一発屋芸人列伝 山田ルイ53世 新潮文庫(kindle版)
一発屋とは、よく聞く言葉である。以前、歌の世界でも一発屋ということを言っていたような気がする。一発屋は悲しい言葉でもあるが、一発屋にもなれない者には憧れである、というような印象を持っていた。さて、本書では11人の一発屋について紹介(?)書かれている。その中には、著者の「髭男爵」も入っている。私的には一発屋ではないのではないかと思う「テツandトモ」も入っているのだが。私の見解では、一発屋というのは一発で終わってその後鳴かず飛ばずの状態に陥るということ。しかし、芸人はいわゆる「一発うけた芸」で終わるという事はもしかしたら少ないのではないか。その後も活動を続けている、それがうけなくなった、あるいはうけが少なっただけではないのか。少なくても、本書で紹介されている11人の中にも、一発の芸で受けたがその後は自分なりの仕事...一発屋芸人列伝山田ルイ53世新潮文庫(kindle版)
2020/12/29 22:26