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  • 社会科見学 酒蔵夏仕事編

    もう少しで6月も終わります。「2024年も半分が終わりますね」というフレーズを何度か耳にしたがそうか、もう正月から半年かと考え深い。普通に考えると正月は1つの区切りで1年の初めの印象が強いでしょうが酒造りをしていると正月は全く区切りに感じなくただの通過点のためちょっとした週末と何も変わらない。仕込みが終わって皆造をしてから一か月半次の仕込みまで3か月となった。という方が1年の流れがわかりやすいのは職業...

  • こんな作業も出来るようになる!!?酒蔵夏仕事編

    夕方、西日の暑い季節となってきました。それでも釧路は長袖必須の気温で最高気温16℃最低気温12℃暖かい地域では2~3月の気温ではないでしょうかね?どうなんだろう?そう考えると釧路という地域は日本のなかでも特色のある気候と言えるでしょう。今日、久々にとある先輩に連絡をしたところ今は京都のホテルの社長をしているとのことで北海道との文化や歴史の差が大きくて色々と大変そうですねと話をすると歴史の深さが違うから何も...

  • 純米燗酒を楽しむ会 in 川湯 2024

    日曜日、川湯で開催された「純米燗酒を楽しむ会」に福司を代表して参加させていただきました。こういった会に参加すること自体珍しいのですが燗酒に特化した面白い日本酒の会でしかも純米酒に絞られているのも特徴。他のお蔵さんを見ても燗酒に強い酒蔵や燗酒向けの商品をそろえて参加吟醸系の香りがあるタイプがないという意味では本当に面白い会だなと思いました。福司からはレギュラーの純米酒オリジナル酵母の花華五色彩雲から...

  • 五色彩雲の次のカラーとお仕事参考書

    まだお酒屋さんの投稿しか見かけていないのですが既に追加注文を下さっている酒屋さんもありありがたい限りです。五色彩雲のお取り扱いいただいている酒屋さんのリストはコチラになります。今年はレギュラーのNusamai 夏のAshiri 秋のMashuの他もう一色、展開します。釧路の人にとっては聞きなれたネーミングそして釧路の特徴の一つでもあるものを名前にしました。本当は違う名前にしようと思っていたのですが・・・・Colorを決め...

  • Ashiri、本日発売しました!

    さて、既にAshiriを飲まれた方はいらっしゃいますか?本日発売となり全国のお取引させていただいている酒屋さんに到着していることと思います。全国と言ってもほぼ北海道で東京に2軒だしか行ってません!まだまだ無名なお酒です。Ashiriの商品説明はコチラ福司で初めて白麹のお酒を出した時、まだ北海道では白麹のお酒を造ってる蔵は無くどうな初の試みとして「COCOROMI」という名前の試験醸造酒で発売しました。日本酒離れした酸...

  • 弟子屈おすすめスポット

    本日、Ashiriの市内出荷が行われました。いよいよ明日から発売となります。個人でも買って飲みたいと思っているお酒で色々な食材に本来の日本酒とは異なるアプローチでマリアージュしてくれると期待しています。道内でもいろいろと白麹を使った日本酒が出ています今日もSNSで二世古酒造さんの生酛で白麹も使用した物が出ていましたし高砂さんでも白麹を使ったお酒が出ていました。多分うちの白麹の使い方と系統がちょっと違うとは...

  • 川湯と札幌イベント告知

    いろいろな作成資料が一段落しました。Noteの記事はまだMashuの更新はしてませんが、発売まだ先なので一度保留に・・・・今週末からいろいろ動き始めます。という事で告知をさせてください。まず今週末の29日は川湯温泉で行われる燗酒のイベントです。コチラ受け付けはもう終わってしまいましたが五色彩雲のPRのため、初めての出店です。川湯は五色彩雲のMashuでもおなじみ摩周地域に位置し、自然が豊かで醸し屋も好きな場所。ブ...

  • 利きコーヒーしてきました!

    今、東京で行われる日本酒のイベントの選考会資料を作っています。多くの人が送付した情報から酒質や蔵のことを知るため何をどう書こうか、何を伝えるべきなのか?何が強みになるのか?どういう目線や視点で書くべきか?と悩みながら文章を打ち込んでいます。コチラからしたら熱い想いも来場者からしてみたら「知りたいのはそこではない!」ってこと結構あると思うんです。気を付けて書いているつもりなのですがどうしても「伝えた...

  • いろいろ更新できました!?

    五色彩雲関係でいろいろ準備が進んでいます。製品管理部の方にはラベル貼りをしてもらい初回出荷分の目途はあらかたついてきました。五色彩雲の商品説明のNoteページもNusamaiとAshiriのページを情報の統一化とより細かな説明文を入れ更新しました。Mashuも引き続き行う予定です。今回の表記ではなるべく具体的な味の表現は避けています。感じ方は人それぞれですし温度帯などによっても異なったり飲む時期によって違うでしょう。後...

  • Ashiriって実は・・・・の話

    ここ数日、デスクワークしている醸し屋です。わりと準備は事前に行い、ある程度の完成度(提出できるレベル)にしてから期限ぎりぎりまでクオリティーを高めていくことが多いです。五色彩雲の新しいカラーのnoteのページ作成をしておりました。今回新しい商品のページを作成するにあたり商品ページを共通の書式でつくっていこうと思っています。現在はバラバラ・・・そこまで手を回せていなかった。ページ上部にスペックや簡単な説...

  • 商品説明を書くためにしている事

    今日は朝から天気が良く温かな日でした。草刈りに行った製造部メンバーが「カズマさん手を貸してください!」と来ます。何かと思えばスズメバチが巣をつくっているかもしれないとのこと。そしてそれを告げて自分は草刈りに。という事はスズメバチの巣の駆除をお願いされたという事か!?とりあえず状況の確認をしに行くと以前の様な巣をつくる状況ではなさそうで私が言ったときにはスズメバチの確認はできませんでした。とりあえず...

  • noteの更新と今年のAshiriについて

    昨日のブログの反省点を活かし、本日、五色彩雲のブランドページを更新しました。今回はブランドにかけた想いを書くという事をテーマにどういうブランドなの?という背景や目標のようなところを書いています。“北海道の地酒”を目指すブランドへの想い。ブログやSNSのように投稿してすぐの効果を狙っているわけではなくブランドページの下層ページ扱いとして造っているためちょっとかための内容で書いています。もう少しかみ砕い...

  • 新しく!?

    このブログを書くころに思い出す「noteの更新をすればよかった!!!」下書きしているのだが、前に進んでいない。五色彩雲のPRのためにも更新しておこうと書き進めているのだがそれ以外の作業に目が行ってしまいずるずる後回しです。noteもブランド用のと自分(製造している個人)の目線の2つを使い分けて書いていて個人の方がよりブログの様なもので将来的にこのブログの後継型にしたいと思っているのだが・・・・パスワードとか...

  • 良い関係

    気がついたらこんな時間!?今日も決算月の資料関係をやって下りました。ちょっとしたメモ書きとかが、トラップとなってそれが何の意味を指すのか、記憶をたどるところから始まり時間がとられています。ここ数日は書類作成班と仕込み蔵掃除班に分かれており皆で話す機会は無かったのですがデスクワークで醸し屋が疲れ、自分の書斎から製造部のみんなのいる部屋でつくりのことを少し話をしていました。醸し屋は窓際族なので1人個室...

  • 上手く活用していきたいという話

    帳面の整理や年度末の準備をしている事務作業班と仕込み蔵の清掃班に分かれ作業をしている福司製造部。梯子をかけて半年間の汚れを取ってくれています。昨日の衛生管理の話と少しだけ通じるとこですが“古くを活かしながらもやれる程度で清潔を保つ”が現状蔵で出来ることではないかと思います。こういった部分は商品からは見えないですし蔵に来ても感じることができない部分化と思います。清掃って「当たり前」にやるべきことだから...

  • 自分スタイルと衛生管理

    6月になり梅雨も近づいているのでしょうか?今日は天気もあまり良くなく事務作業をしておりました。酒造業界では7月に年度が替わるため、今月が年度末になります。今シーズン帳面などの数字の確認作業や記載漏れがないかなど、ツヨシ氏にも手を借りながら行っております。杜氏の仕事は記帳と言われるほど記帳する資料が多く、日々仕込みをしながら膨大な記帳をやるのは本当に一苦労です。米の払い出しの帳面も1kg違うだけで半年...

  • 成長のサイクル

    「仕事ができる人」とというととても優秀でなんでもこなせるスーパースターの様な存在を思い描くと思います。ただ、そこまで何でもできるエース的存在だけが仕事ができる人かといえばそういう事ではないでしょう。醸し屋が入社当時、学生卒業してすぐでどちらかというと頭でっかちでした。とにかく勉強したりメモをしたり、覚えることが沢山だったのもあって作業するよりも頭を使う方を優先していた気がします。そんな新入社員は仕...

  • つがいのカラスにご注意!?

    朝、会社に来ると蔵の裏の駐車場に2羽のカラスが草刈りした後の芝生にいました。毎年この季節になるとカラスが巣作りを始めるため仕込みが終わって暖かくなってきたら注意して観るようにしています。カラスがつがいで行動しているところをみるとそろそろそういう時期なのかと思い巣をかけやすい木の枝を落としたりして敷地内に巣を作られないようにするのも私たちの仕事です。いつもはクリストファーと一緒にやっていますが今日は...

  • noteの更新のため編集・・・もう少しまって(笑)

    今日は昨日の作業の片付けから始まりました。また来年くらいまで使用しない機械をばらし洗浄していきます。小さなパッキンやバネなんかもあってなくさないかドキドキしながら洗浄して組み立てます。暖かい地域と釧路とでは気をつけなくてはいけないことに機械の凍結があります。ほとんど多くの機械が凍結するなんてことを想定しているところは少ないです。複雑な機械になればなるほどやっかいで凍結しまえば配管を破損したり基盤が...

  • 6月29日 札幌「もろはく」さんで

    本日、仕込み以外で一番大変な作業が終了。色々なことに神経を使うのでちょっと疲れます。数字だけをみると本当に大した作業ではないのですがね・・・・というのもメチャクチャ複雑な機械を使うんですよ。こんな細かな部品まで一度解体して組み立てるの!?というレベルそして作業はイライラ棒並みに神経を使うという。イライラ棒ってご存じでしょうか?イライラ棒(イライラぼう)は、テレビ朝日のバラエティ番組「ウッチャンナン...

  • アイでつながる!?

    先日、とあるお仕事紹介のインタビューでナノイーに社員代表で取材を受けてもらいました。まだ入ったばかりですが、異なる業種からものづくりの世界へエイ!ヤー!と飛び込んだ話や職人の世界は厳しく大変そうだと思ったけどとてもみんな優しく教えてくれているという話をしていました。その時の話をちょっとした隙間時間に製造部のみんなに話をしたところうちはフォーマルな関係よりな「フランクな関係だ」という話が出たのですが...

  • 一言で伝える価値

    週末、天気は良かったものの風が強く肌寒い釧路。蔵のすぐ近くにある鶴ヶ岱公園では「チューリップ&花まつり」が開催され蔵の敷地も駐車場として貸し出しておりました。日曜日はwebミーティングで蔵に来ていたのですが沢山の人が蔵の前を行き来しておりました。東京の方とのミーティングで、その前の週にあった日本酒の会のイベントもそうなのですがアウトプットの場が多くあると、かなり頭が整理されます。それにこういうポイン...

  • 燗上がりするお酒

    昨日は地元で行われた日本酒の会にナノイーと一緒に参加させていただきました。他地域から蔵元さんがお越しの中、地元の酒蔵は珍しさがないのでは?と思いながらも、昨年度参加の時にはまだ発表していなかった五色彩雲と海底力をご提供させていただきました。やる気満々で、ギリギリ間に合った五色彩雲エプロンをつけいつもと違う「違和感」をつくりだし、私たちのブースにお越しいただく作戦。ただまぁ普段会う事の出来ない地方の...

  • Mashuというお酒は水がテーマ!?

    。本日は貯蔵蔵(ちょぞうくら)の掃除をしました。仕込み蔵はお酒を搾る機械の布を干したりと埃をたてたくないのでもう少し後になりそうです。製造部1名が研修中のため、5人で清掃。途中違う作業の手伝いが入りましたが本日中に貯蔵の蔵だけは終わりました。明日は原料処理の掃除や片付けをすると思います。五色彩雲の今シーズンの挨拶は一度担当者からお取引先の皆様に送らせていただきました。いよいよsecondシーズンが始まり...

  • Mashuという名前 五色彩雲

    天候が悪かった本日夕方には青空が見られすがすがしい午後となりました。今日は水中撹拌機の動作の点検のためタンクに水をはったのでその写真を載せますね。水の色が水色というのが良くわかるほど綺麗な水の色で、いつもタンクに水をとると心が清らかになる気がします。酒造りにおいて米の品質や仕込みを行う地域の気候はもちろん大事です。それ以上に蔵の特色を出す大事なファクターが水だと言われています。サケは米からできてい...

  • 200円の贅沢と体に染みこむ酒

    鹿が窓の外から見える下の駐車場の草を食べに来ています。もはや野良犬よりも多い野生のシカ・・・さて、先週1匹200円で購入した栗ガニ。仕事が終わって家に帰り、息子に生きているカニをみせたところ始めは「蟹さん!」って喜んでいましたが生きているとわかったらとたん「怖い!!!」と大泣きしておりました(笑)甲羅の部分だけで7cmくらいの小さなカニ中々剥くのが難しく、その日は剥き終わると寝かしつけの時間になってし...

  • 最近買ったとあるものを紹介

    色々、動き出しました!とある大学から一緒になんかやりませんかと問い合わせが来たりとある機関から、こんなのあるけどどう?と情報を頂いたり前に興味あるって言ってたこのイベントの件で~等色々な情報が入ってきて、ワクワクしています。全力中年(全力少年というスキマスイッチさんの歌をイメージ)で頑張らせていただきます。今日はこんなのありましたよ!っていう情報をブログでお届け1つ目は100円ショップで見つけたこう...

  • 身近なことから学ぶ

    ビール業界がいろいろ変化している。各社スタンダードと言われる代表銘柄がある。私たちでいえば福司ブランドだが、キリンなら「一番搾り」サントリーなら「モルツ」サッポロなら「黒ラベル」アサヒは「スーパードライ」2年後にビール類の酒税改正があり第三のビールや発泡酒とビールの税率が一律化。ビールへの税法が事実上下がることになる。そこに対し主戦力のビールが激化することが予想され各社新たな商品を打ち出している。...

  • 出会いは突然

    本日は東京から来客がありいろいろとお話しさせていただきました。出会いはいつも突然だなと思います。彼と出会ったのは去年の秋、釧路の最後のお祭りの「どんぱく」で行われた末広はしご酒大会です。醸し屋は会社のメンバーでいっていたのですがたまたま知人が連れてきていた方がその東京のベンチャー企業の方でそういった方と話をする機会がなかった醸し屋にとってはとても興味があり少しお話しさせていただいたのがきっかけです...

  • デジタル参謀

    そういえば、愛知の水谷酒造さんが火事になったそうで出火原因が蔵の中の炉とTVでは放送されています。蔵の方をSNS上でフォローしていたので知った情報では火入れ最中に火が出たと書いてありました。福司でも先日ブログで「無事に火入れが終わりました」と報告したばかりですが火入れの時は緊張するものです。今はプレートヒーターという機械を導入していますが私が入社した当時は蛇管という管とバーナーによる和釜での火入れだっ...

  • スペシャリスト

    火入れを終え、無事に今シーズンの仕込みをすべて終えることができました。これにて福司酒造の令和5酒造年度の皆造(かいぞう)となります。皆造となり最初の報告書に納豆が食べられると書いてありました(笑)納豆好きとしては納豆の解禁は心待ちです。各地のお蔵さんも納豆解禁されたことをSNSで上げるほどですからその気持ちは分からなくもありません。私も納豆買って帰るかな。さて、シーズンOFFに入り、早速五色彩雲の方の資料...

  • とにかくいいと思う事はやるだけ

    本日も火入れでした。写真は火入れの時にタンクの上からとった写真です。中々上から見ることは無いので貴重な光景ではないでしょうか。さて、頭を徐々にOFFに切り替える時期になってきました。冬の間背負っていた、仕込みなどに係る責任や緊張感をを一度置き夏用のリュックを背負うようなイメージ。冬の間は常に緊張している状況が続きます仕込みが始まってたのが去年の10月20日。日数を入れて計算するソフトで算出すると本日まで...

  • AIに期待!?

    火入れ作業と並行し、お酒を搾る機械の解体作業など出来ることを徐々に行っています。ブログ以外にもNoteを書いているのですが仕込み寒中は全く更新していませんでした。今シーズンはそういった余裕がなかったですね。醸し屋、Noteは自分のアカウントと五色彩雲のアカウントの2つを書いています。この2つの使い分けがなかなか上手にできていない。基本的にはブランドアカウントはブランドの世界観などを自身のアカウントは造ってい...

  • 酒屋万流、火入れの話

    今朝から火入れが始まりました。福司では冬に作ったお酒を加熱殺菌し、タンクで貯蔵する作業を毎年この時期に行います。これを酒造りでは「火入れ」と言いますが火入れの方法は1つではありません。弊社のようなやり方もあれば生酒を瓶に詰めてから火入れを行い瓶で貯蔵するお蔵さんもありますし、そのお蔵さんごとにやり方は様々。火入れだけに限らず、仕込み方や麹の造り方などその蔵のある環境や気候に合わせるため同じ造り方の...

  • 春を感じるコブシの花と私のポイ活(笑)

    ゴールデンウイークいかがお過ごしでしたか?醸し屋は醪もなくなったので久々に完全なるオフの日を過ごしました。温度の経過や分析結果を気にしない1日を過ごしたのは半年ぶりかな?とはいえそれがどれほどのストレスかと言えばもはや習慣の1つとなっているので今日の天気を確認したりするのと同じくらいです。ただ、製造部のメンバーがゆっくりと連休をとれたのは久々のはずなので火入れ前に少しでリフレッシュしてくれればと思い...

  • 五色彩雲Nusamaiも今シーズン始まってます

    蔵では仕込みの片付けと並行して火入れ準備が続いています。いくつかの作業に分かれており、各担当者が責任をもって当日までの準備に取り組んで切れています。火入れの準備は、① 調合や濾過など火入れを行うお酒の準備をする班② 使用するタンクの点検や補修を行う班③ 火入れを行う機械などの準備を行う班④ 火入れの計画をたてる班製造部は6人なのでそれぞれ1~2の班をかけもったり先輩が確認や指示を出します。醸し屋は④の計...

  • 意識は変化している。

    突然ですが、皆さんはノンアルコール飲料をのだ事はありますか?私は妻が妊娠してからノンアルコール飲料をいろいろ買っては味見しています。特にノンアルコールビールが多いのですがアルコールの入っているビールと同等のものを求めて飲むと違うなという印象を持ちますが代替品という思考で飲む分には十分なレベルではないかと感じるようになりました。近年では様々なノンアルコールビールが発売され、その市場は徐々に広がりつつ...

  • もがいた方が道は開く!?

    皆さまゴールデンウィーク前半はいかがお過ごしでしたか?直売店も営業を行いお客様がお見えになっていたようですが製造部はまだ醪があったりと並行して作業を行っていました。近日中に醪もすべてなくなり、火入れ貯蔵に向けての作業が忙しくなります。作業はありましたが、仕込み期間の時程長い作業ではないので久々にゆっくりとした時間を過ごすことができました。タイヤ交換をしたり、息子の髪を切ったりもしました。息子と2人...

  • ゴールデンウィークに入りました。

    久々に晴れて暖かい1日となったと思います。蔵の中にいるのであまり実感はないのですが醸し屋のデスクの午後の日差しが強く室温が上がり暖かかったためきっと外も暖かいのでしょうという事です。明日からGWとなります。少しでも多くの人が釧路に来てくれるといいなと思いながら今ブログを書いています。来週中には醪もなくなる予定ですがそれまでは醪の管理や分析等があるためGW中も交代で出勤します。今年は醸し屋史上一番長いシ...

  • 残忍な時代

    4月も下旬になってきました。初々しい新社会人の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?弊社には今年学校を卒業しましたという若々しい新社会人はいませんが、今シーズン入社したナノイーは今日も頑張って火入れの準備のためタンクの修繕などをしてくれていました。今どきの新社会人は売り手市場の就職活動のためか自分に合わないと思った会社をすぐに辞めてしまうそうです。しかも辞める際は、自分でいうのではなく代行業者に頼んで...

  • サクラはいつサク

    なんだか天気の悪い日が続きますね。スカッと晴れず気持ちのいい日が中々ありません。それでも蔵の裏の桜の木の蕾が少し膨らみ始め春の到来を感じさせてくれます。出勤した時に写真を撮ろうとしたのですが中々蕾にピントが合わずまぁいいやと撮った写真です(笑)先日、東京世田谷にある つきや酒店の知香良君からカズマさんの大学時代の友人が来られてましたと連絡がありました。1人は卒業後も先輩の酒屋さんが営むカフェで料理提...

  • ながら時間のアウトプット。

    最近知った新しいことを今日はご紹介します。最近ながら時間を大事にしております。ながら時間っというのは何かをしながらの時間で息子を保育園に送りながら~とか分析しながら~とか手は離せないけどという時間に耳から情報を入れるようにしています。これが結構有効的で、マイブームです。という事で私のアウトプットも兼ねていますのでお付き合いください。①マーケティングファネルマーケティングファネルとは、顧客が商品・サ...

  • 蔵開き無事に終了しました。

    週末、無事に今年の酒蔵解放を終えることができました。Yahoo!ニュースにも掲載されたようですよ。日本酒ファン長蛇の列 釧路の福司酒造5年ぶり一般開放昔はもっと早く仕込みが終わっていたので余裕があったのですが、徐々に仕込みが長くなり告知もそんなにできなかったのですがそれでも沢山の人が来てくれてありがたいですね。早速メルカリで転売されているのには驚きましたが(笑)ずっと売れ残ってしまうよりは早めに飲んでいた...

  • 準備が終わりましたお待ちしております!

    蔵の中も片付けが終わり、皆様を迎える準備が出来ました。まだ明日も作業がありますし、当日も櫂入れや分析があるためギリギリまで残しておくものもあります。久々の会場設営に出してきた資料もなんだかちょっと古くなっていたりで急遽、エースが作り直してくれたり五色彩雲のポスターを印刷したりもしました。明日はドライブスルー形式で限定酒の販売(受け渡し)をいたします。本日も気温が下がり雨が降るなどあまり天候が良くな...

  • それは努力したかいがあるという事。

    気がつけば酒蔵解放まで三日となりました。まだ三日ある・・・そう思っていたのですが今年は前日ドライブスルーでの限定酒の「たれ口酒」の受け渡しとなっていました。という事は明日までに日曜の準備を終わらせなければならないという事・・・・そうだった~!!!!と慌てております(笑)とはいえ、製造部のメンバーは着々と準備してくれているので大丈夫でしょう。私の問題と言えば火入れまでのスケジュールをどう組むかの方が心...

  • 週末は酒蔵解放があります。

    甑倒しを終え、蔵の中は片付けやら週末の酒蔵解放に向けての準備が始まりました。並行して搾りもラッシュで入っておりあわただしいまま週末を迎えそうです。そしてその後にはゴールデンウィークが来ますね。皆さんはご予定決まりましたか?製造部はまだ醪があるかも・・・という事でちょっと予定が立たない状況になっておりメンバーには申し訳ありませんが来週あたりには搾りの目途がついてくるかなと思います。全ての搾りが終わる...

  • 帰ったらすろっと!?

    甑倒しも無事に終わり、日々暖かくなってきております。場所によっては15℃まで室温が上がっているところも。タンク内の酒は10度以下にしたいのですが室温が10℃を超ええており、なかなか厳しい気温となってきました。最後に仕込んだ醪も暴走しないようにと試行錯誤しています。コロナ以前の仕込み数に近くなり久々にこの量の仕込みをした今シーズン。細かなものは小さめのタンクで仕込んでいるものの製造数の増えたものは大きな...

  • R5BY 甑倒し

    本日、無事に甑倒しをすることができました。【甑倒し(こしきだおし)】仕込み期間中は毎日のように米を蒸します。この作業をするときに使われるのが大きなセイロ、甑(こしき)です。甑倒しはとは仕込みに使う米の蒸しが最後になり甑を倒して洗う事から甑倒しというようになったと聞いております。甑倒しをしたという事は、そのシーズンに醪が新しくたつことがなくなり終わりに向かっていくというタイミングです。ここからは徐々...

  • 勉強のため西へ

    本年度の札幌国税局新酒鑑評会は金賞を頂くことができませんでした。連続の受賞を止めてしまったことは非常に悔しく思いますし楽しみにしていてくださった方や応援してくださっている皆様の声にお応えできなかったことを蔵人一同重く受け止めております。ただ、悲観的にとらえているのではなく自分たちの造った酒がなぜ評価を得られなかったのか?今シーズン欠けていたことなどを全員で振り返り来年度の仕込みに反映することで今回...

  • 旨い肴を手にいれろ!

    「調査捕鯨じゃなくて商業捕鯨だよ」昨日のブログを見ていた先輩から連絡がありました。色々教えてもらうと調査捕鯨では調査が目的のため鮮度を保つための血抜きがされないのですが商業用は血抜きをするため美味しさも上がるとのこと。そうだったのか!そしてスーパーにはクジラのお肉以外にもクジラの心臓(ハツ)も販売されています後はクジラベーコン作る用のウネスという部位も売られていました。あと「ババノテ」という二枚貝...

  • 五色彩雲Nusamaiとクジラ刺し

    最近、五色彩雲のNusamaiを燗して飲むのが流行っています。封を切ってすぐよりも少し空気になじませたほうが柔らかみが出てくるのと関することでじんわりとした甘みと乳酸系のうまみが開きます。やはり山廃のポテンシャルを持っているなというNusamaiは五色彩雲の中では季節や食事を選ばない分類に入ります。2日ほど前に調査捕鯨が始まり釧路の隣根室沖で4頭のクジラが捕鯨されました。うち2頭が釧路で解体され地元のスーパーなど...

  • 日本酒の面白さに気がつくとき

    ブログを書いていてネタがなくなる。そんなときも生成AIの出番何について書けばいいのかを相談しました。興味深い話題として5つのことを提案してくれました。①伝統と革新の融合②地域性と文化③酒と健康④酒と料理のペアリング⑤酒造りの裏側何時も書いているのは裏側のつもりなのですが読み手にとってはどうなのでしょうかね。で、今日はなんか違う切り口にしようかなと思い造り手が語る日本酒について書きたいと思います。お酒の面白...

  • 毎年一年生

    酒造りにおいて、よく言われることの1つに「毎年一年生」という言葉があります。どんなに年を重ね造りの経験を重ねたところでその年の気候が違えば米質が異なり。仕込み時期の気候や湿度が違えば発酵温度も違う。同じことがないという事でとらわれることが多いです。確かにその変化で大きく左右されるのですが突き詰めて見つけたと思ったことが簡単にも覆るという事が多くあります。本当に小さな差の積み重ねが結果に出てくるのが...

  • もう四月か!エイプリールフールなのになにもおもろいことできなかった・・・・

    もうすっかり雪も解け暖かくなってきた釧路。「まだもう少し寒くあって欲しい・・・・」というのが酒造りをしている私たちの本音です。今日から4月に入り、多くの企業が新年度をむかえました。酒蔵は7月に年度が替わるため、ピンときませんが仕込みの終わりが近づくにつれ少しずつ製造部にも余裕が出てきました。今年の仕込み終わりは2週間後くらいになります。五色彩雲シリーズも残り1本仕込めば終わります。この気温の中ギリギリ...

  • 暖かくなってきたな・・・

    朝起きると雨。雪ではなく雨の時点で、大分暖かいことがわかる。仕込みにとっては日に日に辛い時期になってくるなと思いながら朝出勤。醪の温度も何もしなければ徐々に上がり冷却をすれば冷えすぎる微妙な温度帯。室温も10℃というボーダーラインを越えてくるので色々を気を遣う。室温を下げる工夫や寒いところに物を移動するなど手数が増える。手をかけなくてもいいようなものを仕込み計画に入れ込むが順当に仕込むのが難しくなる...

  • 発想という鍵

    3月も残りわずか。あっという間に新年度ですね。新しい生活が始まった方もいるかもしれません。昨日、TVで偉人の名言や行動が紹介されていました。あまりゆっくり見る時間は無かったのですが何個か気になったのでメモを取りました。なんとなく意識を変えるきっかけになりそうな言葉や考え方などを見聞きした時はメモを取るようにしています。仕事に役立ちそうな考え方や発想などもスマホに入れています。たまに見返すと「あぁ、こ...

  • 道具にも癖がある

    日に日に気温が上がり暖かくなってきました。蔵の回りも雪が解け冬タイヤを変えようかな?と思うほど仕込みを行うクラの中も徐々に室温が上がり昼間は10℃近くまで上がります。徐々に気温が上がるこの時期は醪の温度管理に苦労します。品温を下げたい時も冷却を強くかけてしまえば発酵が鈍くなるためです。そういう意味ではすごく寒いですがずっと一定の室温の真冬は管理しやすいですね。さて今日は分析をいつもしてくれているツ...

  • 私たちにしか表現できないお酒

    続々と五色彩雲ブランドの醪が仕込まれています。写真はNusamaiになる醪です。北海道の酒造好適米 『吟風(ぎんぷう)』を原料に使用している山廃酛仕込みの純米酒です。福司の純米酒より味わいに膨らみがあり料理へのペアリングの幅を持たせる酒質となっています。全国で山廃を造っている蔵は沢山ありますが北海道米で仕込みをしている蔵はまだ少ないはずです。私たちは北海道のお米とこの気候の中で山廃仕込みを行うことはこの...

  • Ashiriの仕込みもそろそろ始まります。

    Ashiri用の白麹造りを始めました。黄麹と異なる種麹のため、生育のさせ方を変えて造ります。本来白麹は焼酎で使用される麹です。黒麹の突然変異株になるのですが黒麹は本当に黒色なのに対して白麹の種は茶色です。ちなみに黄麹は・・・・緑色です(笑)どうしてこの色の名前が付いたのかな?と不思議なくらい緑麹や茶麹でもよかったのでは?紅麹というのもあって、これは赤色しています。着色料にも使われ、酒造りでも酒に赤っぽい色...

  • 最終コーナーに入る

    徐々に気温が高くなってきました。醪を発酵させている仕込み蔵も数日前までは締め切り、室温を保つようにしていましたが今は戸を開け、室温を下げるようにしました。仕込み前に麹と水を混ぜ準備する工程を水麹を作ると言いますが、その時も水温を下げる工程が増えたり仕込み前に氷を使う場面も出ています。ここからは温度の管理がしやすいように小さめの仕込みを入れたり発酵温度を高めに持っていく酒質のモノを仕込む計画です。残...

  • 変化する飲み方。居酒屋の役割

    私たちの仕事はお酒を造る事だが造っても売れなければ本末転倒。製造部だから造っていればいいという話でもないと思っています。大きな会社ならまだしも15人くらいの小さい規模の蔵ですから出来ることを出来る人がやっていく必要があると思っています。製造部のメンバーにも造るだけは無い仕事をしてもらうこともあります。五色彩雲は営業に行ったり商品の案内を担当してもらい多様な仕事をしてもらっています。私も少しずつ後輩...

  • フードロスの観点から

    出張のため、2日間ブログをお休みしておりました。仕込みの時期にも出張するのかな?と思われるかもしれませんが札幌国税局の新酒鑑評会の審査員として毎年参加させていただいております。今年も前日入りして公務を行ってきました。審査員の仕事ってなかなか経験できないと思います。かなり緊張する仕事で、気疲れする上に移動が長いので疲れはするのですが気分転換や同じ年代の同業種の方々と今年の仕込みについて情報交換を軽く...

  • オリジナル酵母仕込み

    福司のオリジナル酵母としてハマナスの花から分離した酵母で仕込んだ純米酒の仕込みが始まりました。1年に1度、小ロットで仕込むためまだまだデータが少ないこのお酒。野生から採取された酵母のため花のイメージというよりもワイルドな酒質になる印象があります。『いつもの酵母とは違う』想定で仕込みをしてどちらかというと『弱い』というイメージで扱います。酵母が弱いと言ってもどんな感じかわからない方が多いと思いますので...

  • ジンクス

    札幌国税局の新酒鑑評会の出品酒を送りました!まずまずのレベルまでは仕上げれたのであとは、まぁ、神頼みです(笑)皆さんはジンクスって信じていますか?実はチーム福司では出品の際に金賞をとるジンクスがあります。願掛けというか・・・ジンクスとして受け継いでいることというべきでしょうか。それが『送り状を書くのは入社が若い人』という物です。去年はエースが。その前はブルートかな?今年はまだ名もないが新しく入社して...

  • 本日、海底力が発売!

    本日、海底力の発売日でした。出荷準備しているなぁとは思っていたのですが仕込みの方に気を取られていて、発売日を逃しておりました。海底力と書いて「そこぢから」と読みます。釧路は炭鉱の街でした。元太平洋炭鉱、現在はコールマインの坑道が太平洋の海の底に向けて掘られています。この坑道内で熟成貯蔵したお酒が「海底力」というお酒で毎年この時期に発売します。蔵からはほぼ即完売で出荷され市内の酒屋さんなどで購入して...

  • 酒造りに入って驚いた事

    出品酒の準備が始まりました。何度も利き酒して決めていきます。出品酒は私が唎酒をして決めていきます。とはいえ、ものすごい数の中から決めるのではなく数個の中から決めるので選べる選択肢は限られます。袋で吊り、滴で集められたお酒たちは斗瓶という大きな瓶に入れられます。これは貯蔵容器として使用され1つの斗瓶に18ℓ入っています。1個の斗瓶を取り終わると2個目の斗瓶をセットしそれが溜まると3個目の斗瓶へという流れ...

  • 継続は力なり

    継続は力なりと言いますが皆さんは『継続』していることはありますか?とあるビジネス本には継続したいと思っている人が1万人いても、実際に挑戦するのはわずか1%の100人と言われ、その中でも継続できるのは1人と言われています。とありました。私たちはどこに入っているのだろう?またべつのSNSでは継続は力なりの言葉の真意として何かを継続したことでひとつの成果を出して成功体験をつかんだ人は、この言葉の意味を実感する。...

  • 気分転換は○○○!?

    昨晩、今シーズン最後のアイスホッケーの試合が終わりました。練習しないで試合だけしか出ていません。社長にはまだやっているの!?と心配されます。(ケガとかね)とはいえリーグの中でも下位の方なのでチェックなし(体の接触は基本ダメ)と表情の格闘技と言われるスポーツにしてはユルイレベルでのんびりやっています。とはいえ昨日は久々に鼻血を出すことにコチラも下部リーグなのでそこまで身構えていませんでしたがたまにい...

  • 出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うの?

    無事今シーズンの大吟醸をしぼり終えました。ここからは出品に向けての準備が始まります。出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うのか?違いは2点かな?と思います。1つは『搾る方法』もう一つは『処理の仕方』でしょう。まず搾り方ですが出品酒は袋吊りという方法でしぼります。搾るタンクから一定量の醪を抜き枕カバーくらいの大きさの布に入れ紐で縛り吊るしていきます。この搾り方は時間と手間がかかる事そして収量が少ない...

  • 今日はオリジナル酵母の酛仕込み

    ワクワクできれば多少の事なら頑張れます。どーも醸し屋です。今日は福司が持っているオリジナル酵母でハマナスの花から分離した酵母のお酒の酛仕込みがありました。年に1度の仕込みなので(2年に1度の時も!?)まだまだポテンシャルを引き出し切れていないと思っています。ゆくゆくは山廃で仕込んでみたいなと思っています。自然界から分離した酵母で仕込むので乳酸菌も酵母も地のモノというお酒ができるかな?特徴が出てくれ...

  • うるう年

    本日は4年に1度の「うるう年」です。このうるう年のおかげで大吟醸酒の仕込みで忙しい中製造計画を急遽見直すことになった今年。そんな因縁のうるう年の29日になった今日。トラブルがあったり、イベントがあったりしたと思います。うるう年についてあまり深く考えたことがありませんでした。なぜ2月が28日迄しかないのでしょうか?他の月で31日あったり30日あったりするのを30日に統一したりそういう整理は出来ないのか?と思...

  • ちょっとおもろそうな大学

    五色彩雲のブランドページのおかげなのか?はわかりませんがお酒屋さんからMashuありますか?Ashiriはありますか?とお問い合わせをいただいております。現在五色彩雲は、おかげさまで季節商品のMashuとAshiriは完売レギュラーのNusamaiのみの取り扱いとなっております。さて、先週から製造部に新しい仲間が増えました。実はnoteの求人情報に共感し応募して来てくれたそうで以前は全く異なる仕事についていましたが心機一転でお酒...

  • 今の時期はこういう仕事。

    今日は大吟醸酒の搾りを行いました。出品用の斗瓶どりを取るため袋で吊るして搾ります。今日は踊の日程だったので仕込みは無く麹のみと作業は少なめでしたが、通常業務の前に作業をはじめ午前中にはすべての斗瓶を取り終えました。袋に吊るす作業は製造部の全員で行います。時間的には短いですが、緊張感のある作業です。それぞれがいつもの持ち場を慣れた手つきで行いました。前日の決定にもかかわらず、朝早く出てくるという事で...

  • 昭和チックであってノスタルジック

    自分が製造の責任者になるずっと前入りたてのころを思い出すと今とはだいぶ違う。今ほど他の蔵の情報も入って来てなかったのだろうし醸造の道具も揃っていなかった。あるもので最善を尽くすというべきかもしれない。今考えるとなかなか厳しかったなと思う。それだけ今ある機械が優れていたり、当時の考え方がアナログというか古かったのだろう。昭和チックであってノスタルジックだった。その一つは大吟醸酒の時の洗米かなと思う今...

  • 2月下旬、大吟の搾り近づく

    昨日更新された五色彩雲のnoteは今までの記事の中で一番多くの「スキ」を頂きました。とはいえ7つですが(笑)少なくとも7名以上の方に五色彩雲のことを少し知ってもらえて詳しくなっていただけたのかな?と思います。地道ですが大事かな。五色彩雲のストーリーなどは私たちがPR活動として営業回りさせていただいた酒屋さんやこのブログ内、あるいはイベントでお話しすることのできた方々のごく少数。この商品やブランドがどうして...

  • ちょっと強気のタイトルにしてごめんなさい!

    本当は今日五色彩雲のnoteの更新をお昼時間にしようと思ってすっかり忘れていました。お昼時間にしようと思ったのは、お昼休みに見てもらえるかな?と思ったからなのです。あと以前プレスリリースを打つ時にも時間としてお勧めと聞いたことがあり目標にしておりましたが、すっかり忘れてた!ということで、ではいつ更新しようかな?と思い検索しました。noteの記事を更新するおすすめ時間!そうしたら私の予想とは異なり平日でスト...

  • そろそろあの季節が到来!?緊張する2月末

    金曜日、お休みだったのでブログが長らく空いてしまいました。仕込みは休まず行われています。この時期は醪日数が長いものの仕込みが多く仕込み用のタンクが間に合わなくなります。うちの仕込みタンクの数量でいえは17~21日ですべてのタンクが埋まってしまいます。醪日数が25~30日の大吟醸や吟醸酒系の仕込みを大きな仕込みで行うと、その分タンクの空きが遅れてしまいます。そういったときは大きなタンクで仕込みも行います。1...

  • 時代はストロングよりソフトなのかもしれない!?

    【お酒の話】コンビニに行くと様々なお酒が売られています。驚くほど新商品の開発がされており、刺激というか勉強になるほどです。醸し屋も気になる商品があるとかって飲んでみます。味としての表現の仕方やバランス。売れている商品はなぜ売れるのか実際に体験してみて考えます。もちろん原材料表記の確認やデザインもチェックポイントです最近アサヒビールやサッポロビールが、今後アルコール度数8%以上いわゆる「ストロング系」...

  • 完熟バナナ

    本日バレンタインデー。醸し屋にもチョコが当たりました!製造部に働きに来てくれている女性からチョコの差し入れ!沢山ある種類の中から醸し屋が選んだのはエルダーフラワーの入ったチョコ!珍しいしばらくの間コーヒータイムに疲れをいやしてくれることでしょう。さて、今日は五色彩雲の話題を。昨シーズン発表した五色彩雲。そのうちのNusamaiはレギュラーのお酒として一年中購入できるようにするのが目標です。当初どのくらい...

  • 五色彩雲 公式ブランドページついに公開!

    今日は2月9日は何の日?そう!肉の日です!というのが一般的な答えですが私たちにとっては年に1度の『福の日』フ(2)ク(9)の日!!という事で、このブログでも告知していました通り本日、福司酒造のセカンドブランド「五色彩雲(ごしきのくも)」の公式ブランドページか公開となりました!ブランドページURL:https://goshiki-no-kumo.com/ネット社会の現代において、酒屋さんから説明していただいた方以外にはこの五色彩雲って...

  • 地理的要因!?

    今仕込んでいる醪の中に同じように仕込んでもなんだか違うなっていう物があります。これだ!という原因が見当たらなく強いて言えば原料の入荷した日にちが違う米を使っているというくらい。もちろん原料米の種類は同じ種類で同じ精米歩合。なんなら産地も一緒!!!!ただしいて言えば・・・・原料米の分析値が異なるのです。一緒の産地、一緒の品種なのに、分析値が違う微々たる差と言えばそうなのかもしれないのですが原料の良し...

  • 五色彩雲のブランドページ公開は2月9日を予定。

    五色彩雲のブランドページも最終段階となりました。現在チェックしてこれがOKなら2月9日に公開開始しようと思います。「ブランドのページを作成したい」目的としてはブランドの世界観や私たちが考える五色彩雲のビジョンを皆さんと共有するためのページです。ブランドアイデンティティという物になります。ブランドアイデンティティとは皆さんに企業側が持ってもらいたいイメージで似たような言葉にブランドイメージというのがあ...

  • ながら時間にちょうどいい!?

    交代で休み期間なので1人少ない状態で本日も始まりました。こういう日は醸し屋は事務作業を後日に回して作業優先になります。他のメンバーも休みのメンバーの部署の補助に加わります。こういう時期に限って事務系の仕事が生まれるもの。うるう年のための製造計画見直しはまだ終わってません。先日、うるう年ですが・・・と製造部メンバーにも言われました(笑)いや、そうなんですがちょっと待ってね!まぁ月末までにやればいいか!...

  • 福司粕みそラーメンは体が温まる!

    大吟醸の仕込みを終えて、製造部も順番に休みをとってもらっています私も先日休みを頂き、髪を切りに行ったりイベントに顔を出したりしてきました。その中で行きたかったところの1つがラーメン屋さんの「麺や 北町」さん。何度かこのブログでも紹介していますが釧路にあるラーメン店で蔵からはちょっと遠いのでたまにしかいけませんが塩ワンタンの平打ち麺をいつもオーダーします(券売機)実は今の時期、福司の酒粕を使ったラー...

  • 福司という受け継がれたブランドを残し続けるために

    大吟醸酒の仕込みを終え醪とにらめっこの日々が始まりました。「きっとこうだろう」と今までの経験から得た仮説をもとに実証していきます。これがその時たまたまだったのか仮説というか考えていることがハマっているのか?何度かやって再現性を確かめながら1年、また1年の日々です。1年に1~2回のチャンス。人生で得られる経験は残り多くても30回ほどです。1人の人生で極めることなど難しいでしょう。数百年と酒造りが行わ...

  • 地域特化型の仕事情報誌から始まる今日のお話

    「くしろしごと」という地元の学生に向けた釧路地域特化型の地元求人用の情報誌があります。年に1度、釧路市内の高校生や大学生も対象かな?に配られる情報誌です。福司もこの情報誌に掲載をさせていただいています。学生の多くは未成年で、お酒造りを仕事にしようと思う人は少ないと思うので応募への期待というよりも、地元の企業として若い世代にもお酒を造る企業があることを知ってもらうために掲載しています。今回、その募集...

  • 1日得した日!?

    今日の出麹で大吟醸酒の麹は終了。写真は蔵の窓から見た朝焼けの様子。夕焼けかと思うくらい鮮やかな色合いに思わず写真を撮りました。泊り明けの早朝しか見れない景色。明日の留仕込みで今シーズンの大吟醸は終了となり残すところは醪管理から搾りまでとなります。各担当者が出来る限り手を尽くしつないでくれたバトンを今年も仕上げていきます。原料処理が洗米、吸水を行い蒸しあげ麹と酛を造り、それぞれの仕上げたもので仕込み...

  • 「例えるならば満員電車!」

    大吟醸酒の麹も残るとこり1回の泊りとなりました。泣いても笑っても今年の挑戦はこれで終わりあとは醪と搾り、そして出品の作業しかありません。昨日泊りで造った麹は今シーズンの中では一番の出来。甘さも柔らかく、味も多すぎない。1本目で得た情報を2本目に活かし修正をかけながら仕込みを行います。更に良い出来になってくれればいいな。洗米も今日から明後日の午前中までがピークとなります。1つずつ丁寧に洗米を行うこと...

  • 結局書きたかったことは書けてない(笑)

    私事ですが、今月第2子が生まれ、先週末母子ともに元気に退院してまいりました。そんなこんなでワタワタしてブログの更新ができない事もありそうです。丁度大吟醸の仕込みシーズンという事もあり優先順位的にブログが後回しになることをご了承ください。さて、大吟醸の麹造りのための泊まり込みもラストスパート。私もそうですが、麹担当クリストファーも実は新米パパの年となり、パパ勢で大吟醸の麹造りをしています(笑)1月中に...

  • 些細なことだが大きな差

    大吟醸等の吟醸系の仕込み期間に入りました。吟醸系は純米酒や本醸造と異なり低温で長期醪になります。特に前半の温度の取り方が重要です。酒造りので温度管理というとどの程度かというと1.0℃刻みではなく、0.1℃単位の温度管理が必要です。日常生活でそこまで温度を気にすることは無いかと思います。例えばお風呂のお湯の温度。同じ温度のお湯を湯船に入れても外気温や浴槽の温度によって湯船に入るときのお湯の温度は変化します。...

  • 仕込み方の話

    大吟醸酒、および吟醸酒系の仕込みが続いています。仕込みと仕込みの合間を縫って休めるときに休みをとってもらっています。福司の酒造りは変動的な『半仕舞(はんじまい)』です。さて半仕舞について話すにはまず『日仕舞(ひじまい)』について話した方がわかりやすいでしょう。日仕舞は連日醪がたつ仕込み方で1日に1本の醪が出来上がっていきます。半仕舞は1日おきに(2日に1本)醪が仕上がる仕込み方です。1本の醪を作るのに4...

  • 大雪が明けて

    昨日かなりの雪が降った釧路。釧路にしては珍しく、重たい雪だったので雪かきで皆さんお疲れと思います。今朝、息子を保育園に送っていくのに昨日の雪できっと道路が混むであろうと思い早く出ました最近は訳ありで2歳の息子と2人の生活をしている醸し屋。小さな怪獣と2人だけの生活はとても楽しいです。ただこの怪獣を保育園に送るのに朝早く車を出すと凍ってしまいサイドミラーは開かないわウインドーも外じゃなく内側から凍って...

  • しぼりたて生酒発売されました。

    昨日、ブログを更新しようと思っていたのですが、私用で帰らねばいけず更新でいずに終わってしまいました。途中までは書いていたので昨日の続きを書き足して更新します。先週、しぼりたて生酒が発売となりました。SNSでは「飲みました!」という内容の投稿が出て製造部一同感想などをチェックさせてもらっています。例年ですと一週間ほど早いためまだ大吟醸の仕込みが行われてていなく市場調査も兼ねたキャラバンが可能ですが今年...

  • しぼりたて生酒は『地域限定ヌーボー』!?本日発売

    皆さまこんにちは。今日は人生の中でトップ5には入る濃厚な一日となりました。もう色々なことがありすぎて早く寝たい(笑)その内容は後程ブログに書く時間があれば~ということで、先にこちらから。さて本日、ことしのしぼりたて生酒の発売日となりました。毎年一月の上旬に福司としては珍し生のお酒の発売日です。今年は暦の都合上、例年よりも一週間遅れての発売となり発売時期が大吟醸の泊りの時期と被ることとなりました。(と...

  • 大吟醸の麹造りが始まりました。

    大吟醸酒の麹造りが始まり本日より泊まり込みの作業になりますここから月末にかけ集中力を高めていきます。去年と同じ原料で産地も一緒ですが手触りなどは大分違いますね。数年前の米にも近しい質でここ2年間くらいの米質とは異なると思いながら麹造りをしていきたいと思います。先日、製造部のメンバーから「お酒に麹香が出るのはどんな経過の時か?」と質問されました麹の造り方や醪経過などいろいろな要因があるかと思います。...

  • 我が家の『これ買っていて便利だった!』ってものを発表!?

    年明けてからなんか色々なことが起こっています。出産のため妻が入院し子どもと2人の生活を初めてしている新米パパです(笑)今まで妻がいてくれたので助かっていたのですが今は息子と2人の生活。大変ですが楽しい毎日です。製造部のみんなにも社長に会社の人にも助けられながら今シーズン乗り切りたいと思います。そんな新米パパな毎日を送っている醸し屋。『これ買っていて便利だった!』ってのがありますそれが・・・・ロボット掃...

  • たとえ話とその出所

    先週、祖母の一周忌で親族が集まりました。醸し屋も珍しく休みと重なったため久々に親族の集まりに参加。もちろん日本酒を飲む機会も多く話は日本酒の製造の話に山廃ってなんだ?生酛と速醸とかとの違いは?などわかっているような~わかっていないような~そんな人たちの会話で難しい言葉を使わず間違えているところだけを修正かけるように話をします。どうしても混乱するのが乳酸や乳酸菌の話の部分。山卸廃止法の事や山卸のこと...

  • シーズン初の大吟醸

    昨日は諸事情によりブログを途中で更新させていただきました。今月いっぱいくらい、大吟醸酒の麹の時など以外は定時上がりで帰らねばいけず、ブログの更新時間を上手に取れないこともあるかもしれません。さて、今シーズ初の大吟醸の仕込み「溶けない」という頭がある中で、大吟醸酒と吟醸酒の差を考えどの程度まで攻めるのか?というのが大きな課題でした。ただ、海底力というお酒の特徴から熟成という一つのテーマのあるお酒のた...

  • 途中ですが・・・・ごめんなさい

    新年になり、製造部の仕事も徐々にペースアップしてきました。仕込み初めの始まりと、正月明けの始まりで大きな違いはすでに醪があり、並行して搾りが出てくるという所。シーズン初めは徐々に加速するイメージだが正月明けの始まりはセカンドから始まるような印象。更に年前と年明けでは作業の時間帯が異なるためやや働き方や時間配分が異なり、そこになれるのも重要です。というのもお正月前は早朝出勤で出勤時間が2時間ほど早い...

  • 謹賀新年

    新年になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。正月から大きな災害に見舞われた日本。我が家もいろいろな出来事に見舞われました。一方、蔵は大きな事件などもなく平和に仕込みを開始いたしました。(凍結事件などは無く)年明け1本目の仕込みも始まり大吟醸酒の麹造りもスタート。今年の米と向かい合うシーズンが始まります。今日から全員出勤の耐性となり賑やかな製造部人がそろっていると作業も少し楽です。今シーズン...

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