NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今週(2024.6.6)掲載されたのは〈大国主命の子が主祭神/鴨都波神社(御所市)〉、執筆されたのは、生駒郡三郷町にお住まいの小林誠一さんだった。小林さんは「撮り鉄」で、この写真も広角レンズを使って迫力を出されている。では、全文を紹介する。※トップ写真は鴨都波神社本殿=御所市の宮前町で大国主命の子が主祭神/鴨都波神社(御所市)近鉄・JR御所駅の南に位置する鴨都波(かもつば)神社は、古事記に記される国譲りの神、大国主命の子、積羽八重事代主命(つわやえことしろぬしのみこと)を主祭神として、第十代崇神天皇の御代に創建されたと伝わります。事代主命はこの地を本拠としていた古代豪族の鴨氏が崇拝していた神です。同市内の...境内が弥生時代の遺跡「鴨都波神社」(御所市宮前町)/毎日新聞「やまとの神さま」第86回