御存知の通り、2024年11月1日(金曜日)よりフリーランス新法が施行されました。「出版不況」や「本が売れない」と言われて約20年もたちますが、一向に改善されないのは、コンプライアンスにうるさくなったこともさることながら、時事通信社の『用字用語ブック』、共同通信社の『記者ハンドブック』、NHKの放送用語委員会(以下、これらをハンドブックと記載)などに固執しているのも要因だと思います。■型と個性を尊重せず、先人を全否定した大相撲の力士は巨漢と小兵、四つ相撲と押し相撲、プロ野球の打者はホームランバッター、アベレージヒッター、守備職人、投手はストレートでグイグイ押す本格派と変化球でかわす技巧派など様々で、型と個性が認められています。第52代横綱北の富士勝昭さんの相撲解説、野茂英雄投手のトルネード投法も然りです。ところがメディアの世界になると、型と個性を認めず、ハンドブックに固執する傾向にあるのは..