次郎物語との出会いは、小さいころ観たNHKのドラマだった。池田秀一が主人公の次郎だった。ウィキペディアで確認すると、1964年4月7日から1966年3月29日まで放送されたとなっている。ということは、私が8~10歳のころである。内容についてはなんとなく覚えているくらいで、次郎の父:俊亮役を演じた久米明がカッコよかった。ウィキで初めて知ったが、朝倉先生が登場していた。ということは子供時代から中学時代も描いていたこととなる。次郎物語といえば、祖母や母から疎んじられ、乳母のお浜だけの愛にすがる、というような物語というのが印象だったので、好きな物語ではなかった。しかし、成人してから2回ほど読んだが「なかなかどうして侮れない」を超えて「青春小説の第一番」という評価になっていった。そして今回、キンドル版で読み直したのである...次郎物語(1)~(5)下村湖人
今月の日経新聞の「私の履歴書」は里中満智子さんである。里中さんの漫画は「マンガギリシャ神話」を読んだのは覚えている。そもそも、いわゆる少女漫画はあまり読まなかったのである。で「私の履歴書」の11回目は「あした輝く」の題名で書かれていて、里中さんにとってはターニングポイントの一つだったのだろうと、読んで思ったのである。そこで、キンドルで探して、あした輝く3巻を読んだ。里中さん自身がこう語っている「史実に照らせばおかしなところもある漫画だと思う」そう、時々違和感があるのは、この漫画の連載が始まった1972年(昭和47年)(私は高校1年生)にはまだまだ資料が充実していなかったことから生じるものだろう。物語は、終戦直前の満州から始まる。最初の主人公は「今日子」敗戦で数々の試練を経験して今日子はやっと日本にたどり着く。そ...あした輝く里中満智子
2021年5月2日以来、更新を行ってこなかった読書日記ですが、再開します。これで、何度目の再開宣言になるのか数えてはいないけれど、方向性というか考え方についてある程度考えがまとまったので、再開することとしました。この1年間でもいろいろと本を読んできていますが、読みながらいつも頭の片隅から離れないのは「読書日記」にどう書こうかということでした。なので、依然読んでいた当時の本を読む楽しさというものが薄れていく傾向になり、結局、何を書いたらいいのかわからなくなり、更新をしない、という状況に陥っていました。本を読みながら『この部分は紹介できる』といった部分に、付箋を貼ったり、キンドルであれば印をつけたりしていたのだが、それに熱中すると内容が頭に入らない、内容に熱中するとその作業をとばしたりする、更には付箋を持ち歩かなけ...再開!(何度目の再開か?)
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