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読書日記 嘉壽家堂 アネックス https://blog.goo.ne.jp/kzyco

本を読むことが一番の楽しみです。読んだ本のことや日々の出来事をもじゃもじゃと書き綴っています。

嘉壽家堂
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登米市
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登米市
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2007/01/31

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  • 一発屋芸人列伝 山田ルイ53世 新潮文庫(kindle版)

    一発屋とは、よく聞く言葉である。以前、歌の世界でも一発屋ということを言っていたような気がする。一発屋は悲しい言葉でもあるが、一発屋にもなれない者には憧れである、というような印象を持っていた。さて、本書では11人の一発屋について紹介(?)書かれている。その中には、著者の「髭男爵」も入っている。私的には一発屋ではないのではないかと思う「テツandトモ」も入っているのだが。私の見解では、一発屋というのは一発で終わってその後鳴かず飛ばずの状態に陥るということ。しかし、芸人はいわゆる「一発うけた芸」で終わるという事はもしかしたら少ないのではないか。その後も活動を続けている、それがうけなくなった、あるいはうけが少なっただけではないのか。少なくても、本書で紹介されている11人の中にも、一発の芸で受けたがその後は自分なりの仕事...一発屋芸人列伝山田ルイ53世新潮文庫(kindle版)

  • コロナ接近の恐怖

    私の住んでいる町でコロナ感染が拡大している。当市では7月11日に1名の感染者がでて以来ずっと感染者がでていなかった。12月4日に2人発生、その後毎日感染者が確認されていたが、介護関係の感染ということで、のんびりと構えていたのであった。ところが、飲食店での感染が確認された時から事態は急展開する。12月10日、私に近いところから感染者が発生し、近いとは「感染者→A濃厚接触者→B→私」ということ。12月11日、AのPCR検査結果が出る前に、その飲食店から23名の陽性者を確認したのであった。その飲食店がクラスターに指定された。私の周辺は騒然となった。私と私の周辺にいる人たちにとって、陽性者には知人が多くいた。そして、濃厚接触者に指定された人にも知人が多い。幸い、12月12日、Aの陰性が確認され、とりあえずそのルートは消...コロナ接近の恐怖

  • キラキラ共和国 小川糸 幻冬舎文庫

    読み終わるまで、相当の時間を要してしまった。この物語を読むのには、自分の心が穏やかでないといけない。バタバタ読んではいけない。味わい深く読みたい。前巻の「ツバキ文具店」では、主人公・鳩子は、祖母の跡を継ぎ文房具店を営みながら「代書」を請け負い多くの人の心を読み解き、本音と建て前を上手に使い分けた手紙を書いた。鳩子の人生が縦糸で、代書を依頼する人の人生が横糸となって交わり、穏かな物語となっていた。そして、鳩子はミツローさんと結婚し、ミツローさんのこどもQPちゃんと生活を共にすることとなった。と思っていたら、アララ、とりあえず別居婚であった。本巻では4つの章というか物語が描かれている。横糸の代書もあり、縦糸の鳩子の人生も、関わる人も増え、関わり方も深くなっていく。ああ、鎌倉っていいなあ、という描写もあり、おだやかに...キラキラ共和国小川糸幻冬舎文庫

  • 家康 安部龍太郎 kindle版1~5

    「徳川家康」は、歴史上の人物の中で最も好きな人物の一人である。もう一人は「勝海舟」なので、徳川幕府の創設者と幕引きをした男が好きだという事になる。徳川家康の生涯を描いた小説として、山岡荘八の「徳川家康」全26巻がある。この物語を初めて読んだのが高校1年生の時だった。高校時代にはもう1回読んでいる。社会人になってからは、月賦で文庫本を購入しこれも2回ほど読んでいる。その山岡荘八版の家康に次いで、今回の安部龍太郎の「家康」が発表された。読もうかどうか迷った。若い時からの家康のイメージが大きく変わって描かれていたらイヤだな。というのがそのココロ。多くの歴史小説、時代小説において家康は悪・負の象徴のように描かれている。それはそれでいいのだが、今回は「主人公」なのである。では、kindle版で試し読んでイヤだったらやめよ...家康安部龍太郎kindle版1~5

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