近頃はキンドル(kindle)で読書だったが、なんだか味気ない感じがしてきて、久しぶりに文庫本でも読もうかと思い手に取った本である。実は2017(H29)年5月に購入してそのままにしていたものである。この3年間は、趣味の読書というより「読まねばならぬ」ものがいっぱいで、とてもとても本を読む気になれなかった。といいながら、少しづつ読んではいたのだが、感想という感想を持たないものだった。さて、戦国幻想曲である。主人公は戦国期に生きた「渡辺勘兵衛」である。こいつが一風変わったやつで、こんなやつとは深くかかわりたくない、のが私としての感想である。イヤ、わかるのよ、こいつの信念は。いいのその信念で。でもね、他人のそれも割と頑固な信念は、付き合うとつらいのよ。で、読み進めると、渡辺勘兵衛よりも池波正太郎の「すごさ」のほうが...戦国幻想曲池波正太郎新潮文庫
「ブログリーダー」を活用して、嘉壽家堂さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。