谷川等伯《松林図屏風》に会うことができた。2022年の「国宝 東京国立博物館のすべて」の時には、展示替えで見ることができなかったのだ。 長谷川等伯《松林図屏風》(安土桃山時代、16世紀) さまざまな筆を使って、迷いなく一気に描いている。墨のグラデーションによって、光の強弱を表わして、霧に包まれた松林を生み出している。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com ランキング参加中ミュージアム ランキング参加中絵…

  • 特別展「本阿弥光悦の大宇宙」でその多才を知る(東京国立博物館)

    冬の暖かい土曜日。ゴルフに行くか悩んだが、今回は展覧会巡りを優先した。東京国立博物館(トーハク)で、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」と、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」が開かれている。 koetsu2024.jp chusonji2024.jp こちらは本阿弥光悦(平成館)の方をまず観ようと開館直後の 9:30 過ぎに行ったのだが、中尊寺の方が人気が高く、本館の前には入場するのに長い列ができていた。考えてみれば、そうかもしれない。日本史で本阿弥光悦の名前よりも奥州藤原氏の中尊寺の方が印象に残っている気がする。中尊寺金色堂は、以前訪問したことがあることもあり、個人的には本阿弥光悦を最初に見る気に…

  • 6回目のコロナワクチン接種、副反応は微熱と倦怠感、左腕の痛みで済んだ

    コロナ罹患から 4ヶ月あまり。免疫もなくなったと思われるので、6回目のワクチン(ファイザー)を接種した。5回目から 1年以上が過ぎている。 今までの経験から、12-15時間後に悪寒・発熱が始まると予想。そこで休みを取って朝 9時に接種、その日は用事を済ませて、夜の就寝時に副反応を迎えるという算段である。 新横浜でワクチン接種後は、いつものジョギングコースを、ゆっくり歩いて帰宅。 muranaga.hatenablog.com みなとみらいホールでの前橋汀子さんのコンサートに行く。終わった後は、そのまま車で恵比寿の病院まで義母を迎えに行き、二子玉川で夕食。デザートにアンリシャルパンティエのザッハ…

  • 御年80歳!前橋汀子さんの美しいヴァイオリンを楽しむ(みなとみらいホール)

    休みを取って、コロナ COVID-19 の6回目のワクチン接種の後、横浜みなとみらいホールへ前橋汀子さんのヴァイオリンを聴きに出かける。 muranaga.hatenablog.com 「前橋汀子の四季」と題されたコンサートは、前橋汀子さんと10人の弦楽アンサンブルによるもので、とても親しみ深い曲ばかり。御年 80歳になる前橋汀子さんはとてもお元気で、美しい調べを奏でていた。 《前橋汀子の四季》前橋汀子&弦楽アンサンブル 神奈川芸術協会 曲目 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスチカーナ」より間奏曲 エルガー:愛の挨拶 ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 op…

  • 10年ぶりに電動歯ブラシを買った

    愛用する Braun の電動歯ブラシ Oral-B の電池がへたってきた。歯を磨いている最中に止まってしまうことが頻発する。思い返せば、2013年に電動歯ブラシを初めて買って、10年も使ってきたことになる。さすがに電池の寿命が来たのだろう。 これを機会に、新しい電動歯ブラシに買い替えることにした。 muranaga.hatenablog.com Oral-B には高機能な iO シリーズがあるが、替えブラシの互換性がない。基本的なブラッシング機能だけで、僕には十分だし、替えブラシのストックもあるので、シンプルな PRO シリーズを購入した。2017年のモデルになるが、Amazon でよく売れて…

  • 帝国ホテル、浮世絵…。巨匠と日本のつながりを知る「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展(パナソニック汐留美術館)

    国立西洋美術館でキュビスムを学び、19世紀のアカデミーの絵画を見た後は、パナソニック汐留美術館で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展に出かける。午後から行ったためだろうか、かなりの混雑で、会場に入るまでに 20組ほどの列ができていた。 panasonic.co.jp muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 展覧会の概要を Web サイトから引用する: アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867–1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(…

  • キュビスムとは対照的!「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」展(国立西洋美術館)

    「キュビスム展」を見た後は、西洋美術館の「Cafe すいれん」で中庭を眺めながら、「トリュフ香る茸のアーリオ・オーリオ」のランチ。藤田真央のエッセイ『指先から旅をする』をちょうど読んだばかりで、そのアーリオ・オーリオ好きがわかっていたので、つい頼んでしまった。 指先から旅をする作者:藤田 真央文藝春秋Amazon そして西洋美術館の常設展に足を運ぶ。企画展として、「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」展が開催されている。 企画展の Webサイト・チラシ(PDF)から、その概要を引用する: 19世紀後半のフランスおよびイギリス美術と聞いて、みなさんが思い描くのは一体ど…

  • 「キュビスム展―美の革命」は、新たな学びの機会(国立西洋美術館)

    閉幕まで 2週間。ようやく「キュビスム展—美の革命」に出かける。現代美術が苦手な僕にとって、その先駆けとなるキュビスムは「わざわざ見に行かなくてもいいかな」という位置づけの展覧会だったのだ。そもそもキュビズム(「ス」ではなく「ズ」)だと誤解していたくらい。 ただ食わず嫌いはよくない。あまり関心がなくても、行ってみて新たな学びがあり、興味が出てくることも多い。さらに NHK 日曜美術館の三浦篤先生の解説や、今回の展覧会を企画・監修した田中正之先生の YouTube の講座を聴いて、キュビスムを学ぶまたとない機会であると思い、重い腰を上げて国立西洋美術館に行くことにした。何よりパリまで行かずとも、…

  • 藤田真央による至福のブラームス: ピアノ協奏曲第2番を読響の客演で堪能した(サントリーホール)

    チケットが取りにくくなり、「追っかけ」が難しくなってきた藤田真央のコンサート。読響(読売日本交響楽団)の会員である友人が、客演公演のチケットを取ってくれたおかげで、思いがけず半年ぶりに真央君の演奏を楽しむことができた。 muranaga.hatenablog.com 曲目: ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83 (ソリスト・アンコール) ブラームス :8つの小品 作品76 より 第2曲 カプリッチョ シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」 ブラームスのピアノ協奏曲第2番。この難曲は 4楽章から構成され、「ピアノ独奏付き交響曲」とも称される大曲である。事前に福間洸太朗さ…

  • 2024年初出社。増上寺と芝大神宮へお参りする

    1月5日は在宅での仕事始めだったので、3連休明けの 9日が、2024年オフィスへの初出社日となる。オフィスに向かう途中で増上寺に寄る。 そして夕刻からは毎年恒例、芝大神宮での新春祈願である。

  • 等々力不動と師岡熊野神社に初詣

    毎年恒例、等々力不動と地元の師岡熊野神社に初詣。 等々力不動尊 今年は同じ日に行ってみて、地元の神社の方が、実はメジャーであって、人出が多いことがわかった。師岡熊野神社は、八咫烏がご神紋で「サッカー神社」として知られているのである。日本サッカー協会公認の御守もある。 師岡熊野神社 改革御守 改革・変革・革新の「革」。ものごとの始まりにたるんだものをピンと張り、新たに始動するという意味が「革」にある。「革」製の「勝守」は、僕の場合、ゴルフ用である。自分に勝つ! この日は等々力不動から玉川高島屋へ移動。冬物のゴルフウェアのセール情報に引っかかり、ADABAT のパンツを購入。そして「壁の穴」で、牡…

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます。 2023年1月に右膝を怪我して、完全に治るまでに 10ヶ月くらい要しました。今でもまだジョギングしたりスクワットしたりする時に、ちょっと気になります。そして 8月にはとうとうコロナに罹患、同時に痛風の発作を併発して、なかなか辛い数週間を送りました。 上記以外は、特に大きな病気になることもなく、元気に過ごしています。12月に無事、62歳になりました。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 仕事面では、6月に現在勤めている会社の取締役を退任しましたが、その後も…

  • 特急の車窓から東京タワーが撮れた

    芝公園近くにオフィスがあるので、通勤途中の決まった場所から東京タワーを撮影することが多い。 冬のゴルフ旅の帰り、特急ときわの車窓からの東京タワーの撮影に成功した。

  • ふるさと納税でセイコガニ(香箱ガニ)

    今年のふるさと納税で、越前市のセイコガニをゲットした。12月のこの時期だけ味わうことができる。以前、石川県に出張した時に食べた香箱ガニが忘れられず、隣の福井県・越前市に納税したところ、甲羅に盛りつけられたセイコガニが返礼品として送られてきた。美味。その一言。 item.rakuten.co.jp

  • 友人の新居を訪問。高層階からの夜景と花火、ヴィンテージ・ワインと美味しい手料理で楽しい時間を過ごす

    家族とのランチの後は、大学時代の同級生の新居を訪問。毎度のことながら、美味しい手料理をごちそうになる。シャンパン(Louise Margot)で乾杯! 先日、アークヒルズを訪れた折にENOTECA で勧められたピノ・ノワール MARSANNAY LES ECHEZOTS CHARLOPIN 2020年 を持参。非常にバランスがとれた味わいで美味しかった。 MARSANNAY LES ECHEZOTS CHARLOPIN 2020年 そして僕たちが学生だった頃のヴィンテージ・ワインを、白と赤、それぞれ1本づつ、友人が提供してくれた。 1983年の白は黄金色。空気に触れるほどにまろやかさが増してく…

  • 家族揃ってのランチ、新しいショルダーバッグが嬉しい

    アルポルト・クラシコにて、家族揃ってのランチ。2人の息子たちと会うのは久しぶり。8月に僕がコロナに罹患してしまい、僕だけ参加できなかったのだ。 King Gnu やスピッツ、櫻坂、果ては Coldplay など、さまざまな音楽ライブに出かけて楽しんでいるみたいである。ライブのチケットを抽選で当てているのが羨ましい。Coldplay の前座が YOASOBI で「アイドル」を歌ったとのこと。 誕生月ということでプレゼントを貰った。自分で選んでいいと言うことだったので、長年使って擦り切れてきたショルダーバッグを新調した。バッグはやはり実物を見て、そのデザインや大きさ、質感、機能性を確認したい。横浜…

  • アークヒルズで美味しいランチ。そして泉屋博古館東京の「特別企画展 日本画の棲み家」へ

    松岡美術館をあとにして、六本木に向かう。アークヒルズでランチ、そして泉屋博古館東京で開かれている展覧会「特別企画展 日本画の棲み家」を見る。 muranaga.hatenablog.com 今、旬なのは巨大な麻布台ヒルズなのかもしれないが、こじんまりしたアークヒルズもいいものである。サントリーホール前には、大きなクリスマスツリーが飾られている。 昼食は、BRASSERIE LE VIN(ブラッセリールヴァン)にて、ランチコースをいただく。ここは本当に美味しい。今回はジェノベーゼのパスタ、黒いデミグラスソースのハンバーグを堪能したが、僕の舌でも、一口食べただけで味の違いがわかる。 とどめはとちお…

  • 松岡美術館を初訪問。ガンダーラの仏像や清の工芸品を見る

    白金台・プラチナ通りのすぐ近くにある松岡美術館を初めて訪ねる。 中庭の紅葉が美しい。 中国・インドなどアジアの美術品・工芸品が数多く展示されている。やはりガンダーラ(現代のパキスタン・ペシャワール地方の古名)の仏像は独特の趣きがあって面白い。インドの仏教とギリシア・ローマの彫刻技法、イラン系遊牧民クシャーン族の美意識が融合して成立したと見られているとのこと。 2ヶ月ほど前、トーハクの東洋館を見て回ったので、一層親しみが湧いた。 muranaga.hatenablog.com そして「アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界」と題した展覧会が企画されている。 《翡翠白菜形花瓶(かへい)》中…

  • ほっこり心が温まる「特別展 癒やしの日本美術 ー ほのぼの若冲・なごみの土牛 ー」(山種美術館)、そしてパパスカフェ

    老親を訪ねる際、関越自動車道の渋滞を回避するために、午前中に都内の美術館に寄ることが多い。今回は山種美術館の特別展「癒やしの日本美術 ー ほのぼの若冲・なごみの土牛 ー」を観る。 自分にとっては、当初の期待以上によい展覧会であった。何といっても心がほっこりと和む。伊藤若冲や長沢芦雪といった、どちらかというと奇想の画家として知られる人たちの「ゆるかわ」作品が展示されている。 たとえば子犬への愛があふれる長沢芦雪《菊花子犬図》。 長沢芦雪《菊花子犬図》18世紀(江戸時代) そして伊藤若冲の描くユーモラスな布袋さんをはじめ、少し肩の力が抜けた、しかし確かな技術に裏打ちされた作品が並ぶ。 上村松園《杜…

  • レヴォーグ STI Sport 車検の台車は XV

    2代目レヴォーグ STI Sport に感動してから 3年、車検を迎えた。 代車は XV。 汚れの目立たない色で人気色らしい。きびきび走るけどさすがにレヴォーグと比べると余裕がない感じ。ガソリンを満タンにして返すのだけれど、レシートも見せる必要があり。 XV の次モデル、クロストレック(展示車)は質感もレヴォーグ並みに進化している。まぁ代車とはグレードも異なっているけど。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com

  • 西洋の影響を受けながら独特のエネルギーがほとばしる「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展(サントリー美術館)

    このところ、平安時代からから室町時代のやまと絵、江戸時代の余白の美術と日本美術の展覧会を時代順に見てきたが、さらに時代は下って幕末明治の日本絵画を見に、サントリー美術館で開催されている「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展に出かける。 www.suntory.co.jp 展覧会のサイトからその趣旨を引用する: 江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たちが活躍しました。本展では幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目します。 幕末明治期の絵画は、江戸と明治(近世と近代)という時代のはざまに埋もれ、かつては等閑視され…

  • 相鉄・東急新横浜線を制覇、ようやくその利便性を享受した

    相鉄・東急新横浜線が開業して半年あまり。 東横線沿線住人の一人として、朝の通勤時、日吉駅始発の目黒線・三田線の列車が減って(急行がすべて新横浜からの直通になった)不便になったし、帰宅時はうっかり乗り過ごすと、海老名とか湘南台まで連れていかれることになるし、新横浜線に対しては、どちらかというとネガティブな印象を持っている。 muranaga.hatenablog.com このたび小田急線沿線のゴルフ場に電車で行くことにして、ようやく全線を制覇する機会を得た。 日吉駅から新横浜線に乗り、海老名駅で小田急線に乗り換える 菊名駅から横浜線に乗り、町田駅で小田急線に乗り換える 横浜駅で相鉄線に乗り換え、…

  • 1年ぶりに静嘉堂@丸の内へ。「特別展 二つの頂 ― 宋磁と清朝官窯」で美しい中国陶磁を見て学ぶ(静嘉堂文庫美術館)

    出光美術館で江戸時代の美術を楽しんだ後は、ADRIFT by David Myers にて美味しいランチ。食後は静嘉堂文庫美術館(通称:静嘉堂@丸の内)へ向かう。 www.seikado.or.jp adrift-tokyo.owst.jp 実は先日、銀座の割烹「ちくぜん」のおかみさんから招待券を分けていただいたのである。静嘉堂@丸の内が開館したのはちょうど1年前。それ以来の訪問になる。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 開催中の展覧会は、「開館1周年記念特別展 二つの頂 ― 宋磁と清朝官窯」である。やきもの・陶磁器については、まっ…

  • 「つまらない」絵をテーマにした「江戸時代の美術—『軽み』の誕生」展(出光美術館)

    先週、平安時代から室町時代までの日本絵画、やまと絵の名品を堪能。今週はさらに時代が下り、江戸時代の美術を楽しむべく、久しぶりに出光美術館を訪ねる。 今回の「江戸時代の美術—『軽み』の誕生」展は、狩野派の盟主、狩野探幽が提唱した「つまらない」絵をテーマにした展覧会である。「面白くない」と言う意味ではない。「詰まらない」、英語にすると unfilled。要するに、余白を残す美術である。 ウェブサイトおよびパンフレットから展覧会の趣旨を引用する。 江戸時代の画壇における狩野派の地位を盤石なものにした狩野探幽(1602 - 74)は、後水尾天皇に対して「絵はつまりたるがわろき」と語ったといいます。つま…

  • アレクサンドル・カントロフ:息をつく間もない凄まじい演奏(東京オペラシティ・コンサートホール)

    横浜での演奏が素晴らしかったと聞き、急きょ、若き天才ピアニスト、アレクサンドル・カントロフのリサイタルを聴くべく、東京オペラシティに出かける。 www.kajimotomusic.com カントロフは、藤田真央がチャイコフスキー・コンクールで2位だった時の優勝者であり、コンクール史上 3人しか受賞者がいないグランプリも受賞したフランス人ピアニストである。その父はヴァイオリンの巨匠、ジャン=ジャック・カントロフ。 プログラムを事前に入手しているし(横浜公演と同じもの)、今日の演目の一部の曲は CD も出ているので、予習はバッチリである(シューベルト≪さすらい人幻想曲≫はポリーニの演奏で予習した)…

  • 平安から室町までの日本美術を振り返る「特別展 やまと絵 ー 受け継がれる王朝の美 ー」で、国宝・四大絵巻を堪能する(東京国立博物館)

    10月11日から22日までの期間、国宝の四大絵巻が同時に見られるというので、始まったばかりの東京国立博物館(トーハク)で始まった「特別展 やまと絵 ー 受け継がれる王朝の美 ー」にいそいそと出かける。 yamatoe2023.jp 休日は事前予約が必要である。この日は開館時刻の 9時半は既にいっぱいで、11時から12時に入場するチケットが入手できた。そこで 9時半に上野に行き、まず常設展を見る。次に11時にオープンするレストランで早めの食事を済ませる。その後 12時になる前に、特別展に行った。トーハクで4時間近く過ごしたことになる。 そもそも「やまと絵」とは何か?特別展のサイトには次のような説…

  • 行く機会が少ない古刹の貴重な仏像に会える「特別展 京都・南山城の仏像」(東京国立博物館)

    科博で「特別展 海」を見た後、レストランが開く 11時まで少し時間があったので、急きょ、トーハクで開催されている「特別展 京都・南山城の仏像」を見に行くことにした。 muranaga.hatenablog.com 本館開催のこじんまりとした展覧会だが、国宝・重要文化財となっている貴重な仏像が揃っていて、見応えのあるものだった。 Web サイトから開催概要を引用する: 京都府の最南部、木津川に育まれた風光明媚な一帯は南山城と呼ばれます。京都と奈良の間に位置し、独自の仏教文化が花開いたこの地には奈良時代や平安時代に創建された古刹が点在し、そこには優れた仏像が伝わります。 平安時代に貴族たちが極楽往…

  • 海と生物との関わりを学ぶ「特別展 海 ー 生命のみなもと ー」(国立科学博物館)

    国立科学博物館で開催されている「特別展 海 ー 生命のみなもと ー」に行く。夏休みの間は激混みだろうと思い、9月末の週末まで待ったのだが…。開館直後の時間帯から、家族連れでなかなかの混雑ぶりであった。開催が 10月 9日までと迫ってきているからかもしれない。 国立科学博物館と海洋研究開発機構(JAMSTEC)が監修する展覧会である。その開催趣旨について、Web サイトから引用する: 海は、水惑星地球の象徴であり、地球上のあらゆる生命のみなもとです。海は、様々な物質とエネルギーを運び、そこに成り立つ生態系を育んできました。また、私たち人類は、海のめぐみを享受すると同時に、海の厳しさを乗り越えるこ…

  • 久しぶりに夜の銀座へ

    夜の銀座に繰り出すのは何年ぶりだろう?行き交う人の 8割がたが海外からの観光客なのに驚かされる。 初めて行ったのは 2004年頃だから、約 20年にわたってお世話になっている隠れ家割烹「ちくぜん」にて、美味しい料理を堪能。経営企画部時代の元同僚(後輩)と、共通の趣味である美術鑑賞、そしてそれぞれがハマっているテニスとゴルフの話で盛り上がった。 三浦しをん『風が強く吹いている』単行本のカバーを持参し、ここに描かれている絵から、山口晃さんのファンになったことを力説。 風が強く吹いている作者:三浦 しをん新潮社Amazon そんな話をしていたら、女将から「お店に来るお客様がいつも下さるから」と、静嘉…

  • 新しい炊飯器

    長年愛用した炊飯器が故障したので、急ぎ量販店に行って、新しいものを買った。子供たちが独立して、夫婦 2人になったので 3合炊きの小さなものを選ぶ。1年前に dynabook を買って貯めたポイントが有効活用された。 TOSHIBA(東芝) RC-6PXR-K(ブラック) 炎匠炊き 圧力IHジャー炊飯器 3.5合TOSHIBA(東芝)Amazon muranaga.hatenablog.com

  • 美術館巡りを締めくくるのは、久しぶりのコメダ珈琲店

    会社休日に東京都美術館の「ローマ展」から、アーティゾン美術館の「山口晃 展」へ。平日の美術館巡りを締めくくるのは、コメダ珈琲店。山口晃の展示で頭も体も疲れた中、京橋駅の近くにある店舗を見つけたので、これ幸いと休憩する。 コメダ珈琲店に来るのは、何年ぶりだろう。もしかして 10年以上経っているかもしれない。休日のコメダ珈琲店はどこも満員。今日は平日だが、それでも席に案内されるまで 5分ほど待たされた。 美味しそうなメニューがたくさん並んで目移りする中、やはり定番のシロノワール(もちろんミニの方)を頼んでしまう。 そして購入したばかりの山口晃の図録をぱらぱらとめくる。至福である。 muranaga…

  • 美術館巡り:見る者の感覚が揺さぶられる「ジャムセッション 石橋財団コレクション x 山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」(アーティゾン美術館)

    会社休日の美術館巡り。東京都美術館の「永遠の都 ローマ展」から、アーティゾン美術館の「ジャムセッション 石橋財団コレクション x 山口晃」へ。 muranaga.hatenablog.com www.artizon.museum 三浦しをん『風が強く吹いている』の単行本のカバーを手がけていた 2006年頃から 10数年来、現代の大和絵師・山口晃のファンであり、その展覧会が開かれると必ず見に行くような「追っかけ」をしている。2015年には水戸芸術館で開催された「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」も見に行っている。今回もその一環である。 風が強く吹いている作者:三浦 しをん新潮社Amazon mur…

  • 美術館巡り:まずは「永遠の都 ローマ展」(東京都美術館)

    会社休日を有効活用すべく、美術館・展覧会を巡る。最初は上野の東京都美術館で開催されている「永遠の都 ローマ展」へ。 Web サイトから展覧会の概要を引用する: 永遠の都ローマ ― 二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その…

  • コロナ罹患以来1ヶ月ぶりの展覧会は「モーリス・ユトリロ」展

    コロナ COVID-19 罹患以来、1ヶ月ぶりに展覧会に出かける。横浜・高島屋で開催の「モーリス・ユトリロ」展。ユトリロ生誕 140年記念の展覧会である。 展覧会の概要について Web サイト・チラシから引用する: パリを描く画家として日本で最も人気のある画家の一人、モーリス・ユトリロ(1883-1955)。 このたびユトリロ生誕140年を記念して、「白の時代」に描かれたユトリロの代表作を中心とした展覧会を開催いたします。彼は奔放な母親に育てられ、孤独な少年時代を過ごしました。子供の時から飲酒をはじめ、10代でアルコール依存症になってしまいます。その治療のために絵を描き始めたのですが、すぐにそ…

  • 久しぶりに木場へ。40年前に通った自動車教習所が閉校していた

    故あって、久しぶりに木場の町を訪ねた。40年ほど前、18歳から25歳にかけて、隣の東陽町に住んでいたので、懐かしい。 大横川にかかる人道橋、新田橋を渡ると、洲崎神社がある。下町の風情を感じる町並みである。 大横川 新田橋 新田橋の由来・諸元 洲崎神社 ちょうど学生時代、免許を取る頃だったので、木場駅から歩いて中央区・塩浜にある自動車教習所、中央自動車学校に通った。岩崎宏美・良美姉妹も通った教習所である。路上教習でいきなり3車線もある幹線道路に出るわ、トラックが多いわで、だいぶ鍛えられた記憶がある。車好き、ドライブ好きの原点は、ここにある。 懐かしさのあまり、少し足を延ばしてみようかとも思ったが…

  • 膝の痛みに効くという「ステップ運動」をやってみた

    スロージョギングを提唱する『ランニングする前に読む本』において、雨が降るなど、スロージョギングができない時に、室内でできる運動として勧められているのが、ステップ運動である。昔の踏み台昇降運動。 高さ 20cm の台を 4秒に 1回の昇り降りをするペースが目安。台に上がった時はしっかり膝を伸ばす。これを 10分 - 30分続ける。これにより持久力と筋力の向上が期待される。 グロング GronG ステップ台 踏み台昇降運動 3段階調整 滑り止め加工 レッドGronG(グロング)Amazon ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス)作者:田中宏暁講談社Amaz…

  • スロージョギングを再開した

    コロナ COVID-19 と痛風のダブルパンチで、10日間の引きこもり・安静生活を強いられたが、一つだけいいことがあった。怪我をしている右膝の痛みが引いたのだ。寝ていたので、右膝への負担が減ったおかげかもしれない。 ここ数ヶ月はずっと 5km をウォーキングすることにしていたが、右膝の痛みが引いた今、スロージョギングを再開している。もちろん右膝の状態と相談しながら、今は 5km のうち半分をウォーキング、半分をスロージョギングしている。 1km 歩いたら、1km 走る。ウォーキングが 9分 / km、スロージョギングが 8分 30秒 / km といったペースだろうか。ウォーキングの心拍数が 1…

  • 東芝株の TOB(公開買付)に応じる

    (株)東芝に 34年 4ヶ月勤めた後、5年前に子会社に移って、その経営の一端を担っている。還暦も過ぎ、東芝グループでの仕事もそろそろ終了するというこのタイミングで、東芝が TOB(公開買付)により、非上場となる。持株会に入っていたし、さらに経営幹部は「株を持て」と言われていたので、結構な数の株式を持っている。経営企画部にいたこともあり、売却にはロックがかかっている状態であったが、8月8日に開始された TOB に応じることで手放すことになる。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com TOB 価…

  • コロナ COVID-19 と痛風による10日間の引きこもり生活を終えて

    8月6日にコロナ罹患が判明、さらにその影響からか、8月10日に痛風の発作を発症。高熱で苦しむわ、右足の親指は痛むわ、布団の上からまったく動けない引きこもり生活を、10日間過ごすこととなった。体重は 2kg 減るし、体力もすっかり落ちてしまった。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 8月15日に改めて抗原検査をしたところ、陰性と判明(上が 8月6日、下が 8月15日)。ようやく引きこもり生活を終えて、体力回復すべく外出を始めている。 右足がまだ少し痛む状態だが、近所を散歩したり、車を運転したり、デパートで食事をしたり、スタバでまったりし…

  • COVID-19 の影響か、何と痛風の発作を併発!

    コロナ COVID-19 にかかって、高熱が 3日続いたあと、少し熱が下がって、37度前後の微熱の日々が数日続いている。体が火照るような感覚、倦怠感、喉の痛み、咳が残っている。体重も 2kg 弱落ちた。 muranaga.hatenablog.com COVID-19 で発熱して、5日ほど経ち、体力回復のために「少し体を動かき始めなきゃ」と思い始めた頃、右足の親指の付け根に痛みを感じ始めた。そしてその痛みはだんだん強くなり、足の指を動かせないほどに…。何と痛風の発作を併発してしまったのである。踏んだり蹴ったりのダブルパンチである。 尿酸値は薬で正常値に戻しており(直近の人間ドックで 5.9)、…

  • ついにコロナ COVID-19 に罹患してしまった…

    5回目のワクチンを接種してから半年が過ぎ…。ついにコロナ COVID-19 に罹患してしまった。 8月5日(土)、表参道にある太田記念美術館に歌川広重の風景浮世絵を見に行ったあと、老父母を見舞う。夜、帰宅すると、喉が少し痛い。そのうち少し熱も出てきたので就寝する。 8月6日(日)、何と朝から 38度もの高熱。喉も痛い。抗原検査を実施すると、幸い陰性であった。夏風邪を引いたのかもしれない。 その日の日中、38.6度まで熱が上がる。頭痛・倦怠感もあり、きつい。夕方になって再び抗原検査をしてみると、何と陽性!コロナ COVID-19 にかかってしまったのである。 8月7日(月)、かかりつけのクリニッ…

  • 久しぶりの表参道。歌川広重の風景画とプチ贅沢なランチを楽しむ(太田記念美術館)

    久しぶりに表参道へ。神宮前交差点の東急プラザの斜向かいに、新しい建物「ハラカド」が鋭意建築中で、こちらはちょっとしたお上りさん状態である。東急プラザと同じようなコンセプト、デザインの建物だなぁと思っていたら、やはり東急プラザ系であった。2024年春に「ハラカド」ができあがると、今の東急プラザ表参道は「オモカド」と改称するらしい。なるほどねぇ。 harakado.com www.watch.impress.co.jp 表参道に来たのは、太田記念美術館で開催されている、「歌川広重 山と海を旅する」展を見るためである。車を表参道ヒルズの駐車場に止める。 Webサイトから展覧会の概要を引用する: 風景…

  • 真夏の野球観戦

    前回は Shake Shack、今回はモスバーガーで腹ごしらえをしてから、東京ドームに向かう。チーズの載った「白いモスバーガー」、ホットスパイス・モスチキン、ティーサングリアという夏らしいメニュー。 muranaga.hatenablog.com ジャイアンツ vs. スワローズ。前回の観戦と同様、今回も戸郷が先発。あいかわらずの貧打ながら、4番の岡本が 2本のソロ・ホームランを打ち、その虎の子の 2点を戸郷が 149球を投げ切り、完投で抑えた。エースが投げ、4番が打って勝つ。ファンにはたまらない試合展開であった。最終 9回表、塩見ヒット、村上フォアボールでノーアウト 1、2塁となったが、戸郷…

  • 東京ミッドタウンでの美術鑑賞「虫めづる日本の人々」展、そしてランチ(サントリー美術館)

    10時の開館時刻にサントリー美術館に行き、美術鑑賞後、11時に開館する東京ミッドタウンのレストランでランチ、というのが、ちょっとした定番の休日の過ごし方である。 www.suntory.co.jp サントリー美術館では「虫めづる日本の人々」という展覧会が開催されている。展覧会のサイトから、その概要を引用する。 日本美術の特色のひとつとして、草木花鳥が古来大事にされてきたことが挙げられます。そして、それらと比較すると小さな存在ではあるものの、虫もまた重要なモチーフでした。現代において昆虫と分類されるものだけでなく、例えば、蜘蛛、蛙、蛇などの、うごめく小さな生き物たちも虫として親しまれ、物語や和歌…

  • 閉館前の美術館は好きな作品を独占できる:「テート美術館展 光 ー ターナー、印象派から現代へ」(国立新美術館)

    千住真理子さんのリサイタルを聴くために、午後お休みを取ったこの日は、夜、六本木で友人たちとの会食が予定されている。横浜みなとみらいでのリサイタルを終えて、六本木に向かっても会食までに1時間半ほど時間がある。そこで国立新美術館の「テート美術館展 光 ー ターナー、印象派から現代へ」に行くことにした。横浜の音楽の演奏会から、六本木の美術の展覧会へ。何と充実した平日の午後であろうか。 muranaga.hatenablog.com tate2023.exhn.jp 展覧会のサイトから、その概要、およびテート美術館についての紹介文を引用する: 本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマ…

  • 千住真理子ヴァイオリン・リサイタル:抒情的で美しい名曲の数々を聴く(横浜みなとみらいホール)

    千住真理子さんのヴァイオリン・リサイタルという、貴重な演奏会のチケットを譲っていただいたので、午後お休みを取って聴きに行く。題して《ポエジー&ピースフル・メロディ》。コロナ禍の間に出した 2枚の CD「ポエジー」「ピースフル・メロディ」からいくつか曲を選んでおり、このリサイタルもそのタイトルになったとのこと。ピアノ伴奏は山洞智さん。 kanagawa-geikyo.com marikosenju.com ポエジー (SHM-CD)アーティスト:千住真理子Universal MusicAmazon 蛍の光~ピースフル・メロディ (SHM-CD)アーティスト:千住真理子Universal Musi…

  • 湘南をドライブして、「イギリス風景画と国木田独歩」展と美術館カフェのランチを楽しむ(茅ヶ崎市美術館)

    茅ヶ崎市美術館は、折にふれ、湘南ドライブをするつもりで訪れている。もちろん目的は企画展の鑑賞だが、カフェでの地元食材を使ったランチも楽しみである。横浜の自宅からは片道 1時間半弱。美術館のある緑地の駐車場に、開館時刻の少し前に着く。 www.chigasaki-museum.jp 今回の展覧会は「イギリス風景画と国木田独歩」。国木田独歩と言えば自然主義の作家で『武蔵野』という作品が有名である。中学生の時、国語の授業で『牛肉と馬鈴薯』を読んだのを覚えている。その国木田独歩と、イギリス風景画に何の関係があるというのだろう? Web サイトから展覧会の概要を引用する: 国木田独歩(1871-1908…

  • 会社発足以来、約5年務めた取締役を退任しました

    2018年8月の会社発足以来、約5年務めた取締役を 6月19日付で退任しました。取締役の任務は、信頼のおける東芝時代の後輩に継ぎました。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com お客様・パートナーをはじめ、一緒に働いた経営陣、従業員など、さまざまな関係者のご協力を得て、5年間、きちんと黒字を出し続けられました。Web 構築、マーケティングオートメーション、映像制作、オンラインイベント運営などを通して、東芝グループの BtoB デジタルマーケティングを支援するミッションを遂行する会社として、今後も大きく成長していくことを期待しています。 会…

  • 一日 5km、時速 7km のウォーキングを続けている

    6月はゴルフに行った日や大雨の日を除いて、ほぼ毎日 5km ウォーキングした。半年前に怪我をした右膝にはサポーターを巻いている。再び膝を痛めるのが怖くて、ランニングはまだできない。とは言え、最近は 8分30秒 / km と、スロージョギングとほぼ同じくらい、あるいはそれを上回るスピードで歩いている。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 8分30秒 / km という速度は、時速に換算すると 7km くらいになる。歩幅 80cm、ピッチ 140 といった数値になる。YouTube の動画を見ると、時速 8km は歩幅 90cm、ピッチ 1…

  • 力強く、だが繊細なタッチで美しい音色を奏でる藤田真央。ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルとの協演でラフマニノフ第3番(ミューザ川崎)

    だんだんチケットの入手が難しくなり、藤田真央君の追っかけもそろそろ終わりかもしれない。今日は若手実力派の指揮者ラハフ・シャニ率いるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団との協演で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番である。 kanagawa-geikyo.com 曲目: ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 (ソリスト・アンコール) プロコフィエフ :10の小品より 前奏曲 Op.12-7 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番op.72-2(ラハフ・シャニとの連弾) ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 (オーケストラ・アンコール) J.シュトラウス二世:ピツィカート・ポル…

  • 健康診断専業のクリニックで、人間ドックを受診する

    2012年から約10年にわたって、人間ドックは東林間駅にある林間病院にお世話になっていたが、経営母体が変わったのを機に、人間ドックを専業に行っているクリニックで受けることにした。選択の要件は一つ。鼻からの胃カメラ検査ができること、である。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com そこで選んだのが、新横浜国際クリニックである。自宅からも近い。 眼底検査については、1ブロック離れたところにある提携の眼科で受診する。その後、15階という高層にあるクリニックに出かけた。 ラウンジのような待合室。半個室スペース。サービス業を思わせる接客。女性のスタ…

  • 特別展「小林古径と速水御舟」(山種美術館)

    山種美術館では、小林古径 生誕140年を記念した特別展「小林古径と速水御舟」が開催されている。ガウディとサグラダ・ファミリアに圧倒された後に、心を落ち着かせるにはちょうどいい展覧会である。 Web サイトからその概要を引用する: 近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径(1883-1957)と速水御舟(1894-1935)。二人には11歳の年齢の差がありますが、彼らの画業をたどると多くの共通点が見出せます。 当館創立者の山﨑種二は、古径の人柄、制作に対する真摯な姿勢に惹かれて親しく交流し、しばしば画室を訪れるほどの間柄でした。その縁から当館の所蔵となった 古径作品は46点(39件)を数えま…

  • やはり凄いとしか言いようがない「ガウディとサグラダ・ファミリア展」(東京国立近代美術館)

    東京国立近代美術館で開催されている「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に出かける。建設が始まってから 140年経った今も未完成なサグラダ・ファミリアが、いよいよ最終段階を迎えるとのことで、それを紹介する展覧会である。 遠いスペインで何だか凄い建物が作られているらしい、くらいにしか思っていなかったのだが、展覧会を見て、改めて「これは凄い」としか言いようがない建築物であった。 gaudi2023-24.jp Web サイトからみどころを引用・紹介する: 1 ガウディの創造の源泉を探ります ガウディはゼロから独創的な建築を創造したわけではありません。ガウディの才能は、西欧建築の歴史、異文化の造形、自…

  • 「霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展」にて、気配を感じさせるリアルな彫刻を見る(そごう美術館)

    そごう美術館の「霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展」(PDF 鑑賞ガイド)に出かける。 主に動物、それも実在するだけでなく架空の動物をモチーフに、リアルな彫刻群が並ぶ。現代アートとは少し距離を置き、独自性を追求した作品であると感じる。 大森暁生《月光の狼》2012年 大森暁生《ぬけない棘のエレファント》1999年 大森暁生《Swan in the frame (Type-A)》2005年 大森暁生《龍乃角粉》2013年 ランキング参加中絵画、アート ランキング参加中ミュージアム

  • 横浜の地元には隠れた紫陽花の名所がある

    地元に紫陽花の群生が見事に咲くところがある。 場所は、第三京浜都筑インターの近く。隠れた紫陽花の名所かもしれない。

  • ついに木島櫻谷の《寒月》に会えた(泉屋博古美術館東京)

    絶対に一度は実物を見たかった絵がある。それは木島櫻谷このしまおうこくの《寒月》である。 泉屋博古美術館東京にて「特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中」が開催されており、《寒月》は 6月3日から18日までの期間限定展示となっている。6月3日初日にいそいそと出かける。 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家・木島櫻谷(このしま・おうこく1877-1938)。 動物画で名を馳せた彼ですが、生涯山水画を描き続けたことも見逃すことはできません。何よりも写生を重んじた彼は、日々大原や貴船など京都近郊に足を運び、また毎年数週間にわたる旅行で山海の…

  • ゴルフが中止になったので GINZA chez tomo で家族サービス

    会社休日でコンペが予定されていたが、台風の影響で全国的に大雨となり、ゴルフは中止となった。 平日休みのいい機会なので、家族サービス(ご機嫌とり、とも言います)。銀座シェ・トモ(GINZA chez tomo)でランチ。雨が降っていることもあってか、スムースに予約を取ることができた。 シェ・トモは敬愛する会社の先輩に、白金のお店の時から何度か連れて来ていただいたお店。2009年に銀座に出店されてからも一度来ている。それ以来だから、もしかしたら 10数年振りかもしれない。そもそも銀座で食事するのもコロナ以来、数年ぶりである。 ランチコースには名物の「ウニの貴婦人風」と「山梨県産 無農薬野菜達28~…

  • ChatGPT をはじめとする生成 AI のブレークスルーに、ワクワクしている

    ここ数年の自然言語処理 AI のブレークスルーを体現したのが ChatGPT である。応答としては「教科書的」だし、正しくない応答をするといった問題もあるが、大規模言語モデル(GPT-3.5)を基盤として、人間との自然な対話を実現していることは本当に凄い。GPT = Generative Pre-trained Transformer という名の通り、Transformer というアーキテクチャのディープ・ニューラルネットワークで事前学習された(pre-trained)、生成(generative)AI である。 muranaga.hatenablog.com ここ数ヶ月は、ChatGPT に…

  • 吹きガラス工芸の凄技を目の当たりにする(サントリー美術館)

    国立新美術館から東京ミッドタウンに戻ってランチ。久しぶりに HARBS のミルクレープを味わう。 muranaga.hatenablog.com そしてサントリー美術館の「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展に出かける。軽い気持ちで訪れた展覧会だったが、これがなかなか目を見張らされるものだった。吹きガラス工芸の凄技を目の当たりにして、息を呑む。 www.suntory.co.jp Web サイトから展覧会の概要を引用する: 吹きガラスは、ドロドロに熔けた熱いガラスに息を吹き込み、風船のように膨らませて器を作る技法です。直接手で触れることなく、ガラスの温度や状態を見定めながらスピーディに器を形づ…

  • さまざまな愛のかたちが示される「ルーヴル美術館展 愛を描く」(国立新美術館)

    ルーヴル美術館から愛をテーマにした絵画が来日している。国立新美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 愛を描く」。 www.ntv.co.jp Web サイトにある展覧会の概要を引用する: ルーヴルが誇る珠玉の“愛”の絵画が一堂に! 人間の根源的な感情である「愛」は、古代以来、西洋美術の根幹をなすテーマの一つであったといえるでしょう。ギリシア・ローマ神話を題材とする神話画、現実の人間の日常生活を描く風俗画には、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、官能的な悦び、あるいは苦悩や悲しみが、様々なかたちで描かれています。一方、宗教画においては、神が人間に注ぐ無償の愛、そして人間が神に寄せる愛…

  • 「重要文化財の秘密」を知る(東京国立近代美術館)

    連休の最終日は、東京国立近代美術館 70周年を記念して開催されている展覧会「重要文化財の秘密」に行く。 明治以降の近代美術作品が初めて重要文化財に指定されたのは 1955年。現在、国指定の重要文化財は 10,872件あるが、明治以降の絵画・工芸・彫刻に限れば 68件に過ぎない。まだ国宝に指定されたものはない。この展覧会では、その 68件のうち、51件もの作品が集められている。 jubun2023.jp 展覧会の Webサイトからその概要を引用する: 東京国陸近代美術館は 1952年 12月に開館し、2022年度は開館 70周年にあたります。これを記念して、明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要…

  • 横浜の元町・山手を散策して、バラを観賞する

    「ガーデンネックレス横浜」の一環で、横浜の元町・山手エリアを散策する。ちょうどバラが美しく咲き誇っているはずだ。 まずはみなとみらいでよく行くトラットリア「ペッシェドーロ」で早めのランチで腹ごしらえ。車ではないので昼からワインを頼むことができる。 元町・中華街駅まで電車に乗り、アメリカ山公園、イギリス館の「イングリッシュローズの庭」、そして港の見える丘公園と散策する。 アメリカ山公園は小さな公園だが、花がいっぱい。芝生で昼寝をする人、犬の散歩をする人など多くの人出がある。 横浜気象台の横を抜けて、イギリス館へ。ここの「イングリッシュローズの庭」は、バラが咲き誇っている。 もちろんバラだけではな…

  • 「土門拳の古寺巡礼」展で、クローズアップされた仏像の表情に魅せられる(東京都写真美術館)

    東京都写真美術館で開催されている「土門拳の古寺巡礼」展に足を運ぶ。土門拳のライフワーク『古寺巡礼』刊行から 60年を記念して開催されている展覧会である。 室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相 室生寺金堂 薬師如来立像、十一面観音立像、十二神将立像 展覧会の Web サイトから、概要を引用する: ドキュメント、人物、古美術、建築、風景、そのいずれにも忘れがたい作品を残し、日本の写真史に巨歩を記した土門拳(1909-1990)。ライフワーク『古寺巡礼』の第一集が刊行されたのは1963年、今年で60年を迎えます。戦前から仏像行脚を続けた土門は、みずからの眼で選んだ古寺や仏像を徹底して凝視し撮影。建築の…

  • 画面が大きくて見やすい Redmi Smart Band 2 を身につけて、ウォーキングを再開しよう!

    今年の初めに膝を痛めて以来、ウォーキングもジョギングもサボっていたら、4kg 近くも太ってしまった。まだ膝は完治せず、たまに痛むし、階段や坂道ではかばいながらの上り下りになる。しかしそろそろウォーキングあたりから再開していこうと思っている。 そう考えていた矢先に、最新のリストバンド型ガジェット Redmi Smart Band 2 が 4月16日までの期間限定で 4,000円以下に値下げされているのを見て、即ポチってしまった(4月21日には、4,990円に戻っている)。 シャオミ(Xiaomi) スマートウォッチ Redmi Smart Band 2 スマートバンド 【1.47インチ 大型ディ…

  • すぐ目の前に竜電!大相撲の地方巡業を堪能した(横浜アリーナ)

    大相撲の地方巡業、横浜アリーナ場所に出かける。 妻が頑張って1階の椅子席、それも一番前のチケットを取ってくれたので、かなり間近に力士の姿を見ることができる。もっと土俵に近い「たまり」と呼ばれる席は、長時間座っていなければならないので、椅子席の方が楽だし、土俵の様子もよく見える。 その席につこうとしたら、すぐ目の前に竜電がいた!カッコいい! 土俵ではぶつかり稽古が行われており、そのアップ中であった。目の前に鍛えられた大きな身体とお尻。そして角界一のハンサム力士でもある。目が合うとちょっと頷いてくれた。 いきなりテンションが上がってしまった。土俵の方に目を移すと、稽古を待つ土俵下では、御嶽海と大栄…

  • 両親の懐かしい話に花が咲いた休日

    はるばる九州(宮崎県小林市)から従姉妹夫妻が、老父母を訪ねて来てくれた。休みを取ることができたので、車を出す。 朝6時半頃に横浜の自宅を出発、関越・三芳PA のコンビニでおにぎりを買って朝食。しかしここでスターバックスの看板が目に止まってしまった。The Melon of Melon フラペチーノ。頼んではいけない代物である。それはわかっている。しかし朝の8時前というこ時間にスターバックスに並んでいる人はいない。こんなチャンスは滅多に訪れないのではないだろうか? …というわけで誘惑に勝てなかった。 専用の太いストロー付。これでメロンの果肉を口の中で楽しむことができる。この食感は期待以上であった…

  • Hulu 1ヶ月限定契約のつもりだったけど…

    「リバーサルオーケストラ」のスピンオフ・ドラマ「ビハインドオーケストラ」が Hulu 限定配信なので、Hulu に(再)加入した。1ヶ月限定のつもりだったけど…。 muranaga.hatenablog.com まず「あなたの番です」、反撃編も含めて全 20話を見た。ストーリー展開も面白いが、西野七瀬、原田知世と、僕にとっての新旧アイドルが出演するドラマで、満足度が高い。そしてそのスピンオフ「扉の向こう」も、Hulu のみの配信である。 www.ntv.co.jp www.ntv.co.jp そしてこれまた西野七瀬がハチ・オーグとして出演する映画「シン・仮面ライダー」の予習と称して、オリジナル…

  • 日本国内所蔵の作品が多い「憧憬の地 ブルターニュ」展(国立西洋美術館)

    雨の博物館・美術館巡り。国立東京博物館(トーハク)の「特別展 東福寺」をあとにして、国立西洋美術館で開催されている「憧憬の地 ブルターニュ」展を見に行く。 bretagne2023.jp muranaga.hatenablog.com 奇しくも同じ時期に SOMPO美術館でもブルターニュをテーマにした展覧会「ブルターニュの光と風」が開かれており、そこに行ったことが今回のいい予習になった。SOMPO美術館でフランスの地方美術館所蔵のたぶん二度と見る機会のない作品を楽しんだのに対して、こちら西洋美術館の展覧会では、松方コレクションをはじめ 30か所を超える国内所蔵先の絵画を堪能することができる。 …

  • 仏教芸術の宝庫である大伽藍と、忘れられた画聖・明兆の魅力をあますところなく伝える「特別展 東福寺」(東京国立博物館)

    週末はあいにくの雨だが、花見の人出も落ち着いたと思われる上野へ、博物館・美術館巡りに出かける。 まずは東京国立博物館、トーハクの「特別展 東福寺」へ。正直、東福寺が凄い仏教美術の宝庫だとは知らなかったのだが、BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で、そのスケールの大きな仏像群や壮観な五百羅漢図が紹介され、ぜひ行こうと思った。翌日の NHK「日曜美術館」で紹介されると、混雑が予定されるので、その前に…。 tofukuji2023.jp 展覧会のサイトよりみどころを引用する: 新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つです。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範ぶじゅんしば…

  • レヴォーグ STI Sport の「キャラ変」をさらに強化:サスペンションの挙動を変えるソフトウェア・アップデートが提供される

    愛車レヴォーグ STI Sport は、車の「キャラ変」をソフトウェア制御で実現しており、ドライバーの嗜好や運転状況に合わせて、Comfort / Normal / Sport / Sport+ の 4つのドライブ・モードを選択できる。このドライブ・モードは、パワーユニット、ステアリング、サスペンション、AWD、アイサイト、エアコンの制御の組み合わせで構成されている。 www.subaru.jp 僕は家族を乗せて走ることが多いので、しなやかなサスペンションで、パワーユニットの加速も緩やかな Comfort をベースとしつつも、ステアリングは切れ味よく Normal に、エアコンも Normal…

  • 初 Shake Shack からの野球観戦

    久しぶりの東京ドーム。試合開始の1時間以上前に到着した。いつもなら野球を観戦しながら弁当を食べるのだが、TV「マツコの知らない世界」でハンバーガー特集とやっていたこともあって、観戦の前に人生初の Shake Shack と相成った。シャックバーガー(シングル)+チーズフライ+シャックマイスターエール、合計 2,400円。外苑前にお洒落なお店がオープンしてから 8年経って、ようやく Shake Shack のハンバーガーを食べたのである。 そしてジャイアンツ・アプリを使っている人には、ドーム内の売店 1,000円引きのクーポンが配信される。お弁当などを売っているところは長蛇の列。入る前にハンバー…

  • 三浦一馬キンテートによるオール・ピアソラ・プログラム「陶酔のタンゴ」(横浜みなとみらいホール)

    急に家族からチケットを譲り受けて、三浦一馬キンテートのコンサートに出かけることになった。キンテート= quintet、五重奏団である。 「陶酔のタンゴ」と題して、すべてピアソラのプログラム。バンドネオン(三浦一馬)、ヴァイオリン(石田泰尚)、コントラバス(高橋洋太)、ギター(大坪純平)、ピアノ(山田武彦)という、ふだん聞く機会のない五重奏。楽しくわかり易い曲ばかりで、シンプルに楽しいコンサートであった。三浦一馬、石田泰尚とキャラクターの立った演奏者であり、根強いファンがいることを実感した。 一番後ろの席だったが、横を見ると音響(PA)の技術者が座っている。そう、マイクとスピーカーを通しての音な…

  • 特別展「富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」(山種美術館)

    日本を代表する山と花、富士山と桜をテーマにした日本画の展覧会に足を運ぶ。山種美術館で開催されている特別展「富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」である。Web サイトにある展覧会の概要を引用する。 富士山は古くから、さまざまな芸術の源泉となってきました。特に美術では、葛飾北斎と歌川広重の浮世絵が世界的にも有名です。本展では、北斎の《冨嶽三十六景》より「山下白雨」(個人蔵)と「凱風快晴」、広重の《東海道五拾三次》に加え、北斎が富士山というテーマをさらに発展させた絵本『富嶽百景』(個人蔵)を特別に展示します。 また、近代・現代の日本画でも、富士山は世代を問わず描き継がれるとともに、富士山にこだ…

  • 「ブルターニュの光と風」展を訪れ、ポン=タヴァン派・ナビ派の歴史を学ぶ(SOMPO美術館)

    フランスの北西部に位置するブルターニュ。ワイン好きな人にはお馴染みのブルゴーニュと間違いそうだが、そうではなく、ブルターニュ。フランス語だとブリテンを意味する。ブルターニュは古のケルト文化を残す地方で、画家たちのインスピレーションを掻き立てるところだったようだ。ブルターニュをテーマにした展覧会が、国立西洋美術館と SOMPO美術館で同時開催されており、後者の方に行って来た。 www.sompo-museum.org 展覧会のサイトから概要やみどころを引用する。 豊かな自然と独自の文化を持つことで知られるフランス北西部の地、ブルターニュ。本展は、ブルターニュに魅了された画家たちが描いた作品を通じ…

  • 一緒に働く仲間たちを紹介した動画を作りました

    僕が取締役として勤務している会社と、そこで一緒に働く仲間たちを紹介した動画ができあがった。Web 構築、デジタルマーケティング支援、映像制作、イベント・オンライン配信などの専門家たちが集まってできあがったチームであることを示している。 自分たちのケイパビリティである映像制作のショウケースとして、自分たちでこの会社紹介の動画も制作している。 www.youtube.com この会社を 5年前に設立して、技術統括・ソリューション統括として経営に携わってきた。幸いずっと黒字を出し続けることができた。後進を育成して引き継いでいく段階に入っている。人が財産の会社であり、人材育成が最も大きな経営課題の一つ…

  • 雨で少し散ってしまった桜

    週末の雨で少し散ってしまった桜を、散歩がてら見に行く。

  • 懐かしい東急 8000系と再会した

    週末、あいにくの雨が降る中、伊豆へ小旅行。熱海で新幹線から乗り換えた JR伊東線、そして伊豆急行には、小学生の頃からよく乗っていた東急 8000系の列車が走っていた。 改造されて、対面の4人がけのクロスシートが備え付けられている。 1泊したものの雨は降り続き、2日目は予定をキャンセルして帰途についた。帰りの川奈駅で乗ったのは、青い帯のない 8000系であった。 muranaga-golf.hatenablog.com

  • 祝 WBC 優勝!増上寺の桜、WBC 色にライトアップされた東京タワーと夜桜

    祝 WBC 優勝! 昨日の逆転サヨナラ2塁打で覚醒した村上宗隆が、初球を打って同点ホームランにしたのには痺れた。そして岡本が2点差をつけるホームラン! その後はずっと会議が続き、中継を観ることはできなかった(見ていたらハラハラドキドキし通しだっただろう)。会議が予定より早く終わり、ちょうどお昼前に、漫画のようにお膳立てされた大谷翔平対トラウトとの対決を、大谷がスライダーで空振り三振で征して、優勝を決めた瞬間を見ることができた。 www.wbc2023.jp とてもいい気分で、オフィスの近くを歩きながら、お花見。増上寺の桜は五分咲きというところだろうか。 オフィスのすぐ裏にある常照院の桜が満開に…

  • WBC 逆転サヨナラの熱狂、散歩がてらのお花見、家族揃ってのディナー

    WBC(World Baseball Classic)準決勝 日本対メキシコ戦のじりじりした展開からの逆転サヨナラ勝ちには熱狂した。 www.wbc2023.jp 午後は散歩がてらお花見。ソメイヨシノはまだ3分咲きといったところだが、1週間ほど早咲きのサクラは満開になっていた。 夜は久しぶりに家族4人揃ってのディナー。3月から4月にかけて家族の記念日が集中しているので、まとめて。子供たちの近況や最近の推しを聞いたり、こちらからは「リバーサルオーケストラ」の魅力や、果ては ChatGPT の仕組みについて語ったり…。KIHACHI のエリザペスパイを大変美味しくいただきました。 www.kiha…

  • 「リバーサルオーケストラ」最終回!Hulu を再契約して「ビハインドオーケストラ」も観てしまった

    テレビドラマ「リバーサルオーケストラ」は、地方のポンコツオーケストラが、世界レベルの指揮者とコンマスとともに一流のオーケストラに成長していく物語。登場するキャラクターの魅力、いかにも「ありそう」な人間ドラマ、ほどよい距離感のラブコメディ、毎回行われる本格的な演奏…。俳優さんたちがものすごく楽器の練習をしたらしく、演奏シーンは非常にリアリスティック。田中圭の指揮も堂に入っていた。門脇麦演じる天才ヴァイオリニストも可愛いキャラクターであった。 www.ntv.co.jp 俳優さんたちの後ろで演奏するオーケストラは神奈川フィルハーモニー管弦楽団(神奈フィル)。ドラマのオーケストラ監督を務めた音楽主幹…

  • 超絶技巧曲を余裕で弾きこなす阪田知樹「ファンタジック・リスト」(横浜みなとみらいホール)

    雨の中、みなとみらいホールで開催された神奈川芸術協会のコンサートに出かける。世界トップクラスのリスト弾きとして知られる阪田知樹さんのオール・リストプログラム「ファンタジック・リスト」。リストの 4曲すべてがオーケストラとの協奏曲である。 kanagawa-geikyo.com 曲目・演目 <オール・リスト・プログラム>: ハンガリー幻想曲 S.123 ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 休憩 死の舞踏(「怒りの日」によるピアノと管弦楽のためのパラフレーズ)S.126 ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124 アンコール ラフマニノフ:楽興の時 第2番 Op.16-2 変ホ短調 演奏: ピア…

  • 東急新横浜線の開通によってもたらされる不便…。

    明日、東急新横浜線が開通し、相鉄との相互乗り入れが始まる。確か 2008年に住民説明会があり、当時は 2019年に完成する計画だったが、2023年3月18日に開業となる(これまでの歩み)。その間、環状2号線の陥没なども起こっている。 hiyosi.net muranaga.hatenablog.com まぁ予想していたことだが、沿線住民にとっては、通勤時間帯の日吉始発の目黒線が少なくなり、しかも各駅停車のみ、急行はすべて新横浜からとなり、かなり残念なダイヤ編成になっている(下図の左が before、右が after)。 日吉駅 東急目黒線 時刻表:before / after 日吉駅 東急目黒…

  • ようやく音楽配信サービスのサブスクリプション生活を始めた

    大量の古い CD を iTunes に取り込んで音楽ライブラリを構築したのを機に、思い切って、音楽配信サービスのサブスクリプション(サブスク)生活を始めることにした。息子たちはもう数年も前に、音楽サブスクをやっているので、ずいぶんと後れをとったことになる。 muranaga.hatenablog.com 僕の中では、音楽サブスクに対する勝手なイメージがあり、 毎月 1,080円支払うほど、音楽を聴いていない 好きなアーティストの音楽を配信していない可能性がある データ定額料金の安い携帯電話会社に移行してから考えよう と思っていたのだが、CD を 150枚ほどコツコツと PC に取り込んだ際の手…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、Villageonさんをフォローしませんか?

ハンドル名
Villageonさん
ブログタイトル
Muranaga's View
フォロー
Muranaga's View

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用