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風塵社的業務日誌 https://blog.goo.ne.jp/wind-dust/

出版現場の最前線から、企画、編集、営業と業務に関わることをなんでもレポートします。

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2006/05/16

  • ある入力原稿(不定期連載0011)

    長らく中断していた下の原稿、ようやく刊行準備に入ることにした。これからまじめに仕事をしなければならない。(腹巻)肺を刺されて入院したときに、広田さんと一緒に見舞いに来てくれた女性洋子が、その後広田さんの家にも遊びに来るようになった。もしかすると前から来ていたが、俺が知らなかっただけかもしれない。広田さんの前の彼女で、二二歳という。家に出入りしていたので、俺も周りの人もみんな、まだ広田さんの彼女だと思っていた。それでも、一緒にお茶を飲みになど行っていた。彼女と知り合って一ヵ月くらいして、広田さんとは二年前にすでに別れていると聞かされた。それなら、なぜいまも広田さんの家に出入りしているのかと俺が聞くと、実家(親)と広田さんは金銭関係でつながっており、広田さんも実家によく来るとのことで、別れてからも妹のように可...ある入力原稿(不定期連載0011)

  • ジャガイモを植える(04)

    結局、ライトを買ってきて室内で育てるのはしばし延期とする。そして思いついた。日中は会社前の歩道に植木鉢を出しておき、日に当てておけばいいじゃないか、と。歩行者の邪魔にならないところにひっそりと置いておけば、苦情も出ないことだろう。そこで、会社に来たら松の盆栽ともども路上に出しておく日が2、3日続いた。ところが目の届かないところにジャガイモを置いていると、スクスク育っているのだろうか、日当たりはどうなのだろうかと気になってしょうがないものである。日が暮れたら、鉢ごと100均で買ってきた防虫ネットに包んでおけば、コバエの発生も抑えられることだろうと期待しておく。しかしある日、出社してみたら、やたらとコバエが多い。大量発生していて、室内をワンサカ飛んでいやがる。これまで置いておいた「コバエがホイホイ」も「アース...ジャガイモを植える(04)

  • ジャガイモを植える(03)

    さらに後日、Eババ、ただのぬかと茶がらまでご持参なされた。どちらも肥料として効果が高いものとされている。話は変わるが、茶がらを味噌と一緒に炒めれば酒のつまみやらご飯のおかずになる。これはOさんから教わった。それを一度、妻の前で実演してみたら妻がヘンに気に入ってしまい、緑茶をいれてはその茶がらを冷蔵庫に溜め込み始めたから辟易したものだ。単純な話、珍味系の料理は飽きるのも早い。飽きちゃうと箸が伸びないということになる。話をもどし、ライトに当てていた種イモから出てくるのが、芽であるのか根であるのか、それはどうでもよろしい。とにかくそれがある程度伸びてきたら、いよいよ鉢に植えようと考えていた。そして、ようやくそれが2センチほどになっただろうか、植えてみることにした。その芽か根を下にし、5センチほどの深さに植えると...ジャガイモを植える(03)

  • ジャガイモを植える(02)

    それからは、昼飯時に出た野菜くずや卵の殻をコーヒー豆かす入りぬか漬けパックに放り込み、さらなる土作りにいそしむことになった。YouTubeをまた見ていたら、バナナの皮が肥料にはいいと紹介しているサイトがあった。べつにバナナが好物というわけでもないのだけれども、土作りのためとバナナを買ってきては、皮を細かく刻んでパックに放り込んだこともあった。そこで気になる。そもそもがぬか漬けを食べれば塩味を感じる。ということは、ぬかに塩が含まれているわけである。となると、そこで植物を育てても、塩害で育たないのではなかろうか。恐る恐るぬか漬けコーヒー豆を半つまみほど取り出し、ペロンとなめてみた。苦味はあるが、塩味は感じなかった(ような気がする)。これならばいけるのではなかろうかと思いつつも、除塩の仕方をネットで検索してみた...ジャガイモを植える(02)

  • ジャガイモを植える(01)

    徒然なるままに酔ったオツムで日々駄文を綴っていると、過去になにを記していたのかなんてほとんど忘れていることに気がついた。その昔F社に勤めていたとき、夕方になると中二病的自己承認欲求の固まりのようなオッサン連中ばかりがただ酒を飲みに来ていて、そいつらにはうんざりするしかなかった旨のことは述べた記憶があるものの、ほかになにを記してきたのかは深い霧の向こうのような感じがする。したがって、以下の記述に過去のものとダブった部分があってもご愛嬌ということでお願いしたい。そこで、何月前のことかは忘れてしまったけれど、日曜日に妻とたまたま散歩にいった練馬のJAの直売所で盆栽の松を見つけ、650円で買い求めたことは記したように思う。翌日、その盆栽を会社に持っていき、PCのわきに置いてから簡易ライトでずっと照らし続けておいた...ジャガイモを植える(01)

  • 友人と酒を飲む

    某日、ワルの弁護士軍団らと行きつけのおでん屋さんで酒を飲む。コロナのおかげでいっときこの飲み会も開けなかったけれど、復活できて実にうれしい。そしてほろ酔いとなってきたところで、電波系の依頼者には困ったという話題になった。「弁護士懲戒を請求してくるくせに、すぐにまた事件の依頼をしてくるんだよねえ」「そういう人、いる、いる」「この前、某県の地検から電話があって、ある服役囚の出所日の情報を彼の敵対組織にあなたが流したんですか?ってたずねられたんですよ。一審しか関わってなくて出所日すら知らないんだから、そんなことできるわけないじゃないですか。しかも、彼はなかで騒動を起こして刑を重ねていたそうで、私が関わった事件以上に服役しているんですよ。なのに地検は、どうして私に電話してくるんですかね。アタマにきて『そんなことす...友人と酒を飲む

  • 五公五民

    本日で6月も半ばを迎える(某氏の生誕記念日だそうだ)。実は半年以上、経理、法務系のダラダラした作業が弊社の業務の中心となっていた。それがとにもかくにも終了し、ある程度の成果を上げることはできたものの、想定外の出費が生じてしまい、期待していたほどではなかったのは残念である。しかしそれよりもなによりも、まったくやる気のわかない作業だったので、小生がウツ状態でPCに向かっては終日ため息をついているだけという日々が続いたこともあり、時間ばかりかかってしまった。それが一番の残念な点であると総括しておこう。それでも、過去10年間、澱のようにたまっていた経理的・法務的諸問題はとりあえずクリアすることができた。なにせ、みなし解散法人なる状態に陥っていたわけであり、法人格を消滅させなかっただけでも大きな成果である。そのうえ...五公五民

  • 下賎のきわみ的共同体性的酔っ払い様式

    気がついてみれば、6月に突入していた。速すぎる。3月からトライしている経理関係の作業がなかなか終わってくれない。それが小生をウツに追い込んでしまい、ルーティン業務すらやる気がわかなくさせていく。税務署さんには数年分の申告を終えていて、ヤレヤレと安堵していたある日、国税さんから電話がかかってきた。「◎◎年分の申告書が出ていないようなので、その期の確定申告をすませてください」げな。その電話を受け小生はエーッと仰天しつつ、どうしてそんなことになったのかと想いをめぐらせてみたら、その期の分は税務署さんが「もう時効なので申告しなくてもいいですよ」とおっしゃったものに当たることを思い出した。その旨を国税さんに述べると「申告書『別表七』の欠損金又は災害損失金の損金算入等に関する明細書に記載されている控除金に該当するのが、その...下賎のきわみ的共同体性的酔っ払い様式

  • 小銭入れをなくす

    某日午後、IさんとHさんがご来社。あるパンフを英訳することになり、どうしてなのかは知らないが、弊社内でその作業をすることになったのだ。小生にしてみれば、仕事に集中できないので迷惑な話ではあるものの、そのパンフの翻訳作業には弊社内が適している事情はおぼろげながら理解はできる。といっても危ないパンフではなく、日本でも公開されたある映画をオックスフォード大学で上映したいという英国人が現れ、日本語版のパンフを英訳してその参考にしてもらおうという主旨である。そのうえ、その日本語版では説明不足な点もあるので、そこは補っておきたいという欲張った作業だ。IさんもHさんも、英語に関しては専門性が高いかたがたである。しかし、翻訳というのはなかなか難しい作業のようだ。特に業界用語というか、ある集団が特定の条件内で使ってきた用語の場合...小銭入れをなくす

  • 追悼、T先生

    学生時代の恩師であるT先生の訃報の連絡が、某日夜、小生のケータイのショートメールに飛び込んできた。享年92歳だそうである。大往生だ。長命でなによりではあるけれど、まずは合掌。先生に初めて出会ったのは、小生が二十歳ソコソコのときだったと思う。ずいぶんとお歳を召されていたように感じたものではあったけれど、振り返ってみれば、現在の小生の年齢とさほど変わっていないようにも思う。しかしそのため、先生のことを陰では「クソジジイ」と敬愛の念をこめてお呼びさせていただくことになった。または、ボウボウと伸ばされた白髪がただものではない風格を現していたので、「ライオン丸」などと呼ぶこともあった。先生は某アホ大学の文学部インド哲学科(コース名の正式な名称などとっくに忘れた)の教授をされていた。小生も文学部には制度上所属していたものの...追悼、T先生

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