今日は昨日の作業の片付けから始まりました。また来年くらいまで使用しない機械をばらし洗浄していきます。小さなパッキンやバネなんかもあってなくさないかドキドキしながら洗浄して組み立てます。暖かい地域と釧路とでは気をつけなくてはいけないことに機械の凍結があります。ほとんど多くの機械が凍結するなんてことを想定しているところは少ないです。複雑な機械になればなるほどやっかいで凍結しまえば配管を破損したり基盤が...
朝起きると雨。雪ではなく雨の時点で、大分暖かいことがわかる。仕込みにとっては日に日に辛い時期になってくるなと思いながら朝出勤。醪の温度も何もしなければ徐々に上がり冷却をすれば冷えすぎる微妙な温度帯。室温も10℃というボーダーラインを越えてくるので色々を気を遣う。室温を下げる工夫や寒いところに物を移動するなど手数が増える。手をかけなくてもいいようなものを仕込み計画に入れ込むが順当に仕込むのが難しくなる...
3月も残りわずか。あっという間に新年度ですね。新しい生活が始まった方もいるかもしれません。昨日、TVで偉人の名言や行動が紹介されていました。あまりゆっくり見る時間は無かったのですが何個か気になったのでメモを取りました。なんとなく意識を変えるきっかけになりそうな言葉や考え方などを見聞きした時はメモを取るようにしています。仕事に役立ちそうな考え方や発想などもスマホに入れています。たまに見返すと「あぁ、こ...
日に日に気温が上がり暖かくなってきました。蔵の回りも雪が解け冬タイヤを変えようかな?と思うほど仕込みを行うクラの中も徐々に室温が上がり昼間は10℃近くまで上がります。徐々に気温が上がるこの時期は醪の温度管理に苦労します。品温を下げたい時も冷却を強くかけてしまえば発酵が鈍くなるためです。そういう意味ではすごく寒いですがずっと一定の室温の真冬は管理しやすいですね。さて今日は分析をいつもしてくれているツ...
続々と五色彩雲ブランドの醪が仕込まれています。写真はNusamaiになる醪です。北海道の酒造好適米 『吟風(ぎんぷう)』を原料に使用している山廃酛仕込みの純米酒です。福司の純米酒より味わいに膨らみがあり料理へのペアリングの幅を持たせる酒質となっています。全国で山廃を造っている蔵は沢山ありますが北海道米で仕込みをしている蔵はまだ少ないはずです。私たちは北海道のお米とこの気候の中で山廃仕込みを行うことはこの...
Ashiri用の白麹造りを始めました。黄麹と異なる種麹のため、生育のさせ方を変えて造ります。本来白麹は焼酎で使用される麹です。黒麹の突然変異株になるのですが黒麹は本当に黒色なのに対して白麹の種は茶色です。ちなみに黄麹は・・・・緑色です(笑)どうしてこの色の名前が付いたのかな?と不思議なくらい緑麹や茶麹でもよかったのでは?紅麹というのもあって、これは赤色しています。着色料にも使われ、酒造りでも酒に赤っぽい色...
徐々に気温が高くなってきました。醪を発酵させている仕込み蔵も数日前までは締め切り、室温を保つようにしていましたが今は戸を開け、室温を下げるようにしました。仕込み前に麹と水を混ぜ準備する工程を水麹を作ると言いますが、その時も水温を下げる工程が増えたり仕込み前に氷を使う場面も出ています。ここからは温度の管理がしやすいように小さめの仕込みを入れたり発酵温度を高めに持っていく酒質のモノを仕込む計画です。残...
私たちの仕事はお酒を造る事だが造っても売れなければ本末転倒。製造部だから造っていればいいという話でもないと思っています。大きな会社ならまだしも15人くらいの小さい規模の蔵ですから出来ることを出来る人がやっていく必要があると思っています。製造部のメンバーにも造るだけは無い仕事をしてもらうこともあります。五色彩雲は営業に行ったり商品の案内を担当してもらい多様な仕事をしてもらっています。私も少しずつ後輩...
出張のため、2日間ブログをお休みしておりました。仕込みの時期にも出張するのかな?と思われるかもしれませんが札幌国税局の新酒鑑評会の審査員として毎年参加させていただいております。今年も前日入りして公務を行ってきました。審査員の仕事ってなかなか経験できないと思います。かなり緊張する仕事で、気疲れする上に移動が長いので疲れはするのですが気分転換や同じ年代の同業種の方々と今年の仕込みについて情報交換を軽く...
福司のオリジナル酵母としてハマナスの花から分離した酵母で仕込んだ純米酒の仕込みが始まりました。1年に1度、小ロットで仕込むためまだまだデータが少ないこのお酒。野生から採取された酵母のため花のイメージというよりもワイルドな酒質になる印象があります。『いつもの酵母とは違う』想定で仕込みをしてどちらかというと『弱い』というイメージで扱います。酵母が弱いと言ってもどんな感じかわからない方が多いと思いますので...
札幌国税局の新酒鑑評会の出品酒を送りました!まずまずのレベルまでは仕上げれたのであとは、まぁ、神頼みです(笑)皆さんはジンクスって信じていますか?実はチーム福司では出品の際に金賞をとるジンクスがあります。願掛けというか・・・ジンクスとして受け継いでいることというべきでしょうか。それが『送り状を書くのは入社が若い人』という物です。去年はエースが。その前はブルートかな?今年はまだ名もないが新しく入社して...
本日、海底力の発売日でした。出荷準備しているなぁとは思っていたのですが仕込みの方に気を取られていて、発売日を逃しておりました。海底力と書いて「そこぢから」と読みます。釧路は炭鉱の街でした。元太平洋炭鉱、現在はコールマインの坑道が太平洋の海の底に向けて掘られています。この坑道内で熟成貯蔵したお酒が「海底力」というお酒で毎年この時期に発売します。蔵からはほぼ即完売で出荷され市内の酒屋さんなどで購入して...
出品酒の準備が始まりました。何度も利き酒して決めていきます。出品酒は私が唎酒をして決めていきます。とはいえ、ものすごい数の中から決めるのではなく数個の中から決めるので選べる選択肢は限られます。袋で吊り、滴で集められたお酒たちは斗瓶という大きな瓶に入れられます。これは貯蔵容器として使用され1つの斗瓶に18ℓ入っています。1個の斗瓶を取り終わると2個目の斗瓶をセットしそれが溜まると3個目の斗瓶へという流れ...
継続は力なりと言いますが皆さんは『継続』していることはありますか?とあるビジネス本には継続したいと思っている人が1万人いても、実際に挑戦するのはわずか1%の100人と言われ、その中でも継続できるのは1人と言われています。とありました。私たちはどこに入っているのだろう?またべつのSNSでは継続は力なりの言葉の真意として何かを継続したことでひとつの成果を出して成功体験をつかんだ人は、この言葉の意味を実感する。...
昨晩、今シーズン最後のアイスホッケーの試合が終わりました。練習しないで試合だけしか出ていません。社長にはまだやっているの!?と心配されます。(ケガとかね)とはいえリーグの中でも下位の方なのでチェックなし(体の接触は基本ダメ)と表情の格闘技と言われるスポーツにしてはユルイレベルでのんびりやっています。とはいえ昨日は久々に鼻血を出すことにコチラも下部リーグなのでそこまで身構えていませんでしたがたまにい...
無事今シーズンの大吟醸をしぼり終えました。ここからは出品に向けての準備が始まります。出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うのか?違いは2点かな?と思います。1つは『搾る方法』もう一つは『処理の仕方』でしょう。まず搾り方ですが出品酒は袋吊りという方法でしぼります。搾るタンクから一定量の醪を抜き枕カバーくらいの大きさの布に入れ紐で縛り吊るしていきます。この搾り方は時間と手間がかかる事そして収量が少ない...
ワクワクできれば多少の事なら頑張れます。どーも醸し屋です。今日は福司が持っているオリジナル酵母でハマナスの花から分離した酵母のお酒の酛仕込みがありました。年に1度の仕込みなので(2年に1度の時も!?)まだまだポテンシャルを引き出し切れていないと思っています。ゆくゆくは山廃で仕込んでみたいなと思っています。自然界から分離した酵母で仕込むので乳酸菌も酵母も地のモノというお酒ができるかな?特徴が出てくれ...
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今日は昨日の作業の片付けから始まりました。また来年くらいまで使用しない機械をばらし洗浄していきます。小さなパッキンやバネなんかもあってなくさないかドキドキしながら洗浄して組み立てます。暖かい地域と釧路とでは気をつけなくてはいけないことに機械の凍結があります。ほとんど多くの機械が凍結するなんてことを想定しているところは少ないです。複雑な機械になればなるほどやっかいで凍結しまえば配管を破損したり基盤が...
本日、仕込み以外で一番大変な作業が終了。色々なことに神経を使うのでちょっと疲れます。数字だけをみると本当に大した作業ではないのですがね・・・・というのもメチャクチャ複雑な機械を使うんですよ。こんな細かな部品まで一度解体して組み立てるの!?というレベルそして作業はイライラ棒並みに神経を使うという。イライラ棒ってご存じでしょうか?イライラ棒(イライラぼう)は、テレビ朝日のバラエティ番組「ウッチャンナン...
先日、とあるお仕事紹介のインタビューでナノイーに社員代表で取材を受けてもらいました。まだ入ったばかりですが、異なる業種からものづくりの世界へエイ!ヤー!と飛び込んだ話や職人の世界は厳しく大変そうだと思ったけどとてもみんな優しく教えてくれているという話をしていました。その時の話をちょっとした隙間時間に製造部のみんなに話をしたところうちはフォーマルな関係よりな「フランクな関係だ」という話が出たのですが...
週末、天気は良かったものの風が強く肌寒い釧路。蔵のすぐ近くにある鶴ヶ岱公園では「チューリップ&花まつり」が開催され蔵の敷地も駐車場として貸し出しておりました。日曜日はwebミーティングで蔵に来ていたのですが沢山の人が蔵の前を行き来しておりました。東京の方とのミーティングで、その前の週にあった日本酒の会のイベントもそうなのですがアウトプットの場が多くあると、かなり頭が整理されます。それにこういうポイン...
昨日は地元で行われた日本酒の会にナノイーと一緒に参加させていただきました。他地域から蔵元さんがお越しの中、地元の酒蔵は珍しさがないのでは?と思いながらも、昨年度参加の時にはまだ発表していなかった五色彩雲と海底力をご提供させていただきました。やる気満々で、ギリギリ間に合った五色彩雲エプロンをつけいつもと違う「違和感」をつくりだし、私たちのブースにお越しいただく作戦。ただまぁ普段会う事の出来ない地方の...
。本日は貯蔵蔵(ちょぞうくら)の掃除をしました。仕込み蔵はお酒を搾る機械の布を干したりと埃をたてたくないのでもう少し後になりそうです。製造部1名が研修中のため、5人で清掃。途中違う作業の手伝いが入りましたが本日中に貯蔵の蔵だけは終わりました。明日は原料処理の掃除や片付けをすると思います。五色彩雲の今シーズンの挨拶は一度担当者からお取引先の皆様に送らせていただきました。いよいよsecondシーズンが始まり...
天候が悪かった本日夕方には青空が見られすがすがしい午後となりました。今日は水中撹拌機の動作の点検のためタンクに水をはったのでその写真を載せますね。水の色が水色というのが良くわかるほど綺麗な水の色で、いつもタンクに水をとると心が清らかになる気がします。酒造りにおいて米の品質や仕込みを行う地域の気候はもちろん大事です。それ以上に蔵の特色を出す大事なファクターが水だと言われています。サケは米からできてい...
鹿が窓の外から見える下の駐車場の草を食べに来ています。もはや野良犬よりも多い野生のシカ・・・さて、先週1匹200円で購入した栗ガニ。仕事が終わって家に帰り、息子に生きているカニをみせたところ始めは「蟹さん!」って喜んでいましたが生きているとわかったらとたん「怖い!!!」と大泣きしておりました(笑)甲羅の部分だけで7cmくらいの小さなカニ中々剥くのが難しく、その日は剥き終わると寝かしつけの時間になってし...
色々、動き出しました!とある大学から一緒になんかやりませんかと問い合わせが来たりとある機関から、こんなのあるけどどう?と情報を頂いたり前に興味あるって言ってたこのイベントの件で~等色々な情報が入ってきて、ワクワクしています。全力中年(全力少年というスキマスイッチさんの歌をイメージ)で頑張らせていただきます。今日はこんなのありましたよ!っていう情報をブログでお届け1つ目は100円ショップで見つけたこう...
ビール業界がいろいろ変化している。各社スタンダードと言われる代表銘柄がある。私たちでいえば福司ブランドだが、キリンなら「一番搾り」サントリーなら「モルツ」サッポロなら「黒ラベル」アサヒは「スーパードライ」2年後にビール類の酒税改正があり第三のビールや発泡酒とビールの税率が一律化。ビールへの税法が事実上下がることになる。そこに対し主戦力のビールが激化することが予想され各社新たな商品を打ち出している。...
本日は東京から来客がありいろいろとお話しさせていただきました。出会いはいつも突然だなと思います。彼と出会ったのは去年の秋、釧路の最後のお祭りの「どんぱく」で行われた末広はしご酒大会です。醸し屋は会社のメンバーでいっていたのですがたまたま知人が連れてきていた方がその東京のベンチャー企業の方でそういった方と話をする機会がなかった醸し屋にとってはとても興味があり少しお話しさせていただいたのがきっかけです...
そういえば、愛知の水谷酒造さんが火事になったそうで出火原因が蔵の中の炉とTVでは放送されています。蔵の方をSNS上でフォローしていたので知った情報では火入れ最中に火が出たと書いてありました。福司でも先日ブログで「無事に火入れが終わりました」と報告したばかりですが火入れの時は緊張するものです。今はプレートヒーターという機械を導入していますが私が入社した当時は蛇管という管とバーナーによる和釜での火入れだっ...
火入れを終え、無事に今シーズンの仕込みをすべて終えることができました。これにて福司酒造の令和5酒造年度の皆造(かいぞう)となります。皆造となり最初の報告書に納豆が食べられると書いてありました(笑)納豆好きとしては納豆の解禁は心待ちです。各地のお蔵さんも納豆解禁されたことをSNSで上げるほどですからその気持ちは分からなくもありません。私も納豆買って帰るかな。さて、シーズンOFFに入り、早速五色彩雲の方の資料...
本日も火入れでした。写真は火入れの時にタンクの上からとった写真です。中々上から見ることは無いので貴重な光景ではないでしょうか。さて、頭を徐々にOFFに切り替える時期になってきました。冬の間背負っていた、仕込みなどに係る責任や緊張感をを一度置き夏用のリュックを背負うようなイメージ。冬の間は常に緊張している状況が続きます仕込みが始まってたのが去年の10月20日。日数を入れて計算するソフトで算出すると本日まで...
火入れ作業と並行し、お酒を搾る機械の解体作業など出来ることを徐々に行っています。ブログ以外にもNoteを書いているのですが仕込み寒中は全く更新していませんでした。今シーズンはそういった余裕がなかったですね。醸し屋、Noteは自分のアカウントと五色彩雲のアカウントの2つを書いています。この2つの使い分けがなかなか上手にできていない。基本的にはブランドアカウントはブランドの世界観などを自身のアカウントは造ってい...
今朝から火入れが始まりました。福司では冬に作ったお酒を加熱殺菌し、タンクで貯蔵する作業を毎年この時期に行います。これを酒造りでは「火入れ」と言いますが火入れの方法は1つではありません。弊社のようなやり方もあれば生酒を瓶に詰めてから火入れを行い瓶で貯蔵するお蔵さんもありますし、そのお蔵さんごとにやり方は様々。火入れだけに限らず、仕込み方や麹の造り方などその蔵のある環境や気候に合わせるため同じ造り方の...
ゴールデンウイークいかがお過ごしでしたか?醸し屋は醪もなくなったので久々に完全なるオフの日を過ごしました。温度の経過や分析結果を気にしない1日を過ごしたのは半年ぶりかな?とはいえそれがどれほどのストレスかと言えばもはや習慣の1つとなっているので今日の天気を確認したりするのと同じくらいです。ただ、製造部のメンバーがゆっくりと連休をとれたのは久々のはずなので火入れ前に少しでリフレッシュしてくれればと思い...
蔵では仕込みの片付けと並行して火入れ準備が続いています。いくつかの作業に分かれており、各担当者が責任をもって当日までの準備に取り組んで切れています。火入れの準備は、① 調合や濾過など火入れを行うお酒の準備をする班② 使用するタンクの点検や補修を行う班③ 火入れを行う機械などの準備を行う班④ 火入れの計画をたてる班製造部は6人なのでそれぞれ1~2の班をかけもったり先輩が確認や指示を出します。醸し屋は④の計...
突然ですが、皆さんはノンアルコール飲料をのだ事はありますか?私は妻が妊娠してからノンアルコール飲料をいろいろ買っては味見しています。特にノンアルコールビールが多いのですがアルコールの入っているビールと同等のものを求めて飲むと違うなという印象を持ちますが代替品という思考で飲む分には十分なレベルではないかと感じるようになりました。近年では様々なノンアルコールビールが発売され、その市場は徐々に広がりつつ...
皆さまゴールデンウィーク前半はいかがお過ごしでしたか?直売店も営業を行いお客様がお見えになっていたようですが製造部はまだ醪があったりと並行して作業を行っていました。近日中に醪もすべてなくなり、火入れ貯蔵に向けての作業が忙しくなります。作業はありましたが、仕込み期間の時程長い作業ではないので久々にゆっくりとした時間を過ごすことができました。タイヤ交換をしたり、息子の髪を切ったりもしました。息子と2人...
地元新聞で大きく弊社の金賞の喜びを記事にしていただきました。地元の釧路新聞は特に大きく上げてくれてましたね!地域の皆さんが喜んでくれるといいな事務所にはお花が届いていたし。「福司」新酒 全国金賞 梁瀬社長「安堵と喜びが交差」【釧路】(釧路新聞)釧路の「福司」2年ぶり金賞 全国新酒鑑評会(北海道新聞:会員限定)昨日のブログに二戸さんのツイートを載せたところ逆に弊社ブログで書いてくれたとこのブログをリ...
金賞受賞の報告から一夜、あの後もお祝いのお言葉を下さった皆様ありがとうございます。以前、福司のことを取材してくださった二戸さんが所属しているSAKE Streetさんで20年分の新酒鑑評会のデータを整理したSAKE Street Databaseという物を発表されました。時代の変化に伴う香りの変化グルコースやアルコール分の増減などデータとしてみることができます。そのデータを使用し、弊社の受賞歴を調べてくれたようでSNSにアップし...
本日、全国新酒鑑評会かの結果発表があり本年度は無事に金賞を頂くことができました。うれしい!というのよりもホッとしています。令和4酒造年度 全国新酒鑑評会 入賞酒目録(リンク:酒類総合研究所)昨年度は入賞したものの金賞はいただけず受賞だけでいえば連続ですが、金賞の受賞数は途絶えてしまいました。金賞を頂けるという事は会社や酒質を評価いただけた結果であり努力が視覚化される貴重な機会でもあります。また、日ご...
仕込みが終わってからもう1か月近くになります。蔵の中は大分片付いたのですが、補修・修繕、タンクの入れ替えなど来シーズンに向けての外注作業その他もろもろの準備中です。何年も前は醸し屋が指示出して作業していた内容も今では後輩たちが自分たちで話し合い作業してくれています。もちろん確認が必要な時には報告しに来てくれますがその間、醸し屋はセカンドブランド関係や事務的作業の手配、問い合わせなどの調整をしており...
我が家には恒例行事があります。多分皆さんの家にも季節の恒例行事がるのでは?誕生日とかクリスマスのようどこのうちでもやるそんな恒例行事もありますが、なんだか知らないけど毎年やることになっている我が家オリジナル恒例行事ってないですか?我が家は日にちこそ決まっていませんが紅葉ドライブや桜見ドライブといった季節の変わり目に山へドライブに行き、山の木々の色を楽しむというイベントがあります。これは運転手の私か...
昨日は地元の酒の会に参加してきました。セッティングはエースが担当。いろいろ工夫して準備をしてくれました。提供させていただいたお酒は炭鉱に貯蔵している大吟醸酒「海底力」福司の純米で唯一の吟醸つくり「純米吟醸酒」それとオーソドックスな純米酒です。燗も付けれるようにとコンロとチロリも持っていきました。純米の燗酒も普段飲まれている人も多いでしょうがちゃんと間の温度を気にして飲んでいる人は少ないと思います。...
明日、地元で行われる日本酒のイベントに参加します。今回、醸し屋はほぼセカンドブランドにかかりっきりで準備はエースにお願いしています。醸し屋も入社したての頃はそういうイベントの時に準備を任されました。どうしたらより良くPR出来るだろうか?どうしたら自分のブースに来てくれるだろうか?何を伝えよう。どんな人が来てくれるだろうか様々なことを考えながら準備します。いいか悪いかわからないけど、出来ることを自分の...
仕込みシーズンは仕込みだけに集中しとにかくそれが最高優先順位でしたが仕込みが終わりといろいろなものが一気にきますね(笑)濾過などの作業は担当者が要るので良いですがイレギュラーな作業は知恵を出し合い課題に取り組みます。今回はタンクの補修のためにタンクを移動しているのですがタンクだってそう簡単に動きません。昔は単管をかませて、ころ引き作業でした今は社長が専用の道具を買ってくれたので昔よりも作業は楽にでき...
OFFシーズンに入り私たちの仕事の幅もかなり広くなりました。蔵のメンテナンスが始まり、大工さんが来ていたり古いタンクの補修準備、セカンドブランドの細かな部分を決めていくための資料つくりカラスの巣の撤去まで本当にマルチな仕事経験ができるのも魅力です。さて、母の日だった週末自分の母と息子の母(妻)とお祝いしました。折角のお休みだったのでドライイブがてら仕入れをしようとブラッスリーノットさんに!(ついでに...
セカンドブランドの発売に向け先日製造部で話をした後、手伝ってもらいたいところの担当振りをしました。初めてやることややり方がわからないことがあると思うけどそれはみんな一緒で、醸し屋もやったことないことだらけです。だからこそ共に解決策を見つけながら新しいブランドを育てていこうという話をしました。早速プロモーション関係をお願いした社員から春休みに入る前にと報告をもらったのですが・・・・・やることいっぱい...
各地で日本酒のイベントが開かれていますね。先日は長野県の酒造組合かな?で東京で長野のお酒のPRイベントされていましたね。島根でも出雲のおさけのPRしていたりコロナ禍の規制が緩和され日本酒の対面でのイベントで盛り上がっています。弊社はそういったイベントにほとんど参加してこなかった蔵でとにかく酒造り(笑)いいものを造る。コツコツと努力をしてきました。なのでイベントのやり方と言いましょうかイベント慣れして...
本日は打ち合わせ他、オンラインでセカンドブランドの打ち合わせをチャット形式でさせてもらいました。世の中便利ですよね。昔なら会って話をして途方もない時間を費やしてきましたが今はそれがない。まさに距離の概念がなくなっています。色々考える時間ができ、もっと早く動き始めていればと悔やまれることもでも、悔やんで振り返ってもあの時期にその作業入れるのは無理だわ!って思います(笑)諦めよう。次の作戦を考えそれに備...
来週、蔵の中を少し直すのでそれまでにやらなければいけないことを行う。普段はお願いしている作業ですがいつもより時間がないので醸し屋も分担して行ってます。明日から1人春休みに入ります。福司では仕込みが終わると一週間くらいの長期休暇がもらえます。これは冬の間に取れなかった分を消化してもらうためですが人が働いている時期に休みが取れるのはとても助かります。GWとか混んでいる時期ではないので旅行に行くにも移動や...
GWいかがお過ごしでしたでしょうか?福司では日曜日以外は直売店を営業していました。遠方からのお客様も多くお越しいただきGWに限定で発売していた鑑評会出品酒「斗瓶どり無濾過原酒」も完売した(?)ようです。弊社の直売店はとても小さく混雑すると外で待ってもらうようなお店です。折角めがけてきていただいた方々のためにと限定のものなども気持ちばかりご用意しておりますがそもそもは「地元の酒屋さんでご購入いただきたい...
本日も蔵の中での作業日でした。今日でほぼすべての工程を終了し今シーズン仕込みをして貯蔵するお酒は貯蔵タンクへと払い出しが終了。残るはセカンドブランド用に詰めるお酒のみです。さて、セカンドブランドとファーストブランド(福司のこと)ではブランドとして区分けしていますが製造工程でもいくつか分けている部分があります。まずは福司についてですが福司は釧路の地酒として創業当時より販売している当社のブランドです。...
GWに突入した方もいら者るのではないかと思います。本日も蔵で作業をしていると直売店にお越しになる方々が多数。釧路にも観光客が来てくれていることに感謝ですね。(作業中は窓から来客の様子が見えるので見てることも!?)何の事故もなければ、明日をもって今シーズンの仕込みのすべてが終わりGW明けには後片付けに入ります!補修工事の予定があったりとスケジュールは割とかつかつ。セカンドラインの瓶詰めも始まりますよ!!...
今日も無事に終わりました。色々ありましたが現場力で何とか乗り切ったという所でしょうか。蔵の古いものだと50~60年使用しているも設備もあります。大事に使っていても思わぬところが老朽化したりするものです人的要因やマシントラブルなどいろいろですが歴史が古いとこういうこともあるんだなぁ~。さて、最近色々勉強していると引っかかってくるZ世代。醸し屋たちとは異なる価値観で自分たちもついていくのがやっとですが確実...
昨晩のニュースで現在1億2千万人ほどいる日本の人口は50年後には8千万人ほどまで減少しその半分近くが65歳以上という話が出ていました50年後って、「ワシはもう90歳じゃ」とか思ってこのデータを見ていましたが現時点で15歳未満の人でなくてはみんな65歳以上ですよね。昨日は65歳の定年を迎えてから履歴書の書き方を学ぶ方々もでてました。きっと当時はバブルくらいで就職難なんかなかった時代でしょう。とても複雑な気持ちでした...
今朝、濾過の担当者と打つ合わせしていると濾過担当者が「あ!」と言うので振り返ればヤツがいました!そうエゾシカ!!!蔵があるのは釧路市内でも古くからある地域で駅まで歩けるくらいの距離。それでもこうやってエゾシカが出ます!とはいっても春先や秋口でしょうかね。角もまだ生えていませんがオスの小鹿?かな釧路にいればそれほど珍しくはないのですが首を上げたら醸し屋の身長くらいの大きさで大人のオス鹿にもなれば、立...
今日は搾りをする機械の洗浄をするためにまずは解体からは始まりました。搾りの機械の構造は金属の板(プラスチック製のもあるが我が社は金属)とゴム板の2種類の板に専用の濾布を取り付け交互に並んでいます。搾る際は金属の板に挟まれたぐゴム板が膨れて醪を押すように搾るイメージです。この板と布を外し洗浄していきます。↑写真は過去の画像蔵の機械の中でも一番大きく複雑な機械のため1機洗浄するのにかなりの時間を使いま...