某日、某氏から収穫した里芋が送られてきた。小生一人宛ではなく、お仲間で分けてくれという趣旨である。ありがたくいただくことにしたものの、結局は小生が大部分を引き取ることになった。某氏には感謝である。その某氏曰く「今年は天候のおかげで成長があまりよくなかった」と。確かに小粒ではあるが、それで味が落ちるわけではない。家に帰ってから数個の皮をむき、翌日から里芋三昧生活に突入することになった。ところで、里芋は皮をむくのが面倒である。一度チンしたものを、水の中でツルンと中身を押し出せば、さほど面倒もなく皮をむくことはできる。ただし、これにはひとつ難点があり、皮をむいた段階で熱の通ったものになってしまうことだ。煮っころがしのようにゆっくり火を通したい料理を作るときには、あまり向いていない。そんなわけで風呂上りに、いくつかを包...里芋をいただく
ある作業がまったく進捗しない。頭を抱えている。別の作業が入ってきてそちらに追われてしまったということもあるのだけれど、あまりに作業が進まないと、こちらの心の問題かと疑念が生じてしまう。それとは別のある人にアポを取ろうとしている件も、先方からいまだ連絡なし。どうしたものかいな。某日ある飲み会があり出席すると、帰り道に某氏と一緒になる。そこで近々囲碁を打ちましょうと話が進み、スケジュールまで決めてしまった。詰碁を解いてレベルアップしなければ、そのかたに失礼というものだろう。そんな折、久しぶりに歯医者へ出かける。2年ほど前だろうか。左上の詰め物が取れたりなど歯の不具合があちこちに出てきたので、1年弱ほどある歯科医院に通うことにした。ようやく一通りの施術が終わり、ヤレヤレと解放されることになったものの、2、3カ月もした...歯医者へ
某日、ほろ酔いながらも歩いて帰宅することにする。たびたび記しているが、ここ数年夜は、酒は毎日飲むけれど、あまり食べないようにしている。口寂しくなったらタバコを吸ってごまかすか、空腹を耐え難いと思えばとなりのコンビニでするめを買ってきてひたすら噛みつづける。そうするうちに空腹も収まり、翌朝「腹が減ったなあ」と非常に健康的な状態で目が覚めることになる。その喫煙飲酒健康法のおかげで体調はすこぶるよろしい、と思う。ところが年に数回、困ったことに帰宅途中、無性にラーメンが食べたくなるときがある。深夜にラーメンなど食せば、翌朝、腹が重くて気持ち悪いだけとなることはわかりきっている。最悪の場合、酔いと相俟って店を出てからゲロゲロしかねない。しかし、小生は心の弱い人間であり、克己心などという言葉からは縁遠い存在だ。ラーメン食い...高菜ラーメン
ある日、蕎麦粥なるものを作ってみたくなった。小生、おのれのことを信州人などとしばしば自慢げに記すことが多いのだけれども、よくよく考えてみたら、蕎麦の実を目にしたことも手にしたこともないような気がしてきた。もしかしてそうした経験があったのかもしれないが、いま現在ではまったく思い出せない。そもそも、生家の近くに蕎麦を栽培している農家もなかったし、小生の家でももちろん蕎麦を作っていたわけでもないのだから、おそらく、蕎麦の実を手にしたことはないだろう。「これが蕎麦の実だよ」と教えられたことはたとえあったにしても、覚えの悪いガキだったから失念していてもしょうがない。したがって、蕎麦っ食いなんてどんなに自慢げに語ったとしても、しょせん、粉となった蕎麦を食べていただけである。そうではなく、そもそもの、粉となる以前の蕎麦の実の...そばがゆ
某日新橋某所へと出かける。木枯しというほどではないにせよ、冷たい風が強く吹きつける。その日の朝は、ジョギングで会社に向かおうかと思ったけれど、寒さに尻込みしてしまい、結局歩いて向かうことになった。根性ないなあと反省するしかない。「明日こそはジョギングで出勤することにしよう」と歩きながら決意を固めるものの、さて、どうなることやら。そもそも、暑ければ暑いで走る気にならないし、寒くなれば首を縮めてしまう。人間なんてそんなものであると達観してしまうのも、ひとつの手である。克己なるものを自明視する、くだらない自己啓発にトライするだけ無駄なのだ。しかしジョギングをしていないと、その習慣を失いそうで怖いところもある。新橋に往復する電車のなかで久しぶりに本を読む。このところ、バッグに放り込んでいる本をまったく手にしていない。こ...日本人首狩族説
あるかたに某インタビューの申し込みをしている。その件OKとの返事は一応いただいているのだけれども、そのかたは現在、大変多忙な状況に陥っているようだ。そもそも、地球上のどこにいるのかすらもわからない。とはいえ、こちらにしても予定が立たないことには動きようもないから困ってしまう。そのかたが本業に忙殺されているところ迷惑千万だろうなあとは思いつつも、「インタビューの件、日時場所はいかがいたしましょうか」なるメールを入れておくことにした。そのうち返事があることを願っておこう。定例で請け負っている月刊「救援」紙12月号の日程について、QC某氏から電話がある。ちょうど、その印刷をお願いしているY印刷Y氏が来社されて、雑談をしているところであった。そこでY氏に「いつまでに入稿すれば、先方の希望する納品日に間に合わせられる?」...宙ぶらりん
『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』を観にいく(ネタバレおそらくなし)
11月に突入した。今年も残るところわずか。しかもそのうえ、年越しの目処がなんとかついているところがうれしい。例年になく、心の荒み度の低い年末年始となりそうだ。問題はその好機をいかに活かすかであり、いい結果を引き寄せるべく某作業を進めているものの、それがなかなか捗らないので苦しんでいる。しかしここは、泥臭く奮闘努力するしかない。そんなおり、『劇場版鬼滅の刃無限列車編』を観てきた。実は小生、いささかアニオタの傾向がある。何歳くらいだったかなんて覚えていないが、ある日「アニメなんて、こんなガキっぽいもん観てられるかよ」と悟りを開いてしまった。それでもマンガは好きだった。当時、マンガ原作のアニメが多数派で、マンガ表現に比べればアニメ表現があまりに大げさなことにうんざりし、飽きちゃったのではなかったかと想像する。そのため...『劇場版鬼滅の刃無限列車編』を観にいく(ネタバレおそらくなし)
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