〜画家すずきゆきおの世界〜 夢と希望に癒しの芸術を 生み出す画家の日々の、つぶやき
画家。夢と希望の癒しの芸術と呼称されています。 主にデパートでの個展を発表の場にしています。
2020年1月
作家の山本周五郎の言葉に、「味噌は味噌くさいのがいちばん良い!味噌くさくない味噌というのを信頼できるか。」という言葉があるそうです。そして第三者から見たら、どんな生業をしている人種に見られたいか!という問いに、山本周五郎は「私は小説家に見られたい」と答えたそうです。生業を長い間に従事していると、その仕事からくる生き方、考え方が自ずと醸されることを言っているのだと思う。小説家に見られたい!というのは、強い誇りがなければ、なかなか言えない。人は普段どんな考えをしているかどんな仕事をしているかは、具体的に喋って説明しなくても雰囲気から分かってしまうものです。仕事の種類によって仕事人のカラーは出てしまうし、何々らしいは一人前の社会人として当然なことです。山本周五郎の言葉を記憶の底から思い出したのは、昨年、12月、普段使...味噌は味噌くさいのがいちばん良い。
年末に軽い怪我をした影響も少なく、相も変わらずの正月でした。娘たち家族とゆっくり過ごした他は、2日から制作をスタート。正月は朝からお酒が入っている。画家という零細企業は休みがあるようで休みは無い。正月といえども描いている。いつもと違うのはアルコールが伴走しているくらいです。たとえば10年前と比べたら1日の制作時間は少なくなった。疲れるのが早くなっているので、こんな時に年齢(今年3月に74歳)の壁を感じる。同年齢あるいは、その前後の人からの年賀状に、体調不良を、あるいはどこかが病んでいるわけではないが、以前と比べて歳を感じているとのコメントが多かった。それらのコメントを読むと、なおさら、私は自身の終末を見つめてしまう。画業を集大成することを可能にするには、何が必要なのか、これからの歳月を大事にしていかなければと思...歳相応になっているのか?
2020年1月
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